ワイヤレスイヤホン

スポーツ特化ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 4 Active」レビュー【ランニング中に外れない】

2022年2月23日

ランニング中に使えるワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。「Jabra Elite 4 Active」。

ランニング中に使えるワイヤレスイヤホンは選びにくい。体が上下に動いて振動が大きいから合わないイヤホンだと耳から外れがち。イヤホンが外れずとも妙なむずかゆさを感じてる人もいるかと思う。

ーーこうしたランナーならではの悩みを着実に堅実に改善してくれるであろうワイヤレスイヤホンがある。

それが、今回レビューする「Jabra Elite 4 Active」だ。

Jabra Elite 4 Active

見てのとおりのテトラポット形状のイヤホンデザインを採用。イヤホンがパズルのピースのごとく耳穴に”すぽり”とハマり、イヤーピースのサイズさえ調整すればイヤホンがほぼ揺れない。ランナーにとって理想的すぎるイヤホンだったりする

ランニング中に使えるワイヤレスイヤホンを探している人なら「Jabra Elite 4 Active」をぜひともおすすめしたい。

この記事では「Jabra Elite 4 Active」をレビューしていく。

Jabra Elite 4 Active 製品評価

発売時期2022年1月
市場価格1.3万円前後

Jabra Elite 4 Active の製品評価は以下のとおり。

低音(4.5)
中音(4)
高音(4)
イヤホンの装着感(5)
ノイズキャンセリング(3.5)
外音取り込み機能(5)
マイク性能(5)
バッテリー性能(4)

ここがGood!!

  • 装着時の揺れが少ないテトラポット形状のイヤホンデザイン
  • 「外音取り込み機能」は高精度、骨伝導イヤホンのような使い方も可能
  • IP57の防水防塵あり、雨、汗、プール、砂ホコリまで耐える
  • イヤホン単体7時間、ケース併用28時間使えるロングバッテリー搭載
  • 低音重視のパワフルな音質、アップテンポな曲との相性よし

ここがBad...

  • iPhoneとの相性は悪い(AACコーデック非対応)
  • ケースがワイヤレス充電(Qi充電)に対応せず
  • マルチポイント非対応

 

製品カラーリングは3色

カラーリングはブラック、ネイビー、ライトミントの3色。レビューはブラックで行う。

 

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Jabra Elite 4 Active の製品概要

スペックシート抜粋

Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、aptX
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IP57
バッテリー駆動時間イヤホン単体7時間
ケース併用で最大28時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

 

 

ペアリング仕様




Google Fast Pair対応
マルチポイント×
マルチペアリング対応(最大6台)
Bluetooth設定画面からのワンタップでのペアリング切り替え×(先に現在のペアリングを解除する必要あり)
新規ペアリングモードの起動方法左右イヤホンのボタンを同時に3秒長押し

Jabraワイヤレスイヤホンの代名詞たる「マルチポイント」(2台のデバイスの同時接続)には非対応。どうしてもマルチポイントが使いたい場合は上位版モデルの「Jabra Elite 7 Active」など選ぶ必要あり。

Google Fast Pair とは?

Google Fast Pairは、Googleが提供するペアリング簡素化システム。

Android OS 6.0以上のスマホであれば、専用のポップアップ画面からワンタッチでペアリング設定できる。

マルチポイントとは?

マルチポイントとは、複数デバイスを同時接続できる機能のこと。

なにかしらオーディオ再生しているデバイスに自動で音声出力元が切り替わる。

マルチペアリングとは?

マルチペアリングとは、複数デバイスのペアリング情報が記録できる機能のこと。

1度記録してしまえば次回以降に再度セットアップする必要がなくなり、ケースふたを開くだけでデバイスと再接続できる。

昨今のワイヤレスイヤホンだとおおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング情報が記録できる。

Bluetooth設定画面からのワンタップでのペアリング切り替えとは?

