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ワイヤレスイヤホン

BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」レビュー|空間オーディオ再生&マルチポイントに追加対応したカスタムモデル

2023年11月9日

BOSEの新作ワイヤレスイヤホン「QuietComfort Ultra Earbuds」。

2022年に登場したオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」のカスタムモデル。BOSE初となる空間オーディオ再生に追加対応したほか、後日アップデートでマルチポイントも使えるようになる。

オーディオ仕様やノイズキャンセリング性能はほぼオリジナルまま(... というか同じ)。イヤホン筐体もデザインを除けばオリジナルそのものだ。BOSE公式いわく「次世代モデル」の位置づけだが、実際のところはカスタムモデルと言うべきだろう

価格は4万円とオリジナル版に比べて価格が1万円近く値上がりしてしまったが、もっぱら空間オーディオやマルチポイントを使いたい人であればオリジナル版よりも「QuietComfort Ultra Earbuds」を選びたい。

そきあきら(筆者)
この記事では、 QuietComfort Ultra Earbuds をレビューしていきます

【レビュー概略】BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」

基本情報・スペックシート

基本情報

発売時期2023年10月
市場価格4万円
販売元メーカーBOSE(米国)

スペックシート

ノイズキャンセリング対応
外音取り込み(ながら聴き機能)対応
マルチポイント対応(最大2台)
ペアリング接続先の上書き切り替え対応
防水対応(IPX4)
Bluetoothバージョン5.3
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX Adaptive
バッテリー駆動時間イヤホン単体6時間
ケース併用で最大24時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ 

付属品

付属品一覧

  • USBケーブル(USB Type-C to Aケーブル)
  • イヤーピース3サイズ(S・M・L)
  • スタビリティバンド3サイズ(S・M・L)
  • 取扱説明書

 

 

評価ポイント

  • 業界トップ水準のノイズキャンセリング性能
  • イヤホンの装着感&遮音性が抜群
  • 低音ズンズン、ボーカルくっきりなBOSEサウンド
  • 空間オーディオ再生は本格的な仕上がり
  • マルチポイントに追加対応(後日アップデートで解禁)
  • タッチセンサーの上下スワイプで音量調整が可能

土台の部分の性能・機能はオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」まま。

業界トップと名高いノイズキャンセリング性能は健在。イヤホン構造による物理的な遮音性能も高く、機械的なノイズカットだけでは除去しにくい人の話し声なども低減できてる。

BOSEスピーカーらしさあるズンズン鳴る低音も魅力。追加対応した空間オーディオ再生と組み合わせることでホームオーディオを思わす低音の厚みや臨場感が生まれる。いざ使うとBOSEと空間オーディオの相性がここまで良いのかと感動あるレベル。AirPods以外のワイヤレスイヤホンで空間オーディオ再生の本命機種を聞かれたら「QuietComfort Ultra Earbuds」を挙げたい。

 

 

微妙だったところ(あるいは明確なデメリット)

  • オリジナル版よりも割高
  • ワイヤレス充電するには別売りのケースカバーを購入する必要あり(価格6,500円)

QuietComfort Ultra Earbuds はオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」の純然たるアップデートモデルだが、一方で価格は4万円に値上げ。オリジナル版は3万円前後で購入できる。

また、同時発表されたワイヤレス充電(Qi)できるケースカバーは別売り。価格6,500円とケースカバーにしては割高。これも調達するとなると合計で46,500円ほど。さすがにワイヤレスイヤホンにしては割高だ。

空間オーディオ再生やマルチポイントが必要ない人であればコスパの観点からオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」を選んでもいいかもしれない。もとより基本的なオーディオ性能、ノイズキャンセリング性能は変わらない。

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製品をおすすめできる人

  • ノイズキャンセリング性能をなにより重視する人
  • マルチポイントを使いたい人
  • (実用レベルにある)空間オーディオ再生を使いたい人

オリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」同様にノイズキャンセリング狙いの人であれば選んでしまって問題ない。機械的な遮音、物理的な遮音、いずれも業界トップの実力だ。

