韓国サムスンが展開する人気スマホ「Galaxy」。
現行モデルはいずれもイヤホンジャックなし。自ずとワイヤレスイヤホンを使う人も増えてきた昨今だ。
Galaxyスマホはサムスンが自社開発しているワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)との相性いいほか、AppleのAirPodsやソニー・ワイヤレスイヤホンなど他社メーカー品も使える。
いざGalaxyスマホだとどのワイヤレスイヤホンを使うべきなのか。この記事では、こうした悩みを解決すべく、Galaxyスマホとの相性いいワイヤレスイヤホンだけ抜粋して紹介する。
この記事の目次(タッチで移動)
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Galaxyスマホ向けのワイヤレスイヤホンの選び方
1. 「Bluetooth 5.0」以上に対応したワイヤレスイヤホンを選ぶ
巷で言うワイヤレスイヤホンとはBluetoothイヤホンのこと。
Bluetoothにはバージョンがあって昨今だと「Bluetooth 5.0」以上に対応するワイヤレスイヤホンが一般的。
旧式バージョン「Bluetooth 4.x」時代のワイヤレスイヤホンだとワイヤレス接続の安定感に影響が出がちなので、最低限「Bluetooth 5.0」以上に対応したワイヤレスイヤホンを選びたい。
2. 「aptX」対応のワイヤレスイヤホンを選ぶ
ワイヤレスイヤホンの音質や遅延具合を左右するBluetoothコーデック。
「SBC」「AAC」コーデックが主流だが、昨今ではこれの上位版コーデックこと「aptX」に対応するワイヤレスイヤホンが登場している。
「aptX」対応のワイヤレスイヤホンなら音質が高音質になり、なおかつ動画再生時の音ズレも軽減するので積極的に活用したいところ。
なお、「aptX」のさらに上位版として「aptX LL」「aptX Adaptive」「aptX Lossless」など存在するが、Galaxyスマホは「aptX」しか使えないため、あえてここらの上位版に対応しているワイヤレスイヤホンを選ぶ必要はない。
3. 「LDAC」対応可否はどっちでもいい
「aptX」と並ぶ上位版コーデックとして「LDAC」(エルダック)あり。
ハイレゾ再生できるBluetoothコーデックとして巷では宣伝される。GalaxyスマホはLDACに対応しているため、LDACが使えるワイヤレスイヤホンを選べばLDAC準拠の高音質オーディオ再生が可能だ。
ただ、体感レベルの音質は「aptX」とさして変わらない。「aptX」に比べると選ぶべき優先順位は低い。
4. 所々検討するのが面倒ならサムスン純正「Galaxy Buds」を選ぶ
韓国サムスンが手がける純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)。
他社ワイヤレスイヤホンと同じくBluetoothを使ったワイヤレスイヤホン。ただ、Galaxyスマホ向けの自社優遇仕様を搭載することもあり、Galaxyスマホとの相性はピカイチ。
特に自社専用のBluetoothコーデック(Bluetooth転送規格)である「Samsung Scalable」が使える点は大きい。
Samsung Scalableは、Galaxy S7以降のGalaxyスマホとセットで使えばLDAC準拠の音域&情報量で通信可能。音質がより高音質になり、動画再生時の音ズレも軽減される。ワイヤレス接続の安定感も強化されるので屋外で使いたい人にもおすすめ。
【概略】Galaxyスマホに対応している おすすめのワイヤレスイヤホンまとめ
(製品名をタップすると当該項目までスクロールします)
1. サムスン純正「Galaxy Buds」シリーズ
(1)Galaxy Buds2(価格1.8万円) | |
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(2)Galaxy Buds FE(価格1.2万円) | |
![]() | 2023年に登場した新エントリーモデル。コスパ重視。物自体はほぼGalaxy Buds2と変わらず(Amazonで見る) |
(3)Galaxy Buds2 Pro(価格3万円) | |
![]() | Galaxy Budsシリーズの現行・最上位モデル。オーディオ性能を強化(Amazonで見る) |
