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Anker Soundcore Life P2 レビュー|Under5000円の「THE 無難」なワイヤレスイヤホン

2020年11月1日

Ankerが展開するワイヤレスイヤホンブランド「Soundcore」。その中でもコスパ特化モデルと名高い「Anker Soundcore Life P2」をレビューしたい。

とかくまあスペックを盛り込んだコスパ特化モデルだ。直販4,990円ながらaptXコーデック、USB Type-C充電、IPX7防水、cVc8.0ノイズカットなどなど昨今のトレンドを盛々に盛り込んだ。おまけにケース併用で40時間使えるスタミナモデルとあり、文句らしい文句ない。

一方、価格が安いだけに実際の使い勝手としてどうなのか、そもそも使い物になるのかという不安もあると思う。そこでこの記事では「Anker Soundcore Life P2」の実機を使ってその実力を検証していく。購入を検討している人は参考にしてほしい。

【レビュー対象製品】Anker Soundcore Life P2

発売時期2019年11月
直販価格3,999円(税込)

カラーリングはブラック、ホワイト、ミントグリーンの3色。レビューはブラックで行う。

Anker Soundcore Life P2 の評価ポイント
apt-Xコーデック対応
USB Type-Cケーブルで充電可能

ケース併用40時間の長時間バッテリー

× ダメなところ
オーディオは安っぽさあり(ドンシャリ系)
充電ケースの蓋がペラッペラで耐久性に不安あり

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Anker Soundcore Life P2 レビュー

製品概要

Anker Soundcore Life P2 は、充電器メーカーのAnkerが手がけるワイヤレスイヤホン。同社オーディオブランド「Soundcore」名義で展開される。2019年11月に発売開始された。

直販価格は4,990円。アンダー5000円のワイヤレスイヤホンながら、aptXコーデックに対応しており、高音質や安定した接続品質を謳う。

また、この手の格安ワイヤレスイヤホンだと大方microUSBケーブルでの充電となるが、同製品だとUSB Type-Cケーブルでの充電が可能。USB Type-Cデバイスが広がりつつある昨今、地味に重要な評価ポイントであり差別化ポイントとなる。

 

デザイン

サイズは長い方が8cm、短い方が4.5cm

厚さは3cm

ケース、イヤホンともに黒一色。他のAnkerワイヤレスイヤホン同様に黒い。

ケースは長い方が8cm、短い方が4.5cm。厚さは3cm。AirPodsシリーズなどに比べるとケースが分厚いのでズボンのポケットに入れるともっこりする。

また、ケース蓋は結構ペラッペラなので安っぽさがある。ここらは価格相応だろうか。

 

つけ心地

カナル型(耳栓型)イヤホンなので難なくつけられる。イヤホン重量も軽く(片耳5g)、長時間付けていても耳が痛くならない。

AirPodsシリーズのように”うどん”が耳から飛び出たデザインなので、ズボラな人だとイヤホンの紛失リスクがあるかもしれない。複数サイズのイヤーピースが付属しているので特に屋外で使おうと考えている人は紛失を避けるためにもサイズ調整した方がよい。

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ペアリング勝手

ペアリングボタンは付いておらず、ケース蓋を開くたびに新規ペアリングモードになる。すでにペアリング済みのデバイスが近くにあれば、そのまま既存ペアリングされる。

非常に簡単な仕様なのだが、2台目以降のデバイスと新規ペアリングする場合、既存ペアリングしたデバイスのBluetoothを一度オフにして、既存ペアリングしないよう調整する必要があるので途端に面倒になる。

複数デバイス間でペアリングを移動させる際は、Bluetooth設定画面から手動で繋ぎ直せば問題ない。ただ、なまじ片耳再生モードを搭載しているせいか、片耳しかペアリングされなかったり、他のデバイスとの既存ペアリングが解除できないことがあって面倒に感じた。

 

オーディオ性能(音質)

典型的なドンシャリ系イヤホン。低音とシャンシャン音が強め、ボーカル音声など中音域が少し弱め。よくも悪くも価格相応のイヤホンといった印象を受けた。

明らかにオーディオにこだわったイヤホンとは言えないが、そこまで極端に音が悪いわけではない。普通に音楽を聞いたり、動画を観たりする程度の使い方であれば実用十分、必要充分な製品だと思う。

