ワイヤレスイヤホンのトレンド機能の1つとしてポジション確立した「マルチポイント」。
ワイヤレスイヤホンの弱点として知られたペアリング切り替えの面倒くささを解消するキラー機能として注目を集める。
この記事では、マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンの中からおすすめの製品だけピックアップして紹介する。
マルチポイント狙いでワイヤレスイヤホンを探している人は記事を参考にしてみてほしい。
この記事の目次(タッチで移動)
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マルチポイントとは?
1. マルチポイントとは、複数デバイスを同時接続できる機能のこと
通常のワイヤレスイヤホン(Bluetoothイヤホン)だと1台のデバイスとしか接続できない。
対してマルチポイントに対応したワイヤレスイヤホンであれば、スマホやPCなど2台のデバイスと同時接続できる。昨今だと3台のデバイスと同時接続できる製品もある。
2. マルチポイントで同時接続しているデバイス間であればペアリング接続を切り替える必要なし
マルチポイントで同時接続した状態であれば、なにかしらオーディオ再生しているデバイス側にオーディオ出力先が自動で切り替わる。そのままオーディオ再生がシームレスに継続される。
都度、手動でペアリング接続先を切り替える必要はない。オーディオ出力先だけが自動で切り替わる。
普段から「スマホ←→PC」間でワイヤレスイヤホンを使いまわしている人、ペアリング接続先を手動で切り替えてる人だと便利すぎて感動する。
3. 「マルチペアリング」とは別の機能であり概念
マルチペアリングとは、スマホやPCなど複数デバイスのペアリング設定情報が"記録"できる機能のこと。
1度記録してしまえば次回以降はペアリング設定する必要なく、ケースふたを開くだけで再接続できる。
あくまで複数デバイスのペアリング設定情報が記録できるだけ。マルチペアリング対応だからといって複数デバイスと同時接続できるわけではない。複数デバイスと同時接続できるのが「マルチポイント」機能だ。
- マルチペアリング → 複数デバイスのペアリング設定情報が記録できる機能
- マルチポイント → 複数デバイスと同時接続できる機能
今日のワイヤレスイヤホンだと9割方がマルチペアリングに対応。おおよそ3台〜8台のデバイスのペアリング設定情報を記録しておける。ノンブランドの格安ワイヤレスイヤホンを購入する場合を除き、マルチペアリングの対応有無を気にする必要はほぼない。
マルチポイント対応ワイヤレスイヤホンの選び方
1. 同時接続できる上限台数を確認する
マルチポイントは基本的に2台のデバイスを同時接続するものが一般的。
ただ、2024年現在、パナソニックが展開する「Technics」シリーズに限り、3台のデバイスが同時接続できるように。もとより3台のデバイス間でマルチポイントを使いまわしたい人だとパナソニックの「Technics」シリーズを選びたい。
2. ペアリング接続先が上書き切り替えできるかを確認する
特定2台(あるいは3台)のデバイス間でワイヤレスイヤホンを使うだけならマルチポイントで十分。
ただ、マルチポイント接続外のデバイスも含めてワイヤレスイヤホンを使いまわしたい人だと、都度ペアリング接続先を切り替える作業が発生する。
このとき、ペアリング接続先が上書き切り替えできないワイヤレスイヤホンだと、まず先に現在のペアリング接続を解除する必要あって面倒だ。
できるだけペアリング接続先が上書き切り替えできるもの、Bluetooth設定画面から1タップでペアリング接続先が切り替えられる製品を選びたい。
3. AirPodsならAppleデバイス専用の(事実上の)マルチポイント機能あり
マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンとして地味に人気なのがAppleのAirPodsシリーズ。
同一のApple IDでサインインしているAppleデバイス間に限り事実上のマルチポイント接続が可能。なにかしらオーディオ再生を開始したデバイスに自動 or 手動でオーディオ出力先が切り替わる。
マルチポイント接続に他社メーカー品こそ組み込めないが、もとより手元デバイスをiPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどAppleデバイスで固めている人であれば、同マルチポイント狙いでAirPodsを選ぶのもおすすめ。
▼ AirPodsのラインナップを見る(↓スクロールします)
【☆5】特におすすめのマルチポイント対応ワイヤレスイヤホン
1. パナソニック「Technics EAH-AZ40M2」(価格1.5万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 3台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
【業界初】マルチポイント3台接続できるワイヤレスイヤホン
パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」の通常版モデルとなる「EAH-AZ40M2」。
上位版モデルに比べてオーディオ性能(オーディオ設計)こそダウングレードされるものの、マルチポイント機能に関しては上位版モデルに準拠。3台のデバイスを同時接続できる。
ペアリング接続先の上書き切り替えにも対応。Bluetooth設定画面からワンタップでペアリング接続先が切り替えられる。マルチポイント接続外の4台目〜のデバイスにペアリング接続先を切り替えたい場合でもストレスない。
マルチポイント狙いでワイヤレスイヤホンを探している人ならまず真っ先に検討してよし。
