(更新情報)2020年9月18日より販売開始したBIGLOBEのiPhone価格を追記しました。
2020年4月に発売開始されたiPhone SE(2020)。大きいiPhoneとは別の「小さいiPhone」として展開され、今年トップクラスの人気を誇る1品です。
取り扱いも当初はApple Store、ドコモ、au、ソフトバンクの4社のみでしたが、8月〜9月にかけUQmobile、Y!mobile、BIGLOBEでも取り扱いが始まり、人気に拍車をかけています。
他方、これだけ取り扱い場所が多いとどこが安いのかも分かりにくく、せっかくの格安割引を逃していまいがちです。そこで以下では同7社から発売されるiPhone SE(2020)の価格をまとめて比較していきます。iPhone SE(2020)の購入前に一度確認あれ。
iPhone SE(2020)の基本販売価格
各社が販売するiPhone SE(2020)の基本販売価格です。割引などは一切除外します。
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
ドコモ価格 | 57,024円 | 65,268円 | 75,240円 |
au価格 | 55,270円 | 61,250円 | 75,215円 |
ソフトバンク価格 | 57,600円 | 64,080円 | 78,480円 |
UQmobile価格 | 57,640円 | 69,500円 | — |
Y!mobile価格 | 57,600円 | 64,080円 | — |
BIGLOBE価格 | 50,820円 | 56,496円 | — |
(すべて税込表記、価格は2020年9月時点)
基本販売価格ならApple Store版が一番安いです。キャリア版iPhoneは、割引ありきの高めの価格設定となりますので、あえて基本販売価格で購入するメリットはありません。
▼ Apple Store公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
iPhone SE(2020)の割引販売価格
キャリア版iPhoneは大方割引が適用されます。以下まとめます。
一覧比較
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
ドコモ価格(新規/機種変) | 38,016円+端末返却 | 41,712円+端末返却 | 50,160円+端末返却 |
ドコモ価格(MNP) | 23,360円+端末返却 | 27,056円+端末返却 | 35,504円+端末返却 |
au価格(新規/機種変/MNP) | 28,750円+端末返却 | 31,970円+端末返却 | 39,215円+端末返却 |
ソフトバンク価格(新規/機種変/MNP) | 28,800円+端末返却 | 32,040円+端末返却 | 39,240円+端末返却 |
UQmobile価格(新規/MNP) | 35,640円 | 47,520円 | — |
UQmobile(機種変) | 43,560円 | 47,520円 | — |
Y!mobile価格(新規/MNP) | 39,600円 | 46,080円 | — |
Y!mobile価格(機種変) | 50,400円 | 56,880円 | — |
BIGLOBE価格(新規/MNP) | 32,820円 | 38,496円 | — |
BIGLOBE価格(機種変) | 50,820円 | 56,496円 | — |
(すべて税込表記、価格は2020年9月時点)
ドコモ、au、ソフトバンクは契約24ヶ月以内にiPhoneを返却(機種変)することで実質2万円台で購入できます。UQmobile、Y!mobile、BIGLOBEは返却なしで3万円台からの提供です。
各社の割引条件など詳しく解説
ドコモ
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
ドコモ価格(新規/機種変) | 38,016円+端末返却 | 41,712円+端末返却 | 50,160円+端末返却 |
ドコモ価格(MNP) | 23,360円+端末返却 | 27,056円+端末返却 | 35,504円+端末返却 |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
ドコモは スマホおかえしプログラム を適用し、契約24ヶ月以内に端末返却すれば端末価格の一部が免除されます。
また、MNPの場合、端末購入割引(もしくは はじめてスマホ購入サポート)が適用されるので、基本販売価格から22,000円が割引されます。
仮に端末返却しない場合、新規/機種変だと基本販売価格(57,024円〜)分がそのまま請求され、MNPの場合でも基本販売価格から22,000円を差し引いた価格(35,024円〜)が請求されます。
▼ ドコモ公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
au
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
au価格(新規/機種変/MNP) | 28,750円+端末返却 | 31,970円+端末返却 | 39,215円+端末返却 |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
auは かえとくプログラム を適用し、契約25ヶ月以内に端末返却して機種変すれば端末価格の一部が免除されます。端末返却しない場合、基本設定価格(55,270円〜)分がそのまま請求されます。仕組みとしてはドコモの スマホおかえしプログラム と同じです。
なお、au Online Shopで契約すれば、「au Online Shop お得割」が適用されます。新規契約の場合は基本販売価格から11,000円、MNPで22,000円の割引が受けられます。オンライン限定の割引ですので店頭での契約だと割引が適用されません。
▼ au公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
ソフトバンク
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
ソフトバンク価格(新規/機種変/MNP) | 28,800円+端末返却 | 32,040円+端末返却 | 39,240円+端末返却 |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
ソフトバンクは トクするサポート+ を適用し、契約25ヶ月以内に端末返却して機種変すれば端末価格の一部が免除されます。端末返却しない場合、基本設定価格(57,600円〜)分がそのまま請求されます。
ソフトバンクオンラインショップで契約すれば「web割」が適用され、MNPに限り21,600円の割引が受けられます。auと同じくオンライン限定の割引として提供され、店頭では受けられません。