なおかつ、オリジナル版から追加アップデートされた空間オーディオ再生やマルチポイントに関心ある人におすすめ。

特に空間オーディオ再生が捨てがたいセールスポイント。BOSEスピーカーらしさあるズンズン鳴る低音が、そっくりそのまま臨場感ある重低音に変わる。昨今、各社が空間オーディオ対応のワイヤレスイヤホンを展開しているが、空間オーディオの本命はBOSEかもしれないと思わす確かな実力あり。

 

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▶ レビュー詳細

この記事の目次(タッチで移動)

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BOSE QuietComfort Ultra Earbuds の外観・デザイン

イヤホン形状はオリジナルまま、装着感は安定

イヤホン外側

イヤホン内側

イヤホン側面

イヤホン形状はオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」まま。イヤホン外側のデザインだけガンメタル仕様に変更された。

物理的な遮音性の高さに照らしてイヤホンサイズは小さめ。イヤーピースのサイズさえ調整すれば耳穴の形に沿ってすぽりとハマる。

"スタビリティバンド"と呼ぶイヤホン側面のシリコンバンドが耳穴としっかりフィット。装着感もちろん物理的な遮音性をも高めた。

スタビリティバンドは交換可能(3サイズ用意)

耳から飛び出てるイヤホン面積も少なめ。マスク着用時でもマスク紐の邪魔にならない。

 

 

ケースサイズは大きめだが、ズボンのポケットには入る

充電ケースは気持ち大きめ。数値で言うと縦6.5cm、横6cm、厚み2.5cmほど。

握りこぶし一つで包めるサイズ感。他社製品よりも気持ち大きめだが、男性であればズボンのポケットにしろ胸ポケットにしろ仕舞っておけるサイズ感。

なお、充電ケースはオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」をそのまま使いまわしてる。デザイン変更すら一切ない潔さ。

ケース素材はプラスチック。軽くマット加工してあり触り心地よい。

ただ、裸で放置しとくと擦り傷つきやすそう。できればケースカバーを使いたい。ケースカバーはAmazonあたりで1,000円前後で買える。オリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」のケースカバーがそのまま使いまわせるので種類は多め。

なお、同時発表されたBOSE純正ケースカバーを使えばワイヤレス充電(Qi)できるようになる。価格が6,500円と割高だが、日常的な充電ストレスから解放されたい人(ケーブル抜き差しするのが面倒くさい人)なら検討してもいいかもしれない。

▼ ワイヤレス充電(Qi)可能なBOSE純正ケースカバー

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BOSE QuietComfort Ultra Earbuds の音質

低音ズンズン、ボーカルくっきり

BOSEらしさあるズンズン響く低音が特徴的。音場も広く、ボーカルもくっきりしてて、さながらスピーカーを思わす音の作り。

音の作りはオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」と変わらないが、今作はプラスαで空間オーディオ再生に対応。

空間オーディオ再生にすると低音が重低音に、音場の広さが臨場感に化ける。BOSEスピーカーをそのまま再生しているかのような音の迫力あってYouTube動画一つにしろリッチコンテンツに化ける。BOSEいわくの”「聴く」から「体感する」へ”もあながち嘘ではない。

ただ、空間オーディオ再生に興味がない人だとオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」でも十分。繰り返すよう、音の作り(というかイヤホン構造設計)はオリジナル版と変わらない。

 

 

空間オーディオ初対応(詳細)

BOSE版の空間オーディオ再生こと”イマーシブオーディオ”に初対応。iOS・Android向けの専用アプリから設定できる。

イヤホンのハード設定レベルで音の鳴り方を変更。一度設定しまえば専用アプリが使えないWindows PCやMac環境でも空間オーディオ再生が可能だ。

空間オーディオは、何かしらオーディオが鳴るすべてのアプリ・サービスで利用可能。YouTubeやNetflix、各種音楽サブスク、あとはもちろんDMMプレーヤーも空間オーディオ仕様で再生できる。

