Galaxy Note10+(2019)レビュー|6.8インチの大型ディスプレイに見るメリット・デメリットまとめ

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ドコモより発売開始されたGalaxy Note10+(SC-01M)をレビュー。

Galaxy Note10+は、Galaxy Noteシリーズの2019年モデル。シリーズ最大となる6.8インチの大型ディスプレイを採用。ベゼルをギリギリまで省いた狭額デザインとあり、6.8インチとは思えぬシャープですっきりした印象だ。

先に発売した人気モデル「Galaxy S10」と比べてどちらを購入すべきか迷うところだが、そうした比較も含めて以下ひととおりまとめていくので購入を検討している人は参考にしてほしい。

レビュー対象製品

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Galaxy Note10+の基本情報

Galaxy Note10+は2019年に発表されたGalaxy Noteシリーズの最新モデル。

同シリーズ最大となる6.8インチの大型ディスプレイを搭載。そのうえQHD相当(3040×1440)のSUPER AMOLED(有機EL)ディスプレイとあり、スマホとは思えぬ圧倒的、圧巻的な映像美が楽しめる。

Galaxy Noteシリーズの代名詞たるSペンも内蔵。高性能ペンタブ相当の4096段階の筆圧に対応しており、普通のペンのような硬いんだけど柔らかい書き心地が味わえる。

 

スペックシート

Galaxy Note10+の基本的なスペックシートは以下のとおり。

初期OS Android 9.0
 
画面サイズ 6.8インチ(1440×3040)※有機EL
本体サイズ 縦16.2cm、横7.7cm、厚さ0.8cm
本体重量 197g
 
メモリ 12GB
ストレージ 256GB ※microSD非対応
CPU Snapdragon 855(8コア)
カメラ
外側①1200万画素(標準)、外側②1200万画素(超広角)、外側③1600万画素(望遠)
内側①1000万画素
   
充電端子 USB Type-C
ワイヤレス充電(Qi)
イヤホンジャック ×
指紋センサー ○(画面内)
おサイフケータイ
そのほか 防水/防塵

※フルセグ/ワンセグは非搭載

 

Galaxy Note10+の主な製品特徴

画面6.8インチの大型スマホ

従来からGalaxy Noteシリーズは大型スマホだったが、Galaxy Note10+でシリーズ最大となる6.8インチに到達。動画やゲームを大画面で楽しめる。最大QHD(3040×1440)相当の高画質表示にも対応している。

Galaxy S10のカメラをさらに強化した最強カメラ

Galaxy Note10+は、Galaxy S10の3眼レンズカメラに加えてToFセンサーを搭載。ポートレート撮影が強化され、背景をボカシた一眼レフっぽい写真が簡単に撮影できるように。

ペンタブと変わらぬ高性能Sペン対応

Galaxy Noteシリーズの顔とも言えるSペン。Galaxy Note10+のSペンは高性能ペンタブと同じ4096段階の筆圧に対応。ペン先の触れた感触などペンそのもので気持ちのよい書き心地だ。

 

Galaxy S10との主な違い

今年6月に国内発売が開始されたGalaxy S10。Galaxy10周年記念モデルとして大体的にアップグレードされた人気モデルだ。

Galaxxy S10とGalaxy Note10+の主な違いだが、以下のような点が挙げられる。

Galaxy S10と比べてGalaxy Note10+で強化された点

  • 画面サイズが6.1インチ→6.8インチに大型化
  • メモリが8GB→12GBに増量
  • ToFセンサー搭載
  • Sペン搭載

なお、Galaxy S10から省かれた機能だが以下3つが挙げられる。

  • microSDカード非対応
  • フルセグ/ワンセグ非搭載
  • イヤホンジャック非搭載

そのほか基本的なスペックは双方ともに変わらない。CPUも同じくSnapdragon 855を搭載しており、3Dゲームなどプレイするにも問題ない快適さだ。

数少ない差別化ポイントがGalaxy Noteシリーズならではの6.8インチの大画面ディスプレイ、そしてSペンだ。

大画面で動画を観たり、ゲームをしたり、Sペンでメモ書きしたり、Galaxy Noteシリーズならではの使い勝手がそのままGalaxy Note10+の独自の強みとなる

中身だけ見るとGalaxy S10とさして変わらないので、Galaxy Noteならではの使い勝手に価値を見出している人ならGalaxy S10よりもGalaxy Note10+を選んだ方が満足度は高いだろう。

FPSは表示領域が広くてプレイしやすい

 

