スマートウォッチ選び方ガイド(2020)|最新トレンドに合わせたおすすめモデルを厳選紹介

Apple Watchはじめ馴染み深い存在になってきたスマートウォッチ。おサイフケータイが使えるもの、スポーツウォッチとして使えるもの、睡眠トラッカーとして使えるものなどスマートウォッチひとつとっても以前よりも選択肢が増えました。

一方でスマートウォッチの数が増えすぎてよくわからない、そもそもスマートウォッチで何ができるの?と迷っている人も多いはずです。そこで当記事ではスマートウォッチオタクの筆者が、スマートウォッチの最新トレンドに合わせた人気モデル、おすすめモデルだけを厳選し、ポイント解説していきます。

スマートウォッチ業界の最新トレンド

今日のスマートウォッチ業界における最新トレンド、スマートウォッチの人気機能は大きく以下3つに分けられます。

  1. 決済
  2. ライフログ(健康管理)
  3. スポーツ&アウトドア

これら以外にも通話機能だったり、ミュージックプレーヤーだったり、ローカルマップ機能だったり、その他諸々できることは増えていますが、メジャーかつ実用的な機能に限れば同3つが妥当なところです。

以下トレンドごとにおすすめのスマートウォッチを紹介&解説します。

 

1. 【決済】特化のスマートウォッチ

Apple Watchを皮切りに日本国内でも決済(電子マネー)に対応するスマートウォッチが増えており、2020年8月時点で以下4つのスマートウォッチが何かしらの電子マネーに対応します。

1. Apple Watch

Apple WatchはSeries 2(2016年モデル)以降のモデルでSuicaApple Pay(iD/QUICPay)に対応しており、王道のおサイフケータイ機能が使えます。

また、QRコード決済サービス「PayPay」のバーコード表示と決済処理に対応しているほか、Pontaやdポイントカードのタッチ処理もできるため、大方Apple Watch1台で日常ユースしていけます。

2020年現在、Apple Watch Series 6(2020)が最新モデルに位置づけられ、Apple Watch SE(2020)、Apple Watch Series 3(2017)がエントリーモデルとして提供されます。また、Amazon直販に限りApple Watch Series 5(2019)の販売も継続中です。

Apple Watch Series 6(2020)

Apple Watch Series 5(2019)

※Amazon直販でGPS版のみ販売継続

Apple Watch SE(2020)

Apple Watch Series 3(2017)

 

2. wena wrist(ウェナ・リスト)

ソニーが手がけるスマートウォッチ(スマートバンド)。バンド部分にfelicaを内蔵しており、楽天EdyiDQUICPaydポイントカードなどが使えます。ただ、2020年なおSuicaには対応しない謎仕様が続きます。

おサイフケータイ機能の初期セットアップはiOS専用アプリ「おサイフリンク」で行うため、iPhoneが必要です。初期セットアップさえ済ませれば、あとはAndroidスマホだけでも問題ありませんが、おサイフケータイ関連の設定変更は「おサイフリンク」アプリで行うため、いざiPhoneがないと辛いです。

現在、wena wristはステンレス版とレザー版の2種類あります。レザー版は楽天Edyにしか対応しない廉価版モデルに位置付けられているため、楽天Edy以外も使いたい人であれば通常のステンレス版を選びましょう。

wena wrist pro(ステンレス版)

wena wrist leather(レザー版)

 

3. GARMIN(ガーミン)

Apple、サムスンに次ぐ世界シェア3位のスマートウォッチメーカー。2020年より一部モデルがSuica対応、日本でも知られるようになりました。iPhone、Androidスマホの双方で使える唯一無二のSuica対応スマートウォッチとあり、特にAndroidユーザーであれば要チェックです。

GARMINスマートウォッチはゴツめのアウトドアウォッチ、スポーツウォッチが主力ですが、近年はvivomoveシリーズやvivoactiveシリーズなど、よりカジュアル路線のスマートウォッチも展開します。もれなくSuicaにも対応しているため、日常ユースであればこれらの方がおすすめです。

GARMIN vivomove 3S(Suica対応)

GARMIN vivoactive 4(Suica対応)

 

4. Fitbit(フィットビット)

Googleが買収を予定している老舗スマートウォッチメーカー。独自の決済サービス「Fitbit Pay」を提供しており、2020年7月よりFitbit Payが日本国内でも使えるようになりました。ローソンやマクドナルドなどVISAタッチ決済が使える店舗でそのまま利用できます。

ただ、現状ソニー銀行のVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」しか紐付けできず、肝心のVISAタッチ決済が使える店舗も少なめです。実用性の観点から言うとまだまだ微妙と言わざるを得ません。

Fitbit Charge 4(2020)

 

