ワイヤレスイヤホン

【Galaxy Buds選び方ガイド】Buds2/Pro/Liveの違いを比較解説

2020年10月25日

サムスンが手がけるワイヤレスイヤホンシリーズ「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)。

2019年に初代モデルが発売され、2021年9月時点で3種類が展開される。よくも悪くも同3機種の性能差、価格差が縮まってきたこともあり、なかなか初見だとどれがいいのか選びずらい。

そこでこの記事では現行Galaxy Budsを比較解説。それぞれどういったポジションに位置づけられる製品なのか、どういった強みがあるのか解説していく。

Galaxy Budsシリーズの購入を検討している人、また従来のGalaxy Budsシリーズからの乗り換えを検討している人は記事を参考にしてほしい。

目次

Galaxy Budsシリーズ大枠解説

2021年9月時点で公式展開されるGalaxy Budsシリーズは以下の3機種。

Galaxy Buds2
市場価格:1.6万円前後 Amazonでチェック
現行エントリーモデル。「Galaxy Buds」(初代)、「Galaxy Buds+」(第2世代)に続く第3世代モデルとなる。ノイズキャンセリング(ANC)に対応

Galaxy Buds Pro

Galaxy Buds Pro
市場価格:1.6万円前後 Amazonでチェック

上位版モデル。ノイズキャンセリング(ANC)ほか最新機能が全部盛り。IPX7の防水性能も搭載。

Galaxy Buds Live
市場価格:1.8万円前後 Amazonでチェック
Galaxy Buds Proと対をなす上位版モデル。イヤーピースを使わないオープンイヤーイヤホン(耳をふさがないイヤホン)として展開される

 

Galaxy Budsシリーズ、何が違う?それぞれの製品特徴をチェック

Galaxy Buds2(エントリーモデル)

発売時期2021年9月
市場価格1.6万円前後

Amazonで最新の価格をチェック

Galaxy Buds2の製品特徴

  1. 初代「Galaxy Buds」の系譜を継ぐエントリーモデルの第3世代
  2. エントリーモデルながらノイズキャンセリング(ANC)対応
  3. どんな耳穴にもフィットする丸形イヤホン
  4. 音質は低音寄りフラット
  5. 防水性能はIPX2とオマケ程度

1. 初代「Galaxy Buds」の系譜を継ぐエントリーモデルの第3世代

Galaxy Buds2は、エントリーモデルの現行機種。「Galaxy Buds」(初代)、「Galaxy Buds+」(第2世代)に続く第3世代となる。

2. エントリーモデルでノイズキャンセリング(ANC)初対応

これまで上位版モデルに限られていたノイズキャンセリング(ANC)をエントリーモデルながら搭載。ほぼ上位版モデルと変わらぬ精度の高い騒音カット効果が味わえる。

ホワイトノイズ(ノイズキャンセリング利用時の"サーッ”といった機械音)も発生していないのでオーディオ止めての耳栓利用も問題ない。

3. どんな耳にもフィットする丸形イヤホン

イヤホン形状は新設計の丸型デザインに。イヤホンの突っかかりがなく、耳の穴の中でクルっと回って最適なポジションでフィットする。耳の大きさ、耳穴のいびつさ関係なく、十人十色の最適なポジションが見つかるのでイヤホンのフィット感の当たり外れが少ない。

4. 音質は低音寄りフラット

上位版モデル「Galaxy Buds Pro」同様に低音域と高音域を担当する2つのスピーカーを搭載。中音域〜高音域も出ているが、それ以上に低音が強め。バックサウンド重視で音楽を聞きたい人におすすめだ。

5. 防水性能はIPX2とオマケ程度

防水性能(厳密には防滴性能)はIPX2。せいぜい水しぶきを防ぐ程度。土砂降りの雨の中で使ったり、どっぷりと濡らしてしまうと故障するおそれも。

 

Galaxy Buds Pro(上位版モデル)

発売時期2021年4月
市場価格2万円前後

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Galaxy Buds Proの製品特徴

  1. 全部入りProモデル
  2. IPX7のスポーツ防水搭載
  3. 音質は中音域〜高音域重視
  4. イヤホンのフィット感は人を選ぶ
  5. Galaxy Buds2の登場で「Pro」要素が薄れつつある

