iPhone SE(2020)、ここがすごい!ここがダメ!【レビュー】

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ついに発売が開始されたiPhone SE(2020)。

人気スマホ「iPhone SE」の第2世代モデルであり、かれこれ初代発売から4年がかりでのリニュアルとなった。コンパクトサイズそのままに最新機能を盛り込み、価格は格安スマホ相当の5万円に抑えた。

この記事ではiPhone SE(2020)をレビュー。メリット、デメリット、どういった人におすすめのスマホなのか、ひととおり解説していきたい。

iPhone SE(2020)製品概要

iPhone SE(2020)は2020年4月に発売開始となった新作iPhone。2016年に発売された「iPhone SE」の後継機であり、第2世代モデルに該当する。

Apple Storeでは最安49,280円(税込)で販売。ドコモやauなどキャリア版だと端末返却含めて2万円〜3万円台で購入できる。

価格だけ見ると格安スマホそのものだが、そこはiPhoneだ。安かろう悪かろうで終わらず、最新モデル同等の機能と性能を盛り込み、近年まれに見るハイコスパスマホとして昇華させた。

 

スペックシート

iPhone SE(2020)のスペックシートは以下のとおり。

画面サイズ 4.7インチ(1334×750)
本体サイズ 縦13.8cm、横6.7cm、厚さ0.7cm
本体重量 148g
 
メモリ 3GB(非公式情報、公式記載なし)
ストレージ 64GB/128GB/256GB ※microSD非対応
CPU Apple A13 Bionic
カメラ 外側1200万画素、内側700万画素
 
充電端子 lightning
ワイヤレス充電(Qi)
イヤホンジャック ×
指紋センサー
対応SIMカード規格 nanoSIM、eSIM(DSDS仕様)
そのほか felica搭載、防水/防塵

 

iPhone SE(2020)の製品特徴

「iPhone 8」そのままの軽量コンパクトスマホ

写真左がiPhone SE(2020)、写真右がiPhone 8

iPhone SE(2020)は画面4.7インチの小型スマホ。iPhone 8の筐体をそのまま流用しており、本体サイズはiPhone 8と全く同じ。iPhone 8のケースもそのまま使える

中身は色々と変わったはずだが、本体重量も148gとiPhone 8と同じ重量にとどまっている。昨今のiPhoneは200g近い重量なので148gは圧倒的に軽く、スマホの片手操作も難なくこなせる。

▼ 主要iPhoneの本体重量まとめ

モデル 本体重量
iPhone SE(2020) 148g
 
iPhone 11 Pro Max(2019) 226g
iPhone 11 Pro(2019) 188g
iPhone 11(2019) 194g
iPhone 8 (2017) 148g
iPhone SE(初代) 113g

「iPhone 11」同等のハイエンド性能

iPhone SE(2020)は、最新モデル「iPhone 11」シリーズ と同じCPU(A13)を搭載しており、スペックだけで言えば最新iPhoneと変わらない。

ベンチマークスコアで見ても、ほぼiPhone 11シリーズと同等性能を叩き出しており、iPhone SE(2020)だからといって低スペックということはない。普通に使えるハイエンドスマホだ。

▼ 主要iPhoneのベンチマークスコア(Geekbench 5基準)

モデル シングルコア得点 マルチコア得点
iPhone SE(2020) 1332 3241
 
iPhone 11 Pro Max(2019) 1327 3401
iPhone 11 Pro(2019) 1328 3398
iPhone 11(2019) 1326 3247
iPhone 8(2017) 919 2233
※iPhone SE(2020)以外はGeekbench 5(公式)で集計された平均値を掲載

最新iPhone機能が全部盛り

iPhone SE(2020)は、iPhone 11シリーズと変わらぬ最新機能を全部盛り。Apple Pay、ワイヤレス充電、USB PD充電、DSDSなどすべて使える。

