iPhone、iPadで使えるApple純正アプリ「ショートカット」。同アプリを使ったGoogle検索のiOSショートカットを紹介したい。
2021年1月時点においてiOS14が配信されており、「Google」アプリで公式提供される検索ウィジェットを使えばホーム画面からGoogle検索できる。ただ、同ウィジェットはサイズが大きく、デザインも微妙なので、できたらもう少し小さく、かつお洒落にできないかと考えている人も多いのではないだろうか。

Googleが公式提供しているiOS向け検索ウィジェット
そこで紹介したいのがiOSショートカットを活用したGoogle検索だ。
iOS14より個別のショートカットをホーム画面に設置できるようになったので、Google検索のショートカットを作り、同ショートカットをホーム画面に設置すれば実質的なGoogle検索ウィジェットとして活用できる。
ショートカットなのでホーム画面上でもアプリアイコン一つ分のサイズしか占有しない。アイコンデザインも任意の写真なり画像なり設定できるので、ホーム画面のデザインに合わせて調整できる。

ショートカット版Google検索。アイコンデザインは自由に変更可
以下では同ショートカットの作り方について解説していく。
ショートカットの完成動作図
ホーム画面に設置したショートカットアイコンをタッチすることで以下3つの動作が行われる。
- 「Chrome」アプリを起動
- 「Chrome」アプリの新規タブを開く
- Goolge検索の入力画面に遷移
iPhoneだけでなくAndroidスマホでもそうだが、Google検索ウィジェットは「Google」アプリ上での検索なので、Chromeで開くにはもうひと手間かかる。同ショートカットを使えばワンタッチでChromeの新規タブ上でGoogle検索が始められるので非常に便利だ。
ショートカットの作成難度はイージー。「Chrome」アプリがiOSショートカット向けに提供している基本機能だけで作成できるので、小難しいプログラミングなど必要ない。
なお、上記画像はGIF(スローアニメーション)なので動きがモッサリしているが、実際にはもっとキビキビ動くので実用性も問題ない。
ショートカットの作り方
作成手順は以下3つ。
- 【STEP1】「ショートカット」アプリを開く
- 【STEP2】Google検索のショートカット機能を追加する
- 【STEP3】ホーム画面にショートカットを設置する
【STEP1】「ショートカット」アプリを開く
【STEP2】Google検索のショートカット機能を追加する
画面右上にある「+」を選択し、新規ショートカットの作成画面を開く。
「アクションを追加」→「App」と進む。
App一覧から「Chrome」を選択。
Chromeが提供しているショートカット機能の中から「Chromeで検索」を選択。
新規ショートカットに「Chromeで検索」が追加されたのを確認したら画面右上の「次へ」をタッチ。
ショートカットの名前を付けて画面右上の「完了」を選択するとショートカットが保存される。これでショートカットは完成だ。
なお、ショートカットの名前は、ショートカットの中身が理解できる程度のメモ書きで構わない。
トップページに作成したショートカットが追加される。
【STEP3】ホーム画面にショートカットを設置する
ショートカットの右上にある「・・・」を選択。
再び「・・・」を選択。
「ホーム画面に追加」を選択。
次にホーム画面に設置するアイコンとアイコン名を設定する。ここで設定した内容がそのままホーム画面で表示される。
アイコン部分を選択するとアイコンが、テキスト部分を選択するとアイコン名が変更できる。アイコンは任意の画像、写真ファイルを選択できるので、ホーム画面のデザインに合わせて好きなものを設定するとよい。
また、テキスト部分は空欄にすることで、アイコン名を付けずにホーム画面に出すこともできる。
最後に画面右上にある「追加」(完了)を選択すれば作業完了。ショートカットがホーム画面に設置される。
以上でショートカットおよびショートカットのホーム画面設置が完了。以下のような挙動になるはずだ。
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