サムスンが手がける完全ワイヤレスイヤホンシリーズ「Galaxy Buds」(ギャラクシー・バッズ)。
そのネーミングとは裏腹にGalaxyスマホ以外のAndroidスマホでも、なんならiPhoneでも利用できる。中身はあくまでBluetoothイヤホンだ。
この記事では、Galaxy Budsシリーズのペアリング方法、およびペアリングの切り替え方法をまとめている。いざというときのトラブルシューティング記事として活用してほしい。
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この記事で対象としているGalaxy Budsシリーズについて
2021年9月時点でGalaxy Budsシリーズは5種類あり。
- Galaxy Buds(初代)
- Galaxy Buds+(第2世代)
- Galaxy Buds2(第3世代)
- Galaxy Buds Live
- Galaxy Buds Pro
いずれもペアリングまわりの仕様は同じ。
上記5種類のGalaxy Budsを使っている人であれば、以下で解説していく情報がそのまま使える。
Galaxy Budsシリーズの新規ペアリング方法
初回の新規ペアリング
初回はケース蓋を開くだけで新規ペアリングモードが起動。あとはBluetooth設定画面からペアリング設定するだけ。
他社ワイヤレスイヤホンと変わらぬ仕様なので特にそこまで迷うこともないはず...
2回目(2台目)以降の新規ペアリング
左右イヤホンを耳に装着して、左右イヤホンのタッチパッドを気持ち3秒ほど同時押しで新規ペアリングモードに移行できる。
新規ペアリングモードに移行すると「プゥんプゥん.. プゥんプゥん... 」みたいな音が鳴る。
あとは初回と同じくBluetooth設定画面からペアリング設定するだけ。
Galaxy Budsシリーズはマルチペアリング対応
Galaxy Budsシリーズは、いずれもスマホやPCなど複数デバイスのペアリング情報が保持できる。
最大保持台数は非公表。筆者環境ではおおよそ5台は繋げた。相場からすれば5台〜10台といったところ。
Galaxy Budsシリーズのペアリングの切り替え方法
Bluetooth設定画面からワンタッチで切り替え可能
ペアリング済みのデバイスであれば、ペアリングを繋ぎたいデバイスのBluetooth設定画面からイヤホン名をタッチするだけでペアリング元が切り替えられる。
他社のワイヤレスイヤホンだと現在のペアリングを解除してからでないと複数デバイス間でペアリングが切り替えられないものがあるが、Galaxy Budsシリーズなら関係ない。ペアリング設定を上書きする形でワンタッチで切り替えられる。
Galaxyスマホであれば専用ポップアップ画面から切り替え可能
ペアリング設定時にも表示される専用ポップアップ画面から「接続」をタッチすればペアリング元を強制的に移せる。
Androidスマホであれば専用アプリ起動で切り替え可能
Galaxyスマホ含めたAndroidスマホであれば、専用アプリ「Galaxy Wearable」を起動すれば強制的にアプリ起動したデバイスにペアリングが移せる。
iPhone・iPadであればiOSショートカット「AirPlay」使った切り替え可能
ホーム画面に設置したiOSショートカットをタッチするだけで強制的にペアリングが移せる。
iOS版の専用アプリだとなぜかペアリング復帰が上手くいかないので同ショートカットを活用した方がよさそうだ。
ショートカットの作り方は以下記事でまとめている。
Galaxy Buds Pro、Galaxy Buds2であれば、Galaxyデバイス間に限ったマルチポイント対応
One UI 3.1以上を搭載したGalaxyデバイス間で同時接続できる。ペアリングを都度切り替えず、オーディオ出力元だけを任意のデバイスに切り替えられる。
AppleがAirPodsシリーズで提供しているApple版マルチポイントのGalaxy版といったところ。
ただ、日本だとなかなかGalaxyのタブレットやPCを使っている人は少ないので活用できる機会は少なさそう。
関連リンク:(Galaxy Buds Pro) 接続済みの端末の自動切換えについて(サムスン公式ページ)
通常のマルチポイント機能は非対応
Galaxy Budsシリーズは通常のマルチポイント機能は非対応。
現状、通常のマルチポイント機能に対応している完全ワイヤレスイヤホンはJabraの一部製品くらいだ。
この記事のまとめ
Galaxy Budsシリーズの新規ペアリング方法、およびペアリングの切り替え方法をまとめてきた。
多分にAirPodsの使い勝手を意識していることもあり、非常に優秀なペアリング仕様。特にペアリング切り替えはBluetooth設定画面からワンタッチで可能なので、スマホやPCなど複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわしたい人であれば重宝するに違いない。
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