なお、オーディオコーデックはSBC、AAC、aptXに対応している。iPhoneならAACで、Androidなら大方aptXでの再生となる。

ノイズキャンセリング非対応

ノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング)には対応せず。

 

外音取り込み機能

外音取り込み機能は非搭載。

 

ワイヤレス接続の安定感

普段使いするにあたって致命的な接続切れ、音切れ、延滞はない。

ただ、気持ち1日に1回くらいのペースでポツンといった音切れがあるよう感じる。コンマ数秒音が飛ぶだけですぐに復帰するので特段あげつらう必要もないかと思うが、高価格帯のワイヤレスイヤホンに比べると、やはり価格なりとの印象を受けた。

 

バッテリー持ち

イヤホン単体で7時間、ケース併用で最大40時間のバッテリー駆動が可能。

いざ使っていてバッテリーが足りなくて充電に追われる機会はなかった。1日あたり5時間以内の利用であれば1週間は充電せずに使えるので、逆に充電が疎かになりそうだ。

 

充電環境

USB Type-Cケーブルを使った有線充電に対応。ワイヤレス充電(Qi充電)には対応せず。

格安モデルではありがたいUSB Type-C仕様。USB Type-Cデバイスが増えている昨今だが、似たような価格帯の製品だともれなくmicroUSBなので、USB Type-C対応は地味だが堅実な評価ポイントだ。

 

そのほかチェックしておきたい細かなところ

マイク性能は意外にもよい

うどんの先にマイクあり

イヤホンマイクを内蔵しており、マイクを使った通話、また音声アシスタントを起動しての音声操作が行える。

マイク用ノイズキャンセリングことcVc8.0仕様の雑音カット機能を備えており、通話マイク近くの音だけを拾って通話伝達してくれる。そのため、屋外など比較的騒音の多い場所で通話しても影響出にくく、アンダー5000円のワイヤレスイヤホンながら優秀な出来と言える。

 

ボタン操作は安定感あり

物理ボタン

イヤホン本体側にタッチセンサーではなく物理ボタンを搭載している。少しボタンが硬めだが、タッチセンサーよりも反応処理が正確なので、ボタンの2回押し操作などストレスフリーに行える。

タッチ操作(ボタン操作)コマンドは以下のような感じだ。割り当て変更はできない。

右イヤホン

1回押しオーディオ再生/停止、(着信時)通話受け/通話終了
2回押し曲の先送り
長押し(1秒押し)音声アシスタント起動、(着信時)着信拒否

左イヤホン

1回押しオーディオ再生/停止、(着信時)通話受け/通話終了
2回押し曲の前戻し
長押し(1秒押し)音声アシスタント起動、(着信時)着信拒否

 

IPX7(スポーツ防水)の防水性能あり

スマホと変わらぬIPX7相当の防水性能あり。プールの中で使っても問題ないし、汚れたら軽く水洗いしても大丈夫だ。

 

専用アプリには対応せず

Anker Soundcoreシリーズは専用アプリ「Soundcore」が利用できる。ただ、Anker Soundcore Life P2 はアプリ対応しておらず、アプリが利用できなかった。

 

この記事のまとめ

Anker Soundcore Life P2 をレビューしてきた。

Anker Soundcore Life P2 の評価ポイント
apt-Xコーデック対応
USB Type-Cケーブルで充電可能

ケース併用40時間の長時間バッテリー

× ダメなところ
オーディオは安っぽさあり(ドンシャリ系)
充電ケースの蓋がペラッペラで耐久性に不安あり

使い勝手は悪くない。オーディオは普通。音楽を聞くためのとりあえずの格安ワイヤレスイヤホンとして考えれば文句ない出来だと思う。

なにより価格に似合わぬUSB Type-Cの充電ポートを搭載しているので、今日のUSB Type-Cデバイス環境の中に放り投げても違和感なく馴染んでくれる。この点、microUSBの格安ワイヤレスイヤホンに比べても絶対的な評価ポイントだ。

もとより格安ワイヤレスイヤホンを狙っている人であれば購入して損はないだろう。ぜひお試しあれ。

 

レビュー対象製品

 

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