ワイヤレスイヤホン

マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンまとめ。おすすめ製品も紹介(2022年)

2021年10月11日

スマホやPCなど2台のデバイスを同時接続できる「マルチポイント」機能。

昨今、続々とマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンが登場。ワイヤレスイヤホンの弱点として知られたデバイス間のペアリング切り替えの面倒くささを解消するキラー機能として注目を集めている。

この記事では、マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンを紹介。当サイト「100GB.info」でレビューしてきたおすすめモデルも一緒に紹介するので、こちらも参考にしてみてほしい。

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マルチポイントとは?

1. マルチポイントとは、複数のBluetoothデバイスを同時接続できる機能のこと

一般的なワイヤレスイヤホンだと1台のBluetoothデバイスとしか同時接続できない。

対してマルチポイントに対応したワイヤレスイヤホンであれば、スマホやPCなど2台以上のBluetoothデバイスと同時接続できる

 

 

2. マルチポイントで同時接続しているデバイス間であれば都度ペアリングを切り替える必要なし

マルチポイントで同時接続した状態であれば、なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に音声出力が自動で切り替わり、オーディオ再生がシームレスに継続される。

そのため、デバイス間で都度手動でペアリングを切り替える必要はない。普段から「スマホ←→PC」間でイヤホンないしワイヤレスイヤホンを使いまわしている人だと便利すぎて感動する。

 

 

3. 「マルチペアリング」とは別の概念

マルチペアリングとは、スマホやPCなど複数デバイスのペアリング情報が記録できる機能のこと。

初回設定を通じてあらかじめペアリング情報を記録しておけば、次回以降はBluetooth設定画面でイヤホン名を選択するだけでペアリングが切り替えられる。

今日のワイヤレスイヤホンはほぼ10割方マルチペアリング対応。おおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング情報が記録できる。

  • マルチペアリング → 複数デバイスのペアリング情報が記録できる機能
  • マルチポイント → 複数デバイスと同時接続できる機能

対してマルチポイントは、複数デバイスと同時接続できる機能のこと。マルチペアリングとは土台からして別物だ。

 

 

4. AirPodsシリーズはAppleデバイス専用のマルチポイント機能を提供

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンとして有名なのがAirPodsシリーズ。

同一のApple IDでサインインしているAppleデバイス間に限り、マルチポイント接続できる。

通常のマルチポイントとは勝手が異なるが、もとより手元デバイスをiPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどAppleデバイスで固めている人であれば、同マルチポイント狙いでAirPodsを選ぶのもおすすめ。

 

 

マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンまとめ

おおよそ以下のメーカーのワイヤレスイヤホンであればマルチポイントに対応している。

 

 

自社デバイス限定のマルチポイント対応モデル

Apple「AirPods」シリーズ

Appleは、iPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどAppleデバイスに限ったマルチポイント機能をAirPodsシリーズ向けに提供。

同一のApple IDでサインインしたAppleデバイス間で擬似的なマルチポイント状態を構築し、自動 or 手動で接続元が切り替えられる。

マルチポイント対応製品リスト(5機種)

AirPods Pro
直販価格:29,036円 Amazonでチェック
2019年10月発売。ノイズキャンセリング(ANC)対応の上位版。

AirPods(第3世代)
直販価格:23,800円 Amazonで確認
2021年10月発売。スタンダード版AirPodsの第3世代モデル。ノイズキャンセリングには非対応。ケース併用で30時間使える長時間バッテリー搭載。

AirPods(第2世代)※ワイヤレス充電に非対応
直販価格:16,800円 Amazonでチェック
2019年3月発売の旧式モデル。ワイヤレス充電(Qi充電)に対応しない安価版。

AirPods(第2世代)※ワイヤレス充電に対応
直販価格:20,800円 Amazonでチェック
2019年3月発売の旧式モデル。ワイヤレス充電(Qi充電)に対応。

AirPods(初代)
市場価格:---
2016年12月発売。すでに生産終了しているが、マルチポイント狙いで中古を購入する手も。

 

