Apple Watch以外で初となるSuica対応を果たし注目を集めている「GARMIN」(ガーミン)スマートウォッチ。
Suica機能はスマホとペアリングしていない状態でも単体利用できるので、もとよりスポーツウォッチ、ランニングウォッチとして高い人気を誇るGARMINとの相性はピカイチに良い。
以下Suicaに対応しているGARMINスマートウォッチだけをピックアップ。価格情報や製品の特徴をまとめている。購入を検討されている方は参考資料として使ってほしい。
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GARMINスマートウォッチをラインナップ(Suica対応モデルのみ抜粋)
2021年2月時点で以下7シリーズがSuicaに対応している。
venuシリーズ
シリーズ概要 |
ランナー向けのスポーツ特化モデル。上位モデルならスマートウォッチ単体での音楽再生も可能。市場価格は2.5万円前後。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
Venu SQ | 40mm | 2.5万円前後 | 【Amazon直販 |
Venu SQ Music | 40mm | 2.9万円前後 | 【Amazon直販 |
Venu | 43mm | 5万円前後 | 【Amazon直販 |
※「Venu Sq Music」「Venu」ならスマートウォッチ単体での音楽保存&再生が可能(再生元はワイヤレスイヤホンのみ)
vivomoveシリーズ
シリーズ概要 |
アナログ時計(アナログ針)とタッチディスプレイを組み合わせたハイブリット・スマートウォッチ。ビジネス用途でも使える高いデザイン性が魅力。市場価格は3万円〜5万円。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
vivomove 3S(レビュー) | 39mm | 2.8万円前後 | 【Amazon直販 |
vivomove 3 | 44mm | 3万円前後 | 【Amazon直販 |
vivomove Style | 42mm | 3.6万円前後 | 【Amazon直販 |
vivomove Luxe | 42mm | 5万円前後 | 【Amazon直販 |
※「vivomove 3S」「vivomove 3」はサイズ違いモデル、スペックなどそのまま同じ
※スマートウォッチ単体での音楽保存&再生不可
vivoactiveシリーズ
シリーズ概要 |
フルタッチディスプレイ仕様のスタンダード・スマートウォッチ。スマートウォッチ単体での音楽保存&再生も可能(※再生元はワイヤレスイヤホンのみ)。市場価格は4万円前後。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
vivoactive 4S | 40mm | 4万円前後 | 【Amazon直販 |
vivoavtive 4 | 45mm | 4万円前後 | 【Amazon直販 |
※「vivoactive 4S」「vivoactive 4」はサイズ違いモデル、スペックなどそのまま同じ
※スマートウォッチ単体での音楽保存&再生が可能(再生元はワイヤレスイヤホンのみ)
ForeAthlete 745
シリーズ概要 |
ランナーやトライアスリート向けのスポーツ特化モデル。データ計測機能&コーチ機能が充実。スマートウォッチ単体での音楽保存&再生も可能。価格は4.5万円前後。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
ForeAthlete 745 | 44mm | 4.5万円前後 | 【Amazon直販 |
※スマートウォッチ単体での音楽保存&再生が可能(再生元はワイヤレスイヤホンのみ)
LEGACYシリーズ
シリーズ概要 |
スター・ウォーズやマーベルヒーローとコラボしたスペシャルエディション版。市場価格は4.5万円前後。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
STAR WARS ダース・ベイダー | 45mm | 4.5万円前後 | 【Amazon直販 |
STAR WARS レイ | 40mm | 5万円前後 | 【Amazon直販 |
MARVEL キャプテン・マーベル | 40mm | 4.5万円前後 | 【Amazon直販 |
MARVEL ファーストアベンジャー | 45mm | 4.5万円前後 | 【Amazon直販 |
※スマートウォッチ単体での音楽保存&再生が可能(再生元はワイヤレスイヤホンのみ)