2. 【U1万円】Galaxyスマホと相性いいワイヤレスイヤホン
(1)ヤマハ「TW-E3C」(価格6,000円) | |
![]() | ヤマハの王道エントリーモデル。長時間のリスニングでも聞き疲れないクリアなサウンド。aptX対応(Amazonで見る) |
(2)ハーマン「JBL WAVE BUDS」(価格5,000円) | |
![]() | 大手JBLのエントリーモデル。ボーカルくっきりしたスピーカーっぽい音質(Amazonで見る) |
(3)Anker「Soundcore Life P40i」(価格7,990円) | |
![]() | ケース併用で60時間使える最強スタミナモデル。ノイズキャンセリングやマルチポイントなど最新機能も盛り沢山(Amazonで見る) |
(4)EarFun「EarFun Air Pro 3」(価格7,990円) | |
![]() | 昨今の主要機能をすべて詰め込んだコスパモデル。ノイズキャンセリング、マルチポイント、aptX、ケース併用45時間バッテリーなど搭載(Amazonで見る) |
3. 【U2万円】Galaxyスマホと相性いいワイヤレスイヤホン
(1)Anker「Soundcore Liberty4 NC」(価格12,990円) | |
![]() | 50時間バッテリー、マルチポイント、LDACなどもろもろ対応したコスパモデル。ガンメタル仕様のイヤホン・デザインも格好よし(Amazonで見る) |
(2)パナソニック「Technics EAH-AZ40M2」(価格1.5万円) | |
![]() | パナソニック老舗オーディオ・ブランド「Technics」。ハイレゾっぽい音を再現した淀みないオーディオが魅力(Amazonで見る) |
(3)ハーマン「JBL LIVE PRO 2」(価格1.7万円) | |
![]() | ジュエリー小物感あるおしゃれイヤホン。機能面も充実。ノイズキャンセリング、マルチポイント、40時間バッテリー搭載あり(Amazonで見る) |
(4)ソニー「WF-C700N」(価格1.4万円) | |
![]() | 1.4万円で買えるソニー中堅モデル。ノイズキャンセリング&マルチポイント対応。ソニーの音質補正機能「DSEE」も使える(Amazonで見る) |
3. 【そのほか】Galaxyスマホと相性いいワイヤレスイヤホン
(1)BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」(価格3.3万円) | |
![]() | BOSEのホームスピーカーをワイヤレスイヤホン環境で再現した高音質モデル。重低音&伸びやかなボーカルに強み。ノイズキャンセリング性能も業界トップレベル(Amazonで見る) |
(2)ソニー「WF-1000MX5」(価格3.3万円) | |
![]() | ソニーの現行フラッグシップ。ボーカル重視のクリア・サウンド。ソニー独自の音質補正機能「DSEE」と組み合わせることでさらに高音質に(Amazonで見る) |
(3)パナソニック「Technics EAH-AZ80」(価格3.7万円) | |
![]() | Technics現行フラッグシップ。原音の再現に特化した高級オーディオ路線のワイヤレスイヤホン。業界初となる3台接続できるマルチポイント機能も搭載(Amazonで見る) |
1. サムスン純正「Galaxy Buds」シリーズ
(1)Galaxy Buds2(価格1.8万円)
製品評価 | |
音質 | (4) |
【評価】ほぼ低音イヤホン。Galaxyスマホなら専用コーデックが利用可能 | |
機能性 | (4) |
【評価】ノイズキャンセリング対応 | |
バッテリー持ち | (4) |
【評価】相場平均的なスタミナ(イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大28時間持ち) |
すべて揃ったGalaxy Budsシリーズの入門モデル
サムスン純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)。現行の入門モデルとなるのが「Galaxy Buds2」。
入門モデルとは言うもののGalaxyスマホ向けの専用コーデック「Samsung Scalable」に対応。Galaxy S7以降のGalaxyスマホと組み合わせることでより高音質なオーディオ再生が可能になる。動画再生時の遅延(音ズレ)もほとんどわからないレベルに落ち着く。
