ソニーの完全ワイヤレスイヤホン選び方ガイド(2020)|最新4機種を一挙ラインナップ&比較解説

Apple「AirPods」の登場以来、盛り上がりを見せる完全ワイヤレスイヤホン市場。我らがソニーも数多くの完全ワイヤレスイヤホンを展開しており、特にワイヤレス環境でもオーディオ・サウンドにこだわりたい人から支持を集めている。

他方、ソニーの完全ワイヤレスイヤホンは「AirPods」「Galaxy Buds」のようなキャッチーな製品名が付けられておらず、「WF-1000X M3」だったり「WH-XB700」といった無機質な暗号のような製品名だ。そのせいでイヤホンの種類や性能の違いが分かりにくかったりする。

そこで以下では2020年現在のソニーの完全ワイヤレスイヤホンを一挙ラインナップ。種類の違い、オーディオ・サウンドの違いなどまとめていく。ソニー製品に絞って完全ワイヤレスイヤホンを探している人は参考にされたい。

ソニーの完全ワイヤレスイヤホンをラインナップ&比較解説

ラインナップ概要(2020年10月時点)

ソニーは現在、以下の4機種を主要モデルとして展開している。

  立ち位置 市場想定価格 発売
WF-1000X M3 フラッグシップ 2.6万円前後 2019年7月
WF-H800 準フラッグシップ 2万円前後 2020年2月
WF-XB700 重低音特化モデル 1.5万円前後 2020年6月
WF-SP800N スポーツ防水モデル 2.4万円前後 2020年6月

 

WF-1000XM3

購入すべき人

  • ソニーのフラッグシップモデルが欲しい人
  • ノイズキャンセリングが使いたい人
  • バランスの取れたオーディオ・サウンドが楽しみたい人

イヤホン説明

WF-1000X M3は、2019年7月に発売開始された完全ワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング)に対応しており、工事の音やダクト音など低周波ノイズを中心に騒音除去できる。

価格は2.6万円前後。2017年に発売した初代「WF-1000X」の後継モデルに該当する。同シリーズは約2年に1回のペースでリニュアルされているので、次期モデルは2021年夏頃に登場すると予想される。

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フラッグシップモデルだけあって、さすがの高音質だ。低音〜高音まで細かく表現できていて、ヘッドホンを使っているかのような包まれるようなオーディオ体験が味わえる。ハイレゾ音源には対応していないが、楽曲をハイレゾ相当音源に補正するソニー独自機能「DESS HX」が使えるので、ハイレゾに近いクリアで力強い音源が再生できる。

バッテリー持ちも良く、ノイズキャンセリング利用時でケース合わせて最大24時間、ノイズキャンセリングOFFの状態なら最大32時間のハイスタミナ駆動が可能。欠点としては防水機能。防水どころか防滴すらないので水っ気のある場所で使うのは控えた方がいいだろう。また、イヤホンマイク品質が非常に悪く、特に騒音のある場所だとほとんど使い物にならないので注意すべきだ。

WF-1000X M3に関しては筆者も購入して詳しくレビューしたので、こちらも参考にしてほしい。

ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000X M3」レビュー|接続安定性が改善された最強クラスのノイズキャンセリングイヤホン
2019年に発売され、業界内外で高評価を獲得したソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000X M3」。2020年なおワイヤレスイヤホンの販売ランキング上...

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WF-H8000

購入すべき人

  • オーディオ重視のワイヤレスイヤホンが欲しい人
  • 白や黒以外のカラーリングのイヤホンが欲しい人

イヤホン説明

WF-1000X M3に次ぐ準フラッグシップモデル。価格は2万円ほど。WF-1000X M3からノイズキャンセリング機能が省かれ、バッテリー駆動時間もケース併用で最大16時間と短くなっている。WF-1000X M3のオーディオ・スペックだけを残した廉価版といったところで、普通に使う分には悪くない。

ただ、いかんせんポジションが地味で、WF-1000X M3と5,000円程度しか違わないので、”あえて”こちらを購入するメリットが薄いというのが正直なところだ。カラーリングが5色展開なので、黒、白以外のイヤホンを探している人であれば検討余地があるだろうか。

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WF-XB700

購入すべき人

  • 重低音に特化したイヤホンが欲しい人
  • 遮音性が高いイヤホンが欲しい人(非ノイズキャンセリングで)

イヤホン説明

2020年6月に発売開始となった新作モデル。重低音に特化した廉価版モデルで市場価格は1.5万円前後。ソニーの重低音オーディオ・シリーズである「EXTRA BASS」の名を冠した初の完全ワイヤレスイヤホンであり、先2つのフラッグシップモデル以上に重低音が響く。ビリー・アイリッシュの『Bad Guy』などビリビリ、ヴォンボンした音が好きな人にはたまらないだろう。

ノイズキャンセリングには対応していないが、物理的な構造からか遮音性が極めて高い。いざ使うとノイズキャンセリングかと勘違いするレベルの静寂が味わえる。もはや耳栓と言うべきだろう。また、先2つのフラッグシップモデルで省かれたIPX4相当の防水防塵に対応しており、地味だが堅実な良ポイントとして評価できる。

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WF-SP800N

購入すべき人

  • スポーツ用途のワイヤレスイヤホンが欲しい人

イヤホン説明

防水特化のスポーツモデル。完全ワイヤレスイヤホンながらIPX5相当の防水防塵が施されている。価格は2.4万円前後。

ノイズキャンセリングに対応しているほか、ソニーの重低音シリーズを示す「EXTRA BASS」の名も冠している。ただ、オーディオ・サウンドはフラッグシップであるWF-1000X M3よりも音の幅が狭く、WF-XB700よりも重低音は弱いので、総じて価格の割に印象に残らないのが正直なところだ。オーディオよりかはスポーツ用途のワイヤレスイヤホンとして、防水防塵対応のワイヤレスイヤホンとしての購入を考えるべきだろう。

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この記事のまとめ

ソニーの完全ワイヤレスイヤホンを紹介した。先4機種が2020年現在の主要ラインナップとなる。基本的にはフラッグシップモデルのWF-1000X M3がベストだろうが、特段ノイズキャンセリングが要らない、2万円も出したくないという人であれば、重低音特化モデルのWF-XB700がおすすめとして挙げられる。他の2機種は万人向けよりかは特定ニーズ向けなので、その用途がドンピシャな人であれば検討余地ありだ。

WF-1000X M3(フラッグシップモデル)

WF-H800(準フラッグシップモデル)

WF-XB700(重低音特化モデル)

WF-SP800N(スポーツモデル)

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