複数デバイス間でペアリングを切り替える場合、先に現在のペアリングを解除する必要がある。

一部のワイヤレスイヤホンであれば現在のペアリングを解除せず、切り替えたいデバイスのBluetooth設定画面でイヤホン名を選択するだけでペアリングを上書きして移せる(関連記事:スマホ←→PC間のペアリング切り替えが簡単な完全ワイヤレスイヤホンまとめ)。

新規ペアリングモードの起動方法について

初回設定時はケースふたを開くだけで自動で新規ペアリングモードが起動する。

2回目(2台目)以降のペアリングを行う場合は新規ペアリングモードを手動で起動する必要がある。


 

 

バッテリーまわりのこと

バッテリー駆動時間(通常時)イヤホン単体7時間
ケース併用で最大28時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

バッテリー駆動時間は長め。イヤホン単体7時間、ケース側の予備バッテリーを含めれば最大28時間使える。

USB Type-Cケーブルで充電できるのでAndroidスマホユーザーであれば充電ケーブルが使いまわせる。

ワイヤレス充電(Qi充電)には対応せず。

 

 

通話マイク仕様

通話時ノイズカット機能対応
風切り音カット対応

通話マイクは非常に優秀。イヤホン片側2つのマイクを使って口元の音と周囲の音を聞き分け、通話先には口元の音をメインに転送してくれる。

口元の音の見極め精度は高い。筆者が試してみた限り、おおよそ口元の音7:周囲の音3くらいの比率で音声が転送された。

マイクの風切り音を防ぐメッシュカバーも搭載。マイクに風が当たった音、”シュバババ”といった音が軽減できる。屋外ランニング中に使いたい人にも最適だ。

 

 

ボタン操作性

ビジュアルとは裏腹に物理ボタンを搭載、カチカチ押せる




ボタン種類物理ボタン
操作コマンドの割り当て変更対応

イヤホン本体に物理ボタンを搭載。ボタンでスマホ本体のオーディオ操作、通話操作が可能。

物理ボタンとあり、ふとしたタイミングの誤タッチが起きず。タッチセンサーボタンよりもストレスが少ない。

オーディオ操作コマンド(一部割り当て変更可能)

左イヤホン操作右イヤホン操作
1回押し(選択)ノイズキャンセリング←→外音取り込み機能の切り替え、Spotify再生起動オーディオ再生/停止
2回押し(選択)音声アシスタント起動、Spotifyランダム再生起動次のオーディオを再生
3回押し--前のオーディオを再生
長押し音量ダウン音量アップ

Androidスマホであれば「Spotify Tap」機能も設定できる。iPhoneはSpotify Tap非対応。

通話操作コマンド(割り当て変更不可)

左イヤホン操作右イヤホン操作
1回押し着信受け、(通話時)マイクミュートON/OFF
2回押し着信拒否、(通話時)通話終了
3回押し----
長押し音量ダウン音量アップ

 

 

イヤホン着脱検出(装着検出)

イヤホンの着脱検出(装着検出)×

イヤホンの着脱検出(装着検出)には対応せず。

対応モデルだとオーディオ再生中にイヤホンを耳から外すとオーディオ再生が自動停止。イヤホンを耳に装着し直すとオーディオ再生が自動開始する。

 

 

防水性能

防水性能IP7
防塵性能IP5

スポーツイヤホン相当の防水・防塵性能あり。雨、汗、プール、潜水、イヤホンの水洗いに耐えられる。また、(理論上)30分以内の水没なら故障しない。

ワイヤレスイヤホンでは珍しく防塵性能にも対応。砂ホコリが激しい場所での屋外ランニングでも故障をおそれずに使えるのは嬉しいところ。

防水防塵に関連する故障のみ製品保証を2年に引き伸ばせる(他の故障は1年)。専用アプリから製品登録(無料)すれば無条件で保証が受けられので購入したら忘れずに登録あれ。

 

 

 

低遅延モード

低遅延モードなし
遅延性能
ゲーム以外での利用

低遅延モード(ゲームモード)の提供なし。

 

 

専用アプリ

専用アプリあり(iOS、Android)
イコライザー調整対応
タッチ操作コマンドの割り当て変更対応
低遅延モード(ゲームモード)ON/OFF×
イヤホンを探す対応