1. 全部入りProモデル

Galaxy Buds Proは、"Pro"ポジションの最上位モデルの位置づけ。

ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み機能ほか、Galaxy Budsシリーズでは唯一となるGalaxyデバイス専用のマルチポイント機能にも対応。One UI 3.1以上を搭載したGalaxyデバイス間でマルチポイント状態が構築できる。

2. IPX7のスポーツ防水搭載

Galaxy Budsシリーズで唯一となるIPX7の防水性能。雨、汗どころか水泳中にも使える。イヤホンが汚れたら水洗いしても問題ない。

3. 音質は中音域〜高音域重視

低音域と高音域を担当する2つのスピーカーを内蔵。中音域〜高音域を重視した解像度高めのオーディオが楽しめる。ボーカルサウンドも聞きやすい。

4. イヤホンのフィット感は人を選ぶ

イヤホンはごくごく一般的なカナル型(耳栓型)イヤホン。イヤホンを外側から抑えるイヤーウィングを使っておらず、人によって、耳によってはイヤホンが耳から飛び出しそう。フィット感の合う、合わないが明確に出てくるタイプのイヤホンだ。

5. Galaxy Buds2の登場で「Pro」要素が薄れつつある

2021年9月に登場したエントリーモデルの「Galaxy Buds2」が異様に高性能、高機能なこともあり、Galaxy Buds Proの"Pro"ポジションが曖昧になりつつある。Galaxy Budsと比較すると、せいぜいIPX7の防水性能、あるいはGalaxyデバイス専用のマルチポイントくらいしか強みがない。

 

Galaxy Buds Live(オープンイヤーイヤホン)

発売時期2020年9月
市場価格1.8万円前後

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Galaxy Buds Liveの製品特徴

  1. シリーズ唯一のオープンイヤーイヤホン
  2. 実はノイズキャンセリング対応だが、あまり効果なし
  3. 根っからの重低音イヤホン
  4. 防水性能はIPX2とオマケ程度

1. シリーズ唯一のオープンイヤーイヤホン

Galaxy Buds Liveは、あえて周囲の音が聞こえるように設計されたオープンイヤーイヤホン。

オープンイヤーイヤホンというと骨伝導イヤホンだったり、耳周りに引っ掛けるイヤホンが一般的だが、Galaxy Buds Liveはイヤーピースなしの豆状イヤホンを耳穴に突っ込むことで耳穴に隙間を作り、オープンイヤー同等の使い勝手を実現した。

2. 実はノイズキャンセリング対応だが、あまり効果なし

Galaxy Buds Liveはノイズキャンセリング(ANC)対応。機能ONにすると静音効果が味わえる... と言いたいところだが、もとよりオープンイヤーイヤホンであり、静音効果は弱め(薄め)。

自宅や図書館など静かな場所であれば、より静けさを得ることができるが、屋外や騒音のある場所だとオープンイヤーイヤホンとしての開放感の方が勝ってしまうので、あまりノイズキャンセリングらしい静寂は味わえない。

3. 根っからの重低音イヤホン

Galaxy Buds2とGalaxy Buds Proは2つのスピーカーを搭載したフラット寄りのサウンドだが、Galaxy Buds Liveのみベースダクトを内蔵した根っからの重低音仕様だ。

オープンイヤーイヤホンと相まって重低音ながらもそこまで重くならず、重低音の美味しい部分だけ楽しめる。

4. 防水性能はIPX2とオマケ程度

Galaxy Buds2と同じくIPX2仕様。水しぶきを防ぐ程度の防水性能(厳密には防滴性能)しかない。汗程度であれば問題ないと思うが、ジョギングやジムで使う人だと少しばかり気になってくるかもしれない。

 

Galaxy Budsシリーズのさして変わらないところ(特に気にする必要がないところ)

価格

市場価格
Galaxy Buds21.6万円前後
Galaxy Buds Pro2万円前後
Galaxy Buds Live1.8万円前後

皮肉にも?今日のGalaxy Budsシリーズはさして価格差が見られない。

純粋にイヤホンの使いみちだけでポジションを分けてる感じ。

なお、中古価格であれば、Galaxy Buds Proが1.5万円前後、Galaxy Buds Liveが1万円前後(どちらも2021年10月時点)。Galaxy Buds2は2021年9月に発売開始の新製品とあり、まだ中古は出回らず。

 

