ワイヤレスイヤホン

【コスパ重視】1万円くらいで買える、とりあえずの1台におすすめな完全ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年)

2023年1月27日

とりあえずの1台がほしい人に向けたおすすめの完全ワイヤレスイヤホンまとめ。

Bluetoothで接続して使う無線イヤホンことワイヤレスイヤホン。2016年に登場したAppleの初代AirPodsからワイヤレスイヤホン・ブームが始まり、今やすっかり馴染みの存在になった。

製品価格も数千円〜数万円までと多様化。安物ワイヤレスイヤホンだとワイヤレス接続に不安あった時代一転、今や1万円も出せば普通に使えるワイヤレスイヤホンが数多い。むしろ1万円も出せばよりどりみどりだ。

この記事では、こうした1万円くらいで買えるおすすめの完全ワイヤレスイヤホンを紹介していく。とりあえずの1台を探している人は記事を参考にしてみてほしい。

そきあきら(筆者)
これまでレビューしてきたワイヤレスイヤホンからおすすめ製品だけピックアップしました

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1万円くらいの完全ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント(2023年版)

1万円でも選り好みしていい機能はこれ

相場1万円くらいの完全ワイヤレスイヤホンで選り好める製品ポイントは以下の3つ。

  • 「aptX」の対応有無
  • 「マルチポイント」の対応有無
  • 専用アプリの対応有無

 

 

「aptX」対応の有無(Androidスマホユーザーのみ)

「aptX」はBluetoothオーディオコーデックの一つ。Androidスマホであれば利用可能。オーディオが高音質に、またワイヤレス接続の安定感も強化される。

1万円くらいのワイヤレスイヤホンでも「aptX」対応の製品は多い。Androidスマホユーザーであれば「aptX」の対応有無が選定ポイントの一つとなりそうだ。

なお、iPhoneはaptX非対応。あえてaptXの対応有無を気にする必要はない。

 

 

「マルチポイント」対応の有無

マルチポイント」は2台のデバイスを同時接続できる機能。1万円前後のワイヤレスイヤホンでも対応する製品が増えてきた。

マルチポイント対応モデルであれば、都度デバイス間でワイヤレスイヤホンの接続先を切り替える必要なし。なにかしらオーディオ再生を開始するだけで当該デバイスに音声出力先だけ自動で切り替わる。

スマホ←→PC間などでワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えている人だとマルチポイント対応が拭えぬセールスポイントとなること違いない。

 

 

専用アプリの対応有無

昨今では1万円くらいのワイヤレスイヤホンでも専用アプリが使える製品が増えた。

もっぱら専用アプリを通じたイコライザー調整(音質カスタム)できるのがセールスポイントだ

デフォルトの音質が気に食わなかった場合でも専用アプリからイコライザー調整すれば問題なし。自分好みの音、許容範囲の音にカスタムできる。

 

 

【1万円くらいで買える】とりあえずの1台におすすめなワイヤレスイヤホンまとめ

製品名をタップするとスクロールします

万人におすすめ

1.ハーマン「JBL WAVE BUDS」(価格6,000円)(Amazonで製品をチェック
大手JBLが手がける格安ワイヤレスイヤホンの入門モデル。ボーカルくっきりしたクリアな音質が魅力。
2. オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW」(価格1.2万円)(Amazonで製品をチェック
国産オーディオメーカーならではの表現力豊かな音質が強み。マルチポイントにも対応。
3.ヤマハ「TW-E3B」(価格6,000円)(Amazonで製品をチェック
ヤマハ「TW-E3B」楽器メーカー・ヤマハの王道ワイヤレスイヤホン。低音〜高音までバランスよく音が鳴る高音質モデルの教科書的な1品。
4. ヤマハ「TW-E3C」(価格9,000円)(Amazonで製品をチェック
ヤマハ「TW-E3B」の後継モデルで実質的なマルチポイント対応モデル。専用アプリを使ったイコライザー調整にも初対応。
5. final「ag COTSUBU」(価格6,480円)(Amazonで製品をチェック
業界随一の小さなワイヤレスイヤホン。華奢な見た目とは裏腹な力強い低音サウンドが響く。aptXにも対応。
6. Anker「Soundcore Life P3」(価格8,990円〜)(Amazonで製品をチェック
ここ1年くらいのベストセラー・ワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセリングやIPX5の防水性能、35時間のロングバッテリーなど搭載。
7. Anker「Soundcore Space A40」(価格12,990円)(Amazonで製品をチェック
Ankerの全部入りハイエンドモデル。ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDAC、50時間バッテリーなどフル搭載でコスパよし。
8. ソニー「WF-C500」(価格1万円)(Amazonで製品をチェック
ソニーのスタンダードモデル。上位版モデルと同じく音質補正機能「DSEE」が使える。イヤホンは小型・軽量で装着感よし。

