ワイヤレスイヤホン

【日本製】国産メーカーの完全ワイヤレスイヤホン、おすすめモデルを一挙紹介(1万円以下)

2021年8月12日

やっぱりイヤホンは国産メーカーがいい!

そんな人におすすめの完全ワイヤレスイヤホンを一挙紹介したい。

国産オーディオメーカーはブロガーやYouTuber向けに商品提供するPR活動をほとんど行っておらず、なかなかネット上で紹介される機会が少ない。そのせいで良製品の情報が埋もれてしまっている感は否めない。

そこで当ブログの出番だ

当ブログの読者ならご存知かもしれないが、わりと筆者は国産オーディオ好きだし、新作で気になる製品が発売されれば自腹で購入してはレビューしている。そうこうして集まったレビューの中からベスト・オブ・ベストの国産メーカーの完全ワイヤレスイヤホンを紹介しようというのが当記事の趣旨だ

1万円以下で購入できる製品を紹介していくので記事を参考にベストな1台を見つけてほしい。

【基本】ワイヤレスイヤホンの選び方

jvc a10t

巷で言う「ワイヤレスイヤホン」とは、Bluetoothイヤホンのこと

スマホ普及で一般的になった無線通信規格「Bluetooth」で音楽を転送しており、従来の有線イヤホンのようなケーブルを必要としないのが特徴だ。

ちなみにワイヤレスイヤホンの亜種として肩掛け仕様のネックバンド型のワイヤレスイヤホンだったり、骨伝導イヤホンのようなワイヤレスイヤホンもある。すべてBluetoothで音楽転送しているのは変わらない。

 

ワイヤレスイヤホンを選ぶためにチェックしておきたい3つのこと

1. 最新規格「Bluetooth 5.0」のワイヤレスイヤホンを選ぶべし

2021年現在、iPhone、Androidとも大方「Bluetooth 5.0」で接続できる時代なので、Bluetooth 5.0のワイヤレスイヤホンを選べばそうそうハズレを引くことはない。

最近だと出回ってる製品は少ないが、「Bluetooth 4.x」時代のワイヤレスイヤホンだと屋外で使うとワイヤレス接続が不安定になりがちなので注意。というか、あえて選ぶ時代でもない。

2. 「iPhone 7」以前のiPhoneは「Bluetooth 5.0」で接続できないので注意

iPhone 7、iPhone 6s、iPhone 6はBluetooth 4.2、iPhone 5s以前だとBluetooth 4.0での接続が限度となる。

いくらBluetooth 5.0のワイヤレスイヤホンを使っていてもBluetooth 4.xにダウングレードにして接続されてしまう。これによりワイヤレス接続が不安定になり、音楽の音飛びなど遭遇する確率が高まるのは否めない。

ここらの古いiPhoneを使っている人だと素直にAirPodsあたりを選んだ方がいいかもしれない。

【何が違う?】Apple「AirPods」シリーズの種類の違い&選び方を徹底解説

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3. バッテリー駆動時間は20時間前後の製品が一般的

ワイヤレスイヤホンのバッテリー駆動時間は、おおよそイヤホン単体で5時間、ケース併用で20時間前後使えるものが一般的。業界スタンダードのAirPodsだとイヤホン単体6時間、ケース併用で24時間ほど。

イヤホンをケースに仕舞っておけば、ケースからイヤホン側に自動でバッテリー充電される。ケース側のバッテリーがなくならない限り、充電ケーブルを使った外部充電は必要ない。

そのため、おおよそケース併用で20時間前後使える製品であれば事足りる。それこそ1日数時間の利用なら1週間くらいは外部充電せずに使える。スマホに比べれば圧倒的にバッテリーが持つので「ワイヤレスイヤホンは充電が面倒くさそう...」と考えてる人でも安心あれ。

 

1万円以下で購入できる国産ワイヤレスイヤホンからおすすめモデルを一挙紹介

特におすすめ

ほぼ殿堂入り。誰でも無難に使える優良機種。

ヤマハ「TW-E3B」
市場価格:5,000円前後 Amazonでチェック
「ヤマハのワイヤレスイヤホン」に嘘偽りない高音質オーディオ。長時間のリスニングでも聞き疲れないワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ(詳しく

