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Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W レビュー|MacBook Airが充電できるモバイルバッテリー

2021年4月17日

AnkerのUSB PD対応モバイルバッテリー「Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W」を購入したのでレビュー。

2021年2月に発売開始された同製品。急速充電規格「USB PD」に対応しており、モバイルバッテリーながら最大20W出力できる。20Wというと、スマホやタブレットはもちろんMacBook AirなどのノートPCも充電できる出力だ。

かくいう筆者もM1 MacBook Airの購入に伴い調達した。MacBook Airシリーズは最大30W充電、実測20W台での充電となるので、最大20W出力できる同モバイルバッテリーとの相性はよい。

以下、MacBook Airでの充電レビューを含めてひととおりレビューしていきたい。

【レビュー対象製品】Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W

発売時期2021年2月
直販価格3,990円(税込)

カラーリングは黒1色のみ展開。

 
Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W の評価ポイント
MacBook Airが充電できるハイパワー出力(最大20W)
一般的なモバイルバッテリー同等のスリムデザイン

 
× ダメなところ
MacBook Airのバッテリーを50%分しか確保できない
MacBook Air向けにフルパワー出力できず充電に時間がかかる

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Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W レビュー

製品概要

Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W は、2021年2月に発売開始となったAnkerの新作モバイルバッテリー。

急速充電規格「USB PD」に対応。搭載するUSB Type-Cポートから最大20W出力できる。20Wというとスマホやタブレットはもちろん、MacBook Airなど30W前後で充電できるノートPCもカバー範囲となる。

USB Type-Aポートも搭載しており、最大12W出力できる。とはいえ、本命はUSB Type-Cポートを使った最大20W出力のUSB PD充電だろう。USB Type-Aポートは出力的にスマホ充電がメインとなるので、あくまで保険的な活用に留まると思う。

最初からスマホ充電メインなら以下のような安くて大容量のモバイルバッテリーの方がおすすめだ。

 

同梱品一覧

モバイルバッテリー本体ほか、専用ポーチ、USB Type-Cケーブル(50cm)、USB Type-Aケーブル(50cm)が同梱される。

USB Type-CケーブルはUSB PD充電時の充電ケーブルとしてそのまま利用できる。

専用ポーチは100均に売ってそうなペラペラポーチ。クッションなど付いておらず、落下させたときの衝撃には耐えられなさそうだが、とりあえずの薄傷、線傷防止には使えそう。

 

サイズ・重量感

iPhone 12 miniとサイズ比較

高出力のモバイルバッテリーにしては非常にコンパクト。縦15cm、横6.9cm、厚さ1.5cmと一般的なスマホのようなサイズ感。スマホの裏に被せて持ち歩ける。

バッテリー容量が10000mAhと気持ち少なめだが、おかげで厚みは1.5cmほどのスリム仕様。カバンの中もちろんズボンのポケットに入れておいても邪魔にならない。

本体重量は211g。少し重いスマホといったところで、Galaxy Note20 Ultra 5Gの208g、iPhone 12 Pro Maxの226gあたりといい勝負だ。

 

バッテリー容量

バッテリー残量ランプあり(1個25%×4個)

バッテリー容量は10000mAh。MacBook Airのバッテリーが50%ほど充電できる。iPhoneなどスマホ充電だと約2回のフル充電が可能なバッテリー水準だ。

Wh換算で50Wh。100Wh以下のモバイルバッテリーなので国内線であれば機内にそのまま持ち込める。

 

旧式モデルとの違い

Anker PowerCore Slim 10000 PD 20Wは、物自体は旧式モデル「Anker PowerCore Slim 10000 PD」と変わらない。

唯一変更されたのがUSB PDの最大出力だ。Anker PowerCore Slim 10000 PDは最大18Wだったが、これが20Wに変更となった。

iPhone 12シリーズ(2020)が最大20W充電に対応したことを受け、各社ともに18W充電器やモバイルバッテリーを20Wモデルとしてリニュアルする動きが続いている。Ankerも同様の変更を行った。