Galaxy Note10+レビュー

ディスプレイ&表示領域

Galaxy Note10+は、キャリアスマホ史上最大となる6.8インチの有機ELディスプレイを搭載。

6.8インチと言うとずんぐりしてそうなイメージだが、Galaxy Note10+はGalaxy S10に通ずる極細ベゼルデザインを採用しており、一見して大型スマホとは思えぬシャープさが感じられる。

ズルトラの後継機としては微妙

サイズがサイズなだけにズルトラ(XPERIA Z Ultra)の後継機として使えそうな雰囲気はある。ただ、あくまで19:9比の縦長スマホのため、kindleやdマガジンなど電子書籍を表示したときには上下に余白ができてしまう。

Galaxy Note10+に限った話ではないが、昨今の縦長スマホ仕様の大型ディスプレイとあり、電子書籍との相性がよくないのは否めない。

▼ Galaxy Note10+で電子書籍(雑誌、漫画、小説)を表示したイメージ

(雑誌)

(漫画)

(小説)

出典:集英社「週刊プレイボーイ」no45号(1枚目)、 講談社 諫山創「進撃の巨人」コミックス29巻(2枚目)、夏目漱石「吾輩は猫である」(3枚目)

リフレッシュレートは60Hz止まり

ディスプレイのリフレッシュレートは60Hz止まり。120Hzには対応しておらず、せっかくのハイエンドスペックを持て余している印象を受けた。

 

基本性能

AnTuTuスコアは45万点超え。Galaxy S10と変わらぬSnapdragon 855を搭載していることもあり、文句なしのハイエンドスペックだ。

否応にも負荷がかかる「荒野行動」をプレイしても文句ないヌルサク仕様。高フレームレートにしてもグラフィック崩れやカクカク感はなく快適にプレイできる。

バッテリー持ちは普通

Galaxy Note10+は4,300mAhの大容量バッテリーを搭載していることもあり、普段使いでは文句ないバッテリー性能を誇る。参考までにGalaxy S10のバッテリー容量が3,300mAhだ。

Galaxy Note10+のカメラレビューのため半日外に持ち出してカメラや通信を多用してみたが、ゆうに60%台のバッテリーが残った。ディスプレイ設定など省エネ仕様にすればもう少し改善するかと思う。

 

カメラ性能

Galaxy Note10+は、Galaxy S10と同じく標準レンズ望遠レンズ超広角レンズの3枚のレンズを備える。これに加えてTOFセンサーを新搭載しており、ボケ写真の撮影が強化された。

カメラレンズごとの写真サンプルは以下のような感じ。

(超広角レンズで撮影)

(標準レンズで撮影)

(望遠レンズで撮影)

超広角撮影は歪みなく、望遠レンズはぼやけなく、普通に撮影しても問題ない。特に意識せずにプロっぽい写真が撮れるのでカメラに詳しくない人でも満足いく仕上がりが期待できる。

色味の表現も豊か。

超広角レンズ撮影はGalaxy S10に通づるクオリティの高さ。雲が吸い込まれるような構図で撮影できる。

ボケ撮影

ボケ写真こと「ライブフォーカス」撮影も可能。ToFセンサーを活用することで撮影対象物をきちんと捉え、その背景だけボカせられる。

(ボケ加工あり)

(ボケ加工なし)※通常撮影

夜間撮影

昨今のスマホカメラの試金石とも言える夜間撮影。

Galaxy Note10+はGalaxyスマホでは初となるナイトモード(暗所撮影サポート機能)を搭載しており、特に設定をいじることなくオート撮影で夜景写真が撮影できる。

実際に撮影してみると非常に明るい。白飛びも少なく、夜間とは思えぬ明瞭な写真が撮影できた。

(Galaxy Note10+のナイトモードで撮影)

そのほか、Galaxy Note10+で撮影した写真サンプルは以下記事でまとめたので参考にしてほしい。

 

Sペン

Galaxy Noteシリーズの顔「Sペン」。

4096段階の筆圧対応、なおかつパームリジェクションに対応しており、スペックは高性能ペンタブそのものだ。ペン先がディスプレイに当たったときの感触はペンそのもので、柔らかいんだけど硬さがある。

画面ロック状態でSペンを引き抜くと簡易メモ機能が立ち上がる。画面スリープ状態でもディスプレイに殴り書くだけでメモ保存できる。通常のメモアプリのように都度画面スリープを解除する必要がないのでメモ帳代わりに使いたい人ならシームレスでたまらない。