2. パナソニック「Technics EAH-AZ80」(価格3.7万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 3台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
Technicsの上位版モデル、マルチポイントだけでなく高音質オーディオにもこだわりたい人に
Technicsの現行・最上位モデルたる「EAH-AZ80」。
Technicsの高級イヤホン(有線イヤホン)「EAH-TZ700」のハードウェア設計を転用したオーディオ特化仕様。原音の描写・再現に磨きをかけた。ハイレゾのような淀みないクリアな音が好きな人だとオーディオ相性よし。
マルチポイントは3台同時接続が可能。ペアリング接続先の上書き切り替えにも対応する。
もとよりフラッグシップモデルとあり、価格3.7万円と割高だが、マルチポイントだけでなく音質にもこだわりたい人だと検討余地あり。
【☆4】無難におすすめのマルチポイント対応ワイヤレスイヤホン
3. ソニー「LinkBuds S」(価格2万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
ソニーの見本市モデル、マルチポイントほかハイエンド機能をもろもろ搭載
ソニー・ワイヤレスイヤホンの見本市モデル「LinkBuds S」。"PS5"や"ウォークマン"と並ぶ独立した製品ブランド”LinkBuds"を冠した。
ソニーはフラッグシップモデルとして WF-1000XM5(価格3.5万円)を展開しているが、同製品と同等のハイエンド機能を価格2万円で実現した。
主な対応機能
- ノイズキャンセリング
- マルチポイント
- LDAC
- 防水(IPX4)
- 通話時ノイズカット
- DSEE Extreme
マルチポイント機能にも対応。最大2台のデバイスを同時接続できる。
ペアリング接続先の上書き切り替えも可能。Bluetooth設定画面からワンタップでペアリング接続先が切り替えられる。
音質も文句なし。ソニーらしいボーカル重視のサウンド。ソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」と組み合わせることで高音域がクリアに補正され、楽器の音なども聞き取りやすくなる(聞き分けやすくなる)。
4. ソニー「LinkBuds」(価格2万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
ながら聴きイヤホン(耳をふさがないイヤホン)の代名詞的な製品
"ながら聴き”イヤホンの代表的な製品としてポジション確立した「LinkBuds」(無印LinkBuds)。
イヤホンを装着したままでも周囲の生活音が聞き取れる。イヤホンが物理的に耳穴をふさいでおらず、耳周りの開放感は骨伝導イヤホンそのもの。
マルチポイント機能(最大2台)、およびペアリング接続先の上書き切り替えにも対応する。
5. ソニー「WF-1000XM5」(価格3.3万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
ソニーの現行フラッグシップ、意外にも軽量コンパクトなイヤホンデザイン
2023年に登場したソニーの現行フラッグシップモデル「WF-1000XM5」。
ボーカル重視の高音質オーディオ、業界トップクラスのノイズキャンセリング性能、およびマルチポイント機能に対応する(最大2台)。
ペアリング接続の上書き切り替えにも対応。3台以上のデバイス間で使いまわしたい人でも問題なし。
ハイエンドモデルにしてはイヤホンサイズが小さめ。女性でも難なく装着できる。長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくいのは地味だが堅実なセールスポイントだ。
6. ソニー「WF-1000XM4」(価格2.7万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
ソニーの旧式フラッグシップ、コスパ重視の人なら狙い目
ソニーの旧フラッグシップモデル(2021年6月発売開始)。公式販売はすでに終了しているが、Amazonなどでは第三者による販売が続いている。おおよそ2.4万円前後で購入できる。
追加アップデートでマルチポイント機能に対応(最大2台)。もとよりマルチポイント狙いの人だと検討余地あり。
現行モデルに比べるとイヤホンサイズが大きめ。イヤホン装着すると耳穴を押し広げてくる。ノイズキャンセリング性能を高めるための施策だが、一方では長時間のイヤホン装着だと耳が疲れやすいので耳が小さい人など注意。
7. ソニー「WF-C700N」(価格1.4万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
1.4万円で買えるソニーの中堅モデル、マルチポイントも使える
2023年に登場したソニーの中堅モデル。
エントリーモデル「WF-C500」を土台にアップデート。ノイズキャンセリング、外音取り込み(ながら聞き機能)、DSEEなど上位版モデル同等の機能を追加した。
マルチポイントにも対応するため、もとよりマルチポイント狙いの人ならおすすめ。価格は1.8万円だったものの、ここ最近は1.4万円で購入できてコスパよし。
8. Google「Pixel Buds Pro」(価格23,800円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
Google純正ワイヤレスイヤホン、Pixelスマホユーザーに特におすすめ
Google純正ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」の上位版モデル。マルチポイント&ノイズキャンセリングに対応する。
ペアリング接続先の上書き切り替えにも対応。3台以上のデバイス間で使いまわしたい人でも問題ない。
