ワイヤレスイヤホン

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」レビュー|高性能ノイズキャンセリング&マルチポイントに対応した紛うことなきハイエンドモデル

2022年9月28日

パナソニックの老舗オーディオブランド「テクニクス」(Technics)。1965年に立ち上げられ、日本のみならず欧米でも高い人気を誇る日本を代表するオーディオブランドだ。

2010年代よりブランドをリスタート。2020年より完全ワイヤレスイヤホンの展開開始。その第二弾モデルとなるのが、この記事でレビューする「テクニクス EAH-AZ60」。

テクニクス EAH-AZ60

テクニクスならではの高音質オーディオを土台に、ノイズキャンセリング、LDAC(ハイレゾ相当再生)、マルチポイントと最新機能をもろもろカバー。

特にマルチポイントはテクニクスのワイヤレスイヤホンでは初対応。2台のデバイスを同時接続して、なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に自動で音声出力を切り替えられる。

ーー都度ペアリングを切り替える必要ないので、スマホ←→PC間でストレスなく使えるワイヤレスイヤホンを探している人だと重宝する。

テクニクス製品とありネームバリューの時点で気になっている人も多いかと思うが、ネームバリューを裏切らぬ性能、機能面での完成度が見て取れる。予算の都合さえつくのであれば万人におすすめしたい。

この記事では「テクニクス EAH-AZ60」を実機を使ってレビューしていく。

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」製品評価

発売時期2021年10月
市場価格2.8万円前後

テクニクス EAH-AZ60 の製品評価は以下のとおり。

低音(4.5)
中音(4.5)
高音(4.5)
イヤホンの装着感(5)
ノイズキャンセリング(5)
外音取り込み機能(4.5)
マイク性能(5)
バッテリー性能(4)

ここがGood!!

  • 高性能ノイズキャンセリング搭載
  • マルチポイント初対応、2台のデバイスをペアリング切り替えずに使える
  • 楽曲の原音再生を志向した高級オーディオらしい音質
  • LDAC(ハイレゾ相当再生)対応、Androidスマホならより高音質に
  • マイク性能が非常に高い、屋外なら風切り音もカット

ここがBad...

  • ケースのワイヤレス充電(Qi充電)非対応
  • ケースカバーがAmazonなどでほとんど売ってない

 

製品カラーリングは2色

カラーリングはシルバー、ブラックの2色。レビューはシルバーで行う。

 

この記事の目次(タッチで移動)

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パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」の製品概要

スペックシート抜粋

Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応(最大2台)
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大25時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

テクニクス EAH-AZ60」はノイズキャンセリングに対応した上位版モデル。これとは別にノイズキャンセリング非対応の廉価版「テクニクス EAH-AZ40」あり。価格は1.5万円ほど。

 

 

付属品

充電ケーブル、取り扱い説明書、イヤーピース(XS2〜XL)が付属する。

イヤーピースはXS2〜XLサイズまで全7種類あり(初期装着のMサイズを含めて7種類)。パナソニック独自開発のウレタン・イヤーピースでノイズキャンセリングの遮音性など強化できる。

 

 

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」のペアリング仕様

ペアリング仕様抜粋




Google Fast Pair対応
マルチポイント対応(最大2台)
マルチペアリング対応(最大10台)
Bluetooth設定画面からのワンタップでのペアリング切り替え対応
新規ペアリングモードの起動方法ケースから取り出してすぐの左右イヤホンのタッチセンサーを同時に7秒長押し

Google Fast Pair とは?

Google Fast Pairは、Googleが提供するペアリング簡素化システム。

Android OS 6.0以上のスマホであれば、専用のポップアップ画面からワンタッチでペアリング設定できる。

マルチポイントとは?

マルチポイントとは、複数デバイスを同時接続できる機能のこと(もっぱら2台)。

なにかしらオーディオ再生しているデバイスに自動で音声出力元が切り替わる。

マルチペアリングとは?

マルチペアリングとは、複数デバイスのペアリング情報が記録できる機能のこと。

1度記録してしまえば次回以降に再度セットアップする必要がなくなり、ケースふたを開くだけでデバイスと再接続できる。

昨今のワイヤレスイヤホンだとおおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング情報が記録できる。

Bluetooth設定画面からのワンタップでのペアリング切り替えとは?