JVCケンウッド「JVC HA-A50T」
市場価格:9,000円前後 Amazonでチェック
大手JVCケンウッドの中堅モデル。U1万円ながらノイズキャンセリング&外音取り込み機能に対応(詳しく

final「ag COTSUBU」
直販価格:6,480円 Amazonでチェック
業界トップの小さくて軽いワイヤレスイヤホン。長時間のイヤホン装着でも疲れない(詳しく

デノン「AHC630W」
市場価格:8,000円前後 Amazonでチェック
創業110年の国産老舗「デノン」初のワイヤレスイヤホン。ハイレゾ風味のクリアな高音質サウンドに強み(詳しく

 

各々の使い方に合えばおすすめ

少しばかりクセがあるが、各々の使い方に合えば問題なし。

JVCケンウッド「JVC HA-A5T」
市場価格:4,000円前後 Amazonでチェック
2021年発売、国産ワイヤレスイヤホンの中で最安モデル。価格にしては異様な高音質オーディオ(詳しく

JVCケンウッド「JVC HA-A10T」(リニュアル版はJVC HA-A11T)
市場価格:5,000円前後 Amazonでチェック
2019年から売れ続けるロングセラー。アンダー5000円モデルでトップクラスの高音質ワイヤレスイヤホン。2021年にリニュアル(詳しく

RZ-S30W

パナソニック「RZ-S30W」
市場価格:9,000円前後 Amazonでチェック
パナソニック初のワイヤレスイヤホン。ケース併用で最大30時間使えるロングバッテリーモデル(詳しく

ATH-SQ1TW

オーディオテクニカ「ATH-SQ1TW」
市場価格:7,000円前後 Amazonでチェック
動画視聴の音ズレを防げる「低遅延モード」搭載。明るくポップなカラーリングも魅力(詳しく

WF-C500

ソニー「WF-C500」
市場価格:1万円前後 Amazonでチェック
エントリーモデルながらソニーの音質補正機能「DSEE」対応したオーディオ特化仕様(詳しく

ソニー「WF-XB700」
市場価格:1.1万円前後 Amazonでチェック
ソニーの重低音モデル。全体的にバランスの取れた重低音強めのオーディオに。1万円オーバーだが参考掲載(詳しく

 

おすすめモデルをくわしく解説

特におすすめ

ほぼ殿堂入り。誰でも無難に使える優良機種。

ヤマハ「TW-E3B」(市場価格5,000円前後)

ヤマハ「TW-E3B」




国産ワイヤレスイヤホンの中で今もっとも勢いのある人気モデル

音楽を聞くための純然たる高音質オーディオ、長時間のリスニングでも聞き疲れない

イヤホン単体6時間、ケース併用で最大24時間使える業界平均的なバッテリー持ち

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は非搭載

ペアリング可能台数は最大3台と少なめ

発売時期2020年11月
市場価格5,000円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX
バッテリー駆動時間イヤホン単体6時間、ケース併用で最大24時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX5)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

アンダー1万円の国産ワイヤレスイヤホンの中で今もっとも勢いのあるであろう、ヤマハ「TW-E3B」。

エントリーモデルとは思えぬ高音質オーディオを実現。「音楽を聞くための高音質ワイヤレスイヤホン」という、ものいっそシンプルな強みを売りに高価格ワイヤレスイヤホンとタイマン張ってる実力モデルだ。

価格.comの人気ランキングでは、イヤホン部門総合でApple「AirPods Pro」、ソニー新作「WF-1000XM4」に並ぶTOP3にランクイン(2021年10月時点)。製品の発売開始は2020年11月だが、今なお売れ行きを伸ばしている。

ヤマハ「TW-E3B」

低音、中音、高音までバランスよく音が鳴っていて、あらゆるジャンルの楽曲を原曲ままで再生できるのでは?と思わす豊かな音楽表現の幅がある。

ドンシャリのような音の強弱が激しい、荒々しいサウンドを好む人だと音が丁寧すぎてむず痒さ感じそうだが、お上品で長時間のリスニングでも聞き疲れないサウンドを好む人ならオーディオ相性がよさそうだ。

