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Galaxy Buds

「Galaxy Buds2」と「Galaxy Buds Pro」何が違う?製品コンセプトやスペックの違いを解説

2021年10月4日

サムスンが手がける完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」シリーズ。その最新モデルである「Galaxy Buds2」と「Galaxy Buds Pro」を比較したい。

本来ならば「Galaxy Buds2はエントリーモデル」「Galaxy Buds Proはプロモデル」で話が済む。

ただ、よくも悪くも双方の価格差もスペック差も縮まっていて、エントリーモデルとプロモデルの関係性では片付けられない面倒くささがある

この記事では、ここらの面倒くささを製品比較という形で整理。Galaxy Buds2とGalaxy Buds Pro、何が違うのか、どういった強み・弱みがあるのかまとめていく。

どちらを購入すべきか迷っている人は記事を参考にしてほしい。

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「Galaxy Buds2」と「Galaxy Buds Pro」何が違う?基本事項を整理する

(一応は)Galaxy Buds2はエントリーモデル、Galaxy Buds Proはプロモデルの位置づけ

Galaxy Buds2

Galaxy Buds2は、「Galaxy Buds」(初代)、「Galaxy Buds+」(第2世代)に続くエントリーモデルの第3世代に該当。2021年9月に発売開始した。

Galaxy Buds Pro

対してGalaxy Buds Proは「Pro」の名前のとおり、Galaxy Budsシリーズのプロモデル。現行シリーズの中で最上位モデルに位置づけられる。2021年4月に発売開始した。

 

 

価格差はそんなにない(というかほぼない)

  • Galaxy Buds2 → 市場価格1.6万円前後
  • Galaxy Buds Pro → 市場価格2万円前後

エントリーモデルとプロモデルの位置づけなのだが、価格で見るとそこまで変わらない。

従来のGalaxy Budsエントリーモデルであれば、もう少し価格が安かったのでプロモデルと差別化しやすかった。ただ、Galaxy Buds2は従来のエントリーモデルよりも値上げ。ほぼプロモデルと変わらぬ価格水準に。

結果としてエントリーモデルとプロモデルの価格差が機能しておらず、価格だけ見るとどちらを選ぶべきか迷ってしまう。

 

 

スペックシート上の違いはほぼなし、数少ない違いは防水性能くらい

スペックシートで比較すると以下のような感じ(スペックが異なる部分は赤文字)。

Galaxy Buds2Galaxy Buds Pro
Bluetoothバージョン5.25.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、Samsung Scalable
バッテリー駆動時間イヤホン単体5時間、ケース併用で最大20時間イヤホン単体で5時間、ケース併用で最大18時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)
通話マイク搭載(ノイズカットあり)
防水性能IPX2IPX7
ノイズキャンセリング(ANC)対応
外音取り込み機能対応
Galaxyデバイス間のマルチポイント機能対応

※バッテリー駆動時間はいずれもノイズキャンセリングON時

スペックシート上の主たる違いは防水性能くらい。Galaxy Buds Proはスポーツイヤホン相当のIPX7。理論上は30分以内の水没にも耐える。

対してGalaxy Buds2は水ハネを防ぐ程度の防水性能だ。

そのほかスペックシート上の違いは少ない。

それこそノイズキャンセリング(ANC)が上位版モデルの専売特許だったが、Galaxy Buds2はエントリーモデルながらノイズキャンセリングに対応。ノイズキャンセリングの強度(静音性能)も目立った性能差が見られず、おそらく同等製品パーツの使いまわし。

防水性能を除けばスペックどうこうで選ぶのは難しい。

 

 

「Galaxy Buds2」と「Galaxy Buds Pro」の根本的な違い3つ

せめてもの差別化ポイントとして以下3点が挙げられる。

  1. オーディオ(音質)の方向性
  2. イヤホンの装着感
  3. 最新機能(試験的機能)の対応有無

 

 

1. オーディオ(音質)の方向性

  • Galaxy Buds2 → 低音強めのフラットサウンド、バックサウンド重視
  • Galaxy Buds Pro → 中音〜高音重視のフラットサウンド、ボーカル重視

双方ともに音質はフラット志向。低音、中音、高音がバランスよく鳴る音質。そのうえでGalaxy Buds2の方が気持ち低音が強い。

対してGalaxy Buds Proは中音〜高音をより重視した音質。俗に言うクリアな音に近い。ボーカル音声がくっきりと聞き取れる。

低音を中心としたバックサウンドの勢いのよさを重視する人ならGalaxy Buds2。中音〜高音を中心とした明瞭ボーカルサウンドを重視する人ならGalaxy Buds Proを選ぶと丁度いい。

なお、双方ともに専用スマホアプリからイコライザー調整(音質カスタマイズ)できる。iPhoneだと専用アプリが使えないのでデフォルトままだが、Androidスマホを使っている人であればイコライザーさえいじれば音質は誤差の範囲だ。