複数デバイス間でペアリングを切り替える場合、先に現在のペアリングを解除する必要がある。

一部のワイヤレスイヤホンであれば現在のペアリングを解除せず、切り替えたいデバイスのBluetooth設定画面でイヤホン名を選択するだけでペアリングを上書きして移せる。

新規ペアリングモードの起動方法について

初回設定時(ペアリング1台目)はケースふたを開くだけで自動で新規ペアリングモードが起動する。

2回目(2台目)以降のペアリングを行う場合は新規ペアリングモードを手動で起動する必要がある。


 

 

新規ペアリングモードの起動方法

初回(デバイス1台目)のペアリングであればケースふたを開くだけで新規ペアリングモードが起動する。

2回目以降のペアリングの場合、ケースから取り出してすぐの左右イヤホンのタッチセンサーを同時に7秒押し。これで手動で新規ペアリングモードが立ち上げられる。

 

 

複数デバイス間のペアリング切り替え方法

テクニクス EAH-AZ60 は上書きペアリングに対応。

ペアリング切り替え都度、現在のペアリングを解除する必要なし。ペアリングを移したいデバイスのBluetooth設定画面からイヤホン名をタップすれば、そのままペアリングが切り替えられる。

iPhone、iPad環境であればiOSショートカットを使ったペアリング再接続も可能だ。

 

 

マルチポイント対応

テクニクス EAH-AZ60 はマルチポイント対応。

最大2台のデバイスを同時接続。なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に自動で音声出力が切り替わる。

同時接続している2台のデバイス間であれば都度ペアリングを切り替える必要なし。日常的に「スマホ←→PC」間などでペアリングを切り替えてワイヤレスイヤホンを使いまわしている人だと特に便利。

マルチポイントの使い勝手については #重点レビュー1 項目で詳しくレビューしている。

 

 

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」の機能レビュー

バッテリーまわりのこと

バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大25時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

バッテリー駆動時間は業界平均的。ノイズキャンセリング常時ONでもイヤホン単体7時間、ケース併用で最大24時間とバッテリーは長め。

充電ポートはUSB Type-C。AndroidスマホユーザーであればUSB Type-Cケーブルが使いまわせる。

ケースのワイヤレス充電(Qi充電)には対応せず。

 

 

通話マイク仕様

イヤホン片側3つのマイク搭載(外側2つ、内側1個つ)

通話時ノイズカット機能対応
風切り音カット対応

通話マイクは非常に高性能。テクニクス EAH-AZ60 のセールスポイントと言っても過言ではない。

イヤホン片側3つのマイクを使った通話時ノイズカット機能、および通話音声をクリアに加工する独自機能「Just My Voice」に対応。

マイクで集音した音の中から口元の音だけを抽出し、ノイズや音ブレなど雑音を除去したうえで通話転送してくれる。

口元の音の抽出精度が非常に高く、騒音のある場所で通話してても自分の声だけ9割方ピックアップできる。風切り音(マイクに風が当たった音)も除去しているので屋外でマイクを使いたい人でも問題ない。

 

 

ボタン操作性

鏡面部分が全面タッチセンサーに




ボタン種類タッチセンサー式ボタン
操作コマンドの割り当て変更対応

イヤホン外側にタッチセンサーあり。オーディオ操作、通話対応、音声アシスタント起動などひととおり可能。

タッチ感度がよすぎて誤タッチ、誤反応することがあるが、操作コマンドの割り当て変更すれば1回タップ操作をOFF(割り当てなし)に変更できる。誤タッチ多くてうっとうしい人はカスタムして対応あれ。

オーディオ操作コマンド(すべて割り当て変更可能)

左イヤホン操作右イヤホン操作
1回タッチオーディオ再生/停止
2回タッチ音量を下げる次の曲へ
3回タッチ音量を上げる前の曲へ
2秒長押し音声アシスタント起動外音取り込み機能ON/OFF

専用アプリを使えばすべて割り当て変更可能。割り当てOFF(機能OFF)にもできる。

通話対応コマンド(すべて割り当て変更可能)