ヤマハ「TW-E3B」

防水機能やUSB Type-C充電、通話マイク搭載など今日のワイヤレスイヤホンに求められる必要機能は完備。また、バッテリー駆動時間もケース併用で24時間とAirPods同等レベルを実現した。

アンダー1万円の国産ワイヤレスイヤホンに対してオーディオ性能を重視する人、あるいは初めてのワイヤレスイヤホンとしても使いやすい製品を探している人であれば、ヤマハ「TW-E3B」がおすすめだ。

ヤマハ「TW-E3B」をAmaoznでチェックする

ヤマハ「TW-E3B」
ヤマハ「TW-E3B」レビュー|高音質オーディオがなにより魅力の最強エントリーモデル

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JVCケンウッド「JVC HA-A50T」(市場価格9,000円前後)




U1万円ながらノイズキャンセリング対応したコスパモデル

外音取り込み機能は高価格モデルと変わらぬ完成度、明瞭な音の取り込み可能

しっかりとした低音&クリアなボーカルが噛み合う高音質サウンド

イヤホンサイズが少しだけ大きめ、横に出っ張ってる

ノイズキャンセリング常時ONだとバッテリー駆動時間がケース併用で最大18時間に減少(通常だと同24時間)

発売時期2020年10月
市場価格9,000円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間
イヤホン単体8時間、ケース併用で最大24時間
(ノイズキャンセリング利用時)イヤホン単体6時間、ケース併用で最大18時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能
ノイズキャンセリング(ANC)

アンダー1万円でノイズキャンセリングに対応したJVCケンウッド「JVC HA-A50T」。

昨今だと中華メーカーのワイヤレスイヤホンが相次ぎアンダー1万円でノイズキャンセリング対応を果たしているが、それにも負けぬコスパでノイズキャンセリング対応を果たした異色の国産モデルとなる。

ノイズキャンセリングは意外や意外に効果あり。安物ノイズキャンセリングならではの”なんちゃって”感がなく、きちんと低周波音(濁音ノイズ)を中心に除去している。

オーディオ再生している状態ならほぼ周囲の音が気にならないレベルに騒音低減できるので、出先で音楽を聞くとき、Netflixを見るときなどにノイズキャンセリングの効果が存分に味わえる。

物理的に遮音性(防音性)を高める低反発イヤーピースを標準搭載

国産メーカーだけあってオーディオ性能にも強み。力強い低音、クリアな高音が噛み合った高音質オーディオと言っても過言ではない。

防水性能、USB Type-C充電、通話マイク、ケース併用で24時間使えるバッテリーなどなど今日のワイヤレスイヤホンに求められる機能水準はクリアしている。この点も評価ポイント。

ただ、少しばかりイヤホンサイズが大きめ。イヤホンが横に出っ張っていて、装着すると耳からイヤホンが飛び出て小型ヘッドセットのようなビジュアルになる。耳の穴の中できれいに収まる小さめサイズのワイヤレスイヤホンを探している人だと眉をひそめそう。

イヤホンは多分に横に出っ張ってる

イヤホン装着すると横に出っ張る

イヤホンサイズ(&ビジュアル)さえ問題なければ文句ない1品。ノイズキャンセリング狙いの人はもちろん、アンダー1万円の高音質ワイヤレスイヤホンを探している人にもおすすめだ。

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JVCケンウッド「JVC HA-A50T」レビュー|U1万円でノイズキャンセリング対応した異色の国産ワイヤレスイヤホン

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final「ag COTSUBU」(直販価格6,480円)




人差し指の第一関節サイズの”極小"ワイヤレスイヤホン

ボーカル重視でしっかり鳴らす高音質サウンド

aptX対応、Androidスマホと合わせて使えばより高音質サウンドに化ける

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能には対応せず

発売時期2021年7月
直販価格6,480円
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX
バッテリー駆動時間イヤホン単体5時間、ケース併用で最大20時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

国産おろか世界で最も小さいかもしれないワイヤレスイヤホン。それが「COTSUBU」(小粒)だ。

人差し指の第一関節ほどのサイズしかない圧倒的な小ささ。指で耳穴をほじくるくらいの感覚でラクラク耳穴に突っ込める。おかげで耳が小さい人、耳穴の形がいびつでイヤホンのフィット感で悩みがちの人でも違和感なく使える。

