韓国サムスンが展開する人気スマホ「Galaxy」。
現行モデルはイヤホンジャックが廃止されていることもあり、有線イヤホンを使うには別途アダプターをつなぐ必要がある。
ーーーこれが面倒くさくて、そろそろワイヤレスイヤホンに乗り換えちゃおうかな?と考えている人も多いかと思う。
この記事では、こうしたワイヤレスイヤホンへの乗り換えを考えているGalaxyスマホユーザーにおすすめのワイヤレスイヤホンをまとめた。
Galaxyスマホ向けのワイヤレスイヤホンというと、やはりサムスンが自社開発している「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)シリーズが挙げられる。
ただ、これ以外にもコスパよくて優秀なワイヤレスイヤホンは存在する。こうした製品に関しても一緒に紹介していきたい。
この記事の目次(タッチで移動)
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ワイヤレスイヤホンを選ぶ前に知っておきたい3つのこと
1. Bluetooth仕様のワイヤレスイヤホンならGalaxyスマホで使える
巷で言うワイヤレスイヤホンとはBluetoothイヤホンのこと。
BluetoothはGalaxyスマホはじめとしたスマホに標準搭載される無線通信機能。Bluetoothを活用した無線イヤホンことワイヤレスイヤホンであれば、Galaxyスマホは問題なく利用できる。
なお、Bluetoothにはバージョンがあって昨今だと「Bluetooth 5.0」以上のワイヤレスイヤホンが一般的。旧式バージョン「Bluetooth 4.x」のワイヤレスイヤホンだとワイヤレス接続の安定感に影響が出がちなので、最低限「Bluetooth 5.0」以上に対応したワイヤレスイヤホンを選びたい。
2. サムスン純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」シリーズならGalaxyスマホ向けの優遇仕様あり
韓国サムスンが手がける純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)。
物自体はBluetoothを使ったワイヤレスイヤホンの一種だが、Galaxyスマホ向けの自社優遇仕様を搭載することもあり、Galaxyスマホとの相性はピカイチ。
特に専用のBluetoothオーディオコーデック(Bluetooth規格)である「Samsung Scalable」が使えるのは大きい。Galaxyスマホとセットで使えば音質がより高音質になり、動画再生時の音ズレも軽減される。ワイヤレス接続も強化され、屋外で使う場合でも音飛びや接続切れの発生確率が極めて減る。
また、初回設定(初回ペアリング設定)が簡素化されるほか、2回目以降のペアリング接続はケース蓋を開くだけで自動で再接続される。Galaxyスマホユーザーであればいたれりつくせりな仕様すぎて文句の付けようがない。
3. 他社メーカーのワイヤレスイヤホンを選ぶなら「aptX」対応のものがおすすめ
Galaxy Budsに限らず、Bluetooth仕様のワイヤレスイヤホンであれば、Galaxyスマホなら問題なく利用できる。
GalaxyスマホはじめとしたAndroidスマホは、流行りのBluetoohオーディオコーデックである「aptX」が使える。「aptX」対応のワイヤレスイヤホンならオーディオが高音質になり、なおかつ動画再生時の音ズレも軽減するので、ぜひとも活用したいところ。
なお、「aptX」は上位版として「aptX LL」「aptX Adaptive」など存在するが、Galaxyスマホは「aptX」しか使えないため、あえてここらの上位版に対応しているワイヤレスイヤホンを選ぶ必要はない。
【概略】Galaxyスマホに対応している おすすめのワイヤレスイヤホンまとめ
理想はGalaxy Buds
市場価格:1.3万円前後 Amazonでチェック
2021年9月発売。Galaxy Buds最新エントリーモデル。ノイズキャンセリング(ANC)対応。イヤホンのフィット感が過去最高級によい(詳しい情報)
市場価格:1.6万円前後 Amazonでチェック
2021年4月発売。Galaxy Buds最上位モデル。ノイズキャンセリング(ANC)対応。Galaxy Budsシリーズで最高となるIPX7の防水性能あり(詳しい情報)
市場価格:1.6万円前後 Amazonでチェック
2020年9月発売。耳穴を完全にふさがないオープンイヤーイヤホン。ノイズキャンセリング(ANC)のON/OFFで遮音性が調整できるギミック仕様(詳しい情報)
コスパ重視ならここらの製品がおすすめ
市場価格:5,000円前後 Amazonでチェック
「ヤマハのワイヤレスイヤホン」に嘘偽りない高音質モデル。原音に忠実で音が優しめの聞き心地よいサウンド。aptXにも対応(詳しい情報)
市場価格:5,000円前後 Amazonでチェック