左イヤホン右イヤホン
1回タッチ着信対応
2回タッチミュート音量を下げる
3回タッチ--音量を上げる
2回タッチ着信終了、着信拒否

 

 

イヤホン着脱検出(装着検出)

イヤホンの着脱検出(装着検出)×

高価格モデルだが、意外にもイヤホンの着脱検出(装着検出)には対応せず。

対応モデルだとオーディオ再生中にイヤホンを耳から外すとオーディオ再生が自動停止。イヤホンを耳に装着し直すとオーディオ再生が自動開始する。

 

 

防水性能

防水性能IPX4
防塵性能×

防水性能はごく普通。雨や汗に耐えられる。イヤホンの水洗い(蛇口かけ洗い)はできないので洗浄したいときは水拭きにとどめたい。

 

 

低遅延モード

低遅延モードあり(iOS、Android)
遅延性能非公表
ゲーム以外での利用可能

低遅延モードに似た「音の遅延をより抑える」機能あり。iOS、Android向けの専用アプリ内から設定できる。

とはいえ、そこまで遅延(音ズレ)が酷いワイヤレスイヤホンではないので正直なところ機能ON/OFFはどっちでもいい気がしてる。動画を見たり、ポチゲーをプレイする程度であればなんら問題ない。

 

 

専用アプリ

専用アプリあり(iOS、Android)
イコライザー調整対応
タッチ操作コマンドの割り当て変更対応
低遅延モード(ゲームモード)ON/OFF対応
イヤホンを探す対応

専用アプリ「Audio Connect」の提供あり。

ひととおりのカスタムに対応。イコライザー調整(音質カスタム)も専用アプリから可能だ。

また、ノイズキャンセリングや外音取り込みのノイズ強度もアプリから調整できる。

Technics Audio Connect

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iPhoneとの相性

iPhoneとの相性(非常によい)
AACコーデック対応
iOS向け専用アプリ対応

iPhoneとの相性は非常によい。

iPhoneで主流のBluetoothオーディオコーデックである「AAC」に対応しているほか、iOS向けの専用アプリも提供あり。アプリ通じたひととおりのカスタムが可能だ。

 

 

通常版モデル「EAH-AZ40」との違い

テクニクス EAH-AZ60 と同時発売された通常版モデル「テクニクス EAH-AZ40」。価格は1.5万円。

テクニクス EAH-AZ60 からノイズキャンセリングとLDACを省いた廉価版となる。また、イヤホンサイズがごくごくわずかにだが小型になっている。

そのほか特に違いなし。マルチポイントや高性能マイクはそのまま残ってる。

オーディオ設計や音質も大きく異なるわけではなく、もっぱらノイズキャンセリングが必要ない人であれば「テクニクス EAH-AZ40」で十分かもしれない。

EAH-AZ60とEAH-AZ40(通常版)の主な機能・性能比較

EAH-AZ60(レビュー品)EAH-AZ40(通常版)
ノイズキャンセリング対応×
外音取り込み機能対応
ハイレゾ相当再生(LDAC)対応×
マルチポイント対応(最大2台)
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大25時間
市場価格2.8万円前後1.5万円前後

※EAH-AZ60はノイズキャンセリング利用時だと上記よりもバッテリー減りが早くなる

▼ テクニクス EAH-AZ40のレビュー記事を見る

パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」レビュー|マルチポイント初対応したPCユーザーの必需品

続きを見る

 

 

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」の外観&装着感

イヤホンデザインは高級オーディオそのもの、装着感は安定

イヤホン外側

イヤホン内側

イヤホン横側(後ろ)

イヤホン横側(前)

イヤホンデザインは非常に高級感あり。"Technics”のロゴがとにかく様になる美しさ。

適度な質感もあって手で持つと高級オーディオのような重厚感が多分に感じられる。イヤホン重量それ自体は片側6gと相場同等。イヤホン装着で重くて疲れるといったことはない。

