ワイヤレスイヤホン

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンまとめ(2021年)

2021年10月11日

在宅ワークで役に立つマルチポイント対応のワイヤレスイヤホン。

通常のワイヤレスイヤホンだと1台のデバイスとしかペアリング接続できないが、マルチポイント対応モデルであれば、スマホやPCなど複数デバイスと同時にペアリング接続できる。

都度オーディオ再生しているデバイスにオーディオ出力元が切り替わるので、スマホの着信を受けつつ、PCでビデオ通話ないしNetflix... みたいに使い分けるのに丁度いい。

昨今の在宅ワークニーズを踏まえてか、マルチポイントに対応するワイヤレスイヤホンも増加傾向にある。この記事では、こうしたマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンをまとめていきたい。

マルチポイントの基本3つ

1. マルチポイントとは、複数デバイスと同時にペアリング接続できる機能のこと

一般的なワイヤレスイヤホンは、1台につき1デバイスとしかペアリング接続できない。

他方、マルチポイントに対応したワイヤレスイヤホンであれば、スマホやPCなど複数デバイスと同時にペアリング接続できる

都度オーディオ再生しているデバイスにペアリングが切り替わるため、オーディオ再生がシームレスに継続できるメリットがある。

たとえば、スマホとPCの双方とペアリング接続しておけば、スマホに着信が来たらスマホにオーディオ出力元が切り替わり、PC側でビデオ通話を始めれば今度はPC側に勝手にオーディオ出力先が切り替わる。

通常だとBluetooth設定画面からイヤホン名をタッチして都度オーディオ出力先を切り替えないといけないが、マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンならそうした手間暇がかからないのでラクラクだ。

 

2. 「マルチポイント」と「マルチペアリング」は別の概念

マルチペアリングとは、スマホやPCなど複数デバイスのペアリング情報が保持できる機能のこと。

今日のワイヤレスイヤホンはほぼ10割方がマルチペアリング対応。おおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング情報が保持できる。

ただ、あくまで複数デバイスのペアリング情報が保持できるだけであり、マルチポイントとは全くの別物

もとよりマルチポイントに対応していないワイヤレスイヤホンの場合、同時に接続できるデバイスは1台までだ。

ポイント

  • マルチペアリング → 複数デバイスのペアリング情報が保持できる機能
  • マルチポイント → 複数デバイスと同時にペアリング接続できる機能

 

3. AirPodsシリーズはAppleデバイス専用のマルチポイント機能を提供

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンとして有名なのがAirPodsシリーズ。

同一のApple IDでサインインしているAppleデバイス間に限り、マルチポイント状態が構築できる。

通常のマルチポイントとは勝手が異なるが、もとより手元デバイスをiPhone、iPad、MacなどAppleデバイスで固めている人であれば、マルチポイントのためにAirPodsの購入を検討してもいいかもしれない。

 

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンまとめ(2021年版)

限定的マルチポイント対応モデル

Apple「AirPods」シリーズ

Appleは、iPhone、iPad、MacなどAppleデバイスに限ったマルチポイント機能をAirPodsシリーズ向けに提供。

同一のApple IDでサインインしたAppleデバイス間で擬似的なマルチポイント状態を構築し、自動 or 手動でオーディオ出力元が切り替えられる。

マルチポイント対応製品リスト(4機種)

AirPods Pro
直販価格:29,036円 Amazonでチェック
2019年10月発売。ノイズキャンセリング(ANC)対応の上位版。ノイズカット通話マイクも搭載。

AirPods(第2世代)※ワイヤレス充電に非対応
直販価格:18,576円 Amazonでチェック
2019年3月発売。ワイヤレス充電(Qi充電)に対応しない安価版モデル。

AirPods(第2世代)※ワイヤレス充電に対応
直販価格:25,070円 Amazonでチェック
2019年3月発売。ワイヤレス充電(Qi充電)に対応。

AirPods(初代)
市場価格:---
2016年12月発売。すでに生産終了しているが、マルチポイント狙いで中古を購入する手も。

 