Apple「Beats」シリーズ

Apple傘下の人気オーディオブランド「Beats by Dr.Dre」。

ここ数年のBeats製品はAirPodsシリーズ同じApple自社開発チップを搭載しており、Appleデバイス間に限りマルチポイント接続できる。

ただ、2021年8月に発売開始となった「Beats Studio Buds」のみApple自社開発チップを搭載しておらず、同マルチポイントも使えないので注意。

マルチポイント対応製品リスト(5機種)

Beats Fit Pro
直販価格:24,800円 Amazonでチェック
2022年1月発売。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップ搭載。ノイズキャンセリングや空間オーディオも使える。

Powerbeats Pro
直販価格:20,670円 Amazonでチェック
2019年7月発売。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップ搭載。耳掛け式の半ワイヤレスイヤホン。

Beats Flex
直販価格:5,940円 Amazonでチェック
2020年10月発売。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。初代AirPodsで使われる「Apple W1」チップを搭載しコストカットした。

Powerbeats
直販価格:14,800円 Amazonでチェック
2020年3月発売。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップ搭載。

Beats X
市場価格:---
2017年2月発売(生産終了)。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。初代AirPodsと同じ「Apple W1」チップ搭載しておりマルチポイント用途での採用はあり。

 

サムスン「Galaxy Buds」シリーズ

サムスンはAppleと同じく自社製品オンリーのマルチポイント機能を提供。One UI 3.1以上を搭載したGalaxyデバイス間に限り、マルチポイント接続できる

また、Galaxy Watchに関しても「Galaxy Watch 4」以降のモデルであれば他のGalaxyデバイスと一緒にマルチポイントに組み込める。

日本国内だとGalaxyタブレット、Galaxy PCがほぼ展開されておらず、基本的にはGalaxyスマホとGalaxy Watchをつなぐのがメジャーな使い方となりそう。

マルチポイント対応製品リスト(2機種)

Galaxy Buds Pro

Galaxy Buds Pro
市場価格:2万円前後 Amazonで確認
2021年4月発売。ノイズキャンセリング(ANC)に対応した最上位モデル。ノイズカット通話マイクも搭載。

Galaxy Buds2
市場価格:1.6万円前後 Amazonで確認
2021年9月発売。Galaxy Buds最新エントリーモデル。ノイズキャンセリング対応。

 

 

通常のマルチポイント対応モデル

パナソニック「Technics」シリーズ

パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」。2021年10月発売の最新モデル2機種がマルチポイントに対応した。

最大2台のBluetoothデバイスをマルチポイントで接続できる。OS、メーカー関係なく使えるので、たとえばiPhoneとWindows PC、AndroidスマホとMacみたいな組み合わせでも問題ない。

マルチポイント対応製品リスト(2機種)

Technics EAH-AZ60(上位版)
市場価格:2.8万円前後 Amazonで確認
2021年10月発売。LDAC(ハイレゾ再生)&ノイズキャンセリング(ANC)対応の上位版モデル。

Technics EAH-AZ40

Technics EAH-AZ40(通常版)
市場価格:1.5万前後 Amazonで確認
2021年10月発売。LDAC&ノイズキャンセリング非対応の通常版モデル。

 

Jabra

Elite Active 75t

デンマークの大手オーディオブランド「Jabra」(ジャブラ)。

主要ラインナップ製品でマルチポイントに標準対応。OS、メーカー関係なく2台のデバイスと同時接続できる。

マルチポイント対応製品リスト(8機種)

Elite 7 Active

Elite 7 Active
市場価格:2万円前後 Amazonで確認
2021年11月発売のスポーツモデル。IP57の防水防塵あり。

Elite 7 Pro
市場価格:2.5万前後 Amazonで確認
2021年10月発売。ノイズキャンセリング(ANC)対応のハイエンドモデル。

Elite 85t

Elite 85t
市場価格:2万前後 Amazonで確認
2020年11月発売。ノイズキャンセリング(ANC)対応のハイエンドモデル。

Elite Active 75t

Elite Active 75t
市場価格:1.6万前後 Amazonで確認
2020年3月発売。IP57準拠のスポーツモデル。ノイズキャンセリング(ANC)にも対応。