 

 

2. イヤホンの装着感

Galaxy Buds2

Galaxy Buds Pro

  • Galaxy Buds2 → わりかし万人向け
  • Galaxy Buds Pro → 耳穴の形によっては装着感、フィット感に影響が出る可能性も

イヤホンの装着感は明確に異なる

Galaxy Buds2はまんまる丸型のイヤホン形状。イヤーピースを耳穴に差し込み、イヤホンの向きを時計回りに動かすことでスポンジのごとくイヤホンは耳穴に埋まる。

イヤーピースのサイズさえ調整すれば、ほぼ万人の耳に合った装着感が得られる。

Galaxy Buds2の装着イメージ

Galaxy Buds Proはごく普通のカナル型(耳栓型)イヤホン。イヤーピースを耳穴に差し込み、イヤホン外側を耳のひだに引っ掛け、イヤホンを外側と内側から抑える形で使う。

横一直線上のイヤホン形状とあり、耳穴の形によってはイヤホンを耳奥まで押し込めず。イヤホンが外側に飛び出すような反発を感じることもありそう。

Galaxy Buds Proの装着イメージ

イヤホンのフィット感をなにより重視する人、あるいは普段からイヤホンのフィット感でハズレを引きやすい人だとGalaxy Buds2を選んだ方が無難かもしれない。

 

 

3. 最新機能(試験的機能)の対応有無

Galaxy Buds2Galaxy Buds Pro
360°オーディオ×(
音声検出×

※2022年4月よりGalaxy Buds2でも360°オーディオが使えるようになりました。

Galaxy Buds Proは試験的な新機能をいくつか搭載している。

360°オーディオはAppleの空間オーディオ(3Dオーディオ)のサムスン版。イヤホン再生ながらホームシアター再生のような包み込まれるオーディオ再生が可能になる。

とはいえ、いざ機能ONにするとサウンドが甲高くなって音質が悪くなる。まだまだAppleの空間オーディオに比べるとお試し程度の機能にとどまる。あえて機能狙いでGalaxy Buds Proを選ぶ理由にはならないと思う。

なお、360°オーディオはOne UI 3.1以上を搭載しているGalaxyスマホのみ対応。もっぱらGalaxy S10以降の機種が対象だ。

もうひとつの機能「音声検出」は、自分の声をマイク検出すると自動で外音取り込み機能をONにする機能。

外音取り込み機能をONにするとイヤホンを装着したままイヤホン・スピーカーから周囲の音が聞き取れるようになる。

もっぱらイヤホンを付けたままの会話のときに、「音声検出」を活用することで逐一タッチボタンを操作する必要がなくなる。

360°オーディオ、音声検出、どちらもオマケ程度の機能なのでそこまで絶対的に必要なわけではない。ただ、電化製品は機能もりもりでナンボという人であればGalaxy Buds Proを選んだ方が満足度が高いかもしれない。

 

 

【まとめ】「Galaxy Buds2」と「Galaxy Buds Pro」どっちを選ぶべき?

Galaxy Buds2を選ぶべき人

  • ストレスないイヤホンの装着感(フィット感)を重視する人
  • 多少なりにコスパを重視する人

Galaxy Buds2はエントリーモデルの位置づけだが、スペックシートだけ見るとGalaxy Buds Proとさして大差ない。それこそノイズキャンセリングも利用できる。

Galaxy Buds Proとの数少ない違いがイヤホンの装着感

突っかかりのない丸型イヤホンとあり、イヤーピースのサイズさえ調整すれば人を問わず、耳を問わずストレスない装着感が得られる。この点、Galaxy Buds2の絶対的なセールスポイントと言ってしまって問題ない。

市場価格は1.6万円だが、Amazon直販だと1.3万円〜1.5万円前後で値下げ販売していることがある。購入時期によってはプラスアルファでコスパが強みとなるかもしれない。

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Galaxy Buds Proを選ぶべき人

  • 防水性能を重視する人
  • クリアな音質を楽しみたい人(iPhoneユーザーで)

本来ならプロモデルのはずのGalaxy Buds Proだが、実用面で考えるとGalaxy Buds2との差別化ポイントは防水性能くらい。

IPX7の防水性能とあり、雨、汗、プールは問題なし。イヤホンが汚れたら水洗いも可能。不意の水没でも(理論上)30分は耐えられる。スポーツイヤホンとしての採用でも安心。

また、中音域〜高音域を重視したクリアな音質とあり、Galaxy Buds2よりもボーカル重視で音楽が楽しめる。

もっぱら専用アプリが使えない(イコライザーがいじれない)iPhoneユーザーでクリアな音質のワイヤレスイヤホンを探している人であれば、Galaxy Buds Proを選ぶ理由になる。

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