ワイヤレスイヤホン

Apple「AirPods」シリーズの種類の違いを比較解説

2020年7月8日

Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」。

2016年に初代モデルが登場。ワイヤレスイヤホン人気の火付け役となり、各メーカーがワイヤレスイヤホンの発売を開始する新時代を切り開いた。

2021年現在、「AirPods」の名を冠した製品は4種類ある。特にAirPods(第2世代)とAirPods Proのどちらを購入すべきか迷っている人が多いかと思う。

そこでこの記事ではAirPodsシリーズを一覧にして紹介。製品ごとの違いやおすすめポイントをまとめていく。AirPodsの購入を検討している人は記事を参考にしてほしい。

AirPodsシリーズ一覧

2021年現在、「AirPods」の名を冠した製品は4種類あり。販売終了した初代AirPodsを含めると5種類だ。

  • AirPods(初代)
  • AirPods(第2世代)with Charging Case
  • AirPods(第2世代)with Wireless Charging Case
  • AirPods Pro
  • AirPods Max

 

AirPods(初代)

2016年に登場した初代AirPods。販売当初の価格は16,800円(税抜)。

当時のワイヤレスイヤホンとしては非常に安定したワイヤレス品質で知られた。第2世代モデルの登場により現在は公式販売が終了。中古品など除けば入手できる方法はない。

 

AirPods(第2世代)with Charging Case

2019年に販売開始した現行モデル。直販価格は18,576円(税込)。

第2世代モデルのうち、充電ケースがワイヤレス充電に対応しない安価版モデルとなる。初代AirPodsと同じくライトニングケーブルのみで充電できる。中身はAirPods(第2世代)そのものであり、初代AirPodsのアップデート版として利用できる。

ノイズキャンセリングなど最新機能には対応していないが、とりあえずのワイヤレスイヤホンとして、音楽を聞くためのイヤホンとして考えれば十分だ。

 

AirPods(第2世代)with Wireless Charging Case

2019年に販売開始した現行モデル。直販価格は25,070円(税込)。

第2世代モデルのうち、充電ケースがワイヤレス充電に対応したモデル。ワイヤレス充電器(Qi充電器)を使えば置くだけ充電できる。通常のライトニングケーブルによる充電も可能。

ワイヤレス充電の対応有無を除けば、先に紹介した「AirPods(第二世代)with Charging Case」とまんま変わらぬ製品となる。ワイヤレス充電器を持っていない人ならば、あえて高い方を購入する必要もないだろう。

 

AirPods Pro

2019年に登場したAirPodsシリーズの上位版モデル。直販価格は29,036円(税込)。

AirPodsシリーズで初となるノイズキャンセリングに対応。電車のガタガタ音すら消える業界トップクラスの静音性能を誇る。オーディオ再生を止めれば耳栓代わりにも活用できる。

ノイズキャンセリングの対応有無以外は通常のAirPods(第2世代)と変わらず。ノイズキャンセリングに価値を見い出す人ならAirPods Proがおすすめだ。

 

AirPods Pro Max

2020年に登場した「AirPods」名義のワイヤレス・ヘッドフォン。直販価格は67,980円(税込)。

なにげにApple初のヘッドフォンとなる同製品。AirPods Pro同等のノイズキャンセリング性能に加え、ワイヤレスイヤホンでは味わえぬ臨場感あるオーディオ再生を強みとする。

1回の充電で約20時間使える。収納ケースに仕舞うと自動で充電できるワイヤレス製品らしい特徴も。

 

AirPodsシリーズの性能や勝手の違いをくわしく

AirPodsシリーズは全部で5種類あるが、大きく分けると以下3つになる。

  • AirPods(初代)
  • AirPods(第2世代)
  • AirPods Pro

AirPods Max(ヘッドフォン)は当記事の比較趣旨とは異なるので除外した。以下ではワイヤレスイヤホンとしてのAirPodsを比較していく。

AirPods(初代)はすでに公式販売が終了しているが、メルカリや中古ショップであれば入手できる。ワイヤレスイヤホンとして使えれば十分という人も多そうなので、とりあえず比較対象に加えている。

 

AirPodsシリーズの大きな違い

端的にまとめると以下3つが異なる。

  1. ノイズキャンセリングの対応有無
  2. ワイヤレス充電の対応有無
  3. イヤホン形状の違い(イヤホンのつけ心地の違い)

 

1. ノイズキャンセリングの対応有無

対応有無
AirPods(初代)×
AirPods(第2世代)×
AirPods Pro

AirPods Proのみノイズキャンセリング対応。機能ONにすると周囲の騒音がカットできる。

いざノイズキャンセリングが必要かと問われれば、「屋外でイヤホンを使う機会が多い人ならあった方がいい」と筆者は思う。

AirPods Proのノイズキャンセリング性能は業界トップクラス。電車の中のガタガタ音まで消えるレベルだ。オーディオ再生を止めた状態であれば耳栓そのものなので、スタバで読書するときなどにも活用できる。

一方で、自宅で使うだけならそこまで絶対的に必要な機能とは言えないだろう。あくまで屋外や騒音のある場所でイヤホンを使う機会が多くて、できるだけ静かな環境に浸りたい人であればノイズキャンセリングありのAirPods Proがおすすめだ。

 

2. ワイヤレス充電の対応有無

対応有無
AirPods(初代)×
AirPods(第2世代)△(対応版と非対応版の2種類あり)
AirPods Pro

AirPods(初代)を除けばワイヤレス充電できる。

AirPodsはiPhoneと同じくライトニングケーブルを使って充電するが、ワイヤレス充電に対応しているモデルであればワイヤレス充電器(Qi充電器)に置くだけで充電できる。

