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スマートウォッチ

ソニー「wena 3」のSuicaでできること、できないこと|Apple Watch版Suicaと比較して解説

2020年12月6日

Suica初対応を果たしたソニーのスマートウォッチ「wena 3」。

専用アプリ「wena 3」を通じてサービス提供される独自仕様のSuicaとなる。

専用アプリは iOSAndroid 双方に配信。iPhoneユーザーでもAndroidユーザーでもSuicaが利用できるので、特にApple Watchが使えなかったAndroidユーザーにこそ恩恵が大きいだろう。

一方で、Suica定期券が使えなかったり、オートチャージに対応していなかったりとApple Watch版Suicaとは勝手が異なる部分がある。

この記事では、こうしたwena 3のSuica仕様についてApple Watchと比較してまとめていく。

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wena 3のレビュー記事はこちらから

ソニー「wena 3」レビュー|Suica初対応したwena新作スマートウォッチを試す

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ソニー「wena 3」のSuicaでできること、できないこと

Suica発行

wena 3Apple Watch
Suica新規発行×
既存Suicaカードの取り込み×
既存モバイルSuicaの引き継ぎ×
年会費0円0円

wena 3のSuicaは、専用アプリ「wena 3」を通じてSuica発行。新規発行のみ対応しており、既存Suicaを引き継いで使うことはできない。

対してApple WatchのSuicaは、iPhoneの「モバイルSuica」アプリに登録したSuicaアカウントを吸い上げて使うため、既存Suicaを引き継いで使う。

 

 

Suica残高チャージ

wena 3Apple Watch
チャージ上限金額2万円2万円
クレジットカード直接チャージ×
Apple Pay通じたクレジットカードチャージ×
Google Pay通じたクレジットカードチャージ×
オートチャージ×
店頭レジや券売機での現金チャージ

※Suica新規発行から2週間ほどは上限5,000円に制限される

wena 3は、Google Pay通じたクレジットカードチャージに対応。iPhone、AndroidスマホかかわらずGoogle Payを使う。

Google PayはGoogleアカウントにクレジットカード情報を登録するだけで使えるのでiPhoneユーザーでも問題ない。

現金チャージも可能だが、初回のSuica発行時にはクレジットカード(Google Pay)で最低1,000円はチャージする必要がある。クレジットカードを持っていない人だとSuica発行できないので注意。

 

 

定期券・グリーン券の対応有無

wena 3Apple Watch
Suica定期券の購入・利用×
Suicaグリーン券の購入・利用×

wena 3はモバイルSuicaアプリを介さない独自仕様のSuicaとあってか、Suica定期券、グリーン券ともに使えない。

 

 

通常Suica利用

wena 3Apple Watch
鉄道乗車
バス乗車
店頭レジ決済

ここらは問題なし。通常のSuicaとして利用できる。

 

 

新幹線乗車

wena 3Apple Watch
タッチでGo!新幹線
新幹線eチケットとの紐付け
スマートEXとの紐付け
エクスプレス予約との紐付け×

wena 3は通常のSuicaと同じくSuicaID番号が発行されるので、各種サービスの乗車用(タッチ用)Suicaとして登録できる。

 

 

JRE POINT

wena 3Apple Watch
JRE POINTとの紐付け
JRE POINTポイントを使ったSuica残高チャージ×

JR東日本が提供するポイントサービス「JRE POINT」。こちらもwena 3のSuicaに割り当てられるSuicaID番号を登録することでポイント付与対象のSuicaとして紐付けられる。電車に乗ったり、駅コンビニで買い物するとJRE POINTが付与される。

ただ、JRE POINT特典のポイントを使ったSuica残高チャージには対応せず。

 

 

機種変更・再発行など

wena 3Apple Watch
機種変更(残高引き継ぎ)×
再発行×
払い戻し
払い戻し手数料220円220円

「wena 3」アプリ上で発行したSuicaアカウントは他のデバイスに引き継げず。将来的にwena 3を手放す場合、Suica残高の払い戻しを行い、Suicaアカウントはそのまま放棄(退会)する必要がある。

 

 

Suica利用履歴の確認

wena 3Apple Watch
Suica利用履歴の確認○(翌日)○(即時)

wena 3は、「wena 3」アプリ上でSuica利用履歴が確認できる。

ただ、履歴は即時、即日で反映されず。翌日朝に一括で更新される。

 

 

非ペアリング時のスマートウォッチ単体決済

wena 3Apple Watch
非ペアリング時の単体決済

wena 3は、Suicaの新規発行さえ済ましてしまえば、あとはスマホとペアリングせずともスマートウォッチ単体でSuica決済できる。

駅券売機やコンビニレジを使えば現金チャージも可能。さながらプラスチックカードの無記名Suicaのようなポジションで使いまわせる。

 

 

予備電力動作

wena 3Apple Watch
バッテリー切れ時の予備電力動作○(24時間)×

wena 3は、バッテリー残量0%の状態でも電子マネー機能に限り予備バッテリーで動作できる。公称24時間、決済5回分ほどの動作が可能なので、運悪く改札内で取り残されることもない。

 

 

この記事まとめ

wena 3のSuica仕様についてひととおりまとめてきた。

モバイルSuicaアプリを介さない独自仕様のSuicaとあり、やはり一定の機能制限はみられる。特にSuica定期券に対応していないのは通勤、通学者にとっては痛い。

かろうじてSuicaID番号が発行されるので、「新幹線eチケット」や「スマートEX」など新幹線乗車サービスの入場用Suicaとして登録できる。

また、JR東日本が力を入れている「JRE POINT」にも登録できるので、もっぱらJR東日本エリアに住み、単発的に電車に乗ったり、Suicaを日常の決済手段として活用している人であれば、wena 3は丁度いいガジェットだと思う。

 

 

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