いざ使うと低音の厚みや臨場感が増し、さながら映画館の音響を思わす音の鳴り方に変化。”ブゥンブゥン”響く連奏的な重低音が特に聞き心地よい。

他社のなんちゃって空間オーディオだと中音域〜高音域が劣化して、音がものいっそカサカサになる製品あるが、BOSEの空間オーディオは問題なし。オリジナルの音が残ってる。ASMRのような繊細な音の表現を必要するコンテンツとの相性も抜群だ。

 

 

イコライザー調整にも対応

iOS、Android向けに配信している専用アプリ「BOSE MUSIC」を使ったイコライザー調整に対応。

低音、中音、高音を調整するだけの簡易なイコライザー変更が可能。

デフォルトままでもBOSEらしさある、BOSEスピーカーらしさあるサウンドで完成しているが、より自分好みの音にカスタムしたい人ならイコライザー調整を活用あれ。

 

 

aptX Adaptive初対応

ハイレゾ同等の音域(48kHz/24bit)を再現したBluetoothオーディオコーデック「aptX Adaptive」に初対応。

aptX Adaptiveに対応するAndroidスマホなら「AAC」ではなく「aptX Adaptive」で接続できる。なお、サムスンやGoogleのスマホはaptX Adaptiveを採用せず。もっぱらソニー、シャープ、シャオミあたりのスマホで使える。iPhoneはaptX自体が非対応だ。

とはいえ、そこまで必須機能というわけではない。LDAC同様に明確に音質が向上するわけではなく、現状だとスペックシート上の高音質と言うのが正直なところ。

ハイレゾ同等の音域を再現しただけであって、転送できる情報量は理論値最大420kbps止まり。かつロッシー再生(オリジナル音源から劣化するデータ圧縮仕様)なのでハイレゾの有用性どうこう以前の話としてBluetoothオーディオの域を脱してない。過度な期待は禁物だ。

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ノイズキャンセリングの性能は?

ノイズキャンセリングは業界トップの実力

ノイズキャンセリングに対応。機能ONにすると周囲の音を低減・中和できる。

機能ON/OFFで明確に違いあり。電車やバスの中で使えば走行音が中和され、音量を上げずともそのままオーディオが聞き取れるようになる。

イヤホン構造による物理的な遮音性も高め。イヤホン側面部のゴムバンド(スタビリティバンド)によって耳の隙間を限りなくゼロに。機械的なノイズカットだけでは除去しにくい人の話し声なども物理的に低減してる。

機械的なノイズカット性能の高さばかりアピールするノイズキャンセリング製品多しだが、物理的な遮音性にもこだわったのはBOSEならでは。BOSEのノイズキャンセリング・ブランド「QuietComfort」を名乗る製品だけはある。

ノイズキャンセリングに伴うホワイトノイズ("サーッ”といった機械音)はごくわずか。オーディオ再生を止めた状態だとほぼほぼ無音に近い環境になる。

 

 

ノイズキャンセリングの遮音強度は調整可能

ノイズキャンセリングモードをいくつか作成可能。ノイズキャンセリング強度を任意に調整できる。設定はiOS、Android向けの専用アプリ「BOSE MUSIC」から行う。

同時に空間オーディオ再生(イマーシブオーディオ)のON/OFFも指定可能。WindowsPCやMacなど専用アプリが使えない環境でイヤホンを使う予定の人なら先に設定しておきたい。

ノイズキャンセリングモードはイヤホンのタッチセンサー長押しで切り替わる。

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外音取り込み(ながら聴き機能)の性能は?

外音取り込み機能は高性能、ながら聴き用途にも合いそう

外音取り込み機能に対応。機能ONにするとイヤホンマイク通じて周囲の音を集音。イヤホンを装着したままスピーカー通じて周囲の音が聞き取れる。

音の取り込み精度は非常に高い。イヤーピースによる物理的な音こもりこそ残るものの、同機能を通じた機械的な音の取り込みによる音こもりは少ない。(ほぼ)クリアな音と言ってしまって問題ない。

屋外で歩きながら、安全考慮しながらイヤホンを使うときなど常時機能ONしておけば”ながら聴き”イヤホン代わりになる。

外音取り込み機能はイヤホンのタッチセンサー長押しで機能ON/OFFできる。

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ペアリング仕様

【概略】ペアリング仕様




Google Fast Pair対応
マルチポイント対応予定(最大2台)
マルチペアリング対応(最大6台)
ペアリング接続先の上書き切り替え対応
新規ペアリングモードの起動方法ケース背面のボタンを3秒長押し

Google Fast Pair とは?