AirPodsは2日、3日でバッテリーが無くならない分、意外と充電するのを忘れがち。ワイヤレス充電に対応していれば、とりあえずケースをワイヤレス充電器に放置しておけば充電できるので、ほぼほぼ充電を意識せずに済む。

そのため、予算の都合さえ付けばワイヤレス充電に対応したモデルを購入した方がいいと思う。地味に堅実に重宝すること間違いない。

 

3. イヤホン形状の違い(イヤホンのつけ心地の違い)

コメント
AirPods(初代)インナーイヤー型、ズボラな人だと紛失リスクあり
AirPods(第2世代)
AirPods Proカナル型(耳栓型)イヤホン、装着時の安定感あり

AirPods(初代)、AirPods(第二世代)は、イヤーピースを使わないインナーイヤー型のイヤホン。耳穴にイヤホンを引っ掛けるだけなので耳穴への圧迫感はないが、その分、耳からイヤホンが外れやすい。また、遮音性も低めなので音量の上げすぎに注意。

AirPods Proは、イヤーピースを使ったよくある耳栓型のイヤホン。従来AirPodsに比べてイヤホンを装着したときの安定感が増した。イヤーピースのサイズさえ調整すれば耳穴から抜け落ちることもなく、紛失リスクも低い。遮音性も問題ない。

どちらがいいのかは一長一短だが、ズボラ気質な人、よく失くしものをする人だとAirPods Proを選んだ方が紛失リスクが軽減できてよさそうだ。

AirPods Proの装着したときの安定感は抜群

 

AirPodsシリーズのさして変わらない部分

ここまでAirPodsシリーズの違いを解説してきた。

先3つを除けば、さしてAirPodsシリーズの性能差は見られない。ほぼほぼ同じような製品だ。特に以下のような性能、機能はAirPodsでもAirPods Proでも変わらない。

  • オーディオ性能
  • バッテリー持ち
  • 通話マイク

 

オーディオ性能

オーディオ性能(音質)はAirPodsシリーズで大差ない。ポジティブに言えばフラットな音、ネガティブに言えば特徴のない音だ。聞く曲を選ばず無難に使いまわせるのは評価点だろう。

なお、AirPods Proは名前こそ「Pro」を名乗ってはいるが、オーディオ性能だけで言えば通常のAirPodsと変わらないので勘違いせぬように。

 

バッテリー持ち

公称値で見るとAirPodsシリーズのバッテリー持ちは全く同じだ。

バッテリー持ち時間(公称)
AirPods(初代)イヤホン単体5時間、ケース併用で最大24時間
AirPods(第2世代)イヤホン単体5時間、ケース併用で最大24時間
AirPods Proイヤホン単体5時間、ケース併用で最大24時間

すべてオーディオ再生時のバッテリー時間。通話したりするとバッテリー消費量がもっと増える。

また、AirPods Proはノイズキャンセリングを使用した場合はイヤホン単体4.5時間、上記数値よりも30分ほどバッテリー時間が短くなる。ケース併用では22時間前後といったところだ。

 

通話マイク

AirPodsは全シリーズとも通話マイクを内蔵。音声通話やビデオ通話で使えるのでテレワーク用にも丁度いい。

なお、AirPods(第2世代)とAirPods Proに関しては通話マイクに「Hey Siri」と話しかけるとSiriが起動できる。AirPods(初代)はSiriの起動に対応せず。

 

【まとめ】AirPodsシリーズ、どれがおすすめ?

AirPods(初代)がおすすめな人

  • とにかく安くAirPodsを調達したい人

イヤホンとして使えれば十分、音楽が聞ければ十分という人であればAirPods(初代)の検討余地あり。通話マイクを内蔵しているのでテレワーク用に使うにも最適だ。

すでに公式販売が終了しているが、中古ショップだと「美品ランク」が1万円前後で購入できる。たとえば、中古ショップ大手のイオシスだとBランク品が7,980円で購入できる(2021年5月時点の情報)。

AirPods(初代)をイオシスで見てみる
[イオシスの商品検索ページを開きます]

 

AirPods(第二世代)がおすすめな人

  • 現行モデル狙いの人
  • とりあえずのイヤホンとして使えれば十分の人
  • ノイズキャンセリングは必要ない人

現行モデル狙いで、なおかつノイズキャンセリングを必要としない人であればAirPods(第2世代)で十分。

ワイヤレス充電に対応したモデルと非対応モデルの2種類あるが、筆者個人の見解で言うとワイヤレス充電に対応したモデルの方がいいと思う。充電ストレスが多分に減るので日常使いするにあたっての重要なキラーポイントになる。

価格はワイヤレス充電に対応したモデルが直販価格で25,070円(税込)、ワイヤレス非対応版が直販価格で18,576円(税込)。

▼ワイヤレス非対応版(18,576円)

▼ワイヤレス対応版(25,070円)

 

AirPods Proがおすすめな人

  • ノイズキャンセリングを使いたい人
  • イヤホンの紛失リスク(落下リスク)をできるだけ軽減したい人

AirPods Proは、AirPodsの上位版モデルではあるが、差別化ポイントはノイズキャンセリング機能くらい。オーディオ性能やバッテリー時間で見ると他のAirPodsと変わらない。よくも悪くもノイズキャンセリング一振りの製品だ。

従来AirPodsと異なりイヤーピースを使った耳栓型のイヤホンなので、耳からAirPodsが抜け落ちるリスク、紛失リスクが軽減されている。よく失くしものをする人などはAirPods Proを選んだ方が無難かもしれない。

直販価格は29,036円(税込)。

 

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