米大手オーディオメーカー「JBL」のエントリーモデル。充電ケースのフタを廃した新味なビジュアル&使い勝手。音質はボーカル重視の明瞭サウンド(詳しい情報)
直販価格:6,480円 Amazonでチェック
業界トップクラスのコンパクトイヤホン。耳が小さい人もちろん、耳穴がいびつな形をしている人にもおすすめ。aptXにも対応(詳しい情報)
機能性重視のワイヤレスイヤホンならここらがおすすめ
市場価格:1.3万円前後 Amazonでチェック
スポーツイヤホン。防水防塵ほか、運動中のイヤホン揺れを軽減するテトラポット形状のイヤホンデザインを採用(詳しい情報)
市場価格:1.5万円前後 Amazonでチェック
スマホ&PCを同時接続できるマルチポイント対応モデル。デバイス間でペアリングを切り替えずにオーディオ再生できる。PCでもワイヤレスイヤホンを使いたい人におすすめ(詳しい情報)
市場価格:1.3万円前後 Amazonでチェック
低音&高音が響くメリハリサウンドが魅力のBeatsワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセリングに対応。Apple製品だがGalaxyスマホでも問題なく利用可能(詳しい情報)
【詳しく】Galaxy Budsシリーズ
サムスン「Galaxy Buds2」(市場価格1.3万円前後)
Galaxy Budsシリーズの最新エントリーモデル(第3世代)
ノイズキャンセリング(ANC)対応、オーディオ再生を止めれば耳栓代わりにも使える
高性能マイク搭載、口元の音声だけ拾ってくれるノイズカット仕様
どんな耳穴にもフィットする丸形イヤホンデザイン
防水性能はオマケ(IPX2、水ハネを防ぐ程度)
発売時期 | 2021年9月 |
市場価格 | 1.3万円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、Samsung Scalable |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大28時間 |
(ノイズキャンセリング利用時)イヤホン単体5時間、ケース併用で最大20時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
防水性能 | IPX2 |
ノイズキャンセリング(ANC) | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | △(Galaxyデバイス間のみ可) |
Galaxy Budsシリーズのエントリーモデルに位置づけられる「Galaxy Buds2」。
2021年9月に発売開始した最新モデル。価格は1.6万円前後だったが、昨今では1.3万円前後で購入できる。
エントリーモデルながらノイズキャンセリング(ANC)に対応。価格のわりに意外にもしっかりと雑音カット。オーディオ再生している状態であれば、ほぼ周囲の音が気にならない静寂空間が作れる。
オーディオ再生を止めた状態だと周囲の音が多少なりに聞こえるが、とりあえずの静けさは得られる。読書や勉強のときの集中グッズとして耳栓代わりに使うのもいいかもしれない。
イヤホン形状も従来シリーズから刷新。突っかかりのない丸型イヤホンになったことでイヤホンのフィット感が劇的に向上している。
さながらスポンジの耳栓のように、面白いまでに耳穴の奥の奥へと押し込める。おかげでイヤホンのフィット感、ホールド感が安定するだけでなく、遮音性もピカイチ。ノイズキャンセリングの静寂を補強するよいアクセントになっている。
耳が小さい人、耳穴の形がいびつな人、イヤホンのフィット感で悩みがちの人であってもストレスなく使えて重宝しそうだ。
Galaxy Buds2(市場価格1.3万円前後)
サムスン「Galaxy Buds2」をAmazonでチェックする
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サムスン「Galaxy Buds Pro」(市場価格1.6万円前後)
Galaxy Budsシリーズの最上位モデル
ノイズキャンセリング(ANC)対応、オーディオ再生を止めれば耳栓代わりにも使える
IPX7の防水性能あり、雨、汗、潜水、イヤホンの水洗いも可能
高性能マイク搭載、通話中の周囲の騒音、生活音などカットできる
発売時期 | 2021年4月 |
市場価格 | 1.6万円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、Samsung Scalable |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大28時間 |
(ノイズキャンセリング利用時)イヤホン単体5時間、ケース併用で最大18時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
防水性能 | IPX7 |
