【2021年】楽天モバイルに乗り換える前にチェックしておきたい基本まとめ

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ドコモ、au、ソフトバンクに続く国内4番目の通信キャリア「楽天モバイル」。月額0円から使えるハイコスパな料金プランで注目を集め、2021年5月時点で契約者数は400万件を突破した。

この記事では楽天モバイルの料金プランはじめ、楽天モバイルに対応しているスマホのこと、楽天回線の通信品質の実際などひととおりの情報をまとめている。

楽天モバイルに乗り換える際に疑問に思うであろうことは大方チェックできるので、記事の目次を開いて気になるところだけかいつまむ形で活用してほしい。

楽天モバイルの基本

楽天モバイル概要

楽天モバイルはドコモ、au、ソフトバンクに続く国内4番目の通信キャリア。2020年4月より本サービスを開始した。

自前の通信基地を使って通信する紛うことなき通信キャリアであり、格安SIMのように他社の通信基地をレンタル利用しているわけではない。

自前の通信基地を使うことで昼間の時間帯でも安定した速度で通信できる。特に格安SIMユーザーだと馴染みあろう昼間の時間帯の通信延滞が回避できるのが最大の魅力だ。

 

当面の間はau回線(パートナー回線)と合わせて利用できる

楽天モバイルは、2026年まではKDDIとの協業サービスとして提供される。楽天の自社回線が使えない地域、通信が不安定な地域ではパートナー回線としてau回線で通信代替している

皮肉な話だが、au回線のおかげで楽天モバイルの通信品質が担保されてる側面がある。楽天の自社回線の品質に関してはまだまだ賛否あるが、au回線が使える地域に住んでいる人であれば、とりあえずはau回線で通信できるので楽天モバイルも問題なく利用できる。

なお、au回線はローミング接続で提供される。格安SIMのような通信回線のレンタル利用ではなく、auの通信基地と直接接続できるので混み合う時間帯でも安定した速度で通信できる。

<公式サイト>

 

楽天モバイルの料金プラン、どれだけ安い?

楽天モバイルは月額0円から使える従量制の料金プラン

楽天モバイルは2021年4月より料金プランを改定。月々のデータ利用量に応じた従量制プランにリニュアルされた。最安月額0円から、最大でも月額3,278円で利用できる。

楽天モバイルの料金プラン概略

月々のデータ利用量 月額料金(税込)
1GB以内 0円
3GB以内 1,078円
20GB以内 2,178円
20GB〜(上限なし) 3,278円

大手3キャリアだと月無制限プランが大方月7,000円前後、「家族割」などフル適用しても月5,000円前後なので楽天モバイルの上限3,278円は圧倒的に安い。

また、ライトユーザーから見ても大手3キャリアが月3,000円前後のところ、楽天モバイルだと月額0円〜2,178円で使えるので魅力ある内容だ。

 

au回線(パートナー回線)は月5GBまでしか使えない制約あり

楽天モバイルは、楽天の自社回線が使えない地域、通信が不安定な地域ではau回線を使って通信代替している。ただ、同au回線は月5GBまでしか高速通信できず、以降は最大1Mbpsの制限通信になる

また、au回線で通信した分も月々のデータ利用量にカウントされ、従量制プランの料金に影響する。そのため、最初から月5GB以上の通信を使うつもりであれば、できる限り楽天の自社回線が使えた方がお得感はある。

 

国内通話料は完全無料(固定電話への発信含め)

楽天モバイル契約者は専用通話アプリ「Rakuten Link」が利用できる。同アプリを使えば国内通話料が完全無料となる。

固定電話への発信も可能。なおかつ、無料通話の対象になる。Rakuten LinkはIP電話ではなくSMSを拡張したRCS電話なので050などのプレフィックス番号を付けずに発信できる。

国際通話も同アプリを使えば部分的に無料。日本国内から海外に向けて通話発信する場合は別途通話料金が発生するが、専用オプション「国際通話かけ放題」(月額1,078円)に加入すれば一切の通話料金が無料になる。

Rakuten LinkアプリはiOS、Android双方ストアに配信される。ただ、iPhoneだと「iOS 13.5.1」以上、Androidだと「Android 9.0」以上の機種でないとアプリが使えないので先にOSバージョンを確認あれ。

 

5G通信も無料で利用できる

楽天モバイルの5G回線に対応したスマホであれば追加料金なしで5Gが利用できる。

ーーーとはいえ、現状では楽天モバイルの5Gエリアはたかが知れるレベルだ。気持ち次2〜3年もすれば都市部住みの人など多少なりには5Gの恩恵が受けられる時代になるのではないだろうか。