 

 

+αのこだわりがほしい人におすすめ

1.ハーマン「JBL Tune Flex GHOST」(価格1,1万円)(Amazonで製品をチェック
スケルトン筐体デザインを採用したお洒落イヤホン。イヤーピースを付け替えれば「ながら聴き」イヤホンとしても使える。
2.SOUNDPEATS「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」(価格8,640円)(Amazonで製品をチェック
U1万円ワイヤレスイヤホンではトップクラスのノイズキャンセリング性能。ノイズキャンセリングを試してみたい人におすすめ。
3. シャオミ「Xiaomi Redmi Buds 3 Pro」(価格7,000円)(Amazonで製品をチェック
業界最安級のマルチポイント対応モデル。マルチポイント以外の要素は地味。マルチポイント1点狙いの人におすすめ。
4. オウガジャパン「OPPO Enco Air2 Pro」(価格7,000円)(Amazonで製品をチェック
タッチセンサー操作でペアリング先デバイスが切り替えられるトリッキーモデル。複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわしたい人向け。
5. GN「Jabra Elite 3」(価格9,000円)(Amazonで製品をチェック
ほぼスポーツイヤホン。IP55の防水防塵、安定したイヤホン装着感に強み。「aptX」にも対応。

 

 

【詳しく】万人におすすめなワイヤレスイヤホン

1. ハーマン「JBL WAVE BUDS」(価格6,000円)




aptX対応×
マルチポイント対応×
イコライザー調整

評価ポイント

  • 大手JBLが手がける王道の入門モデル
  • ボーカルくっきりした聞き心地よい音質
  • ケース併用で最大32時間使えるスタミナ・バッテリー搭載
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IP54
バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間
ケース併用で最大32時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

米スピーカー大手・JBLが手がけるエントリーモデル「JBL WAVE BUDS」。

どことなくスピーカーらしさあるボーカルくっきりした音質。ボーカル重視で音楽を聞きたい人だと相性がよさそうだ。

iOS、Android向けの専用アプリを使ったイコライザー調整(音質カスタム)にも対応しており、デフォルトの音質が気に食わかなった人でもカスタムすれば問題ない。

バッテリー駆動時間はケース併用で最大32時間とスタミナ仕様。1万円くらいで買える、とりあえずの1台と考えると非常に優秀だ。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事JBL WAVE BUDS レビュー|王道アップデートされた格安ワイヤレスイヤホンの大本命

続きを見る

 

 

2. オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW」(価格1万円)




aptX対応×
マルチポイント対応
イコライザー調整

評価ポイント

  • マルチポイント対応、2台のデバイスをペアリング切り替えせずに使える
  • クリアな中音&強めの低音が絡み合う高音質オーディオ
  • 耳穴にフィットする新設計のイヤホンデザイン
Bluetoothバージョン5.1
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応(最大2台)
防水性能IP55
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大20時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

オーディオテクニカのスタンダードモデル「ATH-CKS30TW」。

価格1万円でマルチポイントに対応。特定2台のデバイス間であれば、なにかしらオーディオ再生を開始するだけで当該デバイス側に音声出力先が切り替わる。

スマホ←→PC間でストレスなく使いまわせるワイヤレスイヤホンを探している人だと丁度いい選択肢になりそう。

音質はクリアで聞き心地よし。適度に低音が強くてロック系の曲など聞いてても満足感あり。国産オーディオメーカーならではの音質の良さが多分に感じられる。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW」レビュー|国産かつ1万円でマルチポイント対応したコスパモデル

続きを見る

 

 

3. ヤマハ「TW-E3B」(価格6,000円)

ヤマハ「TW-E3B」




aptX対応
マルチポイント対応×
イコライザー調整×

評価ポイント

  • 低音〜高音までバランスよく音が鳴る王道の高音質オーディオ
  • 「aptX」対応、Androidスマホユーザーならより高音質に
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×
防水性能IPX5
バッテリー駆動時間イヤホン単体6時間
ケース併用で最大24時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

楽器メーカー「ヤマハ」(YAMAHA)のベストセラーモデル「TW-E3B」。2020年の発売以来、各種イヤホンランキングで上位を総なめにしてきた。2023年現在も値下げして販売中だ。