なお、マルチポイントを機能ONにするにはAndroid向けの専用アプリを使う必要あり(初期状態では機能OFF)。iOS向けにはアプリ配信なく、Androidスマホを持っていない人だと事実上機能ONにできないので注意。
Pixelスマホと接続した状態ならGoogle独自の空間オーディオ再生が可能。Pixelスマホユーザーだと特におすすめ。
【☆3】とりあえずおすすめのマルチポイント対応ワイヤレスイヤホン
9. ヤマハ「YAMAHA TW-E3C」(価格6,000円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
6000円で買えるヤマハのマルチポイント対応ワイヤレスイヤホン
ヤマハの人気モデル「TW-E3B」の事実上のマルチポイント対応版。最大2台のデバイスを同時接続できる。
スタンダードモデルの位置付けだが、「TRUE SOUND」をコンセプトにした原音重視の高音質オーディオは健在。中音域〜高音域にかけて解像度が高め。楽器の音などもしっかり聞き取れる(聞き分けられる)。
マルチポイント対応ワイヤレスイヤホンとしては破格の6,000円。コスパ重視の人にもおすすめ。
10. Anker「Soundcore Life P40i」(価格7,990円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
Ankerの最新ワイヤレスイヤホン、ケース併用で60時間使える最強スタミナあり
2024年4月に発売開始したAnkerの最新モデル「Soundcore Life P40i」。
価格的、立ち位置的には入門用途だが、そうとは思えぬ豪華な仕様が並ぶ。ノイズキャンセリング、マルチポイント、Anker独自の空間オーディオ再生に対応する。
また、バッテリー駆動時間は業界トップクラスとなるケース併用60時間。イヤホン単体でも12時間持つ超絶スタミナモデルに。
ペアリング接続先の上書き切り替えには対応せず。ペアリング切り替え都度、現在のペアリング接続を解除する必要あり。3台以上のデバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だとちと面倒。
11. Anker「Soundcore Liberty4 NC」(価格12,990円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
Ankerの現行フラッグシップモデル、最新機能を全部盛り
Ankerの現行フラッグシップモデル「Soundcore Liberty 4 NC」。
この価格帯では圧倒的なコスパ誇る1品。ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDACなど最新機能をもろもろカバー。バッテリー駆動時間は業界トップクラスとなるケース併用50時間を実現した。
主な対応機能
- ノイズキャンセリング
- マルチポイント(最大2台)
- LDAC
- 防水(IPX4)
- 通話時ノイズカット
- ケースのワイヤレス充電(Qi)
- イコライザー調整
イヤホン・デザインはガンメタル仕様で高級感あり。機能性重視の全部盛りワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。
12. オーディオテクニカ「ATH-SQ1TW2」(価格1万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
スクエア型のおしゃれイヤホン、無骨なワイヤレスイヤホンが嫌いな人におすすめ
2023年4月発売開始。オーディオテクニカのエントリーモデル「ATH-SQ1TW」の後継機種。
マルチポイントに追加対応。最大2台のデバイスを同時接続できるように。
イヤホン・デザインは前作まま。耳元で映える、イヤリングのようなスクエア型デザインに。小物感が所有欲を刺激する仕上がり。
音質は低音強め。ボーカル重視で音を聞きたい人だとイコライザー調整して使いたい。専用アプリからカスタムできる。
13. オーディオテクニカ「ATH-CKS50TW」(価格1.7万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
音質・マルチポイント・50時間バッテリーの3つ揃った優秀モデル
オーディオテクニカの重低音ブランド「SOLID BASS」の上位版モデル。
イヤホン単体20時間、ケース併用で50時間使える長時間バッテリーを搭載したスタミナ仕様。できるだけ充電しなくていいワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。
マルチポイントにも対応。最大2台のデバイスを同時接続できる。
オーディオテクニカ「SOLID BASS」ブランド製品とあって音質もよし。低音域〜中音域を重視したクリアな低音が楽しめる。
14. ハーマン「JBL Live Pro 2」(価格1.7万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
ジュエリー小物感あるおしゃれイヤホン(ローズゴールド色がおすすめ)
米スピーカーメーカー・JBLが手がけるおしゃれイヤホン。特にローズゴールド色がフェミニンかつ大人な雰囲気でよし。ジュエリー小物を思わすきらびやかなデザインに。
見てくれだけでなく機能性も充実。ノイズキャンセリング、マルチポイントに対応。バッテリー駆動時間はケース併用で40時間と業界トップクラスの水準に。
音質は低音域〜中音域を重視。力強くてクリアな音で聞き心地よい。専用アプリを使えばイコライザー調整も可能だ。
15. ハーマン「JBL TOUR PRO 2」(価格2.8万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 2台 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | ✗ |