ノイズキャンセリング(ANC) | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | △(Galaxyデバイス間のみ可) |
"Pro"の名を冠ったGalaxy Budsシリーズの最上位モデル「Galaxy Buds Pro」。
2021年4月に発売開始。当初は2万円前後の製品だったが、昨今では1.6万円前後で購入できる。皮肉にもエントリーモデルであるGalaxy Buds2とさして価格が変わらない水準まで落ちてきた。
ノイズキャンセリング(ANC)に対応。オーディオ再生している状態であれば、ほぼ周囲の音が気にならないレベルの静寂空間が作れる。出先で音楽を聞いたり、動画を見たりする人であれば重宝すること違いない。
オーディオ再生を止めた状態にすれば耳栓としても活用可能。勉強や読書のときの集中グッズとしての採用もよさそうだ。

タッチセンサー部分のシルバー色が耳元でちらりと光るお洒落仕様
Galaxy Budsシリーズでは唯一無二となるIPX7の防水性能を完備。雨や汗はもちろん、(理論上は)30分以内の水没にも耐えられる。また、イヤホンが汚れたら水洗いしても問題ない。
基本スペックで見ると、さしてエントリーモデルのGalaxy Buds2と変わらないのだが、もっぱら防水性能だったり、シルバーアクセサリー風のイヤホンデザインに惹かれる人であればGalaxy Buds Proを選んだ方が満足度が高そう。
Galaxy Buds Pro(市場価格1.6万円前後)
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サムスン「Galaxy Buds Live」(市場価格1.6万円前後)
Galaxy Budsシリーズの異端児、カナル型のオープンイヤーイヤホン
イヤホンを付けたままでも周囲の音が聞こえる、骨伝導イヤホン代わりに使える
ノイズキャンセリング対応、機能ONにすれば多少なりに遮音性アップ
高性能マイク搭載、通話中の周囲の雑音や生活音をカット可能
イヤーピースなし、長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくい
オープンイヤーイヤホンならではの音漏れリスクはあり
防水性能はオマケ(IPX2、水ハネを防ぐ程度)
発売時期 | 2021年9月 |
市場価格 | 1.6万円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、Samsung Scalable |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間、ケース併用で最大29時間 |
(ノイズキャンセリング利用時)イヤホン単体6時間、ケース併用で最大21時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
防水性能 | IPX2 |
ノイズキャンセリング(ANC) | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | △(Galaxyデバイス間のみ可) |
Galaxy Budsシリーズの中で唯一のオープンイヤーイヤホンに位置づけられる「Galaxy Buds Live」。
オープンイヤーイヤホンというと、骨伝導イヤホンのような耳穴を塞がないで使う製品が一般的。ただ、Galaxy Buds Liveは耳穴にイヤホンを突っ込んで使う。
イヤホン形状がくねくねしていて、耳穴に入れると隙間ができる。この隙間がオープンイヤー相当の開放感を実現している技あり商品だ。
骨伝導イヤホンに比べれば遮音性があるのでバイクライダーなどにはおすすめできないが、ジョギング中に周囲の音を聞く程度には問題なく利用できる。さながらカジュアルなオープンイヤーイヤホンといったところ。

イヤーピースは搭載せず
オープンイヤーイヤホンながらノイズキャンセリング(ANC)にも対応。
騒音のある場所だとオープンイヤーの開放感が勝ってしまうが、静かな場所で使えばエアコンの音だったり、ダクト音だったり、ちょっとした騒音を低減できる。
もっぱら屋外で使うときはノイズキャンセリングOFFで普通のオープンイヤーイヤホンとして使い、屋内で使うときはノイズキャンセリングONで一定の遮音性を確保して使うと丁度いい。

耳元でちらりと光る高級アクセ感あり
オープンイヤーイヤホンなので他のGalaxy Budsシリーズと違って使う人は限られそう。
ワイヤレスイヤホンを運動中に使いたい人、在宅ワーク中に使いたい人、あるいはイヤーピースによる耳穴の窮屈感が嫌いな人などにおすすめしたい。
Galaxy Buds Live(市場価格1.6万円前後)
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【詳しく】コスパ重視のワイヤレスイヤホン
ヤマハ「TW-E3B」(市場価格5,000円前後)
「ヤマハのワイヤレスイヤホン」に嘘偽りない高音質ワイヤレスイヤホン
