iPhone 12 mini、ここがすごい!ここがダメ!【実機レビュー】

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2020年10月に発表されたiPhone 12シリーズの一つである「iPhone 12 mini」を購入したのでレビュー。

iPhone 12シリーズは4種類あり、そのうちiPhone 12 miniは最も小型なモデルとなる。画面サイズ5.4インチ、本体重量133gと2020年のスマホとは思えないコンパクトサイズにまとまっており、昨今のスマホ大型化、重量化に辟易している人を中心に注目を集めている。

かくいう筆者も小型スマホの本命としてiPhone 12 miniを購入した口だ。以下ひととおりレビューしていくので、特に小さいスマホ狙いの人はチェックしてみてほしい。

レビュー対象製品

iPhone 12 mini、ここがすごい!

圧倒的に軽くてコンパクト

本体重量133gは伊達じゃない。iPhone 12 miniを持った瞬間に軽くて逆に違和感がある。重さとしては2014年に発売されたiPhone 6(129g)同等レベルで、昨年度モデル(iPhone 11)から61gもの軽量化を果たした。すっかり重くなっていたiPhoneのイメージを覆し、昔ながらのiPhoneの軽々しさをリメイクした感じだ。まずこれは何より評価できる。

▼ 歴代iPhoneの本体重量まとめ

  本体重量
iPhone 12 mini(2020) 133g
 
iPhone 12(2020) 163g
iPhone SE 第2世代(2020) 148g
iPhone 11(2019) 194g
iPhone XS(2018) 177g
iPhone XR(2018) 194g
iPhone 8(2017) 148g
iPhone 7(2016) 138g
iPhone 6s(2015) 143g
iPhone 6(2014) 129g

画面サイズは5.4インチ。本体サイズは縦13.1cm、横6.4cm、厚さ0.7cm。

昨今のスマホは小さいモデルでも縦15cm、横7cm、厚さ0.9cm前後が一般的なので、これに比べるとワンサイズ、ツーサイズくらいコンパクトに収まっている。片手での操作、片手での文字入力も辛くない。何より手で握ったときに”しっくり”くるサイズ感だ。これはもうたまらない。

端から端まで片手でラクラク手が届く

 

他のiPhone 12シリーズ同等の基本性能

iPhone 12 miniは、”mini”という名前のせいか基本性能が低く見られがちだ。ただ、iPhone 12 mini含め、今年発表されたiPhone 12シリーズは、すべて同じCPUチップ(A14)が使われており、表面上のスペックは変わりない。もちろん上位版モデルだとメモリ容量が多く積まれているが、もっぱらカメラ撮影処理用のメモリだ。普段使いで何が変わるというわけではない。

iPhone 12シリーズで共通採用されるApple自社開発CPU「A14」

実際にベンチマークソフト(CPUの性能を測るソフト)でスコアを計測してみたところ、iPhone 12 miniのスコアは他のiPhone 12シリーズと同じような数値だった。劇的に何が違うというのは感じられなかった。

▼ iPhone 12シリーズのベンチマークスコア(Geekbench 5基準)

モデル シングルコア得点 マルチコア得点
iPhone 12 mini 1589 4003
 
iPhone 12  1583 3937
iPhone 12 Pro 1585 3917
iPhone 12 Pro Max none none
※iPhone 12 mini以外はGeekbench 5(公式)で集計された平均値を掲載

iPhone 12 miniのベンチマークスコア

 

実用的なカメラ性能

iPhone 12 miniは、標準レンズと超広角レンズの2枚のカメラレンズを備えるほか、上位版モデルと同じナイトモード(夜間撮影サポート機能)を搭載している。日中、夜間ともにオート撮影でぱぱっとお洒落な、さまになった写真が撮影できるので、そこまでカメラに詳しくない人でも満足いく仕上がりが期待できる。

以下、iPhone 12 miniで撮影した写真サンプルだ。

▼ 写真クリックで拡大

標準レンズとは別に「超広角レンズ」を搭載。もっぱら風景や建造物など横に長い写真を撮影すると味が出る。旅行のときなど重宝するだろう。

▼ 写真クリックで拡大

(標準レンズで撮影)

(超広角レンズで撮影)

暗所での撮影をサポートする「ナイトモード」も搭載している。特に難しい設定をすることなくオート撮影ままでシャッタースピードなど調整して夜景撮影できる。

また、従来iPhoneシリーズでは超広角レンズでのナイトモード撮影ができなかったが、iPhone 12 mini含めたiPhone 12シリーズでは解禁された。以下が作例だ。

▼ 写真クリックで拡大

(ナイトモードでオート撮影、標準レンズ)

(ナイトモードでオート撮影、超広角レンズ)

 

最新機能もひととおり対応

5G通信

4Gの次世代規格となる「5G」に対応。まだまだ日本国内では5Gが普及しておらず、5Gの恩恵にあずかれる段階ではないが、もっぱら来年、再来年にもなれば都市部住みの人を中心に5Gマークを目にする機会も増えるだろう。