圧倒的小ささ

製品開発元のfinalことfinal株式会社は、国産オーディオメーカーのOEM(受託製造企業)として知られる。その技術力とコスパを武器に現在は自社ブランド製品も展開しており、「COTSUBU」はその最新モデルに位置づけられる。

そのため、小さいだけの、見てくれだけの製品ではなくオーディオも高品質。低音〜高音まで音のバランスよく鳴るし、なおかつ伸びのあるボーカルが堪能できる。全体的に音が強めなのだが、音がこもった感じにならない。

Bluetoothオーディオコーデック「aptX」にも対応しているのでAndroidスマホとペアリングした場合はより高音質になる(iPhoneはaptX非対応)。

IPX4の生活防水、USB Type-C充電、通話マイク、ケース併用で20時間のバッテリー駆動など今日のワイヤレスイヤホンの最低ラインはクリアしている。

また、保証期間内(購入後1年)であれば、イヤホンの片耳紛失時に1回3,600円で新品と丸々交換できるオプションもある。ズボラな人でワイヤレスイヤホンを失くしてしまいそう... と考えている人なら物理的、精神的に丁度よい保険になる。こちらもぜひ活用あれ。

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ag COTSUBU レビュー|軽くて小さい高音質ワイヤレスイヤホンの大本命

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デノン「AHC630W」(市場価格8,000円前後)




創業110年、国産老舗オーディオメーカー「デノン」初の完全ワイヤレスイヤホン

ハイレゾ風味の圧倒的な明瞭サウンド、音の粒が細かくてハイレゾかと勘違いする

AirPodsをベンチマークにした無難に使いやすいデザイン&機能もりもり

バッテリー駆動時間はケース併用18時間と相場よりも短め

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は非対応(上位版なら対応)

発売時期2021年10月
市場価格8,000円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間イヤホン単体4.5時間、ケース併用で最大18時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

創業110年の国産老舗オーディオブランド「デノン」から登場した完全ワイヤレスイヤホン「AHC630W」。意外にもデノン初のワイヤレスイヤホンだ。

ワイヤレスイヤホン入門機であると同時にデノン製品への入門機の位置づけ。より若い世代の人などターゲットにしている。価格も8,000円とデノン製品にしては安価に抑えた。

その最大の魅力は、ハイレゾ風味の高音質オーディオ

中音域〜高音域を中心に非常に音が明瞭。音の粒が細かく、なおかつ音の広がりがある。あまりにクリアで情報量の多い高音質サウンドなので一見するとハイレゾ音源かと勘違いしてしまう。

先に紹介したヤマハ「TW-E3B」は原音に忠実な高音質オーディオなのに対して、デノン「AHC630W」はプラスアルファでハイレゾらしいクリアな音の仕上がりを加味した高音質オーディオ。より音の明瞭さなど重視する人だとデノン「AHC630W」の方が耳に合いそうだ。

生活防水(IPX4)、USB Type-C充電、通話マイクは完備。バッテリー駆動時間はケース併用で18時間と相場よりも短めだが、1日3時間使っても6日はバッテリーが持つので、昔ながらの10時間くらいしか使えない下手なワイヤレスイヤホンよりかはマシ。

高音質オーディオの中でもハイレゾのようなクリアな音、粒が細かい音を好む人にデノン「AHC630W」をおすすめしたい。

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デノン「AH-C630W」レビュー|国産老舗が手がけるハイレゾ風味の高音質エントリーモデル

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各々の使い方に合えばおすすめ

少しばかりクセがあるが、各々の使い方に合えば問題なし。

JVCケンウッド「JVC HA-A5T」(市場価格4,000円前後)




JVCケンウッドの最新エントリーモデル(2021年10月発売)

オーディオ特化の高音質モデル、低音しっかり、ボーカルくっきり

USB Tyep-C充電、防水などひととおり対応

バッテリー駆動時間はケース併用15時間と少なめ

対応しているBluetoothコーデックがSBC(最低グレード)のみ

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は非対応

発売時期2021年10月
市場価格4,000円前後
Bluetoothバージョン5.1
Bluetooth対応コーデックSBC
バッテリー駆動時間イヤホン単体5時間、ケース併用で最大15時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

