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Anker PowerPort Atom III Slim(A2614)レビュー|Anker史上最もミニマルなUSB PD充電器

2020年3月9日

充電器メーカーとして名高いAnkerから驚きの小ささ、薄さ、軽さを持ち合わせた充電器が登場した。それが今回レビューする「Anker PowerPort Atom III Slim」だ。

サイズはミンティアケースほど、厚さはミンティアケース2枚分ほど。ズボンのポケットおろか筆箱にも入ってしまう過去例を見ない圧倒的にミニマルな充電器となる。

このサイズながらUSB PD規格で最大30W出力できるため、スマホやタブレットはもちろん、MacBook AirなどノートPCも充電できる。サイズもスペックも文句ない。

かくいう筆者も外出用途の予備充電器として愛用している。カバンの中に入れておく分には全く場所を取らず、もっこりもせず、それこそミンティアケースくらいの感覚でポイできる。ここ数年では屈指の名品と太鼓判を押せる出来なので、ぜひ試してみてほしい。

【レビュー対象製品】Anker PowerPort Atom III Slim

発売時期2019年9月
市場価格2,599円(税込)

カラーリングはブラックとホワイトの2色。レビューはブラックで行う。

○ Anker PowerPort Atom III Slim の評価ポイント
ミンティアケースサイズの”超”コンパクト充電器
MacBook Airも充電できる高出力仕様(最大30W)

× ダメなところ
充電仕様が一般的なUSB PD充電器とは一部異なる

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Anker PowerPort Atom III Slim レビュー

製品概要

Anker PowerPort Atom III Slimは、Ankerが発売するUSB PD充電器。2019年9月に発売開始。新素材「窒化ガリウム」(GaN)を使った充電器であり、ミンティアケースほどの大きさながら最大30W出力できる。

直販価格は2,599円。30WのUSB PD充電器として考えれば相場相当の価格なのでお買い得だ。Anker製品ならではの18ヶ月保証も付く(Anker会員なら24ヶ月)。

 

外観・サイズ感

本体サイズは長い方が7cm、短い方が4.5cm、厚さが1.5cmほど。

サイズ的にはミンティアケースほど、厚みはミンティアケース2枚分ほど。充電器の小型化を可能にした新素材「窒化ガリウム」(GaN)を使っていることもあり、ミニマルデバイスとして最高レベルに愛着がわくミニマル感に仕上がった。

これだけ薄型ながら電源プラグは折りたためるため、持ち運ぶときに邪魔にならない。

 

重さ

本体重量は58g。こちらも非常に軽い。同等出力のApple 30W USB-C電源アダプタの重量が100g超なのを踏まえると本当に軽い。

 

充電スペック

インターフェースはUSB Type-C端子を一つ備える。USB PD規格で最大30W出力できるため、スマホ、タブレット、MacBook AirなどノートPCまでもろもろ充電できる。

USB PDポートの実際の出力値

なお、Anker PowerPort Atom III Slim は、Anker独自規格「PowerIQ 3.0」に合わせて作られたUSB PD充電器のため、一般的なUSB PD充電器とは一部出力仕様が異なっている。

5V出力のときに2.4A止まりで最大12Wまでしか出力できない。一般的なUSB PD充電器だと3A止まりで最大15Wとなる。昨今では5V出力で充電されるデバイスもまれだが、なにかしら5V出力での充電となったときに充電が少し遅く感じるかもしれない。

 

外観

充電器表面はザラザラした触り心地。細かい網目の入ったスリーブ仕様になっている。どことなく無印良品を思わすデザイン、風合いなので、ムジラー気質の人にはたまらないと思う。

 

充電レビュー

スマホ充電

(写真クリックで拡大)

Galaxy S10を充電したところ、約12W(8.73V==1.39A)で充電できた。

 

タブレット充電

(写真クリックで拡大)

iPad Pro 10.5を充電したところ、約29W(14.6V==1.96A)で充電できた。

iPad Proシリーズは最大30WのUSB PD充電に対応しているため、最大30Wで出力できる Anker PowerPort Atom III Slim とは相性が良い。

 

ノートPC充電

(写真クリックで拡大)

MacBook Pro 13(2016)を充電したところ、約28W(19.6V==1.42A)で充電できた。

MacBook Pro 13は本来60W充電が基本となるので最大30W出力の Anker PowerPort Atom III Slim では出力不足だが、とりあえずの充電は可能だ。

とはいえ、YouTubeを再生するなどバッテリーを酷使した状態だと充電が追いつかず、バッテリーが逆に減っていくこともあるので、基本的には60W充電器を使うべきだろう。

 

この記事のまとめ

Anker PowerPort Atom III Slim をひととおりレビューしてきた。

○ Anker PowerPort Atom III Slim の評価ポイント
ミンティアケースサイズの”超”コンパクト充電器
MacBook Airも充電できる高出力仕様(最大30W)

× ダメなところ
充電仕様が一般的なUSB PD充電器とは一部異なる

非常にコンパクト。そして高出力なUSB PD充電器だ。

スマホの充電器として使うのにもいいし、MacBook Airなど薄型ノートPCの充電器に使うにも丁度いい。とかく活用できるシチュエーションが多い。

デメリットらしいデメリットもない。一般的なUSB PD充電器と異なり5V充電時の出力値が低くなってはしまうが、今日はスマホでも9V充電が一般的なので、そこまで気にかけるデメリットではないだろう。

とりあえずの1台に、本命の1台に、外出用の1台に。いずれの場合でもおすすめできる良品だ。ぜひお試しあれ。

 

レビュー対象製品

 

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