Sペンのジェスチャー操作(エアアクション)は完成度低い

Galaxy Note10+から追加されたSペンのジェスチャー操作こと「エアアクション」。Sペンを振ってカメラアプリはじめとした特定アプリが操作できる。

使用イメージとしては以下の公式動画の通り。

ただ、実際に使ってみるとジェスチャーの認識精度が甘く、反応しないことが多々あった

対応しているアプリも少ないので、あまり実用的ではない、活用できるシチュエーションがないと感じたのが正直なところだ。どうせならハリポタ魔法同盟にでも対応してくれていたら面白かった気がするが、さすがに難しいよう。

(Sペンでのジャスチェー操作に対応しているアプリ一覧)※2019年11月時点

(カメラアプリでの主なジェスチャー操作一覧)

(Chromeアプリでの主なジェスチャー操作一覧)

 

使って思ったメリット

大きいは正義

やはり6.8インチの大画面スマホとあり、動画を観たりゲームをプレイするときの表示領域の広さは筆舌に尽くしがたい。文字が多い教育系の動画だったり、細々したFPSゲームとも相性がいい。

 

カメラのクオリティは1級品

カメラ性能はGalaxy S10プラスアルファとあり、普段使いで文句ないクオリティだ。特に超広角レンズはオート撮影でプロっぽい写真が簡単に撮影できるので、いつの間にこんなに撮影スキルが向上したのかと勘違いする。

 

画面スリープ状態でもメモ書きできるのが便利

Sペンを使うことで画面スリープ状態でもメモ書きして保存しておける。他のスマホだとメモ一つ取るのにも「画面点灯→ロック解除→メモアプリ立ち上げ」のステップを踏む必要があるが、Galaxy Note10+なら電子パッド感覚でメモ書きできる。これはもうメモ魔にこそ理解できる絶対的なメリットだ。

 

使って思ったデメリット

片手操作は辛い

Galaxy Note10+は片手で使うにはデカくて重い。twitterのタイムラインをスクロールする程度の使い方であれば問題ないが、文字入力や片手でのカメラ撮影だとさすがに辛い。

本体重量が198g、ケースを付ければゆうに210gを超える。片手で操作するとさすがに腕に疲労がたまるし、ズボンのポケットに入れておくと重力を多分に感じる。

 

電子書籍との相性は悪い

Galaxy Note10+は画面6.8インチの大型スマホだが、所詮は縦長スマホであり、電子書籍など4:3比に最適化されたコンテンツを表示すると上下に余白ができてしまう。

画面の大きさでなんとか拡大表示されるものの、端末の横幅が一般的なスマホとさして変わらぬ7.7cm止まりなので、やはり電子書籍に最適化されているとは言えない。

 

Galaxy Note10+、こんな人におすすめ

大画面&高性能スマホが欲しい人

Galaxy Note10+の大画面ディスプレイは動画やゲームでこそ活きる。そのうえGalaxy S10相当のハイエンドスペックを持ち合わせるので言うことなしだ。

 

Sペン狙いの人

Sペンを使えば画面ロック状態でもメモが残せる。さながら電子パッドのような使い方ができる。もとよりGalaxy Noteシリーズの最新作とあり、Sペン要素、メモ要素のために購入するのは十分に現実的だ。

 

Galaxy Note10+をおすすめしない人

スマホを片手で使いたい人

昨今のスマホはデカくて重いのが一般的になってきたが、Galaxy Note10+はさらに1歩先をゆくヘビー級スマホだ。

普段からスマホを片手で使ってる人だったり、すでに大きいスマホで苦労している人だと間違いなくGalaxy Note10+はデカすぎて、重すぎて嫌になる。こういう人は最初からGalaxy Note10+など買わずにGalaxy S10を選ぶべきだろう。

 

この記事のまとめ

Galaxy Note10+をレビューした。

コンパクトが売りのGalaxy S10に比べて、Galaxy Note10+はやはり6.8インチの大画面ディスプレイが魅力だ。一方では大画面ディスプレイゆえのデカさ、重さが拭えず、諸刃の剣との印象を受けた。

もっぱらスマホを片手で使いたい人ならGalaxy S10の方がおすすめできる。Galaxy Note10+は普段から両手でスマホを使っていて、さしてデカさ、重さを気にしてない人におすすめしたい。大画面ディスプレイさえ活かせれば、Sペン使ったメモ書き含めて普段使いで重宝すること間違いなしだ。

 

レビュー対象製品

ドコモ、auでの取り扱いは終了。楽天モバイルのみ取り扱いあり。価格はポイント還元含めて56,980円(2021年3月時点)。

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中古品はイオシスなどで探せる。中古相場は7万円〜9万円ほど(2021年3月時点)。

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