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パナソニック「Technics」のレビュー・口コミ・評価など

パナソニック「RZ-S30W」レビュー|ケース併用で最大30時間使えるロングバッテリーモデル

2021年7月13日

パナソニック初の完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S30W」をレビュー。

パナソニックは2020年4月に完全ワイヤレスイヤホン市場に参入。その初代モデルとなる3製品のうち、「RZ-S30W」はノイズキャンセリング(ANC)に対応しない末っ子モデルに位置づけられる。市場価格は9,000円。

上位版モデルと変わらぬ安定したワイヤレス接続を実現しているほか、ケース併用で最大30時間使えるロングバッテリーを搭載。ノイズキャンセリングに対応しないこともあり、とかく燃費がよい。

音楽を聞くためのワイヤレスイヤホンを探している人、パナソニック製品こその購入価値を見いだしている人ならこれで十分だろう。ぜひレビューをチェックしてみてほしい。

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【レビュー対象製品】パナソニック「RZ-S30W」

発売時期2020年4月
市場価格9,000円前後

カラーリングはホワイト、ブラック、グリーンの3色展開。レビューはホワイトで行う。

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パナソニック「RZ-S30W」製品概要

製品概要

パナソニック初の完全ワイヤレスイヤホン(エントリーモデル)

中音域〜高音域を主とした明瞭サウンド、専用アプリからのイコライザー調整(音質調整)も可能

ケース併用で最大30時間使えるロングバッテリー搭載

生活防水(IPX4)対応、雨や汗なら耐えられる

複数デバイス間のペアリング切り替えが簡単、都度現在のペアリングを解除する必要なし

留意点ないしデメリット

ノイズキャンセリング(ANC)非対応

外音取り込み機能に対応しているが、ほとんど使い物にならない

通話マイク性能は普通、ノイズカット機能なし

 

スペックシート




Bluetooth最新規格「Bluetooth 5.0」対応
従来4.x時代の製品よりもワイヤレス接続が安定。屋外でも問題なく使える。

音質は中音域〜高音域メインの明瞭サウンド
専用アプリ(iOS、Android)を使えば低音メインにも変更可能。

最大30時間使えるロングバッテリー搭載
イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大30時間のバッテリー持ち。業界相場(ケース併用20時間前後)よりも優秀。

防水性能はIPX4とまずまず
生活防水レベル。雨や汗なら問題なし。潜水、浸水、水洗いは故障リスクあり。
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大30時間
充電方法USB Type-C(有線)
防水性能○(IPX4)
通話マイク
ノイズキャンセリング(ANC)×
外音取り込み機能×

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上位版モデルにノイズキャンセリング対応の「RZ-S50W」あり

当記事でレビューするパナソニック「RZ-S30W」ほか、上位版モデルとして「RZ-S50W」「EAH-AZ70W」の2モデルが同時発表された。

RZ-S50W」はRZ-S30Wの直系の上位版モデル。ノイズキャンセリングに対応している。当初の販売価格は2.2万円前後だったが、直近では1.5万円前後まで下がってきた。

EAH-AZ70W」はパナソニック往年のオーディオブランド、”Technics”名義で発表された最上位モデル(高級モデル)。ノイズキャンセリング&10mmドライバーを搭載している。市場価格は3.3万円ほど。

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付属品

取扱説明書、イヤーピース4種(XS、S、M、L)、充電ケーブル(USB Type-C to A)が同梱される。初期のイヤーピースはMサイズが装着される。

 

イヤホンは小さめ、耳が小さい人でも装着しやすい

イヤホンサイズは小さめ。きのこの山を思わすサイズ感。イヤーピースのサイズさえ調整すれば耳の穴の中にきれいに収まる。

上位モデルの「RZ-S50W」は異様にイヤホンサイズが大きく、フィット感の悪さが目立った。これに比べれば「RZ-S30W」のイヤホンサイズは本当にコンパクトで好印象。

 

充電ケースは特色ない普通のケース

今回レビューするのはホワイトカラー。

厳密に言うと「ホワイト9:グレー1」で混ぜたようなホワイトカラー。体温計の収納ケースとかこういう色味だった気がする。

ケースサイズは長い方が7cm、短い方が4cm、厚みが3cmといったところ。男性ズボンのポケットにらくらく入るし、もっこりしないサイズ感なので文句ない。

”Panasonic”の刻印あり

ケース素材は普通のプラスチック。

特にザラザラ加工を施していたりするわけではなく、ただただ成形されたプラスチックのケースだ。価格にしては少し安っぽく感じるかもしれない。

充電はUSB Type-Cケーブルで

ケースはUSB Type-Cケーブルで充電できる。ワイヤレス充電(Qi充電)には対応しない

 

ペアリングまわりのこと

パナソニック「RZ-S30W」の主なペアリング仕様




マルチペアリング対応(最大10台)
新規ペアリングモードの起動方法装着した状態の左右イヤホンのタッチセンサーを同時に7秒押し
マルチポイント×
複数デバイス間のワンタッチでのペアリング切り替え対応

マルチペアリングとは?

マルチペアリングとは、複数のBluetoothデバイスのペアリング情報が記録できる機能のこと。パナソニック「RZ-S30W」は最大10台のBluetoothデバイスのペアリング情報が記録できる。11台目以降は古いペアリング情報から上書きされる。

新規ペアリングモードの起動方法について

初回設定時はケース蓋を開くだけで自動で新規ペアリングモードが起動する。2回目(2台目)以降のペアリングを行う場合は新規ペアリングモードを手動で起動する必要がある。

マルチポイントとは?