充電ケースでオーディオ操作できるギミック仕様
JBLの現行フラッグシップ。2023年度にトップクラスの売り上げ記録した人気製品。
高音質オーディオ、ノイズキャンセリング、マルチポイントの3点を揃えた。バッテリー駆動時間はケース併用で最大40時間とスタミナ仕様に。
充電ケースには1.45型タッチディスプレーを搭載。充電ケースでオーディオ操作できるギミックあって面白い。
Apple版マルチポイント狙いの人におすすめ
AirPodsシリーズ
AirPodsシリーズは、iPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどAppleデバイスに限った事実上のマルチポイント機能が利用可能。
同一のApple IDでサインインしたAppleデバイス間で擬似的に同時接続。自動 or 手動で音声出力先だけ切り替えられる。
また、AirPodsシリーズはいずれもペアリング接続先の上書き切り替えが可能。切り替えたいデバイスのBluetooth設定画面でイヤホン名を選択するだけで当該デバイスにペアリング接続先が切り替わる。
2024年現在、AirPodsは以下の2製品あり。
- AirPods Pro 第2世代(上位版)
- AirPods 第3世代(通常版)
1. AirPods Pro 第2世代(価格3.4万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 不明 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
AirPods Proの上位版モデル。現行モデルは2022年9月に登場した第2世代。
業界トップクラスと名高いノイズキャンセリング性能あり。機能ONにすると機械的に周囲の音をトーンダウン。オーディオ再生を止めた状態ならデジタル耳栓としても活用できる。
Appleデバイス間のマルチポイント機能にも対応。もとよりAppleデバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと相性よし。
2. AirPods 第3世代(価格2.8万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 不明 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
ノイズキャンセリング非対応の通常版AirPods。現行モデルは2021年10月に発売開始した第3世代。
イヤーピースを使わない昔ながらのAppleイヤホン。長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくい(蒸れにくい)。
AirPods Pro同様にAppleデバイス間ならマルチポイント接続が可能。Appleデバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと相性よい。
Beatsシリーズ
Apple傘下の人気オーディオブランド「Beats」(Beats by Dr.Dre)。
Beats製品はAirPodsシリーズ同じApple自社開発チップを搭載。AirPodsシリーズ同様にAppleデバイス間に限りマルチポイント接続できる。
ただ、 Beats Studio Budsシリーズ に関してはApple自社開発チップを搭載せず、同マルチポイントも使えないので注意。
1. Beats Fit Pro(価格2.2万円)
マルチポイントで同時接続できる上限台数 | 不明 |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
Apple自社開発チップを搭載したBeats上位版モデル「Beats Fit Pro」。
さながらBeats版AirPods Pro。AirPods Proに搭載される機能がもろもろ使える。
主な対応機能
- Appleデバイス間のマルチポイント接続
- 空間オーディオ再生
- ノイズキャンセリング
Beats製品ではあるが、Appleデバイス間ならマルチポイント接続が可能。もとよりiPad含めた複数のAppleデバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと相性よい。
BeatsはAirPodsよりも音の強弱あり、より低音の迫力なりほしい人だと気に入るはず。
併売モデル(2製品)
(少し古めだが)以下の2製品も新品の販売が継続中。Appleデバイス間のマルチポイント接続も可能だ。
市場価格:9,000円前後 Amazonで探す
2020年10月発売。ネックバンド式ワイヤレスイヤホン。初代AirPodsと同じ「Apple W1」チップを搭載しコストカットした。
市場価格:3万円前後 Amazonで探す
2019年7月発売。耳かけ式の半ワイヤレスイヤホン。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップ搭載。
この記事のまとめ
ここまでマルチポイント対応のおすすめワイヤレスイヤホンをまとめてきた。
2024年現在、最もおすすめなのがパナソニック「Technics」シリーズ。業界唯一となるマルチポイントの3台同時接続が可能。マルチポイント狙いの人なら第一に検討して損はない。
他のメーカー品だとソニーのLinkBuds S、GoogleのPixel Buds Proあたりがおすすめ。いずれもマルチポイントほかペアリング接続先の上書き切り替えが可能だ。複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと勝手よし。
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