【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo レビュー|ワイヤレスイヤホンデビューに最適な入門モデル

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Ankerが展開するワイヤレスイヤホンブランド「Soundcore」。その中で入門モデルに位置づけられる「【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo」をレビューしたい。

直販4,999円と安価に購入できる同製品。尖った性能や特徴があるわけではないが、オーディオ・スペックが最低限しっかりした出来なので、音楽を聞くためのイヤホンとして日常使いするにはうってつけだ。

以下ひととおりレビューしていくので、ワイヤレスイヤホンデビューしたい人、安くてそこそこ使えるワイヤレスイヤホンを探している人はぜひチェックしてみてほしい。

レビュー対象製品

【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo レビュー

製品概要

【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo は、2019年8月に発売開始となったワイヤレスイヤホン。充電器メーカーのAnkerが手がけるオーディオブランド「Soundcore」の入門モデルであり、直販価格4,999円(税込)で提供される。

スマホと同じIPX7相当の防水加工が施されたスポーツモデルとしての側面もあり、水濡れどころか一定時間なら浸水しても問題ない。汗かく運動中に使うのに最適だ。

また、Bluetooth最新規格「Bluetooth 5.0」に対応しているのでワイヤレス接続の安定性も担保される。いかんせん安物ワイヤレスイヤホンだと接続が不安定なものもあるが、そうした不安要素も極力省かれている。

 

サイズ&デザイン

ケース

写真縦3.5cm、横8cm

厚さ3cm

ケースは細長タイプ。程よく丸みがあるので手で握り込みやすい。男性ズボンのポケットに入れておいても邪魔にならないサイズなので、手ぶら外出時でも問題ない。

ケース素材はプラスチック。底面を除く全面にラミネート加工されたようなツヤがある。雑に扱うと薄い線傷が付きそうな印象はある。

イヤホン

イヤホン本体は黒一色。Soundcoreのロゴマーク(dのロゴマーク)がなければノンブランドの中華イヤホンと区別が付かないレベルに黒い。ここは安物ならではの出来と言うべきだろうか。

 

つけ心地

カナル型(耳栓型)イヤホンとあり、イヤーピースのサイズさえ合えば難なくつけられる。AirPodsシリーズのような”うどん”を耳外に垂らすわけではなく、まさしく耳栓状態で使えるので紛失リスクも軽減されている。遮音性もそこそこあって音楽を聞くのに丁度よい。

なお、初期同梱品としてイヤーピースとイヤーウィングの替えが付属している。どちらも耳のサイズに合わせて調整すれば相当にホールド感が増すので、購入した際はお試しあれ。

イヤーウィングも交換可能

 

性能レビュー

【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neoの総合評価

(評価はSが最高、Cが最低)

  評価 コメント
ノイズキャンセリング性能 機能非搭載
外音取り込み機能 機能非搭載
オーディオ性能(音質) B フラットで聞き心地は良い
接続安定性 A アンダー5000円モデルとしては安定感あり
ペアリング勝手 B ペアリング先デバイスを切り替えるときに難あり
バッテリー持ち B ケース併用20時間と少し短め
充電環境 C microUSB充電のみ
タッチ操作性 A 物理ボタン搭載とあり操作しやすい
マイク性能 C ノイズカットなし、屋外だと辛い
防水性能 S IPX7仕様、浸水も問題なし(一定時間なら)

【コメント】
音楽を聞くためのスタンダードなワイヤレスイヤホン、まさしく入門モデルといった印象を受けた。 ワイヤレスイヤホンの肝たるオーディオ性能、接続安定性の2つはしっかりしているので普段利用でそこまで困ることはない。以下詳しく見ていく。

 

ノイズキャンセリング性能

ノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング)は非搭載。

 

外音取り込み機能

外音取り込み機能は非搭載。

 

オーディオ性能(音質)【評価B】

ドンシャリ系だが、極力ドンシャリを抑えたバランスの良い音質を実現しており、結果的にフラットで聞き心地のよいサウンドだ。高級イヤホンに比べるとさすがに力負けするだろうが、それでも高級イヤホンの(良い意味で)下位互換のようなオーディオが楽しめる。

同価格のAnkerイヤホンに Anker Soundcore Life P2(直販4,990円)があるが、こちらは典型的なドンシャリした安物イヤホン感があったので、【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo のオーディオは好感が持てた。

なお、公式説明では「BassUpテクノロジーにより低音域を43%増幅させる」とあるが、そこまで低音が強いわけではない。あくまでオマケ程度、気持ち程度だろう。

 