ノイズキャンセリング機能にも対応。機能ONにすれば周囲の騒音を中和・低減できる。ガチな遮音よりかはデジタル耳栓として、それとなく周囲の音を低減する使い方に最適。
(2)Galaxy Buds FE(価格1.2万円)
製品評価 | |
音質 | (4) |
【評価】ほぼ低音イヤホン。Galaxyスマホなら専用コーデックが利用可能 | |
機能性 | (3.5) |
【評価】ノイズキャンセリング対応、ケースのワイヤレス充電(Qi)は非対応 | |
バッテリー持ち | (5) |
【評価】相場平均的なスタミナ(イヤホン単体8.5時間、ケース併用で最大30時間持ち) |
【コスパ特化】Galaxy Budsシリーズの入門モデル(2023年版)
2023年9月に登場した最新モデル。サムスン製品の廉価版ブランド"FE"の名を冠した入門モデルの位置付け。
物自体は現行エントリーモデル「Galaxy Buds2」とほぼ変わらず。ケースのワイヤレス充電(Qi)機能を省いてコストカットした。
同製品の登場に伴い、Galaxy Buds2 が1.4万円→1.8万円に値上げしたことで、相対的に Galaxy Buds FE のコスパがよくなった。
ケースのワイヤレス充電(Qi)機能が使えないのは欠点だが、コスパを重視する人だと Galaxy Buds2 ではなくGalaxy Buds FEを選んでもいいかもしれない。Galaxyスマホ向けの専用コーデックも使えるので音質も問題ない。
(3)Galaxy Buds2 Pro(価格3万円)
製品評価 | |
音質 | (4.5) |
【評価】次世代コーデック「Samsung Seamless」を利用可能 | |
機能性 | (4) |
【評価】ノイズキャンセリングや | |
バッテリー持ち | (4) |
【評価】相場平均的なスタミナ(イヤホン単体8時間、ケース併用で最大29時間持ち) |
Galaxy Budsシリーズの最上位モデル、オーディオ性能に特化
Galaxy Budsシリーズの現行・最上位モデル「Galaxy Buds2 Pro」。
Galaxyスマホ向けの次世代Bluetoothコーデック「Samsung Seamless」に初対応。One UI 4.0以上のGalaxyスマホ(もっぱらGalaxy S10以降の機種)と接続すれば、よりGalaxyスマホに最適化された高音質オーディオ再生が可能になる。
価格3万円と割高だが、とことんまでにオーディオ性能にこだわりたい人だと検討余地あり。
2. 【U1万円】Galaxyスマホと相性いいワイヤレスイヤホン
(1)ヤマハ「TW-E3C」(価格6,000円)
製品評価 | |
音質 | (5) |
【評価】U1万円ではトップクラスの高音質モデル、aptXも使える | |
機能性 | (4) |
【評価】マルチポイント対応 | |
バッテリー持ち | (4) |
【評価】相場平均的なスタミナ(イヤホン単体9時間、ケース併用で最大24時間持ち) |
楽器の音が映えるヤマハ純正ワイヤレスイヤホン
楽器メーカー「ヤマハ」(YAMAHA)が手がける王道スタンダードモデル「TW-E3C」。
中音域〜高音域の描写に強み。音がクリアで楽器の音など聞き取りやすい。全体的にきれいさっぱりしたオーディオで長時間のリスニングでも聞き疲れない。
Bluetoothオーディオコーデック「aptX」にも対応。Galaxyスマホとセットで使えばより高音質になり、ワイヤレス接続の安定感も強化される。Galaxyスマホユーザーなら選ぶ価値あり。
マルチポイント機能にも対応。2台のデバイスを同時接続。なにかしらオーディオ再生を開始するだけで当該デバイス側にオーディオ出力先が自動で切り替わる。
GalaxyスマホだけでなくノートPCやNintendo Swtichでもワイヤレスイヤホンを使いたい、使いまわしたい人だとマルチポイント対応がプラスαのセールスポイントになるはずだ。
(2)ハーマン「JBL WAVE BUDS」(価格5,000円)
製品評価 | |
音質 | (4.5) |
【評価】ボーカルくっきりした聞き心地よい音 | |
機能性 | (3) |
【評価】特に目立った機能なし | |
バッテリー持ち | (5) |
【評価】そこそこ優秀(イヤホン単体8時間、ケース併用で最大32時間持ち) |