5Gが使える地域は公式サイトの「通信・エリア」ページから確認できる。

 

楽天ポイントとの連携も可能

楽天モバイルは楽天サービスの一つであり、楽天ポイント(楽天スーパーポイント)との連携特典がある。楽天経済圏のヘビーユーザーなら重々に活用余地ある。

【特典1】楽天モバイルの利用代金100円につき1ポイント付与

毎月の支払い料金の1%分が楽天ポイントとして還元される。月額1,000円なら10ポイント(=10円分)が戻ってくる。

クレジットカードで支払えばポイント2重取りも可能。たとえば、楽天カードで支払えば楽天カード分のポイント還元1%と合わせて合計2%のポイント還元が得られる。

【特典2】楽天モバイルの利用代金を楽天ポイントで支払える(期間限定ポイントも利用可能)

毎月の楽天モバイルの支払い料金にポイントを充足できる。期間限定ポイントも使えるので楽天経済圏でポイントを固めている人であればポイント消化先としても丁度いい。

 

契約から3ヶ月間はプラン料金が無料

(2021年5月時点で)契約後3ヶ月のプラン料金を無料にするキャンペーンを展開している。楽天モバイルの契約が初めての人であれば無条件で無料キャンペーンが適用される。

キャンペーン期間中に解約した場合でも違約金など発生しないので、お試しで楽天モバイルを契約してみて、いざ合わなかった場合には即日で解約してしまって問題ない。

<公式サイト>

 

楽天モバイルのキャリアスマホの選び方

楽天モバイルはキャリア・サービスとあり、ドコモやauのように自社回線に最適化された自社スマホ、キャリアスマホを用意している。

楽天モバイルのキャリアスマホは大きく以下3つの区分に分けられる。

  1. 0円スマホ(楽天オリジナルスマホ)
  2. 楽天モバイル版iPhone
  3. そのほか楽天モバイルスマホ
 

1. 0円スマホ(楽天オリジナルスマホ)

楽天モバイルは自社オリジナルのスマホを用意している。いずれも楽天ポイント還元と合わせて実質0円を実現しており、0円スマホとして展開される。

2021年5月時点で以下2機種が楽天モバイルの0円スマホとなる。

  1. Rakuten Hand
  2. Rakuten Mini

1. Rakuten Hand(楽天ハンド)

Rakuten Handは、2020年12月に発売開始となった最新モデル。入荷してもすぐに売り切れてしまう楽天モバイル屈指の人気スマホだ。

0円スマホながらミドルレンジ相当、3〜4万円スマホ相当のスペックを誇り、一見すると0円スマホとは思えぬ安定感がある。荒野行動などの重めの3Dゲームでもサクサク処理できてしまうので普段使いで困ることはそうそうない。

コスパよくて安定感のあるスマホといえば間違いなくRakuten Hand一択だ。楽天モバイル乗り換えに際して新しいスマホがほしい、楽天モバイル回線に最適化されたスマホがほしいという人であれば、まず真っ先に検討あれ。

2. Rakuten Mini(楽天ミニ)

2020年1月に発売開始。画面3.6インチ、本体重量79gの”超”小型軽量スマホ。中身はAndroid OSを搭載したごくごく普通のAndroidスマホであり、おサイフケータイやテザリングも利用できる。

Rakuten Handと異なりサブデバイスとして2台目スマホとして活用するのが一般的だ。小型サイズが魅力である一方、やはり内蔵バッテリーの小ささも否めず、1台持ちで1日使うにはバッテリー持ちが心配だ。

海外スマホなど使っていて、プラスアルファでおサイフケータイ対応デバイスを探している人などにおすすめしたい。

Rakuten HandとRakuten Miniの比較記事はこちらから。

なお、0円スマホとは別に0円ルーターも提供あり。楽天モバイルをPocket WifiやWIMAXのようなポジションで運用したい人なら0円ルーターもおすすめできる。

 

2. 楽天モバイル版iPhone

楽天モバイルは2021年4月よりiPhoneの取り扱いを開始。iPhone 12シリーズ4機種とiPhone SE(2020)の合計5機種を取り扱う。

  端末設定価格 月々の分割料金(48回払い)
iPhone 12 mini 87,712円〜 1,827円〜
iPhone 12 101,176円〜 2,107円〜
iPhone 12 Pro 127,395円〜 2,654円〜
iPhone 12 Pro Max 141,700円〜 2,952円〜
iPhone SE(2020) 55,170円〜 1,149円〜

※すべて税込、価格は2021年5月時点

端末価格設定は大手3キャリアと変わらぬ水準。大手3キャリアと違って端末返却の必要がないので、もとより長く使いたい人であれば楽天モバイル契約時に同時購入してもいいかもしれない。