特にApple Payは初代iPhone SEではギリ搭載が見送られてしまい、第2世代モデルで満を持しての対応となった。モバイルSuicaやPASMO、iD、QUICKPayなど利用できる。

また、nanoSIMに続く次世代のSIMカード規格「eSIM」(イーシム)にも対応しているので、一部通信キャリアや格安SIM事業者が提供しているeSIMプランも利用できる。

 

iPhone SE(2020)、ここがすごい!

iPhone SE(2020)のメリット、強みだが、以下4点が挙げられる。

1. コンパクトスマホとしての圧倒的な完成度

親指だけで操作できるコンパクトサイズ。

iPhone SE(2020)は、とかく使いやすいというのが第一印象だ。大型スマホが一般化してきた昨今では珍しい小さいスマホであり、そのうえ性能も文句ない。

また、本体重量も148gと昨今の200g近いスマホに比べると圧倒的に軽く、長時間使っていても手や腕が疲れにくい。

ここまでストレスフリーなスマホを見せつけられると、あえて大きなスマホを使うのが億劫になる。そう言わざるを得ない完成度の高さが使い勝手の節々から感じられる。

 

2. ホームボタン復活!指紋認証でロック解除&Apple Pay決済可能

iPhoneからホームボタンことTouch IDが無くなってから早3年。

iPhone SE(2020)はiPhoneシリーズで久々にホームボタンを搭載。指紋認証でロック解除やApple Pay決済処理が行える。

コロナ下のマスク生活において顔認証が極めて使いづらくなってしまい、指紋認証ニーズが再び高まっている。最新モデルのiPhone 11シリーズだと顔認証にしか対応しないので、これに比べるとiPhone SE(2020)の指紋認証対応は間違いなくセールスポイントの一つだ。

 

3. 無難に使える高性能カメラ

iPhone SE(2020)は、今日では地味めなシングルレンズ仕様。超広角レンズや望遠レンズは搭載していない。

ただ、シングルレンズそれ自体の描写力は安定していて風景写真などきれいに撮影できる。ハードの違いあれどiPhone 11と同じ最新CPU「A13」準拠の撮影処理能力なので実用十分なレベルはクリアしている。

▼ iPhone SE(2020)のカメラで撮影した写真サンプル(写真クリックで拡大)

 

4. 最安5万円で購入できる最強コスパ

iPhone SE(2020)は価格だけ見ると格安スマホそのものだ。

AppleStoreで販売されるSIMフリーモデルであっても最安49,280円(税込)で購入できる。iPhone 11シリーズなどざらに10万円を超えているので5万円で購入できるiPhone SE(2020)がいかに安いかが分かる。

▼ iPhone SE(2020)のAppleStore販売価格

容量 AppleStoreでの販売価格(税込)
64GBモデル 49,280円
128GBモデル 54,780円
256GBモデル 66,880円

ドコモやauでのキャリア購入なら端末返却ありで2万円〜3万円程度、UQmobileやY!mobileなら端末返却なしで3万円台で購入できる。

キャリア価格でも下手なぼったくり価格になっておらず、もとよりキャリア乗り換えを検討している人ならキャリア購入でもいいと思う。

▼ Apple Storeほかキャリアごとの販売価格一覧表

(すべて税込表記、キャリア名をクリックすると公式ページが確認できます)

  64GBモデル 128GBモデル 256GBモデル
Apple Store価格 49,280円 54,780円 66,880円
ドコモ価格(新規/機種変) 38,016円+端末返却 41,712円+端末返却 50,160円+端末返却
ドコモ価格(MNP) 23,360円+端末返却 27,056円+端末返却 35,504円+端末返却
au価格(新規/機種変/MNP) 28,750円+端末返却 31,970円+端末返却 39,215円+端末返却
ソフトバンク価格(新規/機種変/MNP) 28,800円+端末返却 32,040円+端末返却 39,240円+端末返却
UQmobile価格(新規/MNP) 35,640円 47,520円
UQmobile(機種変) 43,560円 47,520円
Y!mobile価格(新規/MNP) 39,600円 46,080円
Y!mobile価格(機種変) 50,400円 56,880円