専用アプリ「Jabra Sound+」をiOS、Android向けに提供。

ひととおりのイヤホン・カスタマイズが行えるほか、製品保証の延長(防水防塵のみ保証1年を2年に延長できる)もアプリから可能だ。

Jabra Sound+

Jabra Sound+

無料posted withアプリーチ

 

 

iPhoneとの相性

iPhoneとの相性(普通)
AACコーデック×
iOS向け専用アプリ対応

iPhoneとの相性は普通。

iPhoneで主流のBluetoothオーディオコーデックである「AAC」に対応しておらず、iPhoneで使う場合は最低グレードの「SBC」で接続代替される。オーディオ再生それ自体は可能だが、音質が少しばかり地味になる。

専用アプリはiPhone向けにも配信あり。イコライザー調整など可能だ。

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兄弟モデル「Jabra Elite 3」との違い

Jabra Elite 4 Active は2022年1月に発売開始。昨年10月に登場した「Jabra Elite 3」の兄弟機に相当する。

Jabra Elite 3 が日常的な使用を想定したスタンダードモデルなのに対し、Jabra Elite 4 Activeはスポーツ用途のワイヤレスイヤホンとして打ち出される。

主たる違いは以下のとおり。

Jabra Elite 4 ActiveJabra Elite 3
製品コンセプトスポーツ特化日常用途
ノイズキャンセリング対応×
外音取り込み機能の性能高性能オマケ程度
音質低音重視中音重視
防水防塵性能IP57IP55
市場価格1.3万円前後8,000円前後

土台の製品コンセプトからしてJabra Elite 4 Activeはスポーツイヤホン、Jabra Elite 3が日常用途イヤホンと明確に区分されているので、基本はこの区分に従って選べばいい

ただ、Jabra Elite 4 Activeはスポーツイヤホンとして作られていることもあり、全体的なスペックで見るとJabra Elite 3よりも高性能。スペック重視の人だとスポーツイヤホンどうこう関係なくJabra Elite 4 Activeを選んでもいいかもしれない。

Jabra Elite 3 はもとよりスタンダードモデルなのでノイズキャンセリングに対応せず。その分、価格も8,000円前後とコスパよい。

あわせて読みたい「Jabra Elite 4 Active」と「Jabra Elite 3」何が違う?性能・機能・使い勝手を徹底比較

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Jabra Elite 4 Active の外観&装着感

 テトラポット形状のイヤホンデザイン採用、ランニング中でもイヤホンが揺れない

イヤホン外側

イヤホン内側

テトラポットみたいなイヤホン形状

Jabra Elite 4 Activeは、Jabra製品でおなじみのテトラポット形状のイヤホンデザインを採用。適度な丸み、そしてカクカク具合を併せ持つ。

いざ装着すると耳穴にパズルのピースのごとく”すぽり”とハマる。イヤーピースのサイズさえ調整すれば装着感は非常に安定。

ランニング中でもイヤホン揺れが少なく、イヤホンの抜け落ちを心配したり、イヤホンの位置を都度調整する必要がない。ランナーならではのイヤホン装着によるストレスを堅実に軽減している。

イヤホン外装はシリコン素材なので長時間とイヤホン装着してても耳が痛くならない。また、手が濡れてるときでもしっかりとイヤホンがつかめる。ここらもスポーツイヤホンならではの工夫だろう。

耳穴から飛び出てるイヤホン面積が少ないのでマスク着脱時にマスク紐が引っかかることもない。物理的にもビジュアル的にも”シュッ”ときれいに耳穴に収まってる。

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Jabra Elite 4 Active の音質

音質は低音重視、アップテンポな曲との相性よし

Jabra Elite 4 Activeは低音強め。ドンシャリしているわけではなく高音は弱め。とかく低音を重視したチューニングだ。

スポーツ用途のワイヤレスイヤホンを謳っているだけあり、おそらくは運動中に聞きがちなアップテンポな曲を聞くのに最適化したチューニングだと思ってる。中音域が適度に残っているので低音で音がこもることもない。パワフルで広がりあるサウンドにテンション上がる。