スピーカーらしさあるボーカル重視のワイヤレスイヤホン
スピーカー製品で知られる米JBLが手がける「JBL WAVE BUDS」。
スピーカーらしさあるボーカルくっきりした、音こもらないクリアな音質が魅力。ボーカル重視で音楽を聞きたい人、あるいは動画を視聴したい人だとオーディオ相性よし。
aptXコーデックには対応しないが、そうとは思えぬ高音質モデルなので心配する必要はない。
(3)Anker「Soundcore Life P40i」(価格7,990円)
製品評価 | |
音質 | (3.5) |
【評価】ごくごく普通のドンシャリ・イヤホン | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリング、マルチポイント対応 | |
バッテリー持ち | (5+) |
【評価】60時間超の変態スタミナ仕様(イヤホン単体12時間、ケース併用で最大60時間持ち) |
60時間バッテリー&最新機能を網羅したオーディオ・ガジェット
モバイルバッテリー製品で知られるAnkerのワイヤレスイヤホン「Soundcore Life P40i」。2024年4月に発売開始した最新モデルの位置付け。
価格的、立ち位置的には入門者向けの製品だが、そうとは思えぬ豪華な仕様が並ぶ。ノイズキャンセリング、マルチポイント、Anker独自の空間オーディオ再生に対応する。
また、バッテリー駆動時間は業界トップクラスとなるケース併用60時間。イヤホン単体でも12時間持つ超絶スタミナモデルに。
音質はドンシャリ。低音強く、高音シャンシャンしている。Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整も可能なので気に食わなければカスタムしたい。
(4)EarFun「EarFun Air Pro 3」(価格7,990円)
製品評価 | |
音質 | (3.5) |
【評価】ごくごく普通の低音イヤホン | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリング、マルチポイント、aptX対応 | |
バッテリー持ち | (5+) |
【評価】40時間超のスタミナ仕様(イヤホン単体7時間、ケース併用で最大45時間持ち) |
最新トレンド機能を詰め込んだオーディオ・ガジェット
中国の新興オーディオブランド「EatFun」が手がけるフラッグシップ相当モデル。
中華メーカーらしいコスパ光る1品。ノイズキャンセリング、ながら聴き機能(外音取り込み機能)、マルチポイント、ケースのワイヤレス充電(Qi)など揃えた。aptXも使える。
また、バッテリー駆動時間はケース併用で45時間とスタミナ仕様。ほぼ業界トップクラスの水準に。
音質はいたって普通の低音イヤホンだが、Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整が可能。もとよりカスタムしてしまえばデフォルトの音質など関係ない。
ブランド知名度さておき、機能性を重視したガジェット寄りのワイヤレスイヤホンを探している人だと EarFun Air Pro 3 がおすすめ。
3. 【U2万円】Galaxyスマホと相性のいいワイヤレスイヤホン
(1)Anker「Soundcore Liberty4 NC」(価格12,990円)
製品評価 | |
音質 | (3.5) |
【評価】いたって普通の低音イヤホン。各々好きな音にカスタムして使いたい | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリングやマルチポイントなど最新機能もろもろ対応 | |
バッテリー持ち | (5+) |
【評価】業界トップクラスのスタミナ仕様(イヤホン単体10時間、ケース併用で最大50時間持ち) |
Ankerの現行フラッグシップモデル、LDACにも対応
モバイルバッテリー製品で知られるAnkerの現行フラッグシップモデル「Soundcore Liberty 4 NC」。
この価格帯では圧倒的なコスパ誇る1品。ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDACなど最新機能をもろもろカバー。バッテリー駆動時間は業界トップクラスとなるケース併用50時間を実現した。
主な対応機能
- ノイズキャンセリング
- マルチポイント
- LDAC
- 防水(IPX4)
- 通話時ノイズカット