旧式モデル

なお、新モデル(20Wモデル)はカラーリングが黒1色なのに対して旧式モデルはカラーリングが5色展開だ。さして出力は変わらないので、色付きモデルがほしい人だと旧式モデルを選んでしまってもいいかもしれない。

▼新モデル(最大20W、直販価格3,990円、カラーリング1色)

 

▼旧式モデル(最大18W、直販価格3,999円、カラーリング5色) 

 

充電レビュー

スマホ充電は問題なし

iPhone 12 miniを充電したところ、USB Type-Cポートで約14W、USB Type-Aポートで約11Wで充電できた。

iPhoneシリーズは急速充電「USB PD」に対応しているので、USB Type-Cポートで充電すれば理論上は最大20Wで充電できる。USB Type-Aポートだと12W止まりだ。

 

タブレットも問題なし

iPad Pro 10.5を充電したところ、USB Type-Cポートで約18Wで充電できた。USB Type-Aポートだと11Wだった。

iPad Proもまた「USB PD」に対応しているのでUSB Type-Cポートを使えば最大30Wで充電できる。ただ、Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W はスペック的に最大20W止まりだ。

 

MacBook Airも充電可能

MacBook Airで充電したところ、USB Type-Cポートで約19Wで充電できた。USB Type-Aポートでは充電できず。

MacBook Airは最大30Wで充電できるが、あくまで理論値であり、実測では25W前後といったところ。そのため、19Wあればフルスピードとは行かずも問題なく充電できる

MacBook Airで作業しながら充電して気持ち50%くらいのバッテリーが溜められる。外出時の予備バッテリーとして考えれば十分かと思う。

 

ワイヤレスイヤホンも充電できる(低電流モード対応)


ワイヤレスイヤホン(Galaxy Buds Live)を充電したところ、約1Wで充電できた。

出力の大きいモバイルバッテリーだとワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなど低出力デバイスに充電できないことがある。他方、Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W は出力を小さく調整する「低電流モード」に対応しているので問題ない。

電源ボタンを2秒長押しすることで低電流モードになる。低電流モードだとバッテリーランプの一つが緑色に光る。

電源ボタンを2秒長押しで端っこのランプが緑色に。

 

モバイルバッテリー本体への給電時間は4時間ほど

モバイルバッテリー本体への給電はUSB Type-Cポートから行う。USB PD準拠の最大18W出力で給電できるので、USB PD充電器を使えば4時間くらいでMAX給電できる。

いざ給電出力はだいたい15WくらいだったのでMacBook Airに同梱される30W充電器あたりを使えば問題ないと思う。

 

この記事のまとめ

Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W をレビューしてきた。

○ Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W の評価ポイント
MacBook Airが充電できるハイパワー出力(最大20W)
一般的なモバイルバッテリー同等のスリムデザイン
 
× ダメなところ
MacBook Airのバッテリーを50%分しか確保できない
MacBook Air向けにフルパワー出力できず充電に時間がかかる

もっぱらMacBook Airで使うモバイルバッテリーとしておすすめ。

バッテリー容量が10000mAhとノートPC向けと考えると気持ち少なめだが、MacBook Airに使えば50%分のバッテリーは確保できるので予備バッテリーとして考えれば十分だ。

どうしてもバッテリー容量が足りない、MacBook Airをフルパワーで充電したいという人であれば上位版モデルを検討した方がいい。たとえば、Anker PowerCore III 19200 60W であれば最大60Wで充電できるほか、バッテリー容量も19200mAhとMacBook Airを1回分フル充電できる。

とはいえ、MacBook Airの予備バッテリーとして、いざというときの保険としてのモバイルバッテリーとして考えれば、Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W でも十分だろう。ぜひお試しあれ。

 

レビュー対象製品

 

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