Apple「Beats」シリーズ

Apple傘下の人気オーディオブランド「Beats by Dr. Dre」。

ここ数年のBeats製品はAirPodsシリーズ同様にApple自社開発チップを搭載しており、Appleデバイス間に限りマルチポイント状態が構築できる

なお、2021年8月に発売開始となった最新モデル「Beats Studio Buds」はApple自社開発チップを搭載しておらず、マルチポイントも使えないので注意。

マルチポイント対応製品リスト(4機種)

Powerbeats Pro
直販価格:20,670円 Amazonでチェック
2019年7月発売。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップ搭載。

Beats Flex
直販価格:5,940円 Amazonでチェック
2020年10月発売。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。初代AirPodsで使われる「Apple W1」チップを搭載しコストカットした。

Powerbeats
直販価格:14,800円 Amazonでチェック
2020年3月発売。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップ搭載。

Beats X
市場価格:---
2017年2月発売(生産終了)。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。初代AirPodsと同じ「Apple W1」チップ搭載モデル。

 

サムスン「Galaxy Buds Pro」

サムスンも自社製品オンリーのマルチポイントを提供。現在、Galaxy Buds Proのみ利用可能。

One UI 3.1以上を搭載したGalaxyデバイス間に限り、マルチポイントが構築できる

ただ、日本国内だとGalaxyタブレット、PCが展開されておらず、なかなか同マルチポイントの恩恵に預かれる人は少なそうだ。

マルチポイント対応製品リスト(1機種)

Galaxy Buds Pro

Galaxy Buds Pro
市場価格:2万円前後 Amazonで確認
2021年4月発売。ノイズキャンセリング(ANC)に対応した最上位モデル。ノイズカット通話マイクも搭載。

 

通常のマルチポイント対応モデル

Jabra

Elite Active 75t

デンマークの老舗オーディオメーカー「Jabra」。

主要ラインナップでマルチポイントに標準対応。OS、メーカー関係なく2台のデバイスと同時接続できる。

マルチポイント対応製品リスト(8機種)

Elite 7 Active

Elite 7 Active
市場価格:???円前後 公式サイトで確認
2021年11月発売予定の最新モデル(スポーツモデル)。IP57の防水防塵あり。

Elite 7 Pro
市場価格:???円前後 公式サイトで確認
2021年10月発売予定の最新モデル。ノイズキャンセリング(ANC)&ノイズカット通話マイク搭載。

Elite 85t

Elite 85t
市場価格:2万前後 Amazonで確認
2020年11月発売。ノイズキャンセリング(ANC)&ノイズカット通話マイク搭載。

Elite Active 75t

Elite Active 75t
市場価格:1.6万前後 Amazonで確認
2020年3月発売。IP57準拠のスポーツモデル。ノイズキャンセリング(ANC)搭載。

Elite 75t

Elite 75t
市場価格:1.3万円前後 Amazonで確認
2019年11月発売。ノイズキャンセリング(ANC)&ノイズカット通話マイク搭載。

Elite Active 65t

Elite Active 65t
市場価格:1万前後 Amazonで確認
2018年6月発売。IP56の防水防塵対応。

Elite 65t

Elite 65t
市場価格:8,000円前後 Amazonで確認
2018年5月発売。同社のマルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホン初代モデル。

 

パナソニック

パナソニックの高級オーディオシリーズ「Technics」。2021年10月発売の最新モデル2機種がマルチポイントに対応した。

最大2台のBluetoothデバイスをマルチポイントで接続できる。OS、メーカー関係なく使えるので、たとえばiPhoneとWindows PCみたいな組み合わせでも問題ない。

マルチポイント対応製品リスト(2機種)

Technics EAH-AZ60
市場価格:3万円前後 Amazonで確認
2021年10月発売。LDAC(ハイレゾ再生)&ノイズキャンセリング(ANC)対応の上位版モデル。ノイズカット通話マイクも搭載。