ヤマハのイメージどおりの優しく丁寧なオーディオ品質が魅力。音の解像度が高く、楽器の音などもきれいに聞き取れる。全体的にきれいさっぱりしたオーディオで長時間のリスニングでも聞き疲れない

低音をガンガン鳴らしたいような人を除けば、老若男女、万人におすすめできる。

もともとの販売価格は7,000円前後だったが、ここ最近は5,000円前後で販売中。機能、性能、ブランド知名度を考慮すると非常にコスパよい。

レビュー記事をチェックする

ヤマハ「TW-E3B」
レビュー記事YAMAHAブランドに嘘偽りなし。ヤマハのワイヤレスイヤホン「TW-E3B」レビュー

続きを見る

 

 

4. ヤマハ「TW-E3C」(価格9,000円)




aptX対応
マルチポイント対応
イコライザー調整

評価ポイント

  • ヤマハ「TW-E3B」の事実上のマルチポイント対応モデル
  • 専用アプリを使ったイコライザー調整に初対応(TW-E3Bは非対応)
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX Adaptive
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応(最大2台)
防水性能IPX5
バッテリー駆動時間イヤホン単体9時間
ケース併用で最大24時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

ヤマハ「TW-E3B」の後継モデル「TW-E3C」。2022年11月に発売開始した。

マルチポイントに初対応したほか、iOS、Android向けの専用アプリを通じたイコライザー調整(音質カスタム)もできるように。

物自体は「TW-E3B」とほぼ変わらないが、もっぱらマルチポイントが使いたい人だと「TW-E3C」を選んだ方がいい。複数デバイス間でペアリング接続を切り替える必要がないので、スマホ←→PC間などでワイヤレスイヤホンを使いまわす際に相当にストレス軽減されるはずだ。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事ヤマハ「TW-E3C」レビュー|マルチポイント初対応。人気モデルが待望のアップデート

続きを見る

 

 

5. final「ag COTSUBU」(価格6,480円)




aptX対応
マルチポイント対応×
イコライザー調整×

評価ポイント

  • 業界最小・最軽量クラスの小さなワイヤレスイヤホン
  • 意外にも響く低音サウンド
  • 「aptX」対応、Androidスマホユーザーならより高音質に
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体5時間
ケース併用で最大20時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリ×

国産オーディオメーカー「final」が手がける業界最小・最軽量クラスのワイヤレスイヤホン「ag COTSUBU」(小粒)。

人差し指を耳の穴に突っ込む感覚でイヤホン装着できる。耳が小さい人はもちろん、耳穴の形がいびつでイヤホンのフィット感でハズレを引きやすい人でも使いやすい。

華奢な見た目とは裏腹に音質はパワフルな低音。ボーカルも負けずに残ってて非常に聞き応えある低音イヤホンだ。

小さいイヤホンを探している人はもちろん、低音イヤホンを探している人にも「ag COTSUBU」はおすすめ。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事ag COTSUBU レビュー|軽くて小さい高音質ワイヤレスイヤホンの大本命

続きを見る

 

 

6. Anker「Soundcore Life P3」(価格8,990円〜)




aptX対応×
マルチポイント対応×
イコライザー調整

評価ポイント

  • U1万円でノイズキャンセリング対応
  • ケース併用で35時間使えるロングバッテリー搭載
  • イコライザー調整(音質カスタム)対応
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IPX5
バッテリー駆動時間イヤホン単体7時間
ケース併用で最大35時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)
専用アプリあり(iOS、Android)

2021年〜22年にかけてベストセラー記録したAnkerの「Soundcore Life P3」。

U1万円でノイズキャンセリング、ワイヤレス充電(Qi充電)、IPX5の防水性能などフルコンプ。これにくわえてバッテリー駆動時間はケース併用で35時間とスタミナ仕様を実現した。

ノイズキャンセリングは実用レベルの性能に仕上がり。周囲の音をそれとなく中和して低減。オーディオ再生している状態であれば周囲の音が気にならないレベルの遮音空間が作れる。

ノイズキャンセリングを初めて使う人であっても明確にノイズキャンセリングの勝手が理解できる。ノイズキャンセリングを試してみたい人だと機能的にも価格的にも丁度いい選択肢になりそうだ。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事最強U1万円ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Life P3」レビュー

続きを見る

 

 

7. Anker「Soundcore Space A40」(価格12,990円)




aptX対応×
マルチポイント対応
イコライザー調整

評価ポイント

  • ケース併用で50時間使えるロングバッテリー搭載
  • マルチポイント対応、2台のデバイスをペアリング切り替えずに使える
  • ノイズキャンセリングやLDACなど最新機能をフルコンプ
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、LDAC
バッテリー駆動時間 
イヤホン単体10時間
ケース併用で最大50時間
充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)
防水性能IPX4
通話マイク
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
マルチポイント対応(最大2台)