- ケースのワイヤレス充電(Qi)
- イコライザー調整
イヤホン・デザインはガンメタル仕様で高級感あり。
音質は典型的なドンシャリ(低音強め・高音シャンシャン)だが、Android向けの専用アプリを使えば任意の音質にカスタムできるので、音質が気に食わない場合は各々カスタムしたい。
(2)パナソニック「Technics EAH-AZ40M2」(価格1.5万円)
製品評価 | |
音質 | (5) |
【評価】ハイレゾ思わすクリア・サウンド | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリング、マルチポイント(3台可)に対応 | |
バッテリー持ち | (3) |
【評価】相場よりも気持ち短め(イヤホン単体5.5時間、ケース併用で最大18時間) |
Technicsブランドモデル、業界初となるマルチポイントの3台接続が可能
パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」(テクニクス)。その通常版モデルとなるのが「EAH-AZ40M2」。
ハイレゾを思わす音の粒が細かなクリア・サウンド。原音ままのオーディオ再生を目指した高級オーディオ路線の仕上がりに。
業界初となる3台同時接続できるマルチポイント機能にも対応。接続したデバイス間で、なにかしらオーディオ再生したデバイスに自動でオーディオ出力先が切り替わる。
GalaxyスマホだけでなくノートPCやNintedo Swtichも含めてワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと勝手のよさは明らか。
(3)ハーマン「JBL LIVE PRO 2」(価格1.7万円)
製品評価 | |
音質 | (5) |
【評価】低音域〜中音域を重視したクリアで力強いサウンド | |
機能性 | (4) |
【評価】ノイズキャンセリング、マルチポイントが利用可能 | |
バッテリー持ち | (5+) |
【評価】業界トップクラスのスタミナ仕様(イヤホン単体10時間、ケース併用で最大40時間持ち) |
ジュエリー小物感あるおしゃれイヤホン、機能性も充実
米スピーカー・メーカーのJBLが手がける中堅ワイヤレスイヤホン「JBL LIVE PRO 2」。
ジュエリー小物感ある、おしゃれイヤホン。装着すると耳元でちらりと光ってよきアクセントに。デザイン重視でワイヤレスイヤホンを選びたい人だとこれ以上の製品はない。
見てくれだけでなく機能性も充実。ノイズキャンセリング、外音取り込み機能(ながら聞き機能)、マルチポイントに対応。バッテリー駆動時間はケース併用で40時間と業界トップクラスの水準に。
音質は低音域〜中音域を重視。力強くてクリアな音で聞き心地よい。Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整も可能だ。
(4)ソニー「WF-C700N」(価格1.4万円)
製品評価 | |
音質 | (5) |
【評価】ボーカル重視の王道のソニー・サウンド | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリングやマルチポイントが利用可能 | |
バッテリー持ち | (3) |
【評価】相場平均的なスタミナ(イヤホン単体10時間、ケース併用で最大20時間持ち) |
ソニー中堅モデル、ノイズキャンセリング&マルチポイントが利用可能
2023年に登場したソニーの中堅モデル。
エントリーモデル「WF-C500」を土台にアップデート。ノイズキャンセリング、外音取り込み(ながら聞き機能)、マルチポイント対応など機能面を強化した。
ソニー独自の音質補正機能「DSEE」も利用可能。もともとボーカル重視の解像度が高めのオーディオだが、プラスαで高音域が明るくなり、楽器の音など聞き取りやすくなる。
価格は1.8万円だったものの、ここ最近は1.4万円で購入可能。トータルで見てコスパよい1機。
3. 【そのほか】Galaxyスマホと相性いいワイヤレスイヤホン
(1)BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」(価格3.3万円)
製品評価 | |
音質 | (5+) |
【評価】BOSEのホームスピーカーそのもの | |
機能性 | (5+) |
【評価】ノイズキャンセリングに対応(ほぼ業界トップの性能あり) | |