2. 【ライフログ】(健康管理)特化のスマートウォッチ

大方のスマートウォッチは心拍センサーを内蔵しており、心拍数の測定を通じた運動カロリー記録や睡眠トラッキングが可能です。以下ではライフログ機能に特化しているスマートウォッチを紹介します。

1. Apple Watch

Apple Watchのライフログ機能は決済機能と並ぶApple Watchの花形機能です。心拍センサーの精度など非常に高く、スポーツ用途から本格的な健康管理にまで活用できます。

海外ではすでに心電図(ECG)測定もできる医療機器扱いであり、他のスマートウォッチメーカーの追随を許さない圧倒的ヘルスケアウォッチとしてポジション確立します。日本国内では医療機器としての認可承認を得ておらず、心電図(ECG)測定はできません。

Apple Watch Series 6(2020)

Apple Watch Series 5(2019)

※Amazon直販でGPS版のみ販売継続

Apple Watch SE(2020)

Apple Watch Series 3(2017)

 

2. Galaxy Watch

サムスンが手がけるスマートウォッチシリーズ。Apple Watchに次ぐ世界シェア2位。独自OS「TIZEN」と独自CPUを搭載した省エネモデルであり、最新モデルGalaxy Watch Active 2は公称60時間のバッテリー持ちを謳います。

ランニングのペースメーカー機能やワークアウトの自動検知記録などスポーツ用途に特化したライフログ機能に強く、健康管理よりかはスポーツ用途で使うのが理想です(とはいえ、スポーツも健康管理ですが…)。

Galaxy Watch Active2

 

3. Miスマートバンド

中華メーカー「シャオミ」が手がけるスマートバンド。スマートウォッチとは多少趣向が異なり、リストバンド型のトラッカーツール(測定ツール)となります。ほぼライフログ機能に一点注力したデバイスであり、睡眠トラッキングも可能です。

最新モデル「Miスマートバンド4」に関しては、日本国内でシャオミ・ジャパンがAmazon通じた公式販売を実施。正規品価格で3,839円。1年の製品保証が付くため、非常にコスパが良いです。

Miスマートバンド4(2019)

 

3. 【スポーツ&アウトドア】特化のスマートウォッチ

従来スポーツウォッチと言われた腕時計ジャンルが、今ではスマートウォッチとなり、一大ジャンルとなりつつあります。登山やトレッキングにも耐えうるタフネスモデルも増えており、1ヶ月近いバッテリーセーブが可能なスマートウォッチも。以下では代表的な4メーカーの製品を紹介します。

1. GARMIN(ガーミン)

先にも紹介したAppleWatch以外で唯一Suicaに対応するスマートウォッチ「GARMIN」。元々GARMINは法人向けのGPS機器メーカーであり、GPSを活用したアウトドアウォッチ、スポーツウォッチを主力モデルとして展開します。特に登山、ゴルフ、スキーなどする人と相性がいいです。

ハイエンドシリーズ「fenix 6X」であれば最大38日のバッテリー持ち。最上位モデル「fenix 6X Pro Dual Power」だと最大64日のバッテリー持ちに加えてソーラー充電にも対応するなど現行スマートウォッチの中では最高級のスタミナモデルとなります。

GARMIN fenix 6X(Suica対応)

GARMIN fenix 6X Pro Dual Power(Suica対応)

 

2. SUUNTO(スント)

フィンランドの精密機器メーカー「SUUNTO」が手がけるスマートウォッチシリーズ。トライアスロン業界で人気のトレーニングウォッチ(フィットネスウォッチ)です。

2020年に発売開始した最新モデル「SUUNTO 7」であれば、スポーツウォッチとしての機能はもちろん、SUUNTO伝統のGPSやコンパス機能を備えているため、スマートウォッチ単体でマップ表示できます。バッテリーも通常48時間、バッテリーセーブ状態なら最大40日持つため、登山などアウトドア用途でも役立ちます。

SUUNTO 7

 

3. CASIO PRO TREK Smart(カシオ・プロ・トレック・スマート)

カシオが手がけるタフネスウォッチ。スマートウォッチながらMIL規格(米国防総省の製品調達規格)に準拠した名実ともにタフネスモデルです。GPSを内蔵しており、スマートウォッチ単体で現在地を測定できます。最大1ヶ月のバッテリー持ちも可能です。

2019年に発売した最新モデル「WSD-F21HR」であっても市場価格6万円前後、実売4万円前後とタフネスウォッチにしては手頃な価格で展開されます。

CASIO PRO TREK Smart(WSD-F21HR)

 

4. Apple Watch(セルラーモデル)

Apple Watchのセルラーモデルは4G回線に対応しているため、iPhoneとペアリングしていない状態でも単体で通信できます。ジョギング中にiPhoneを持ち歩かず、ちょっとした決済や通話などApple Watchで済ましたい人であれば、Apple Watchのセルラーモデルがおすすめです。

