格安SIM

楽天モバイルは速い?遅い?楽天回線の実際の通信速度をレビュー(2021年)

2021年3月14日

ドコモ、au、ソフトバンクに続く4番目の通信キャリアとなった「楽天モバイル」。

自社通信基地を使っている分、格安SIM(MVNO)時代よりも安定した通信速度で使いまわせる。

ただ、実際どの程度の通信速度なのか気にかかっている人も多いだろう。

そこでこの記事では楽天モバイルの通信速度を実測レビュー。どれくらい使い物になるのか試してみる。

楽天モバイルの契約にあと一歩踏み切れない人がいたら記事を参考にしてほしい。

先に確認しておきたい楽天モバイルの通信事情

楽天モバイルは自社通信基地を使ったMNOサービス

楽天モバイルは格安SIM(MVNO)ではなく、自社通信基地を使ったキャリア・サービス(MNO)。

以前は格安SIMとして提供されたが、2020年に通信キャリアに転換。現在はMNO、自社通信基地を使ったサービス提供を行う。

格安SIM(MVNO)と違って自社回線をフル活用できるので、格安SIMのような昼間の時間帯の通信延滞がない。大手3キャリア同等とはいかずもUQmobile、Y!mobileのようなポジションで使いまわせる。

 

楽天回線が使えない地域ではau回線で通信代替される

2021年現在、楽天モバイルはKDDIとパートナー契約を結んでおり、楽天回線が使えない地域ではau回線を使って通信代替している。

まだまだ地方だと楽天回線が使えないことが多いが、au回線が使える地域であればau回線で楽天モバイルが利用できるので心配する必要はない。

ただ、au回線は月5GBまでしか使えない。5GB以降は最大1Mbpsの制限通信になる。

もとより月5GB以内で済む人であればau回線オンリーでも問題ないが、月5GB以上使う予定の人は楽天回線が使えることが半ば必須条件となる。

 

1日あたり10GB使うと翌日まで通信制限あり

楽天モバイルは月無制限で利用できることをセールスポイントとしている。

ただ、1日あたりの通信上限は存在する。それが1日10GB。10GB以降は翌日まで速度制限される。

そのため、実質的には月無制限ではなく月300GBまでというのが正しい

楽天モバイルを固定回線代わりに使う予定の人など1日あたりの通信制限を気をつけたいところ。

 

楽天モバイルを実測レビュー

筆者が契約している「楽天モバイル」SIMを使って速度計測した。

測定日2021年6月3日(木)
測定時間朝7時、昼12時、夜19時
測定回線楽天回線(自社回線)
測定端末iPhone 12 mini

 

【朝7時台】の実測レビュー

ダウンロード速度アップロード速度PING
1回目計測70.4Mbps28.2Mbps38
2回目計測84.2Mbps28.8Mbps38
3回目計測75.0Mbps27.0Mbps39

朝の時間帯は非常に快適。楽天回線さえきちんとつかめれば50Mbps超の通信速度が当たり前に出る。

これだけの通信速度があればニュースやSNSはもちろん、YouTube動画を見たり、dマガジンのダウンロードもらくらく行える。

 

【昼12時台】の実測レビュー

ダウンロード速度アップロード速度PING
1回目計測84.5Mbps31.3Mbps30
2回目計測80.6Mbps12.2Mbps38
3回目計測65.3Mbps31.8Mbps31

昼12時台も格安SIM(MVNO)に比べて安定。

通信速度はもちろんだが、PING値(サービスからの応答速度)が30ms台と高速。さすがに固定回線とまではいかないが、格安SIM(MVNO)のような100msオーバーみたいな酷い状況にはならない。

NetflixやAmazonビデオなど重めの動画コンテンツが違和感なく視聴できるほか、テザリング運用するにも不便ない。

 

【夜19時台】の実測レビュー

ダウンロード速度アップロード速度PING
1回目計測20.4Mbps17.7Mbps40
2回目計測30.9Mbps16.4Mbps40
3回目計測22.4Mbps21.5Mbps41

楽天モバイルは夜間が遅い印象。

遅いとは言ってもダウンロード速度で20Mbpsは確保しているので実用面は問題ないのだが、朝や昼の時間帯に比べると地味めな数値。

 

1日を通した所感

2021年6月現在、以前よりも楽天モバイルの通信環境は向上しており、楽天回線さえ使えれば実用十分な速度で通信できる。

”楽天回線さえ使えれば”というところがミソ

パートナー回線のau回線下だとよくて30Mbps前後しか通信速度が出ない。

他方、楽天回線下できちんと通信できる状況であれば、昼間の時間帯でもゆうに50Mbpsを超える速度で使いまわせる。

そのため、楽天回線さえ使えれば楽天モバイルは十分に実用的。これが現時点の楽天モバイルの最も妥当な評価と言える。

楽天モバイルは契約後3ヶ月は無料で使えるので、その間に、まずは自宅や職場環境で楽天回線が使えるかを重点的にチェックしておきたい。

楽天モバイルを公式サイトで確認する

 

一部地域では5G通信も可能

ごくごく一部の地域に限られるが、すでに楽天モバイルでも5G通信が利用できる。

基本プランに5G利用料金が含まれており、5G対応スマホを使えば5Gならではの”超”高速通信が可能だ。

実測ベースで100Mbps前後は出るのでテザリングで使うにも最適。(将来的に)自宅などで楽天モバイルの5Gが使える時代になれば固定回線代わりの運用も現実的と思わす速度で通信できる。

楽天モバイルを公式サイトで確認する

 

 

この記事のまとめ

楽天モバイルの通信速度をレビューしてきた。

格安SIM(MVNO)と違って昼間の時間帯でも安定した速度で通信できる。昼飯食べながらNetflixを観たい人にもおすすめできるクオリティだ。

ただ、”楽天回線さえ使えれば”という条件付き。

どうしてもパートナー回線のau回線下だと通信速度がパッとしない。より安定した通信速度、通信環境を求めるのであれば、やはり楽天回線が使えることが必須だろう。

楽天モバイルは契約後3ヶ月は無料で使える。最低利用期間や違約金もないので、とりあえずで契約してみて、自宅や職場環境で楽天回線が使えるかをチェックするには丁度いい。

通話料を含めてより節約したい大手キャリアユーザーや格安SIMユーザーであれば、ぜひ試してみてほしい。

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