2021年10月に発売開始したJVCケンウッドの最新エントリーモデル「JVC HA-A5T」。

市場価格4,000円と中華イヤホンかと思うレベルの激安モデルだが、オーディオ・スペックは明確に別物。低音寄りのフラットサウンドが高級オーディオ感を演出していて一聞すると1万円前後のワイヤレスイヤホンかと勘違いする

音の広がり、音量を上げずとも響く音の力強さもあり、音楽を聞くためのワイヤレスイヤホンとして文句ないクオリティ。そのうえでの価格4,000円とあり、ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルとして相応しい1品だ。

JVCケンウッドの格安エントリーモデルでは珍しくUSB Type-Cポート搭載。microUSBではない。Androidスマホなど使っている人であればUSB Type-Cケーブルがそのまま使いまわせる。

ただ、バッテリー駆動時間はケース併用で15時間と短め。昨今のワイヤレスイヤホンだと同20時間前後が一般的になりつつあるが、ここらはやはりの格安仕様。

幸いにも防水性能や通話マイクは搭載しているので普段使いで致命的なデメリットはない。アンダー5000円の国産ワイヤレスイヤホンでできるだけ高音質なワイヤレスイヤホンを探している人なら「JVC HA-A5T」一択だ。

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JVCケンウッド「JVC HA-A5T」レビュー|安くて高音質なワイヤレスイヤホン。はじめての1台に最適

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JVCケンウッド「JVC HA-A10T」(市場価格4,500円前後)




2019年の発売以来ロングヒット飛ばした人気モデル(2021年にリニュアル)

格安モデルとは思えぬ明瞭サウンド、女性ボーカル曲が映える

ケース併用で28時間使える長時間バッテリー搭載

イヤホンが水洗いできるIPX5の防水性能あり

充電ポートはmicroUSB

AACコーデックに対応せず、iPhoneユーザーだと辛い

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は非対応

2021年アップデート版(JVC HA-A11T)

発売時期2021年5月
市場価格5,000円前後
Bluetoothバージョン5.1
Bluetooth対応コーデックSBC、aptX
バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間、ケース併用で最大28時間
ケース充電方法microUSB(有線)
防水性能○(IPX5)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

初期版(JVC HA-A10T)※公式販売終了

発売時期2019年11月
市場価格4,500円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC
バッテリー駆動時間イヤホン単体4時間、ケース併用で最大14時間
ケース充電方法microUSB(有線)
防水性能○(IPX5)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

現在は後継モデル「JVC HA-A11T」にアップデート済み。旧モデル「JVC HA-A10T」は生産終了。

2019年に発売開始したJVCケンウッドのエントリーモデル「JVC HA-A10T」。

アンダー5000円のワイヤレスイヤホンの中で最高級の高音質モデルとしてオーディオ界隈で絶賛された名器。2021年に後継機が登場するまで価格.comの人気イヤホンランキング(総合)でTOP30に名前を連ね、ロングヒット飛ばした。

安物ならではの低音強めのこもった感じがなく、中音域〜高音域でまとめたクリアで上品なサウンドに仕上がっている。

スマホとの接続規格(Bluetoothコーデック)は最低グレードのSBCのみ対応だが、「なんでSBCでここまでクリアな音が出るんだ?」と言いたくなるほどにクリアな音が出てて驚く。なお、2021年アップデート版ではaptXに対応。Androidスマホと接続すればより高音質で楽しめる(iPhoneはaptX非対応)。

女性ボーカル曲との相性は抜群によい

2021年モデルにアップデートされたことでバッテリー駆動時間はケース併用14時間から28時間に超絶進化。

ただ、充電ポートはmicroUSBまま。USB Type-Cではない。すでに自宅環境からmicroUSBを廃してしまった人だと、いまさらmicroUSBケーブルを使うのが億劫になるかもしれない。

microUSBの件を除けば文句ない。クリアで高音質なオーディオ、ケース併用で28時間使えるロングバッテリー、これだけで日常使いのワイヤレスイヤホンとしては100点満点。おまけに価格も安いので言うことない。

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jvc a10t
JVC HA-A10T レビュー|アンダー5000円で買える国産大手JVCケンウッドのコスパモデル