Google Fast Pairは、Googleが提供するペアリング簡素化システム。

Android OS 6.0以上のスマホであれば、専用のポップアップ画面からワンタップで初回のペアリング設定できる。

マルチポイントとは?

マルチポイントとは、複数デバイスを同時接続できる機能のこと。

なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に音声出力先が自動で切り替わる。

関連記事:マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンまとめ

マルチペアリングとは?

マルチペアリングとは、複数デバイスのペアリング設定情報が記録できる機能のこと。

1度記録してしまえば次回以降に再度セットアップする必要がなくなり、ケースふたを開くだけでデバイスと再接続できる。

昨今のワイヤレスイヤホンだとおおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング設定情報が記録できる。

ペアリング接続先の上書き切り替えとは?

違うデバイスにペアリング接続を切り替える場合、先に現在のペアリングを解除する必要がある。

一転、「ペアリング接続先の上書き切り替え」に対応したワイヤレスイヤホンであれば、現在のペアリングを解除する必要なし。ペアリングを移したいデバイスのBluetooth設定画面でイヤホン名を選択するだけでペアリング接続先が切り替わる。

関連記事:スマホ←→PC間のペアリング接続切り替えが簡単な完全ワイヤレスイヤホンまとめ

新規ペアリングモードの起動方法について

大方のワイヤレスイヤホンだと初回設定時はケースふたを開くだけで自動で新規ペアリングモードが起動する。

2回目(2台目)以降のペアリング接続を行う場合は新規ペアリングモードを手動で起動する必要がある。


 

 

新規ペアリングモードの起動方法

左右イヤホンをケースに入れ、ケースふたを開いた状態にして、ケース背面にあるペアリングボタンを3秒長押しで新規ペアリングモードに切り替えられる。

 

 

複数デバイス間のペアリング切り替え方法

ペアリング接続先の上書き切り替えに対応

ワイヤレスイヤホンの接続先を切り替える際、現在のペアリング接続を解除する必要なし。切り替え先デバイスのBluetooth設定画面からイヤホン名を選択するだけでペアリング接続先が切り替わる。

オリジナル版では専用アプリ経由の上書き切り替えのみ対応だったが、今作はBluetooth設定画面から直接の切り替えが可能だ。なお、専用アプリを使った切り替えにも対応している。

 

 

マルチポイント仕様

マルチポイントは後日のソフトウェア・アップデートで対応予定。対応時期は不明(2023年11月時点では未対応)。

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細かな機能レビュー

バッテリー持ち・充電環境

バッテリー駆動時間イヤホン単体6時間
ケース併用で最大24時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

バッテリー駆動時間は相場同等。ケース併用で24時間使える。

ケース充電は有線のみ。ワイヤレス充電(Qi充電)には対応しないが、別売りのケースカバーを使えばワイヤレス充電できるように。

 

 

通話マイク

通話時ノイズカット機能対応
風切り音カット対応

通話マイク性能は優秀。屋内外問わずに使える。

通話時の周囲の音のノイズカット(トーンダウン)、および声のピックアップが機能してる。

風切り音(通話マイクに当たった風の音カット)も除去。屋外で通話したい人でも問題ない。

 

 

ボタン操作




ボタン種類タッチセンサー
操作コマンドの割り当て変更△(長押しのみ変更可)
イヤホンの装着検出対応

イヤホン外側にタッチセンサーボタンあり。音楽コントロール、通話対応、音声アシスタント起動などひととおり操作可能。

タッチセンサーの上下スワイプによる音量調整できて便利(...いやこれ本当に地味だが便利)。

イヤホンの装着検出(イヤホン着脱によるオーディオの自動再生&停止)は初期状態だと機能OFFだが、専用アプリを使えば機能ONにカスタムできる。

スマホ操作コマンド(長押しのみ変更可能)