Elite 75t

Elite 75t
市場価格:1.3万円前後 Amazonで確認
2019年11月発売。ノイズキャンセリング(ANC)&ノイズカット通話マイク搭載。

Elite Active 65t

Elite Active 65t
市場価格:1万前後 Amazonで確認
2018年6月発売。IP56の防水防塵対応。

Elite 65t

Elite 65t
市場価格:8,000円前後 Amazonで確認
2018年5月発売。マルチポイント対応の同製品シリーズの初代モデル。

 

ファーウェイ

HUAWEI FreeBuds Pro

ファーウェイが展開するワイヤレスイヤホンでもマルチポイント可能。

OS、メーカー関係なく最大2台のBluetoothデバイスを接続できる

マルチポイント対応製品リスト(2機種)

HUAWEI FreeBuds 4

HUAWEI FreeBuds 4
直販価格:16,800円 Amazonで確認
2021年7月発売の最新モデル。ノイズキャンセリング(ANC)対応。

HUAWEI FreeBuds Pro

HUAWEI FreeBuds Pro
市場価格:1.6万前後 Amazonで確認
2020年11月発売。ノイズキャンセリング(ANC)対応。

 

そのほか個別ブランド

プレシードジャパン「AVIOT TE-D01q2」
市場価格:7,000円前後 Amazonで確認
2022年6月発売開始。国産オーディオベンチャー「AVIOT」(アビオット)の新モデル。マルチポイントほか、ノイズキャンセリング、外音取り込み機能など網羅したコスパ仕様。

JVCケンウッド「KENWOOD KH-BIZ70T」
市場価格:1.7万円前後 Amazonで確認
2022年5月発売。マルチポイントほか高性能マイクや音声ミュートボタンを搭載するなどビデオ通話用途に特化。

ハーマン「JBL LIVE FREE 2」
市場価格:1.5万円前後 Amazonで確認
2022年4月発売開始。JBLワイヤレスイヤホン初のマルチポイント対応モデル。ノイズキャンセリング(ANC)や35時間のロングバッテリーも搭載。

ATH-CKS50TW

オーディオテクニカ「ATH-CKS50TW」
市場価格:1.6万円前後 Amazonで確認
2021年11月発売開始。同社のワイヤレスイヤホンでマルチポイントに初対応。バッテリー駆動時間はケース併用で50時間と業界トップクラスのスタミナ仕様。

Anker「Soundcore Liberty Pro 3」
直販価格:19,800円 Amazonで確認
2021年11月発売。LDACに対応したAnkerの現行最上位モデル。Anker完全ワイヤレスイヤホンでは初となるマルチポイント対応。

NUARL N10 PLUS

NUARL N10 PLUS
市場価格:2万円前後 Amazonで確認
2021年4月発売。中華ブランド「NUARL」新作モデルでマルチポイント初対応。ノイズキャンセリング(ANC)も使える。

 

 

マルチポイント対応のネックバンド式ワイヤレスイヤホンまとめ

SONY WI-SP510

ネックバンド式ワイヤレスイヤホンとは、ケーブル付きのBluetoothイヤホンこと。

ケーブルが残ってるので完全ワイヤレスイヤホン(完全ケーブルレスイヤホン)とは言えないが、Bluetooth経由でオーディオ転送している点は完全ワイヤレスイヤホンと変わらない。

通話マイク性能が完全ワイヤレスイヤホンよりも幾分しょぼかったりするが、完全ワイヤレスイヤホンよりも安価な製品が多いのでマルチポイント狙いで1台くらい購入してみてもいいかもしれない。

マルチポイント対応製品リスト(最新の主要6機種を抜粋)

エレコム bund LBT-HPC17

エレコム bund LBT-HPC17
市場価格:3,000円前後 Amazonで確認
2021年2月発売。ケーブルを巻き取り収納できるコンパクトモデル

マクセル 寝ごこちホン

マクセル 寝ごこちホン
市場価格:3,500円前後 Amazonで確認
2020年11月発売。寝転んだ状態でも耳が痛くならない薄型シリコンイヤホン

JBL LIVE 100BT

JBL LIVE 100BT
市場価格:3,500円前後 Amazonで確認
2020年11月発売。1年に1回リニュアルされるJBLのネックバンド式ワイヤレスイヤホンの2020年〜2021年モデル