イヤホンの装着感も安定。イヤーピースのサイズさえ調整すれば不思議と耳穴にすぽりとハマる。

通常版モデル「テクニクス EAH-AZ40」よりもサイズが少しだけ大きめだが、もっぱら男性であれば違和感なく耳穴に収まると思う。

耳穴から飛び出てるイヤホン面積も少なく、マスク着脱時などマスク紐に引っかかることもない。物理的にもビジュアル的にも"しゅっ"ときれいに収まってる。

 

 

充電ケースも質感よし、コンパクトで持ち運びにも最適

イヤホン本体同様に充電ケースも質感よし。適度なザラつきと見た目の重厚感が相まり高級オーディオらしさを多分に演出している。充電ケース単体で様になる格好いい仕上がりだ。

ケースサイズはコンパクト。握りこぶし一つで握り隠せるサイズ感。数値で言うと縦3.5cm、横7cm,厚み2.5cmほど。

男性であればズボンのポケットだったりシャツの胸ポケットに問題なく仕舞っておける。

 

 

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」の音質

音質よし、クセがなくて聞きやすい

テクニクス EAH-AZ60 は低音、中音、高音がバランスよく鳴るクセがない音質。

もとより原音再生(原曲再生)を志向した純オーディオ路線のオーディオ設計とあり、下手な低音増強など見られない。楽曲ありのままの音を描写する、"クセがない音質”を体現化したようなワイヤレスイヤホンだ。

中音域〜高音域の解像度が非常に高く、音こもりのないクリアなオーディオが楽しめる。そのうえで低音が土台から響いて音の力強さを加味。クリアで力強いハイレゾ再生を思わす高音質なオーディオに仕上がった。

聞き疲れにくい音質なのでイヤホンで長時間と音楽を聞きたい、動画を見たい人におすすめ。

 

 

イコライザー調整(音質カスタム)も可能、クセがほしい人なら活用したい

専用アプリを使えばイコライザー調整(音質カスタム)可能。

音のクセが少ないのが テクニクス EAH-AZ60 の強みだが、なにかしらクセがほしい、低音がもっとほしい... といった人であればカスタムしたい。

専用アプリはiOS、Androidの双方に配信あり。いずれも目盛り単位での音質カスタム、また音楽シチュエーションに合わせたテンプレ設定を使った音質カスタムが可能だ。

Technics Audio Connect

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LDAC対応、Androidスマホと合わせて使えばより高音質に

テクニクス EAH-AZ60 はソニーが開発するBluetoothオーディオコーデック「LDAC」(エルダック)に対応。

LDACはワイヤレス経由で最大96kHz/24ビット(990kbps)での音楽データ転送が可能になることから「ハイレゾ相当の高音質再生が可能なBluetoothオーディオコーデック」と宣伝される。

注意点

数値上ハイレゾ”相当”なだけで実際にハイレゾ再生というわけではない

LDAC再生にすると通常のオーディオ再生と比べて、音量そのままでも音の迫力だったり、音の粒の細かさが増す。劇的ではないが堅実に音の力強さが底上げされるのでハイレゾないにしろオーディオの高音質化に一役買う。

日本国内で展開される大方のAndroidスマホであればLDACが利用可能。LDAC接続にするとイヤホンのバッテリー持ちが多少なりに悪くなるが、オーディオ品質にこだわりたい人なら試してみてほしい(なお、iPhoneはLDAC非対応)。

 

 

【重点レビュー1】マルチポイントの使い勝手は?

マルチポイントの勝手よし、切り替えはほぼ瞬時

テクニクス EAH-AZ60 はマルチポイント対応。最大2台のデバイスを同時接続。なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に自動で音声出力が切り替わる。

たとえば、PCでYouTube再生しているときにスマホ側に着信があれば、そのまま音声出力がPC→スマホへと切り替わる。その後、再びPCでYouTube再生を開始すれば今度は音声出力がスマホ→PCへと切り替わる。

音声出力の切り替えは瞬時。OSまたぐマルチポイントだと切り替えがもたつく製品もあるが、テクニクス EAH-AZ60 はそんなことはない。OSまたぐ場合でもコンマ数秒で音声出力が切り替わる。

ワイヤレスイヤホンをスマホだけでなくPCやタブレット、あるいはスマートウォッチと一緒に組み合わせて使いたい人だと テクニクス EAH-AZ60 のマルチポイント対応は絶対的な評価ポイントとなるはずだ。

 

 

【重点レビュー2】ノイズキャンセリング&外音取り込み機能の実力は?