▼ ソフトバンク公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
UQmobile
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
UQmobile価格(新規/MNP) | 35,640円 | 47,520円 | — |
UQmobile(機種変) | 43,560円 | 47,520円 | — |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
UQmobileは特に条件なく割引が適用されます。大手キャリアと異なり端末返却の必要がなく、新規、MNPなら64GBモデルで35,640円で購入できるとあり、コスパは非常に良いです。
▼ UQmobile公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
Y!mobile
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
Y!mobile価格(新規/MNP) | 39,600円 | 46,080円 | — |
Y!mobile価格(機種変) | 50,400円 | 56,880円 | — |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
Y!mobileは新規かMNP契約した上で、スマホベーシックプランM、スマホベーシックプランL のどちらかを選択すれば18,000円の割引が適用されます。
スマホベーシックプランSを選択した場合、割引額が14,400円に減額され、64GBで43,200円、128GBで48,680円になります。
なお、いずれもソフトバンクからの転入はMNP扱いになりません。
こちらもUQmobileと同じく端末返却の必要なし。Y!mobileはUQmobileよりも回線が高品質とあってか、多少なりに価格設定が高めです。
▼ Y!mobile公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
BIGLOBE
64GBモデル | 128GBモデル | 256GBモデル | |
BIGLOBE価格(新規/MNP) | 32,820円 | 38,496円 | — |
BIGLOBE価格(機種変) | 50,820円 | 56,496円 | — |
Apple Store価格 | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 |
※どちらも実質料金
BIGLIBEは新規契約、MNP契約に限り、18000円分のGポイント(BIGLOBE限定ポイント)を還元。GポイントはiPhone本体価格の割引には使えませんが、月々のBIGLOBE料金の割引には使えるので、月々の通信料金分をGポイントで消化すれば実質的な割引になります。
なお、同還元キャンペーンは2020年11月3日までの期間限定キャンペーンとなります。
BIGLOBEは典型的な格安SIMで、UQmobile、Y!mobileなどサブブランドよりも通信品質の面での不安はあります。ただ、そうした面を踏まえて、とかく安くiPhoneを調達し、安くiPhoneを運用したいという人であれば非常にコスパに優れます。
▼ BIGLOBE公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
iPhone SE(2020)どこで買うのが一番安い?
端末だけを安く調達したいならApple Store版で十分
iPhone SE(2020)は最安49,280円と一昔前のiPhoneを思わす格安設定です。もとより格安SIMで使う予定で、UQmobile、Y!mobileなどへのMNPも考えないのであれば、Apple Store版で十分でしょう。iPhone 6以降のiPhoneならApple公式の下取りにも出せます。
▼ Apple Store公式サイトでiPhone SE(2020)確認する
本命はやはりUQmobile
iPhone SE(2020)の価格の中で特にサブライズだったのがUQmobileです。新規契約かMNP契約であれば、64GBモデルが35,640円で購入できます。大手キャリアだと(実質)2年契約&端末返却で2.8万円前後なので、ここまで安くできるのかと、ただただ驚きです。
UQmobileは運用コストも安く、月額2,000円〜からプラン提供します。端末価格も運用コストも安くできるので、とにかくiPhone SE(2020)を安く調達したい人にはUQmobileがおすすめです。
▼ UQmobile公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
ドコモはMNP契約ならアリ
ドコモはMNP契約なら2.3万円〜とキャリア最安値で購入できます。格安SIMに比べると月々あたりの運用コストが高く、24ヶ月以内での端末返却も必要ですが、それでも大手キャリア前提でMNPするのであれば、まずドコモ一択です。
▼ ドコモ公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
au、ソフトバンクユーザーならそのまま機種変でOK
au、ソフトバンクは機種変でも2.8万円〜購入できるので、まだ妥当な金額です。24ヶ月以内の端末返却&機種変が必要ですが、もとよりau、ソフトバンクで2年スパンでキャリア継続している人であれば、そこまで問題にならないはずです。
▼ au公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
▼ ソフトバンク公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
価格、運用コスト、通信品質の程よいバランスを求めるのならY!mobile
Y!mobileはMNP&上位プラン契約で64GBモデルが39,600円で購入できます。端末返却の必要なく、月々の運用コストも4,000円前後で済みますので、コスパは良いです。
Y!mobileは回線品質を心配する声が聞かれますが、仕様としてはソフトバンク回線を直に使ったキャリアサービスであり、格安SIMではありません。ソフトバンク回線が繋がる地域であれば十分に検討余地のある安定した通信回線だと言えます。
▼ Y!mobile公式サイトでiPhone SE(2020)を確認する
この記事のまとめ
iPhone SE(2020)の各社価格をまとめました。
本命はUQmobile、MNPならドコモ、機種変ならau、ソフトバンク、これらに該当しない人ならY!mobileを選ぶのがベストでしょう。とはいえ、iPhone SE(2020)は一昔前のiPhoneを思わす格安モデルですので、そのままApple StoreでSIMフリー版を購入しちゃってもいいと思います。
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