Bluetoothオーディオコーデック「aptX」にも対応。AndroidスマホであればaptXで接続でき、より高音質で解像度が高めのオーディオになる(iPhoneはaptX非対応)。

イコライザー調整もひととおり可能

専用アプリ「Jabra Sound+」(iOS、Android向け)を使えばイコライザー調整もできる。

デフォルトだと低音が強めの音質とあり、もっぱら中音域、高音域をプラスしたい人であれば専用アプリを活用したいところ。低音一振りのワイヤレスイヤホンかと思いきや、イコライザー調整で中音も高音も結構な量が引き出せるのでカスタマイズしがいがある。

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【重点レビュー】ノイズキャンセリング&外音取り込み機能

ノイズキャンセリングは実用水準、ホワイトノイズもなくて使いやすい

ノイズキャンセリングの強度調整も可能

周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング(ANC)に対応。左イヤホンのボタンを1回押すと機能ON/OFFできる(外音取り込み機能と入れ替え)。

高価格モデルのような完全な音のシャットアウトとはいかないが、明確に周囲の音を低減できるのでノイズキャンセリングらしい静寂は味わえる。スタバや電車の中でNetflixを視聴するときなど台詞がくっきりと聞き取れるのは感動もの。

 

 

外音取り込み機能は高性能、骨伝導イヤホンのようにして使いたい人にも丁度いい

イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる「外音取り込み機能」に対応。左イヤホンのボタンを1回押すと機能ON/OFFできる。

外音取り込み機能はなんちゃって機能の代表格だったりするのだが、Jabra Elite 4 Activeの外音取り込み機能は思いのほか高性能。きちんと周囲の音を集音してて驚く。集音に伴うノイズも少なく、常時ONで使えば骨伝導イヤホン代わりにも活用できる。

屋外ランニングで安全面を考慮しながらイヤホンを使いたい人だったり、並走している人と会話しながらイヤホンを使いたい人であれば常時ONで使うのもよさそうだ。

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Jabra Elite 4 Active の気になったところ(あるいはデメリット)

iPhoneとの相性悪い、「Spotify Tap」機能も利用できず

Jabra Elite 4 Activeの地味だが痛いデメリットと言えるのがこれ

Bluetoothオーディオコーデック「AAC」に対応しておらず、iPhone、iPad(総じてiOS)で使う場合は最低グレードのSBC接続になる。

接続自体は可能だが、Androidスマホで使う場合に比べて転送できる音の情報量は減るため、自ずと音質は落ちる。地味で質素な感じの音になると言うべきだろうか。

また、iPhoneと接続している状態だと「Spotify Tap」機能も利用できない。同機能はAndroidスマホと接続している場合のみ対応だ。

総じてiPhoneとの相性は悪い。音質にこだわりたい人だとAndroidスマホを使うのが半ば必須条件となる。

 

 

ケースのワイヤレス充電(Qi充電)非対応

充電ポートはUSB Type-C

価格1万円超のワイヤレスイヤホンだとワイヤレス充電(Qi充電)に対応する製品が一般的となりつつあるが、Jabra Elite 4 Activeは非対応だ。

ワイヤレス充電なんて使ってないという人なら関係ない話だが、購入に際して理解しておくべき点(割り切るべき点)だと思う。

なお、ケースの充電ポートはUSB Type-C。AndroidスマホユーザーならUSB Type-Cケーブルが使いまわせる。

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この記事のまとめ

ここまで Jabra Elite 4 Active をレビューしてきた。

とことんまでに考え抜かれたスポーツ特化のワイヤレスイヤホン。ランナーもちろん、ジムで運動中に使える揺れの少ないワイヤレスイヤホンを探している人に文句なしの1品としておすすめできる。

「AAC」コーデックに対応しておらず、iPhoneユーザーとの相性が悪いのがネック。iPhoneでも使えなくはないが、願わくばAndroidスマホで使うべきだと思う。

これ以外は特に留意点なし。スポーツイヤホンならではのニーズに狙いすました Jabra Elite 4 Active。ぜひ試してみてほしい。

 

 

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