また、2021年5月時点でiPhone契約者に15000〜20000ポイント(1.5万円〜2万円分)を還元するキャンペーンを展開している。ポイントはすべて楽天ポイント。月々の支払い料金に充足できる。初期コストをできる限り減らしたい人はキャンペーンを活用したい。

SIMフリー版iPhoneでも問題なし

Apple Storeなどで別途購入したiPhone、SIMロック解除した他社キャリア版iPhoneでも楽天モバイルは利用できる。

ただ、公式に動作保証しているのはiPhone 6s以降、なおかつiOS 14.4以降のiPhoneシリーズに限られる

 

3. そのほか楽天モバイルスマホ

楽天モバイルとしてシャープやOPPOのAndroidスマホを用意している。また、サムスンの過去モデルも何機種かあり。

もっぱら端末価格が3万円〜5万円の機種が多く、最大2万円の楽天ポイント還元と合わせて安く調達できる。おすすめのスマホは以下記事でまとめているので参考にしてほしい。

 

楽天モバイルはiPadシリーズで使える?

楽天モバイルは、iPadシリーズでも”とりあえず”は利用できる。

”とりあえず”というように、楽天モバイルの公式見解だと動作確認はしているが、動作保証はしていない。あくまで自己責任となる。筆者環境ではiPad Pro 10.5で楽天モバイルが使えるのを確認した。

iPadシリーズは国内ほぼすべての4Gバンドが使えるので楽天の自社回線、パートナーのau回線ともにつかめるというのが一般的な見方だ。よほど古いiPadでもない限りは通信できるだろう。

ただ、iPadだと楽天モバイルの無料通話アプリこと「Rakuten Link」の通話発信できず。レアな使い方だが、iPadで通話したい人は気をつけた方がいい。

 

楽天モバイルはWiFiルーターで使える?

楽天モバイルはSIMカード・サービスとなるため、SIMフリールーターさえ使えばルーター経由(WiFi経由)で通信できる。

すでに楽天モバイルのオリジナルルーターこと0円ルーター(Rakuten WiFi Pocket)も提供しており、同ルーターとセットで契約すればWIMAXやPocket WiFiのようなポジションで楽天モバイルを使いまわせる。

実際にどんな使い勝手なのかは以下記事でまとめたので参考にしてほしい。

 

楽天モバイルの通信エリア・通信環境(通信速度)

楽天モバイルの通信エリアについて

楽天モバイルは2026年までの間、KDDIとの協業サービスとして展開される。楽天モバイル契約者は、楽天モバイルの自社回線とパートナー回線ことau回線の両方が利用できる。

楽天回線が普及した地域からau回線の提供が終了となる予定。たとえば、すでに東京都は楽天回線オンリーで通信する地域となっており、au回線は使えない。

楽天モバイルで提供されるau回線エリアは以下au公式サイトで確認できる。

一方、地方だとお世辞にも楽天回線が普及しているとは言えず、まだまだau回線がメインの地域が大半だ。

au回線はローミング形式(auの通信基地と直で通信できる)で提供されるので通信品質は悪くない。格安SIMのような昼間の遅さもない。一定の実用性は担保される。

 

楽天モバイルの通信速度について

楽天モバイルの通信速度は大手3キャリア以下、格安SIM以上といったところ。昼間の時間帯は乗り切れるので格安SIMよりは使い勝手がいい。実用性の観点から言えば必要十分なレベルだ

2021年5月時点で楽天回線は20〜30Mbps前後が出てれば御の字。調子のいいときだと40〜50Mbpsくらい行くことも。

一見すると格安SIMと変わらぬ速度に見えるが、PING値(サーバーからの応答速度)が昼間の時間帯でも20〜30ms台をキープしている。昼間だとゆうに100ms前後の格安SIMに比べて体感的な遅さがないのはなにより魅力だ。

パートナー回線ことau回線だが、こちらも30Mbps前後といったところ。PING値も20〜30ms台なので使い勝手は悪くない。

楽天モバイルの通信速度は以下記事で実測レビューしているので参考にしてほしい。

 

楽天モバイルの契約・解約について知っておきたいこと

楽天モバイルの最低利用期間、違約金、そのほか各種手数料について

楽天モバイルは最低利用期間が設定されておらず、いつでも解約(MNP)できる。

違約金も発生せず、MNP転出料も無料。おまけに契約時の初期手数料(新規手数料)も無料だ。大手3キャリアのように契約時に3,000円が徴収されることもない。

初期手数料(新規手数料) 0円
最低利用期間 なし
契約解除料金(違約金) 0円
MNP転出料 0円

 

eSIMについて

楽天モバイルはSIMカードの種類として「eSIM」(イーシム)が選択できる。

eSIMとは、標準SIM、microSIM、nanoSIMに続く次世代のSIMカード規格。プラスチックのSIMカードを使わないソフトウェアベースのSIMカード(SIMサービス)となる。契約して5分もすれば、ネット通じてSIM契約情報だけを直接スマホに書き込める。