低音、中音、高音までバランスよく音が鳴る優等生
「aptX」コーデック対応、Galaxyスマホで使えばより高音質に
イヤホンが水洗いできるIPX5の防水性能あり(雨、汗も問題なし)
6色展開、「黒」「白」以外のカラーリングもあり
ノイズキャンセリング、外音取り込み機能には対応せず
発売時期 | 2020年11月 |
市場価格 | 5,000円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間、ケース併用で最大24時間 |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX5 |
ノイズキャンセリング(ANC) | × |
外音取り込み機能 | × |
マルチポイント | × |
楽器メーカーの「ヤマハ」(YAMAHA)が手がけるワイヤレスイヤホン「TW-E3B」。
2020年10月に発売開始。2022年1月なお、AirPods Pro、ソニー「WF-1000XM4」ら人気製品と肩を並べてロングヒットを続ける同社の看板商品だ。
その最大の魅力は音質のよさ。ワイヤレスイヤホンながら原音に忠実な音が鳴らせる理想的なオーディオ製品であり、とかく聞き心地よい。下手な低音増強もなく、老若男女、誰が使っても無難に楽しめる。

ヤマハの音叉マークも刻印仕様で映える
Bluetoothオーディオコーデックの上位版たる「aptX」にも対応。
Galaxyスマホで使えばaptXによる高音質、低遅延(音ズレ軽減)のオーディオ再生が可能となる。もとより高音質なワイヤレスイヤホンだが、Galaxyスマホユーザーならプラスアルファのメリットが得られる。
GalaxyスマホユーザーもといAndroidスマホユーザーにこそおすすめのワイヤレスイヤホンだ。
ヤマハ「TW-E3B」(市場価格5,000円前後)
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JBL「JBL Wave100 TWS」(市場価格5,000円前後)
米大手オーディオメーカー「JBL」が手がけるフタなしワイヤレスイヤホン
ケースからイヤホンを取り出せばスマホと接続、ケースにイヤホンを仕舞えば接続解除のかんたん仕様
ボーカル音声(中音域)が聞き取りやすい明瞭サウンド
製品カラーリングは4色展開
防水性能はオマケ(IPX2、水ハネを防ぐ程度)
ノイズキャンセリング、外音取り込み機能には対応せず
発売時期 | 2021年7月 |
市場価格 | 5,000円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5時間、ケース併用で最大20時間 |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX2 |
ノイズキャンセリング(ANC) | × |
外音取り込み機能 | × |
マルチポイント | × |
米大手オーディオメーカー「JBL」が手がけるワイヤレスイヤホン「JBL Wave100 TWS」。
他に類を見ないケースのフタなしワイヤレスイヤホン。ケースからワンタッチでイヤホンを取り出し、そのままスマホと接続できる。イヤホンをケースに仕舞えば自動で接続解除される。
イヤホンの取り出し方さえ慣れてしまえば、片手でらくらくイヤホンを取り出して、そのまま耳に装着できるので勝手よい。アイディア商品で終わらない確かな実用性を兼ね備えている。

イヤホンはケース外側にずらすようにして取り出す
通常のワイヤレスイヤホンよりもケースとイヤホンが強固にマグネットでくっついていて、ケースをひっくり返してもイヤホンが抜け落ちることはない。この点も実用性をクリアしている。
スピーカー製品で知られる米JBLらしい高音質オーディオも健在。中音域を重視したボーカル重視の明瞭サウンドが楽しめる。イヤホンとして見ても非らしい非の付けようがない優秀なモデルだ。
ちなみに、JBLは現在サムスンの子会社であるが、特にGalaxyスマホ向けの優遇仕様は搭載せず。
JBL「JBL Wave100 TWS」(市場価格5,000円前後)
JBL「JBL Wave100 TWS」をAmazonでチェックする
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final「ag COTSUBU」(直販価格6,480円)
人差し指の第一関節サイズの小型イヤホン
芯のある低音、伸びのあるボーカルが噛み合った高音質オーディオ
aptXコーデック対応、Galaxyスマホで使えば音質がより高音質に
カラーリングは7色展開、全体的に淡い色合いでおしゃれ
イヤホン紛失時は3,900円で新品と交換可能(購入後1年以内に1回限り)
ノイズキャンセリング、外音取り込み機能には対応せず
発売時期 | 2021年7月 |