Apple Pay(おサイフケータイ)

felicaを搭載しているので、Suicaはじめ、PASMO、iD、QUICPayなど各種電子マネーをタッチして使える。

eSIM

nanoSIMに続く次世代SIMカード規格「eSIM」に対応。SIMカードを入れずに、web上の手続きだけでSIMカード相当機能が使える。現状、国内キャリアでは楽天モバイルしかeSIMを提供していないが、海外だとeSIMのプリペイドSIMがあったりするので便利だ。

急速充電(USB PD充電)

USB PD充電器(急速充電器)を使った急速充電が可能。なお、iPhone 12 miniには充電ケーブルしか付属していないので、急速充電のためには別途USB PD充電器を用意する必要がある。

MagSafeアクセサリー

iPhone 12シリーズから採用されたiPhone専用アクセサリーこと「MagSafeアクセサリー」。iPhone背面にマグネット型のカードケースを貼り付けたり、マグネット型の充電器を使って充電できる。iPhone 12 miniでも問題なく使える。

 

iPhone 12 mini、ここがダメ!

指紋認証(Touch ID)に対応せず

iPhone 12 miniは指紋認証(Touch ID)非対応。顔認証(Face ID)かパスコード解除のみ対応している。

昨今のコロナ禍でのマスク生活とあって特に出先での指紋認証ニーズが高まっているが、iPhone 12 miniは顔認証しか使えない。タッチ決済を行う際も顔認証が使えない場合は律儀にパスコード入力する必要があるので面倒だ。この点、間違いなくマイナス評価となるだろう。

 

他のiPhone 12シリーズよりもバッテリー駆動時間が短め

iPhone 12 miniは、ビデオ再生で公称15時間、オーディオ再生で公称50時間といったバッテリー持ち。対してiPhone 12、iPhone 12 Proは、ビデオ再生で公称17時間、オーディオ再生で公称65時間となる。

感覚で言うとNetflixを30分再生してバッテリーが3〜4%くらい減ってる感じだ。1日中スマホを握り続ける生活でもない限り、特段バッテリーが持たないわけではないが、いかんせん小さいスマホなので上位版iPhone 12シリーズに比べるとバッテリー容量が少ないのは否定できない。

 

電子書籍が読みにくい

iPhone 12 miniは画面5.4インチとディスプレイが小さいのに加え、昨今流行りの縦長スマホなので電子書籍ビューアーとしては使いにくい。電子書籍が縮小表示されてしまい、上下に多分に余白が入る。

昨今のスマホはいずれも縦長なので同様の余白が入るが、それでもなおスマホで電子書籍を読みたい人であればもっと大きいサイズのスマホないしiPhoneを選ぶべきだろう。

 

望遠レンズ&LIDARスキャナ非搭載

iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxのカメラ仕様

iPhone 12 miniのカメラ仕様

iPhone 12 miniは、上位モデル「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」に比べるとカメラスペックが控えめだ。望遠レンズ、およびLIDARスキャナ(ToFセンサー)を搭載せず、カメラセンサーの大型化にも対応していない。いずれも絶対的に必要なものとは言えないが、とかく最新&高性能なスペックを求める人だと我慢ならないかもしれない。

 

まとめ|iPhone 12 mini、どんな人におすすめ?

1. 小さくて実用的なスマホが欲しい人

昨今の小さいスマホと言うとRakuten miniやJelly Proのようなマニア向けの端末が多く、いかんせん実用性に欠ける部分があった。対してiPhone 12 miniは普通に使える小さなスマホであり、大きいスマホ、重いスマホに辟易していた人にとって、まさに希望と言える。

 

2. 小さいスマホが欲しいけどiPhone SE(2020)のカメラじゃ我慢できない人

写真右がiPhone SE(2020)

小さいスマホと言うと今年のヒット商品たるiPhone SE(2020)がある。ただ、iPhone SE(2020)のカメラスペックは平凡で夜間撮影など辛い。また、超広角レンズを備えていないので、風景写真の撮影も味気ない感じだ。iPhone 12 miniであれば、ここらの不満を解決した上でiPhone SE(2020)以上の小型化を果たしている。

関連記事)iPhone 12 mini と iPhone SE(2020)を比較レビュー|サイズ感、スペック、使い勝手の違いを実機で見る

 

3. 最新iPhoneをそこそこ安く入手したい人

iPhone 12 miniは、Apple Store価格で最安82,280円(税込)から、ドコモやauなどキャリア版であれば実質3万円〜4万円台から購入できる。iPhone 12シリーズの一角ながら価格控えめ、アンダー10万円に収まった現実的な価格設定であり、スマホにそこまで金をかけたくないけど最新モデルが欲しい人には丁度よい。

▼ キャリアごとの販売価格&最安比較は以下ページで解説中!

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