通信品質はnanoSIMなど他のSIMカードと変わらないので安心あれ。まだまだ玄人向けといえるeSIMだが、iPhoneやGoogle PixelなどeSIM対応スマホを持っている人であれば検討してみては。

 

楽天モバイルを申し込める場所

楽天モバイルは、公式サイトかキャリアショップ(実店舗)で申し込める。

公式サイト

大方公式サイトからの申し込みが一般的だ。入力ミスや繁忙期でもなければ申し込みから数日でSIMカードが郵送される。eSIMであれば申し込みから最短5分で開通できる。

<公式サイト>

キャリアショップ(実店舗)

楽天モバイルは大手3キャリアのようにキャリアショップを展開しており、店頭契約にも対応している。ネットからの申し込みに不安のある人なら検討してみては。

 

アフターサポートについて

基本はチャット or 電話対応

契約後のサポート対応はチャットか電話が基本となる

専用アプリ「my 楽天モバイル」でサポートセンター直通のチャットが使えるほか、いざとなれば電話対応に切り替えられる。アプリはiOS、Android双方に配信している。

キャリアショップ(実店舗)での対面サポートはもっぱら都市部のみ

楽天モバイルはキャリアショップ(実店舗)での対面サポートも行っているが、もっぱら都市部の店舗に限られる。地方の店舗は契約代行のみ行う店舗が大半でアフターサポートは行わないところが多い。

アフターサポートを行う店舗か、あるいは契約代行のみの店舗かは公式サイトの店舗一覧ページから確認できる。

 

楽天モバイルが展開するキャンペーンについて

2021年5月時点の主要なキャンペーンとして以下3つがある。

  1. プラン料金3ヶ月無料キャンペーン
  2. iPhone発売記念キャンペーン
  3. Rakuten UN-LIMIT VIお申し込みキャンペーン

 

1. プラン料金3ヶ月無料キャンペーン

【特典内容】契約後3ヶ月のプラン料金が無料

キャンペーン概要

楽天モバイルの契約が初めての人なら無条件で適用されるキャンペーン。契約後3ヶ月のプラン料金が無料になる。無料期間中の解約でもキャンペーン違約金など発生しない。

<公式サイト>

 

2. iPhone発売記念キャンペーン

【特典内容】iPhone購入時に最大2万ポイント(=2万円分)付与

キャンペーン概要

楽天モバイル版iPhoneを購入した人に適用。無条件で15,000ポイント、楽天モバイルの初回契約であればプラス5,000ポイント(合計2万ポイント)を付与する。

※Rakuten Linkを使った10秒以上の通話実績、1回以上のSMS送信実績が必要

ポイントはすべて楽天ポイント(楽天スーパーポイント)となる。1ポイント=1円分で楽天モバイルの支払い料金の清算、また、楽天関連サービスでのポイント消化に利用できる。

期間限定ポイント扱いであり、有効期限はポイント付与から6ヶ月。いざとなれば楽天市場でのポイント消化に使えるので無駄にはならない。

 

3. Rakuten UN-LIMIT VIお申し込みキャンペーン

【特典内容】特定のスマホ購入で最大25,000ポイント付与

キャンペーン概要

iPhone以外の楽天モバイルスマホを購入した場合に適用。スマホのグレードに応じて5,000ポイント〜2万ポイントを還元する。ポイントはすべて期間限定の楽天ポイントで付与される。

「Rakuten Hand」「Rakuten Mini」など楽天モバイルのオリジナルスマホに関しては、もろもろ2万ポイントがMAX付与され、0円スマホとして提供される。

また、楽天モバイルの初回契約者に限り、プラスアルファで5,000ポイントを上乗せ還元する。

 

まとめ

ここまで楽天モバイル乗り換え前にチェックしておきたい基本事項をまとめてきた。

楽天モバイルはコスパがよいだけではなく、パートナー回線のau回線が使えるので、au回線が使える地域に住んでいる人であれば一定の通信品質は担保される。この点、地味な楽天モバイルの評価ポイントとなる。

そのほか、楽天モバイルに関する口コミは以下記事でまとめている。楽天モバイルに不安ある人はこちらの記事も参考にしてみてほしい。

楽天モバイルを公式サイトで確認する
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