 


2022年9月発売開始。1万円で買えるAnkerの全部入りワイヤレスイヤホン。

マルチポイントに対応するほか、ノイズキャンセリング、LDAC、ケースのワイヤレス充電(Qi充電)などハイエンドモデル同等機能をもろもろ搭載した。

また、バッテリー駆動時間はイヤホン単体10時間、ケース併用で最大50時間と業界トップクラスの水準に。できるだけ充電しなくていいワイヤレスイヤホンを探している人だと気に入ること違いない。

レビュー記事をチェックする

Anker Soundcore Space A40 レビュー|50時間バッテリー&マルチポイント対応の最強ガジェット・イヤホン

続きを見る

 

 

8. ソニー「WF-C500」(価格1万円)




aptX対応×
マルチポイント対応×
イコライザー調整

評価ポイント

  • "ソニー"ブランドのスタンダードモデル
  • オーディオを高音質補正する「DSEE」機能が利用可能
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体10時間
ケース併用で最大20時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

ソニーのスタンダードモデル「WF-C500」。昨今では9,000円くらいで購入できる。

スタンダードモデルではあるが、イヤホン設計は上位版モデルと変わらず。イヤホン径6.5mmでボーカル重視のクリアな音質キープ。

また、オーディオをCD相当の音質の補正する「DSEE」機能が使えるため、同等価格帯のワイヤレスイヤホンの中では頭ひとつ抜けた明瞭な音質になる。

ソニーブランドの時点で名前買いしても問題ないが、音質面を考慮しても購入する価値はある。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事1万円で買えるソニーのワイヤレスイヤホン「WF-C500」レビュー

続きを見る

 

 

【詳しく】+αのこだわりがほしい人におすすめのワイヤレスイヤホン

1. ハーマン「JBL Tune Flex GHOST」(価格1.1万円)




aptX対応×
マルチポイント対応×
イコライザー調整
評価ポイント
  • スケルトン・デザインがとかく格好よし
  • ながら聞きイヤホンとして優秀
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間
ケース併用で最大32時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

スケルトン・デザインが格好よし。「JBL Tune Flex GHOST 」。

昨今プチトレンドたるスケルトン仕様のデザインを採用。イヤホンの内部基盤が透けたロマンあふれる1品に。

イヤホンそれ自体は2in1仕様のギミックモデル。イヤーピースを付け替えることで耳栓型イヤホンに、あるいはオープン型イヤホンにもなる。

特にオープン型イヤホンとしての勝手が非常によい。オープン型ながらも適度な遮音性があって音漏れ回避。遮音性のおかげか低音の質感も残ってる。

同時に音量も下げておけば、周囲の生活音を聞きながら音楽が楽しめる「ながら聴きイヤホン」としての運用も可能だ。

イヤホンデザインに惹かれる人はもちろん、ながら聴きイヤホンとして使いたい人なら「JBL Tune Flex GHOST」がおすすめ。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事オープン型イヤホンの隠れた本命「JBL Tune Flex GHOST」レビュー

続きを見る

 

 

2. SOUNDPEATS「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」(価格8,640円)




aptX対応×
マルチポイント対応×
イコライザー調整

評価ポイント

  • ノイズキャンセリング特化モデル、数万円モデルと変わらぬ極めて高い遮音効果あり
  • ケース併用で52時間使えるロングバッテリー搭載
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、LDAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間
ケース併用で最大52時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

中国の新興オーディオ・SOUNDPEATS(サウンドピーツ)の新作モデル「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」。

U1万円ワイヤレスイヤホンとは思えぬ”非常”に高性能なノイズキャンセリング機能を搭載。機能ONにすると高価格モデルのように機械的に周囲の音がシャットアウトできる。

ノイズキャンセリングが初めての人でも明確に遮音が理解できる圧巻の静けさ。そこそこ静かな場所なら耳栓としての利用も現実的だ。

また、ノイズキャンセリングの影に隠れているが、バッテリー駆動時間も業界トップクラス。ケース併用で最大52時間使える。相場だとよくて30時間前後だが、それを2倍弱上回る。ワイヤレスイヤホンは充電が面倒くさそう... という人なら試してみる価値ありだ。