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パナソニック「RZ-S30W」(市場価格9,000円前後)




パナソニック初の完全ワイヤレスイヤホン

中音域〜高音域重視のオーディオ、イコライザー調整も可能

ケース併用で30時間使えるロングバッテリー搭載

複数デバイス間でシームレスなペアリング切り替え可能

外音取り込み機能はほぼオマケ(※実用性なし)

ノイズキャンセリング非対応(上位版のみ対応)

発売時期2020年4月
市場価格9,000円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大30時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能○(ほぼ機能せず)
ノイズキャンセリング(ANC)×

2020年に遅ればせながら完全ワイヤレスイヤホン市場に参入したパナソニック。発表された3機種のうち、「RZ-S30W」は市場価格9,000円で購入できるエントリーモデルに位置づけられる。

オーディオは中音域〜高音域サウンドを土台に構成。シャンシャン、シャカシャカ音が少し目立つが、不必要な低音ブーストもしていないので、まだオーディオの範疇で楽しめる。

いざとなれば専用アプリからイコライザー調整(音質調整)できるので音質はどうとでもなる。専用アプリはiPhone、Android双方で利用できる。

国産ワイヤレスイヤホンでは珍しいロングバッテリーモデル。イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大30時間使える。業界人気のAirPodsが同24時間なので30時間は明確にスタミナモデル。1日3時間使う程度なら10日は使いまわせる。

ちなみに、アンダー1万円モデルでは珍しく「外音取り込み機能」(イヤホンを付けたまま周囲の音が聞き取れる機能)を搭載しているが、ほとんど使い物にならないので無いものと思って構わない。

外音取り込みはほぼ効果なし

全体的に勝手のよいワイヤレスイヤホンなのだが、いざこれといった強み、特徴がない。

30時間使えるロングバッテリーのワイヤレスイヤホンを探している人、あるいは"パナソニック”ブランドのワイヤレスイヤホンがほしい人であれば選んでみてもいいかもしれない。

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パナソニック「RZ-S30W」レビュー|ケース併用で最大30時間使えるロングバッテリーモデル

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オーディオテクニカ「ATH-SQ1TW」(市場価格7,000円前後)




明るくポップな色合いのオーディオテクニカ入門モデル

遅延性能に強み、動画やゲームの音ズレほとんどなし

ケース併用で最大19.5時間使える業界平均的なバッテリー持ち

音質は至って普通(中音域〜高音域を土台、低音は弱め)

外音取り込み機能は全く機能せず

ノイズキャンセリング非対応

発売時期2020年10月
市場価格7,000円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC
バッテリー駆動時間イヤホン単体6.5時間、ケース併用で最大19.5時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能○(ほぼ機能せず)
ノイズキャンセリング(ANC)×

オーディオテクニカが発売するエントリーモデル「ATH-SQ1TW」。

同社はもともと黒くてゴツいガチ向けのワイヤレスイヤホンを展開していたのだが、一転、明るくポップなエントリーモデルとして発表された。イヤリング風味のスクエアデザインに惹かれる人も多そうだ。

スクエア型のイヤホンデザインも特徴的

エントリーモデルのせいか音質は普通。中音域〜高音域で構成されるオーディオだが、単に低音が弱いだけかもしれない。

その代わりに遅延性能(音ズレ回避性能)には強い。もとより遅延が少ないのにくわえて、低遅延モードをONにすればエントリーモデルながら違和感なく動画を見たり、ゲームプレイできる。この点、評価ポイントだ。

イヤホン操作で「低遅延モード」の適時ON/OFF可能

IPX4の生活防水性能、USB Type-C充電、通話マイク、ケース併用19.5時間のバッテリーなど完備。

もっぱらオーディオテクニカ製品として名前買いしたい人、イヤホンデザインに惹かれる人、低遅延モードを使いたい人などにおすすめ。

オーディオテクニカ「ATH-SQ1TW」をAmazonでチェックする

オーディオテクニカ「ATH-SQ1TW」レビュー|動画を楽しむための低遅延ワイヤレスイヤホン

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ソニー「WF-C500」(市場価格1万円前後)




ソニーの最新エントリーモデル(2021年10月発売)