充電ケース形状

充電ケース形状
Galaxy Buds2縦横5cm、厚さ2.5cm
Galaxy Buds Pro
Galaxy Buds Live

現行Galaxy Budsシリーズは、スクエア型デザインケースで統一。

ケースの外装サイズはすべて同じ。保護ケースやデザインケースがそのまま使いまわせる

Galaxy Harajuku(原宿にあるGalaxy公式ショップ)であれば1回300円でケースが作れるのでこちらも活用あれ。なお、ケース作成は公式サイトからも可能。全国発送も行っている(公式サイトをチェック)。

 

充電方法

充電方法
Galaxy Buds2USB Type-C(有線)、Qi(無線)
Galaxy Buds Pro
Galaxy Buds Live

充電ケースの充電方法はいずれも同じ。

Galaxyスマホほか一部のスマホで搭載が続くスマホ背面チャージ(厳密にはQiチャージ)にも対応している。

 

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間(ノイズキャンセリングON時)
Galaxy Buds2イヤホン単体5時間、ケース併用で最大20時間
Galaxy Buds Proイヤホン単体5時間、ケース併用で最大18時間
Galaxy Buds Liveイヤホン単体6時間、ケース併用で最大21時間

バッテリー駆動時間もさして変わりない。

ノイズキャンセリングOFFならいずれもケース併用で30時間前後のバッテリーが持つ。

 

Bluetoothオーディオコーデック

対応Bluetoothオーディオコーデック
Galaxy Buds2SBC、AAC、Samsung Scalable
Galaxy Buds Pro
Galaxy Buds Live

いずれもサムスンの自社開発チップを搭載。

Samsung ScalableはGalaxyスマホ専用のBlueoothオーディオコーデック。aptX以上の高音質&低遅延コーデックと宣伝される。

 

通話マイク性能

通話マイク性能
Galaxy Buds2ノイズカット付き通話マイク搭載
Galaxy Buds Pro
Galaxy Buds Live

いずれもノイズキャンセリング用の集音マイクを活用した精度の高いノイズカット(正確には口元から離れた場所にある音のトーンダウン)が利用できる。

Galaxy Buds2はエントリーモデルの位置づけだが、通話マイクはほぼ上位版モデルと変わらぬ高性能ぶり。

 

Galaxy Budsシリーズ、それぞれどんな人におすすめ?

Galaxy Buds2をおすすめできる人

  • スタンダードモデルで十分な人
  • イヤホンのフィット感を重視する人

Galaxy Buds2はもとよりエントリーモデルの位置づけなので迷ったらこれで十分。

第3世代となり、上位版モデル「Galaxy Buds Pro」の専売特許だったノイズキャンセリング(ANC)、ノイズカット付き通話マイクなど搭載。よくも悪くも上位版モデルと大差なくなってきたので選ぶ価値は重々にある。

また、イヤホン形状が再設計されたことで、イヤホンのフィット感だけで言えばGalaxy Buds Proよりも上だと思う。日常的なイヤホン利用による、ちょっとしたストレスが軽減されること違いない。

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Galaxy Buds Proをおすすめできる人

  • イヤホンの防水性能に重きを置く人
  • とかく最新機能を使ってみたい人

Galaxy Buds Proは、従来なら紛うことなき最上位モデルだったのだが、Galaxy Buds2が高性能すぎてポジションが曖昧になりつつある。

現在のもっぱらの差別化ポイントは、せいぜい防水性能くらい。シリーズ屈指のIPX7仕様なので水濡れ、水洗いは余裕だし、なんなら潜水利用も可能だ。

そのほか、Galaxyデバイス専用のマルチポイント機能、サムスン製の360度オーディオ、発声とともに外音取り込み機能を自動ONにする口元検出機能あたりが目ぼしいところ。ここらの機能に造詣ある人ならGalaxy Buds Proともども試してみてもいいかもしれない。

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Galaxy Buds Liveをおすすめできる人

  • オープンイヤーイヤホン狙いの人
  • イヤーピースを使った窮屈なイヤホンが苦手な人

Galaxy Buds Liveは、シリーズの中で唯一無二のオープンイヤーイヤホンとしてポジション確立している。

スポーツ、バイク、在宅ワーク等々、もとよりオープンイヤーイヤホンを探している人なら丁度よさそうだ。

また、イヤーピースを使わないイヤホンなので耳穴への締め付けもほぼ無い。イヤーピースのあるイヤホンだとどうしても耳が疲れてしまう人ならGalaxy Buds Liveを使えばストレス回避できていいかもしれない。

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