マルチポイントとは、複数のBluetoothデバイスを同時接続できる機能のこと。パナソニック「RZ-S30W」はマルチポイント非対応。

複数デバイス間のワンタッチでのペアリング切り替えとは?

一般的なワイヤレスイヤホンだと複数デバイス間でペアリングを切り替える場合、先に現在のペアリングを解除する必要がある。対してパナソニック「RZ-S30W」は、現在のペアリングを解除する必要なく、Bluetooth設定画面からイヤホン名をタッチするだけでペアリングが切り替えられる。


アンダー1万円モデルながら複数デバイス間のワンタッチでのペアリング切り替え対応

スマホやPCなど複数デバイス間でペアリングを切り替える場合、Bluetooth設定画面からイヤホン名を選択するだけでワンタッチでペアリングが切り替えられる。

他社ワイヤレスイヤホンのように都度、現在のペアリングを解除する必要はない。

高級モデルだとわりと一般的な切り替え仕様だが、アンダー1万円の製品で同仕様に対応するのはレア。普段からスマホやPCなど複数デバイス間でイヤホン(ワイヤレスイヤホン)を使いまわしている人だと重宝すること違いない。

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パナソニック「RZ-S30W」を実際に使ってみた感想とレビュー

オーディオは中音域〜高音域メイン、少しばかりシャンシャン音あり

土台の音は中音〜高音。ドライバーサイズが6mmとあり低音が弱めだが、無理やり低音増強しているわけではない。ただただ中音〜高音が響き、その中にシャンシャン、シャカシャカ音が残っている。

音がこもった感じがなく、細かい音まで聞き取れるので聞き心地は良い。Jpopソングや女性ボーカル曲を聞くのに最適だ。

オーディオに肥えた人だとシャンシャン、シャカシャカ音が気になるかもしれないが、専用アプリで低音増強モードに変更すれば丁度いい塩梅(あんばい)に抑えられる。なんなら一からオーディオ・カスタムすることも可能なので、そこまで致命的な問題点ではないと思う。

 

ワイヤレス接続は屋外でも安定してる

アンダー1万円のワイヤレスイヤホンだが、もとよりBluetooth最新規格「Bluetooth 5.0」対応とあり、ワイヤレス接続は酷くない。

Bluetooth製品なので周囲のBluetooth製品と干渉して一時的にブチンと鳴ったりすることはあると思うが、ワイヤレスイヤホンそれ自体のスペックとして極端にワイヤレス接続が弱い製品ではない。2020年に発売開始された後発組のワイヤレスイヤホンとあってか非常に勝手は安定している。

 

タッチセンサー仕様だが、反応処理はしっかりしてる

タッチセンサー

タッチセンサーを搭載。タッチボタンに比べて処理が不安定と思われがちだが、きちんと2度押しがきちんと2度押しとしてカウントされるし、妙に反応感度がよすぎたりすることもない。ごくごく普通に使えるタッチセンサーだ

タッチ操作コマンドは以下のとおり

左イヤホン右イヤホン
1回タッチ再生/停止
2回タッチ音量を下げる曲送り
3回タッチ音量を上げる曲戻し
2秒長押し音声アシスタント起動外音取り込み機能ON/OFF

通話対応の場合、1回タッチで着信受け、通話中に2秒長押しで着信終了となる。着信拒否は2秒長押し。

オーディオ操作、通話対応ともに専用アプリを使えばすべてのコマンド配置が変更できる。

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パナソニック「RZ-S30W」の気になったところ(あるいはデメリット)

外音取り込み機能は、ほぼほぼ使い物にならない

外音取り込み機能を搭載。イヤホンを付けたまま周囲の音、人の声などが聞き取れる。イヤホンのタッチパッドを2秒長押しで機能ON/OFFできる。

ただ、いざ使ってみると完成度は低い。ホワイトノイズ(ザーッという音)だらけだし、周囲の音が聞き取れてる印象もない。というか、ホワイトノイズがうるさくて逆に周囲の音が聞こえにくくなる。

実用性はほぼ皆無だろう。周囲の音が聞きたいときは素直にイヤホンを外した方がいい。

 

ノイズキャンセリング(ANC)は非対応

ノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング)は非対応。

どうしてもノイズキャンセリングが使いたい場合、上位版モデルの「RZ-S50W」を検討あれ。

 

通話マイクは可もなく不可もなく「普通」

通話マイク

スマホなどでも使われるMEMSマイクを搭載していることもあり、通話音声はしっかりと聞き取っている印象だ。

ただ、マイク利用時のノイズカット機能が搭載されておらず、周囲の騒音が大きい場所だと騒音ごと集音している。

自宅や室内で使う程度ならまだしも、屋外を歩きながらハンズフリー通話したりするシチュエーションだと騒音が入ってしまい勝手が悪そう。

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【まとめ】日常的に使いまわせる無難inスタンダードなワイヤレスイヤホンとしておすすめできる

ここまでパナソニック「RZ-S30W」をレビューしてきた。

外音取り込み機能を除けば致命的な欠点はない。オーディオ性能、ワイヤレス接続の安定感、防水性能など文句ないし、ケース併用で30時間使えるロングスタミナ仕様なのも評価ポイントだ。

パナソニック製品として名前買いしてしまっても損はないし、はじめてのワイヤレスイヤホンとして最適な無難なモデルを探している人にもおすすめだ。

 

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