直販価格 | 6,480円 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5時間、ケース併用で最大20時間 |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング(ANC) | × |
外音取り込み機能 | × |
マルチポイント | × |
国産オーディオメーカー「final」が手がける完全ワイヤレスイヤホン「ag COTSUBU」。
COTSUBU(小粒)の名前のとおり、非常に小さなサイズのワイヤレスイヤホン。人差し指の第一関節ほどの大きさしかない。
人差し指を耳穴に突っ込むくらいの感覚でイヤホンが装着できるので、耳が小さい人だったり、耳穴の形がいびつでイヤホンのフィット感でハズレを引きやすい人でも問題なく利用できる。

装着すると耳の穴の中ですっぽり隠れる
音質も悪くない。華奢なボディから思いのほかしっかりとした低音が響く。なおかつ、ボーカルも伸びやかで音がこもらない。特に意味もなくYouTubeでMVを視聴したくなる迫力あるサウンドで満足感は非常に高い。
ちなみに、「aptX」コーデックにも対応しているのでGalaxyスマホで使えばより高音質サウンドになる。
できるだけサイズが小さくて、高音質なワイヤレスイヤホンを探している人に「ag COTSUBU」をおすすめしたい。
final「ag COTSUBU」(直販価格6,480円)
final「ag COTSUBU」をAmazonでチェックする
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【詳しく】機能性重視のワイヤレスイヤホン
GN「Jabra Elite 4 Active」(市場価格1.3万円前後)
大手Jabraが手がけるスポーツ特化イヤホン
IP57の防水・防塵性能あり、雨、汗、潜水、砂ホコリまで耐える
装着時の揺れを軽減するテトラポット形状のイヤホンデザイン
外音取り込み機能は高性能、骨伝導イヤホンのようにして利用可能
ノイズキャンセリング(ANC)にも対応
発売時期 | 2022年1月 |
市場価格 | 1.3万円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、aptX |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間、ケース併用で最大28時間 |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IP57 |
ノイズキャンセリング(ANC) | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | × |
デンマークの大手オーディオメーカー「Jabra」が手がけるスポーツイヤホン。2022年1月に発売開始した最新モデル。
雨、汗、潜水、砂ホコリに耐えられるIP57の防水防塵機能を備える。
また、イヤホン装着時のイヤホン揺れを軽減するテトラポット形状のイヤホンデザインを採用。運動中、ランニング中に使っていてもイヤホンが揺れず、外れず、使いやすい。
とことんまでに運動中に使うことを前提に設計されたワイヤレスイヤホンで潔さよさすら感じるレベル。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能にも対応していてコスパの観点から見ても強い。
特に外音取り込み機能、イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる機能は、骨伝導イヤホンを思わすクリアな取り込み音。運動中に安全面を考慮して常時機能ONで使うのも十分ありだ。
GN「Jabra Elite 4 Active」(市場価格1.3万円前後)
GN「Jabra Elite 4 Active」をAmazonでチェックする
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パナソニック 「テクニクス EAH-AZ40」(市場価格1.5万円前後)
パナソニックの高級オーディオブランド「テクニクス」のワイヤレスイヤホン
マルチポイント対応、スマホ←→PC間でペアリング切り替えの必要なし
楽曲の原音再生を指向する高級オーディオ仕様
業界トップと名高い通話マイク性能、通話時の雑音をほぼカット
「外音取り込み機能」は骨伝導イヤホンを思わす完成度
(価格のわりに)ノイズキャンセリング非対応
発売時期 | 2021年10月 |
市場価格 | 1.5万円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間、ケース併用で最大25時間 |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング(ANC) | × |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | ○(最大2台) |
パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」(テクニクス)。
音質はもちろん良いのだが、それ以上に注目すべきが機能面。正味1.5万円のワイヤレスイヤホンながらマルチポイント機能に対応している。
マルチポイントは2台のBluetoothデバイスを同時接続する機能。なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に自動で音声出力が切り替わる。
本来ならば「スマホ←→PC」間などでワイヤレスイヤホンを使いまわす際には手動でペアリングを切り替える必要があるが、マルチポイント対応のワイヤレスイヤホンならペアリング切り替えの必要なし。
Galaxyスマホだけでなく、PC/Macでもワイヤレスイヤホンを使いたい人なら間違いなく便利。一度使うと病みつき違いない。

イヤホン外観は非常に高級感あり
価格のわりにノイズキャンセリングには対応しないが、外音取り込み機能には対応。イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる。
外音取り込み機能がこれまた高性能で、ほぼほぼ周囲の音の9割くらいをクリアに通してる。出先でワイヤレスイヤホンを骨伝導イヤホンのようにして使いたい、出先で安全面を考慮しながら音楽を聞きたい人であれば存分に活用できそうだ。
パナソニック 「テクニクス EAH-AZ40」(市場価格1.5万円前後)
パナソニック 「テクニクス EAH-AZ40」(市場価格1.5万円前後)をAmazonでチェックする
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Apple「Beats Studio Buds」(市場価格1.3万円前後)
人気オーディオブランド「Beast」の完全ワイヤレスイヤホン
低音&高音に重き置いたドンシャリ(メリハリ)サウンド
ノイズキャンセリング対応、耳栓代わりに使える
通話マイクは高性能、通話時の周囲の音や生活音などカット
外音取り込み機能はあまり性能よくない
発売時期 | 2021年8月 |
市場価格 | 1.3万円前後 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間、ケース併用で最大24時間 |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング(ANC) | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | × |
Apple傘下の人気オーディオブランド「Beats」が手がける完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」。
Appleが製品開発こそしてるものの、物自体はBluetoothイヤホンであり、Galaxyスマホでも利用できる。
Androidスマホとのペアリング設定を簡素化させる「Google Fast Pair」に対応しているので、ワイヤレスイヤホンがそこまで詳しくない人でも迷うことはない。ケース蓋を開くだけで自動でペアリング設定が開始できる。

専用アプリ使えばソフトウェアアップデートも可能
ノイズキャンセリング、外音取り込み機能、防水、ノイズカット対応の通話マイクなど昨今のトレンド仕様をひととおり揃える。価格も当初は1.7万円前後だったが、今では1.3万円前後で購入できるとあり、コスパの面でも優れる。
Beats製品らしいドンシャリ・サウンドも健在。低音と高音に重きをおいた、音の強弱あるメリハリサウンド。バックサウンド重視で音楽を聞きたい、メロディラインでノリノリになりたい人ならオーディオ相性は抜群だろう。
Apple「Beats Studio Buds」(市場価格1.3万円前後)
Apple「Beats Studio Buds」をAmazonでチェックする
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この記事のまとめ
ここまでGalaxyスマホに対応しているワイヤレスイヤホンを紹介してきた。
予算の都合さえ合えばGalaxy Budsシリーズを使うのが一番の理想。高音質、低遅延(音ズレ回避)、ワイヤレス接続の安定感が一挙に得られる。
ちなみに、Galaxy Budsシリーズは原宿にあるGalaxyの公式ストアでオリジナルケースカバーを1回300円で作成できる。ケースカバーも含めてこだわりたい人だとGalaxy Budsシリーズは勝手がいい。
価格重視、スペック重視の人であれば他社メーカー品もおすすめだが、Galaxyスマホとの相性やケースカバーの豊富さを踏まえると、やはりGalaxu Budsシリーズは強そうだ。
この記事で紹介したワイヤレスイヤホンまとめ
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