Technics EAH-AZ40

Technics EAH-AZ40
市場価格:1.6万前後 Amazonで確認
2021年10月発売。LDAC&ノイズキャンセリング非対応の通常版モデル。ノイズカット通話マイク搭載。

 

ファーウェイ

HUAWEI FreeBuds Pro

ファーウェイが展開するワイヤレスイヤホンでもマルチポイント可能。

OS、メーカー関係なく最大2台のBluetoothデバイスを接続できる

マルチポイント対応製品リスト(2機種)

HUAWEI FreeBuds 4

HUAWEI FreeBuds 4
直販価格:16,800円 Amazonで確認
2021年7月発売の最新モデル。ノイズキャンセリング(ANC)対応。

HUAWEI FreeBuds Pro

HUAWEI FreeBuds Pro
市場価格:1.6万前後 Amazonで確認
2020年11月発売。ノイズキャンセリング(ANC)対応。

 

そのほか

NUARL N10 PLUS

NUARL N10 PLUS
市場価格:2万円前後 Amazonで確認
2021年4月発売。中華ブランド「NUARL」新作モデル。ノイズキャンセリング(ANC)対応。

 

ネックバンド式ワイヤレスイヤホン

SONY WI-SP510

ネックバンド式ワイヤレスイヤホンは、ケーブル付きのBluetoothイヤホンこと。

完全ワイヤレスイヤホン(ケーブルレスイヤホン)ではないが、Bluetooth経由でオーディオ転送している点は完全ワイヤレスイヤホンと変わらない。

通話マイクが完全ワイヤレスイヤホンよりもしょぼかったりするが、完全ワイヤレスイヤホンよりも安価な製品が多いのでマルチポイント狙いで1台くらい購入してみてもいいかもしれない。

マルチポイント対応製品リスト(最新の主要6機種を抜粋)

エレコム bund LBT-HPC17

エレコム bund LBT-HPC17
市場価格:3,000円前後 Amazonで確認
2021年2月発売。ケーブルを巻き取り収納できるコンパクトモデル

マクセル 寝ごこちホン

マクセル 寝ごこちホン
市場価格:3,500円前後 Amazonで確認
2020年11月発売。寝転んだ状態でも耳が痛くならない薄型シリコンイヤホン

JBL LIVE 100BT

JBL LIVE 100BT
市場価格:3,500円前後 Amazonで確認
2020年11月発売。1年に1回リニュアルされるJBLのネックバンド式ワイヤレスイヤホンの2020年〜2021年モデル

SONY WI-SP510

SONY WI-SP510
市場価格:8,000円前後 Amazonで確認
2020年6月発売。IPX5の防水対応。「EXTRA BASS」の名を冠した重低音仕様

ゼンハイザー CX 150BT

ゼンハイザー CX 150BT
市場価格:9,000円前後 Amazonで確認
2020年5月発売。上位カスタムモデルなら「aptX」対応

AVIOT WE-BD21d-pnk

AVIOT WE-BD21d
市場価格:1万前後 Amazonで確認
2019年6月発売。ピエール中野とのコラボモデルもあり(Amazon

 

この記事のまとめ

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンをまとめてきた。

AppleユーザーならAirPodsかBeats、AndroidスマホやWindows PCを使っている人ならJabraあたりがおすすめだ。また、コスパ重視でネックバンド式のワイヤレスイヤホンを選ぶ手もある。

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンが1つあるだけで在宅ワークの、なんなら在宅エンタメの勝手が劇的に向上する。ぜひお試しあれ。

 

関連記事

マスク紐に干渉しない小さめサイズの完全ワイヤレスイヤホン、おすすめはこの6つ

続きを見る

【2021年】完全ワイヤレスイヤホンの新製品情報まとめ(発売予定含む)

続きを見る

-ワイヤレスイヤホン