※価格情報は2020年9月時点

 

iPhone SE(2020)、ここがダメ!

iPhone SE(2020)のデメリット、弱みは以下4点が挙げられる。

1. 有機ELディスプレイ非搭載、視認性&省エネ性能に難あり

iPhone SE(2020)はRetina HDディスプレイ(TFT液晶)を搭載。画質だけで言えば問題を感じないレベルだが、有機ELディスプレイではないので太陽光の下だと画面が見づらかったり、有機ELならではの省エネ効果が期待できない。

 

2. バッテリー持ちは幾分不安あり

iPhone SE(2020)は内蔵バッテリーが1821mAhと少ない。iPhone 8そのままの容量だ。

iPhone 11シリーズが3000mAh前後のバッテリー容量で、なおかつ省エネ効果に優れた有機ELディスプレイを搭載しているのに比べると幾分不安が残る。

普段使いで致命的なバッテリーレベルではないが、ソシャゲをがっつりプレイしたり、出先でGoogleマップやカメラなど多用すると思いのほかバッテリーが減っているなと感じるシチュエーションがある。

 

3. 同梱充電器が通常充電器、急速充電のためには別途用意する必要あり

iPhone SE(2020)同梱の充電器&ケーブル

iPhone SE(2020)は、急速充電ことUSB PD充電に対応している。

ただ、iPhone SE(2020)に同梱される充電器は通常充電器であり、急速充電器ではない。急速充電を行うためにはUSB PD充電に対応した電源アダプタとケーブルを用意する必要がある。

ざっと見で2,000円くらいの予算は見積もっておくべきだろう。

 

4. 大きいiPhoneユーザーだと乗り換え辛そう

iPhone SE(2020)はコンパクトサイズが売りだが、画面が4.7インチしかないので昨今の6インチ前後のiPhoneに慣れてしまった人だと使い勝手の違和感が多分にありそうだ。

特に男性だと親指一つでも相当に場所を取るので、記事途中のリンクやボタンが押しにくい。同じコンパクトiPhoneでもiPhone 12 miniだと5.4インチあるので、どうしても画面の小ささに不安がある人ならiPhone 12 miniを検討してもいいかもしれない。

 

iPhone SE(2020)、どういった人におすすめ?

1. 小さいスマホを探している人

最新iPhoneはじめスマホ全般は大きすぎて手に余る、腱鞘炎になる、つらたにえんの人であればiPhone SE(2020)を強くおすすめする。

なんだかんだで4.7インチのiPhone SE(2020)は日本人の手の大きさにジャストフィットなスマホなので片手で使うには丁度いい。今日における小さいは正義とは、まさしくiPhone SE(2020)のことだろう。

 

2. Apple Pay決済をがっつり使う見込みの人

コロナ禍のマスク生活でホームボタン、指紋認証対応が馬鹿にならないセールスポイントに昇華している。特に店頭レジでApple Pay決済するときに指紋認証で処理できるので非常に使い勝手がよい

Apple Pay決済は都度決済前に生体認証を行う。iPhone 11シリーズなどはFace ID(顔認証)しか使えず、マスクを付けているときは律儀にパスコード入力する必要がある。

これに比べるとiPhone SE(2020)が指紋認証でささっと処理できるのは他のiPhoneにはない絶対的なアドバンテージとなる。

 

3. ハズレのない格安スマホが欲しい人

iPhone SE(2020)は直販5万円で購入できる格安スマホだ。そのうえiPhone 11相当のスペックを持ち合わせた贅沢なモデルとあり、同等価格帯のスマホに比べても圧倒的にコスパに優れる。