バッテリー持ち | (4) |
【評価】相場平均的なスタミナ(イヤホン単体6時間、ケース併用で最大24時間) |
音質とノイズキャンセリング性能に絶対的な強み
BOSEの現行フラッグシップモデル「QuietComfort Ultra Earbuds」。
音質とノイズキャンセリング性能に絶対的な強みを持つフラッグシップの極み。
BOSEのホームスピーカーを再現した迫力あるサウンドあり。今作より搭載された新機能「イマーシブサウンド機能」(いわゆる”空間オーディオ再生”)と組み合わせることで低音が重低音に化け、ホームスピーカーのような"ヴォンヴォン”に近い重たい音が鳴る。
同時にスピーカーらしさある伸びやか、くっきりなボーカルが際立ち、これもうホームスピーカーそのものだ。
ノイズキャンセリング性能はほぼ業界トップ。機械的な雑音除去性能、イヤホンハード構造による物理的な遮音性能も高い。屋外で歩きながら使うと危険なレベルなので注意したい。
(2)ソニー「WF-1000XM5」(価格3.3万円)
製品評価 | |
音質 | (5) |
【評価】ボーカル楽しむための王道サウンド | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリング、マルチポイント、DSEE Extremeに対応 | |
バッテリー持ち | (5) |
【評価】相場上位のスタミナ持ち(イヤホン単体12時間、ケース併用で最大36時間) |
ソニーの現行フラッグシップモデル、意外にも軽量コンパクトなイヤホンサイズ
2023年に登場したソニーの現行フラッグシップモデル「WF-1000XM5」。
前作モデル同様にボーカル重視のオーディオ、高精度なノイズキャンセリング性能あり。これにくわえて今作はイヤホンサイズを小型化。長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくくなった。
前作モデルはイヤホンサイズが大きく、特に女性だと長時間のイヤホン装着が苦痛なレベルだった。今作なら問題なし。女性もちろん男性だと違和感すらない。
音質はボーカル重視。ソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」も対応。高音域をハイレゾ相当に補正できる。ボーカル重視で明るめの音を好む人だとオーディオ相性は抜群だ。
(3)パナソニック「Technics EAH-AZ80」(価格3.7万円)
製品評価 | |
音質 | (5) |
【評価】ハイレゾ思わすクリア・サウンド | |
機能性 | (5) |
【評価】ノイズキャンセリング、マルチポイント(3台可)に対応 | |
バッテリー持ち | (4) |
【評価】(イヤホン単体7時間、ケース併用で最大24時間) |
Technicsの現行フラッグシップモデル、ハイレゾ思わす”淀みない”オーディオが魅力
パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」(テクニクス)。現行・最上位モデルとなるのが「EAH-AZ80」。
Technicsの高級イヤホン(有線イヤホン)「EAH-TZ700」の技術を転用したオーディオ特化仕様。ありのままの音の描写・再現に磨きをかけた。
業界初となる3台同時接続できるマルチポイント機能にも対応。接続したデバイス間で、なにかしらオーディオ再生したデバイスに自動でオーディオ出力先が切り替わる。
GalaxyスマホだけでなくノートPCやNintedo Swtichも含めてワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと勝手のよさは明らか。
この記事のまとめ
ここまでGalaxyスマホ向けのおすすめのワイヤレスイヤホンをまとめてきた。
予算の都合さえ合えばGalaxy Budsシリーズを使うのが一番の理想。オーディオの高音質化、低遅延(音ズレ回避)、ワイヤレス接続の安定感が一挙に得られる。
また、Galaxy Budsシリーズはケースカバーの種類が多め。ケースカバーも含めてこだわりたい人だとGalaxy Budsシリーズはおすすめ。
そのほか最新のワイヤレスイヤホンに関しては↓以下記事で適時まとめている。こちらも参考にしてみてほしい。
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