接続安定性【評価A】

アンダー5000円のワイヤレスイヤホンながらワイヤレス接続の安定感はしっかりしている。BluetoothコーデックがSBCとAACしか対応していないので不安があったが、音飛び、接続切れ、動画視聴時の音声延滞などほぼ見られなかった。

 

ペアリング勝手【評価B】

ペアリング勝手はあまりよくない。特に複数デバイス間をまたいでワイヤレスイヤホンを使う場合、所々ストレスになる部分がある。

新規ペアリング

ケース蓋を開くと自動で新規ペアリングモードになる。あとはBluetooth設定画面から手動でペアリング設定を行えば接続完了だ。ペアリング済みデバイスが近くにある場合、そのまま既存ペアリングされる。

2台目以降の新規ペアリングを行う場合、既存ペアリングしないようペアリング済みデバイスのBluetoothをオフにしておく必要がある。なお、ペアリングボタンは付いておらず、新規ペアリングモードに切り替える操作コマンドも用意されない。

既存ペアリング

ケース蓋を開くだけで最後にペアリングしていたデバイスと既存ペアリングされる。

複数デバイス間でのペアリング移動

複数デバイス間でペアリングを移動させる際は、Bluetooth設定画面から手動で繋ぎ直す。ただ、他のデバイスとの既存ペアリングが成立している状態だと、Bluetooth設定画面から手動で繋ぎ直そうとしても大方接続に失敗するのでストレスだ。

対処法としては、他のデバイスの既存ペアリングを解除する(Bluetoothをオフにする)、あるいはケース蓋を開いてから既存ペアリングされるまでの数秒の間にBluetooth設定画面から手動でペアリングさせるなどの方法がある。正直めんどうだ。

 

バッテリー持ち【評価B】

イヤホン単体で5時間、ケース併用で最大20時間のバッテリー持ち。非ノイズキャンセリングイヤホンということを考えると少し短めだ。普段使いでそこまで欠点とは言えないが、同じAnker製品でもAnker Soundcore Liberty Air 2 がケース併用28時間、Anker Soundcore Life P2 がケース併用40時間なのに比べると不満は感じる。

 

充電環境【評価C】

充電はmicroUSBのみ。ワイヤレス充電おろかUSB Type-C充電にも対応しない。少々(というか、かなり?)残念な仕様かと。

 

タッチ操作性【評価A】

タッチボタン搭載

タッチボタン仕様。ボタンが少し硬めだが、タッチセンサーよりも押し間違いは少ないので使いやすい。2度押し、長押し操作もきちんと認識されていてストレスは感じにくい。

タッチ操作コマンドについて

タッチ操作コマンドは以下のとおり。カスタマイズ(割り当て変更)はできない。

1回押し オーディオ再生/停止、(着信時)受け/終了
1秒長押し (右イヤホン)次の曲に進む
(左イヤホン)前の曲に戻す
(両イヤホン)(着信時)着信拒否
2回押し 音声アシスタント起動

 

マイク性能【評価C】

マイク内蔵(1つ)

イヤホンマイクを内蔵しており、マイクを使った通話、また音声アシスタントを起動しての音声操作が行える。

肝心のマイク品質だが、あまりクオリティはよくない。ノイズカットが行われない通常の通話マイクのため、特に屋外で使うと周囲の騒音が多分に入っていて使いにくい。自宅や屋内など静かな環境で使うのが限度だろう。

 

防水性能【評価S】

(良い意味で)価格に似合わぬIPX7相当の防水性能を備える。IPX7はほぼスマホ同等の防水性能で、一定時間なら浸水させても問題ない。雨天時や汗かく環境での利用は難なくいけるだろう。

 

専用アプリ「Soundcore」には対応せず

Anker Soundcoreシリーズは、iOSAndroid向けに配信される専用アプリ「Soundcore」が利用できるが、【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neoはアプリ対応せず。

 

この記事のまとめ

【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo をレビューした。昨今では同等価格の Anker Soundcore Life P2 にお株を奪われつつあるが、オーディオの作りだけで言えば【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo の方が評価できる完成度だ。

また、安定したワイヤレス接続品質、IPX7の防水仕様など決めるところは決まってるので、普段使いのワイヤレスイヤホンとして考えれば妥当な1品と言える。ワイヤレスイヤホン入門の1機として、そこそこ安くて使えるワイヤレスイヤホンの1機として検討してみてはどうだろうか。

レビュー対象製品

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