左イヤホン右イヤホン
1回タップ再生/停止
2回タップ次の曲に進む
3回タップ前の曲に戻る
上下スワイプ音量アップ or ダウン
長押しノイズキャンセリング←→外音取り込み機能

長押しのみカスタム可能。「空間オーディオ設定」「音声アシスタント起動」のどちらかを割り当てられる。

通話対応コマンド(割り当て変更不可)

左イヤホン右イヤホン
1回タップ着信対応
2回タップ着信終了
(着信時)着信拒否

 

 

防水性能

防水性能IPX4(IP4)
防塵性能×

相場相当のIPX4の防水性能あり。雨や汗が防げる。"生活防水"言うだけあって日常使いなら大方問題ない。

 

 

専用アプリ

専用アプリあり(iOS、Android)
イコライザー調整対応
操作コマンドの割り当て変更△(長押しコマンドのみ変更可)
低遅延モード(ゲームモード)×
イヤホンを探す対応

※アプリのファームウェア8.0.6時点

iOS、Android向けの専用アプリ「BOSE MUSIC」が利用可能(BOSE CONNECTではないので注意)。

アプリは使わなくても問題ないが、カスタマイズ内容を見るに必須アプリ。イコライザー調整、空間オーディオ設定などすべてアプリ上から行う。将来的に予定されるマルチポイント対応もアプリ通じたソフトウェア・アップデートが必要だ。

Bose Music

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iPhoneとの相性

iPhoneとの相性(非常によい)
AACコーデック対応
iOS向け専用アプリあり

iPhoneで使いたい人でも問題なし。オーディオ再生、アプリ使った所々カスタマイズ、空間オーディオ再生などの機能がそのまま使える。

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BOSE QuietComfort Ultra Earbuds の気になったところ(あるいはデメリット)

オリジナル版に比べて1万円近く割高

QuietComfort Ultra Earbudsは、オリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」のよくも悪くもカスタムモデル。音質やノイズキャンセリング性能はさして変わらず。以下のような点が追加アップデート(あるいは改善)された。

  • マルチポイント対応(対応予定)
  • ペアリング接続先の上書き切り替えに対応
  • ペアリング接続勝手の改善
  • 空間オーディオ再生に対応
  • aptX Adaptive(およびaptXコーデック)に対応

オリジナル版の弱点だったペアリングまわりの仕様が堅実に改善されてて好印象。

ただ、アップデート内容に照らして価格が割高。直販価格で39,600円。オリジナル版は3万円前後で購入できる。実質的に1万円近く値上がりした。

実用面で言うと「空間オーディオ再生に対応」「マルチポイント対応」あたりは評価できる。逆にここらの内容に惹かれない人だとオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」でも十分かもしれない。

 

 

ワイヤレス充電するには別売りのケースカバーを購入する必要あり(価格6,500円)

QuietComfort Ultra Earbuds と同時発表されたBOSE純正ケースカバーを使えばワイヤレス充電(Qi)できるようになる。

ただ、価格が6,500円とケースカバーにしては割高。相場だと1,000円〜2,000円程度。6,500円はさすがに高い。

ちなみに、同ケースはオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」でも利用可能。コスパ重視かつワイヤレス充電したい人だと QuietComfort Earbuds Ⅱ と組み合わせるのも手だ。

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この記事のまとめ

ここまで QuietComfort Ultra Earbuds をレビューしてきた。

オリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」の純然たるカスタムモデル。特に空間オーディオ再生は実用的かつ業界トップクラスの完成度。空間オーディオ狙いで購入する価値はある。

イヤホンの土台の部分はオリジナル版と変わらず。業界トップと名高い高性能ノイズキャンセリング、低音ズンズン響く高音質オーディオ、いずれも健在。

価格が4万円と割高だが、空間オーディオ再生だったり、マルチポイント機能(将来的に解禁予定)が使いたい人であれば QuietComfort Ultra Earbuds を選んで間違いない。

逆に空間オーディオやマルチポイントに興味がない人だとオリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」で十分。価格も3万円とハイエンド・ワイヤレスイヤホンの相場水準にとどまっててコスパよい。

 

オリジナル版「QuietComfort Earbuds Ⅱ」はこちら

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