ノイズキャンセリングは業界トップクラスの静けさ、耳栓代わりにも最適

ノイズキャンセリングの強度は専用アプリから調整可能

テクニクス EAH-AZ60 のノイズキャンセリング性能は非常に高性能。勝手知らない人であっても機能ON/OFFで明確に遮音が体感できる。

低周波音を中心に除去しており、電車やバスの中で使えばガタゴト音(走行音)を大幅に中和・低減できる。音量を上げずとも動画の台詞など聞き取れるようになるので通勤/通学中にYouTubeやNetflixなど視聴してる人だと重宝すること違いない。

人の話し声など高周波音は完全には除去できないが、それでも棘のある部分は大幅にカット。たとえるなら女子高生の声が阿部寛ボイスになる感じ。キーキーした高い音がすり減る。

静かな場所で使えば耳栓そのもの。細かな生活音などもろもろカットできる。勉強グッズ、集中グッズとしての採用もおすすめ。

 

 

外音取り込み機能も高性能、骨伝導イヤホンのような使い方にも最適

テクニクス EAH-AZ60 は外音取り込み機能に対応。イヤホンマイクを通じて周囲の音を集音。イヤホンを装着したままでもスピーカー経由で周囲の音が聞き取れる。

高性能マイクを持つワイヤレスイヤホンほど外音取り込み機能も高性能な側面あるが、テクニクス EAH-AZ60 はまさにこの例。外音取り込み機能が非常に優秀

周囲の音の取り込みに伴うノイズや音こもりが少なく、周囲の音をそのまま耳に通しているよう錯覚する。

イヤーピース装着による物理的な音のこもり感こそ残るが、性能それ自体で言えば非常に優秀。イヤーピースを開放性の高いものに変更すれば、より外音取り込み機能ならではの開放感が味わえると思う。

いざ屋外で同イヤホンを使うとき、あまりにノイズキャンセリングが静かすぎて危険すら感じることがあるので、こうした場合は外音取り込み機能をONにして骨伝導イヤホンのようにして活用したい。

 

 

パナソニック「テクニクス EAH-AZ60」の気になったところ(あるいはデメリット)

ケースのワイヤレス充電(Qi充電)に対応せず

テクニクス EAH-AZ60 は3万円クラスの高価格帯の製品だが、意外にもワイヤレス充電(Qi充電)に非対応。USB Type-Cケーブルを逐一抜き差しして充電する必要あり。

昨今だとiPhoneユーザーを中心にワイヤレス充電器(Qi充電器)を日常的に使ってる時代かと思うが、そうした充電リソースが活かせないのはマイナス点かと思う。

 

 

ケースカバーが全く存在しない(Amazonなどで売ってない)

テクニクスのワイヤレスイヤホン全般に言えることだが、ケースカバーが本当に少ない。というか無い。Amazonおろか楽天、ヤフーショッピングですら商品が見つからず。おおよそ裸のまま使うことになる。

「ケースになぜケースを付けるのだい?」という人なら関係ない話だが、どうしてもケース傷を防ぐためにケースカバーを付けたい、おしゃれなケースカバーで彩って使いたい人だと拭えぬマイナス点となりそう。

 

 

この記事のまとめ

ここまでパナソニック「テクニクス EAH-AZ60」をレビューしてきた。

ワイヤレス充電(Qi充電)に対応しない点を除けば、欠点らしい欠点がない優良モデル。音質、機能、使い勝手まで総合的に評価できる。

特にワイヤレスイヤホンだと複数デバイス間のペアリング切り替えが面倒だったりするので、スマホだけでなくPCでもワイヤレスイヤホンを使いたい人だとマルチポイント対応してる テクニクス EAH-AZ60 が非常に魅力的に映りそう。

老舗テクニクスのブランド製品として、高音質なオーディオ製品として、多機能なガジェット製品として多方面からおすすめしたい。

 

 

レビュー対象製品

 

 

通常版モデル「EAH-AZ40」はこちら

通常版モデルはブラック、シルバー、ゴールドの3色展開。

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