SONY WI-SP510

SONY WI-SP510
市場価格:8,000円前後 Amazonで確認
2020年6月発売。IPX5の防水対応。ソニーブランド「EXTRA BASS」の名を冠した重低音仕様

ゼンハイザー CX 150BT

ゼンハイザー CX 150BT
市場価格:9,000円前後 Amazonで確認
2020年5月発売。上位カスタムモデルなら「aptX」対応

AVIOT WE-BD21d-pnk

AVIOT WE-BD21d
市場価格:1万前後 Amazonで確認
2019年6月発売。ピエール中野とのコラボモデルもあり(Amazon

 

 

おすすめはこの2機種

当サイト「100GB.info」でこれまでレビューしてきた製品の中で特におすすめなのが以下の2機種。

  1. Apple「AirPodsシリーズ」
  2. パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」

 

 

1. Apple「AirPodsシリーズ」(市場価格1.5万円前後)

こんな人におすすめ

  • とにもかくにもAppleユーザー

Appleユーザーでマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンを探している人であれば、文句なしにおすすめできるのがAirPodsシリーズ。

同一のApple IDでサインインしているiPhone、iPad、Mac、Apple Watch間でマルチポイント接続できる。

OSまたいだ一般的なマルチポイントだとデバイス間のペアリング切り替えがもたつくことがあるが、そこはApple。マルチポイントはマルチポイントでも自社デバイスに限定していることもあり、ほぼ瞬時にペアリングが切り替わる。

この使い勝手を知ってしまうとなかなか他社のマルチポイントを使うのが億劫になる。

AppleユーザーにAirPodsをおすすめという、あまりにベタすぎるチョイスではあるが、ベタなだけに勝手は悪くない。Appleユーザーでマルチポイントが使いたい人であれば検討して損なし。

AirPods Pro(最上位モデル)

旧式ケース版(MagSafe充電に非対応)(価格26,395円)

新型ケース版(MagSafe充電に対応)(価格29,036円)

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AirPods 第3世代(スタンダードモデル)

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ワイヤレス充電(Qi充電)非対応版(価格16,800円)

ワイヤレス充電(Qi充電)対応版(価格20,800円)

 

 

2. パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」(市場価格1.5万円前後)

こんな人におすすめ

  • 異なるOS間でマルチポイント接続したい人
  • 老舗国産”テクニクス”(Technics)ブランドに惹かれる人



音質原音重視
音質カスタマイズ対応
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能対応
防水性能IPX4
マルチポイント対応(最大2台)
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大25時間
発売時期2021年10月
市場価格1.5万円前後
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大25時間
充電方法USB Type-C(有線)
防水性能IPX4
ノイズキャンセリング(ANC)×
外音取り組み機能対応
マルチポイント対応(最大2台)

AirPodsシリーズを除くマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンとして勝手いいのがパナソニック「Technics EAH-AZ40」。

最大2台のデバイスを同時接続できる。OS関係なく使えるのでiPhoneとWindows PC、AndroidスマホとMacみたいな組み合わせでも問題ない。

デバイス間のマルチポイント切り替えはほぼ瞬時。AirPodsと比べても遜色ない切り替えスピードなので、そうそう普段使いでストレスを感じることはないと思う。

上位版モデル「Technics EAH-AZ60」であればノイズキャンセリングとLDAC(ハイレゾ相当再生)にも対応している。ここらの機能が必要なく、あくまでマルチポイントが使えれば十分という人なら通常版の「Technics EAH-AZ40」をおすすめしたい。

パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」(市場価格1.5万円前後)

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この記事のまとめ

ここまでマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンをまとめてきた。

AppleユーザーならAirPodsかBeats、AndroidスマホやWindows PCを使っている人ならTechnics(テクニクス)がおすすめ。また、コスパ重視の人ならネックバンド式のワイヤレスイヤホンを選ぶ手もある。

マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンが1つあるだけで在宅ワークの、なんなら在宅エンタメの勝手が劇的に向上する。まずは1台試してみてほしい。

 

 

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