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3. シャオミ「Xiaomi Redmi Buds 3 Pro」(価格7,000円)




aptX対応×
マルチポイント対応
イコライザー調整×

評価ポイント

  • 価格7,000円でマルチポイント対応した用途特化コスパモデル
  • ジュエリーライクなイヤホンデザインがおしゃれ
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応(最大2台)
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体6時間
ケース併用で最大28時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)
専用アプリ×

価格7,000円でマルチポイント対応した中国シャオミの「Xiaomi Redmi Buds 3 Pro」。

最大2台のデバイスを同時接続。音声出力先を自動で切り替えられる。スマホ←→PC間でストレスなく使いまわせるワイヤレスイヤホンを探している人だと丁度いい選択肢になりそうだ。

マルチポイント以外の機能や仕様は地味。とかくマルチポイントの1点狙いでコスパ重視のワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。

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レビュー記事【シャオミ】Xiaomi Redmi Buds 3 Pro レビュー|7,000円でマルチポイント対応したコスパモデル

続きを見る

 

 

4. オウガジャパン「OPPO Enco Air2 Pro」(価格8,000円)




aptX対応×
マルチポイント対応×
イコライザー調整

評価ポイント

  • 2台のデバイス間をタッチセンサー操作だけで接続切り替え可能
  • そこそこ実用的なノイズキャンセリング性能あり
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IP54
バッテリー駆動時間イヤホン単体7時間
ケース併用で最大28時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

OPPOが手がけるトリッキーモデル「OPPO Enco Air2 Pro」。

タッチセンサーの4秒長押しで一つ前にペアリングしていたデバイスに接続を切り替えられる。事実上、2台のデバイス間であればタッチセンサー操作だけで接続変更が可能だ。

マルチポイントこそ対応していないが、スマホやPCなど複数デバイス間で使いまわしやすいワイヤレスイヤホンであることに違いない。

U1万円ワイヤレスイヤホンながら、そこそこ実用性あるノイズキャンセリングにも対応。低周波音を中心に周囲の音を低減。電車やバスの中で使えばガダゴト音を中和、音量を上げずとも動画の台詞など聞き取りやすくなる。

完全な無音になるわけではないが、周囲の音をそれとなく低減できるので合格ライン。ノイズキャンセリングをとりあえずで使ってみたい人なら試してみては。

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レビュー記事OPPO Enco Air2 Pro レビュー|端末間のペアリング切り替えを簡素化したU1万円ワイヤレスイヤホン

続きを見る

 

 

5. GN「Jabra Elite 3」(価格9,000円)




aptX対応
マルチポイント対応×
イコライザー調整

評価ポイント

  • 事実上のスポーツイヤホン
  • 安定したイヤホンの装着感、IP55の防水防塵あり
  • 「aptX」対応、Androidスマホユーザーならより高音質に
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、aptX
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能対応
マルチポイント×
防水性能IP55
バッテリー駆動時間イヤホン単体7時間
ケース併用で最大28時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
専用アプリあり(iOS、Android)

デンマーク老舗オーディオ・ブランド「Jabra」が手がけるスタンダードモデル「Jabra Elite 3」。

ほぼスポーツイヤホン準拠のワイヤレスイヤホン。IP55の防水防塵を備えており、雨、汗、砂ホコリなどもろもろ耐える。イヤホンが汚れたら水洗いしても問題ない(浸水はNG)。

Jabraならではのカクカクしたイヤホン形状を採用。ランニング中でもイヤホンが揺れにくい。これも評価ポイントだ。

音質はボーカル重視。「aptX」コーデックも使えるのでAndroidスマホユーザーだとより高音質になる。

なお、iPhoneで主流の「AAC」コーデックに対応しておらず、iPhoneユーザーとの相性は悪め。オーディオ再生こそ可能だが、Androidスマホで使う場合に比べて音質が少しばかり地味になりがちだ。この点のみ注意したい。

レビュー記事をチェックする

レビュー記事「Jabra Elite 3」は完全ワイヤレスイヤホン入門に最適な王道モデル【レビュー】

続きを見る

 

 

 この記事のまとめ

ここまで1万円くらいで買えるおすすめワイヤレスイヤホンをまとめてきた。

おすすめの中のおすすめといえば、JBL WAVE BUDS、オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW」、ヤマハ「TW-E3B」「TW-E3C」あたり。

いずれもワイヤレスイヤホンとしての勝手に優れるだけでなく、音質面でも特色あり。おおよそ万人におすすめできる高音質オーディオだ。

1万円くらいで買えるワイヤレスイヤホンを探している人であれば、まずはここらの製品を試してみてほしい。

 

 

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