なお、Apple Watchのセルラーモデルを使うためにはドコモ、au、ソフトバンクで契約したiPhone回線が必要です。iPhone回線の電話番号とデータ通信プランをApple Watchにコピーする形で使います。格安SIM契約者だとセルラーモデルを使う手段がないため注意です。

Apple Watch Series 6(2020、セルラーモデル)

Apple Watch SE(2020、セルラーモデル)

Apple Watch Series 3(2017、セルラーモデル)

 

そのほか話題のスマートウォッチをピックアップ

HUAWEI WATCH GT

ファーウェイが手がけるスマートウォッチシリーズ。独自OS「Watch GT」を搭載した省エネモデルであり、フルタッチディスプレイのスマートウォッチながら約2週間のバッテリー持ちが可能です。

ヘルスケア&スポーツ用途の良くも悪くも普通のスマートウォッチですが、最新モデルのHUAWEI WATCH GT2(2019)であっても2万円台で購入できるため、コスパは良いです。

HUAWEI WATCH GT2(2019)

 

OPPO Watch

中華メーカーOPPO(オッポ)が手がけるスマートウォッチ。2020年3月に中国で発売され、日本国内でも2020年8月より発売されます。市場価格25,800円とコスパに優れますが、グローバル版に搭載され注目集めたeSIMは省かれており、単なるスポーツウォッチ、ヘルスケアウォッチに格下げされた感が否めません。

OPPO Watch(初代、2020)

 

Withings(ウィジングズ)

フランスの家電メーカーが手がけるスマートウォッチ。一時期Nokiaに買収されましたが、2020年現在は再び独立、独自ブランドとして展開されます。

ひと目見て分かる非常に美しいビジュアルが魅力。アナログ針とタッチディスプレイを組み合わせたハイブリッド・スマートウォッチであり、ほぼ1ヶ月近いバッテリー持ちを実現します。デザイン重視でスマートウォッチを選ぶのであればAppleWatchをも上回り現状最右翼と言える1品です。

Withings HR

 

SKAGEN(スカーゲン)

デンマークの腕時計ブランド(現在は米Fossil傘下)。非常に薄い腕時計を作ることで知られ、ミニマリスト路線の方に人気です。

Googleのスマートウォッチ向けOS「Wear OS」を搭載した主力メーカーであり、ヘルスケアなど基本的な機能が使えます。ただ、Wear OS自体が開発が終了したような廃れ具合ですので、さして拡張性がないのは否定できません。

FALSTER 2

FALSTER 2 マグネティックスチールメッシュ スマートウォッチ SKT5102J
新しい製造工程で作られた製品です 。 Falster 2は心拍センサー、内蔵GPS、泳げる防水機能など、 新機能が追加されたタッチスクリーンスマートウォッチ。サイズダウンされたケースに、より視認性が高まったインタラクティブな画面と、Wear OS by Google(Googleアシスタント、スマートフォン通知、アクテ...

 

Fossil(フォッシル)

米ファッションブランド「Fossil」が手がけるスマートウォッチシリーズ。Googleのスマートウォッチ向けOS「Wear OS」を搭載。Wear OS衰退の影響を受けてはいますが、最新モデルに限れば音声通話に対応していたり、独自の音声翻訳ソフトを搭載するなどまだ頑張ってます。

また、ここ数年のモデルはNFCを搭載しており、将来的なWear OSのGoogle Pay解禁により、NFCを使ったVISAタッチ決済に対応するのではと期待されます。残念ながらまだ対応していませんが、今後の展開次第では有力な決済用途のスマートウォッチとして化けることが考えられます。

Fossil gen 5(2019)

Fossil Sport(2019) 

 

この記事のまとめ

現状主力のスマートウォッチに限り紹介しました。だいたいここらが今日のスマートウォッチ業界における妥当なラインナップです。

Apple Watchが依然として強く、機能面でもオールマイティーなバランスを実現していますが、特定機能に限ればApple Watchを上回る強みを持ったスマートウォッチが登場しています。最初からスマートウォッチの使い道がはっきりしていれば、Apple Watchよりも良きスマートウォッチが見つかるはずです。

最後に筆者が愛用しているスマートウォッチについて。筆者は現在、GARMIN vivomove 3sを愛用中です。Apple Watch以外では唯一Suicaに対応したスマートウォッチであり、色々といじり甲斐があります。レビュー記事も書きましたので興味がある方は以下記事をどうぞ。

Suica対応スマートウォッチ「GARMIN vivomove 3S」レビュー
2020年、Apple Watch以外で初となるSuica対応スマートウォッチが登場した。それがGARMINスマートウォッチだ。 GARMIN(ガ...
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