APPROACH
シリーズ概要 |
ゴルフ特化のGPSウォッチ(ナビウォッチ)。スマートウォッチ上でゴルフコースや風の向きが確認できる。市場価格は6万円前後。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
Approach S62 | 47mm | 6万円前後 | 【Amazon直販 |
※スマートウォッチ単体での音楽保存&再生不可
FENIX(フェニックス)シリーズ
シリーズ概要 |
GARMINフラッグシップ。価格は9万円前後〜。GARMIN伝統のGPS技術をフル活用したアウトドア&スポーツウォッチであり、ゴルフ、スキー、登山などでの利用を想定している。 |
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
fenix 6S | 42mm | 9万円〜 | 【Amazon直販 |
fenix 6 | 47mm | 10万円〜 | 【Amazon直販 |
fenix 6X | 51mm | 11万円〜 | 【Amazon直販 |
fenix 6X Pro Dual Power | 51mm | 13万円〜 | 【Amazon直販 |
※スマートウォッチ単体での音楽保存&再生が可能(再生元はワイヤレスイヤホンのみ)
特殊モデル(参考掲載)
マリンスポーツやスキューバダイビングでの利用に特化した特殊モデル。参考までに掲載。
Suica対応モデル一覧
製品名 | ケース径 | 価格 | 関連リンク |
quatix 6X Dual Power | 51mm | 13万円 | 【Amazon直販 |
Descent Mk2i | 51mm | 17.8万円 | 【 |
購入前に確認しておきたいGARMINスマートウォッチのSuica仕様について
GARMINスマートウォッチのSuicaは、Apple Watch版Suicaとは異なる簡易版Suicaとなる。これに伴うApple Watch版Suicaとの主な違いだが、以下のような点が挙げられる。
- iPhone、Android、どちらとペアリングした場合でもSuicaが使える
- Suicaアカウントは新規発行のみ(既存Suicaアカウントの引き継ぎ不可)
- Suica残高チャージはGoogle Pay経由で行う(あるいは駅券売機で)
- Suica定期券、Suicaグリーン券は購入&利用できず
iPhone、Android、どちらとペアリングした場合でもSuicaが使える
GARMINスマートウォッチのSuicaは、Suicaアプリを使わない特殊仕様となる。専用アプリ「GARMIN Connect」を通じて初期設定やSuica残高チャージを行う。
同アプリはiOS、Android双方に配信されているため、iPhone、Androidスマホかかわらずペアリングさえ行えばSuicaが利用できる。
Suicaアカウントは新規発行のみ(既存Suicaアカウントの引き継ぎ不可)
GARMINスマートウォッチのSuicaは、すべて新規発行のみ対応。Apple WatchのSuicaのようにiPhone経由で既存のSuicaやモバイルSuicaアカウントを吸い上げることはできない。
Suica残高チャージはGoogle Pay経由で行う(あるいは駅券売機で)
GARMINスマートウォッチのSuicaは、Google Payに登録したクレジットカードを使って残高チャージを行う。
Google PayはGoogleアカウントにクレジットカード情報を登録するだけで使えるのでiPhoneユーザーでも問題ない。
コンビニレジや駅券売機での現金チャージも可能だが、初回チャージのみGoogle Pay(クレジットカード)を使って最低1000円チャージする必要がある。クレジットカードを持っていない人だと、まずSuicaが発行できない。
なお、クレジットカードを使ったオートチャージには対応せず、都度手動でチャージする必要がある。
Suica定期券、Suicaグリーン券は購入&利用できず
Apple Watch版Suicaとの最大の違い。GARMINスマートウォッチのSuicaではSuica定期券やグリーン券が購入できず、タッチ利用もできない。
ここらの制限はJR東日本による裁定なのでGARMIN1社の努力ではどうにもならず。将来的に解禁されるかは不明。
そのほか
そのほか、Apple Watch版Suicaとの違いは以下記事でまとめて解説している。より詳しく調べたい方はこちらの記事を参考にしてほしい。
GARMIN以外のSuica対応スマートウォッチについては以下記事でまとめている。