スペックは十分にして充分だし、あとは面倒くさいことを考えずにハズレのない格安スマホと言われたら間違いなくiPhone SE(2020)がおすすめできる。

 

iPhone SE(2020)をおすすめできない人

1. カメラ重視の人

iPhone SE(2020)は流行りの超広角レンズや望遠レンズを搭載しておらず、昔ながらのシングルレンズ仕様のカメラとなる。

望遠レンズまだしも超広角レンズは風景写真など撮影する際に便利なので、これまで他のスマホで超広角レンズを使用した経験がある人だと気になるところかもしれない。

また、暗所撮影を補助するナイトモード機能を搭載しておらず、そこまで暗所撮影に強いスマホでもない。夜景撮影や何かしら暗い場所での撮影を重視している人だと物足りなさそうだ。

 

2. 目新しさを重視する人

iPhone SE(2020)はよくも悪くもiPhoneだ。いざ使えば安定したパフォーマンスが期待できるが、従来iPhoneと変わらぬビジュアル、変わらぬ使い勝手とあり、新鮮味は薄い。

実用性第一の人であれば問題ないが、目新しさ重視の人、新しいiPhoneに乗り換えて心機一転したい人だと代わり映えしなさすぎて飽きてしまいそうな気がする。

 

iPhone SE(2020)の購入方法&価格情報

iPhone SE(2020)の販売価格情報

(すべて税込表記、キャリア名をクリックすると公式ページが確認できます)

  64GBモデル 128GBモデル 256GBモデル
Apple Store価格 49,280円 54,780円 66,880円
ドコモ価格(新規/機種変) 38,016円+端末返却 41,712円+端末返却 50,160円+端末返却
ドコモ価格(MNP) 23,360円+端末返却 27,056円+端末返却 35,504円+端末返却
au価格(新規/機種変/MNP) 28,750円+端末返却 31,970円+端末返却 39,215円+端末返却
ソフトバンク価格(新規/機種変/MNP) 28,800円+端末返却 32,040円+端末返却 39,240円+端末返却
UQmobile価格(新規/MNP) 35,640円 47,520円
UQmobile(機種変) 43,560円 47,520円
Y!mobile価格(新規/MNP) 39,600円 46,080円
Y!mobile価格(機種変) 50,400円 56,880円

※価格情報は2020年9月時点

 

キャリア版ならUQmobileがお得

UQmobile版iPhone SE(2020)なら新規/MNP契約で最安35,460円で購入できる。

大手3キャリアのように端末返却が必要なく、ポイント還元による実質価格でもない、ただただ端末価格として35,460円が提示される大盤振る舞いだ。

UQmobileは現在はKDDIが手がけるキャリア・サービス(MNO)の一つであり、大手キャリアと変わらぬ高品質な通信回線が利用できる。メイン回線として使うのにも丁度いいので、iPhone SE(2020)契約を機に乗り換えてしまっても損はないだろう。

iPhone SE(2020)をUQmobile公式サイトで確認する[UQmobile公式サイトを開きます]

 

中古相場だと未使用品で43,800円(税込)ほど

中古スマホ販売大手「イオシス」の中古相場を参考にすると64GBモデルの未使用品が43,800円ほどだ(2021年3月時点)。

iPhoneとあり、中古市場での流通数もわりと多い。もとより回線契約が必要ない、新品ならではのApple公式保証がいらない人なら中古の未使用品を狙ってもいいかもしれない。

iPhone SE(2020)をイオシスで探す
[イオシスの検索ページを開きます]

 

この記事のまとめ

iPhone SE(2020)をひととおりレビューした。

iPhoneならではの使い勝手のよさに加えて、今日では珍しいコンパクトなハイエンドスマホとあり、普通に使える小さいスマホを探している人に丁度いい1品と言える。

価格が直販5万円、キャリア経由で購入すれば3万円くらいで購入できるのも魅力。そのうえ安かろう悪かろうではない絶対的な安定感がある。コスパよい最新iPhone、小さいiPhoneとしておすすめできる良品だ。ぜひお試しあれ。

 

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