音質補正機能「DSEE」対応、デジタル楽曲をCD相当に高音質補正できる

イヤホン単体10時間、ケース併用で最大20時間使える相場水準のバッテリー持ち

エントリーモデルにしては少し割高(市場価格1万円)

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は非対応

発売時期2021年10月
市場価格1万円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間イヤホン単体10時間、ケース併用で最大20時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

2021年10月より発売開始になったソニーのエントリーモデル「WF-C500」。

ソニー独自のオーディオ補正技術「DSEE」に対応しており、デジタルオーディオをCD相当に高音質化して再生できる。上位版モデルのようなハイレゾ風味のクリアサウンドとはいかないが、それでもボーカル重視で音楽が楽しめる。バックサウンドよりもボーカル重視で楽しめるワイヤレスイヤホンを探している人ならオーディオ相性がよさそうだ

また、専用アプリ使ったイコライザー調整(音質調整)にも対応している。デフォルトの音質だと気に食わない人ならイコライザー調整してしまうのも手。専用アプリはiPhone、Androidスマホ、どちらでも利用できる。

IPX4の生活防水性能、USB Type-C充電、通話マイク、ケース併用20時間のバッテリーなど完備。

当初の販売価格は1.1万円だったが、昨今では1万円前後で購入できる。ソニー製品とあり、スペックに比例して強気の価格設定ではあるが、それでもソニー好きの人であれば「ソニー製品」の括りで購入してもいいかもしれない

ソニー「WF-C500」をAmazonで製品をチェックする

ソニー「WF-C500」レビュー|1.1万円で購入できる、ソニー好きのための王道エントリーモデル

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ソニー「WF-XB700」(市場価格1.1万円前後)




ソニーの重低音ブランド「EXTRA BASS」冠した唯一のワイヤレスイヤホン

ノイズキャンセリング非対応もスクリュー型のイヤホン構造で物理的な遮音性が高め

当初の販売価格は1.4万円前後も最近だと1.1万円前後で買える

バッテリー駆動時間はケース併用18時間と少し短め

ノイズキャンセリング、外音取り込み機能は非対応

発売時期2020年6月
市場価格1.1万円前後
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間イヤホン単体9時間、ケース併用で最大18時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
外音取り込み機能×
ノイズキャンセリング(ANC)×

ソニーの重低音ワイヤレスイヤホン「WF-XB700」。ソニーの完全ワイヤレスイヤホンの中では唯一となる「EXTRA BASS」ブランド冠した製品となる。

EXTRA BASS ... ソニーの重低音オーディオブランド

とはいえ、そこまで重低音に振り切れてるわけではなく、日常的にカジュアルに使える重低音”寄り”オーディオといったところ。

ガチの重低音が好きな人よりかは、低音強めのオーディオが好きな人にこそおすすめだ。低音の輪郭がしっかりしつつ、中音〜高音もそこそこ楽しめるのでダンス調サウンドでノリノリになりたい人などオーディオ相性が良いと思う。

ノイズキャンセリングには対応していないが、イヤホンの物理的な遮音性は極めて高い。耳穴を広げるようにしてイヤホンを耳穴にねじこんで使う、さながら耳栓だ。一見するとノイズキャンセリングかと勘違いするレベルの静寂が味わえるので、屋外で歩きながら音楽を聞くときなど注意した方がいい。

イヤホンサイズはけっこう大きめ

もともとは1.4万円前後の製品だったが、ここ最近では1.1万円前後まで落ち着いてきた。ソニー製品狙いの人、低音強めのワイヤレスイヤホンを探している人などおすすめだ。

ソニー「WF-XB700」をAmazonで製品をチェックする

ソニー「WF-XB700」レビュー|カジュアルに使える重低音ライクなワイヤレスイヤホン

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この記事のまとめ

1万円以下で購入できる国産ワイヤレスイヤホンをまとめてきた。

全体的にオーディオ重視の製品が多い。そのうえBluetooth最新規格「Bluetooth 5.0」の採用によりワイヤレス接続の安定感もしっかりしている。

コスパだけでなくオーディオも含めてこだわれるワイヤレスイヤホンを探している人であれば、まさしく国産ワイヤレスイヤホンは宝の山と言わんばかり。記事で気になる機種があったら試してみてほしい。

 

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