「IIJmio」実際どう?使い勝手を現役ユーザーが徹底解説レビュー(2021年)

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格安SIMサービス「IIJmio」。格安SIM業界の老舗にして大手であり、業界シェア率で見るとmineo、BIGLOBEモバイル、OCNと並ぶ業界4強のポジションにある。

そんなIIJmioだが、2021年4月より新料金プラン「ギガプラン」にリニュアル。音声通話プランが最安月額858円から使える破格プランに進化した。また、格安SIM事業者で初となるeSIMプランの本提供を開始するなど話題に尽きない。

かくいう筆者も長らくIIJmioを使っていて、IIJmioの使い勝手は重々に理解している。この記事では現役ユーザーこそのIIJmioのメリット、デメリット、注意点などつぶさにレビューしていきたい。

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IIJmioの実際のところ(料金プラン編)

料金プランは他社よりも安い(ほぼ業界最安)

IIJmioは2021年4月より新料金プラン「ギガプラン」にリニュアル。音声通話プランなら最安月額858円から、データ通信専用プランなら最安月額748円から利用できるようになった。

格安SIM大手4社(IIJmio、mineo、OCN、BIGLOBE)の中では安さ際立つ。ほぼほぼ業界最安の料金設定だ。

音声通話プラン(無料通話なし)の比較

※すべて税込、( )の数値は月間データ容量

IIjmio mineo OCNモバイルONE BIGLOBEモバイル
月額858円(2GB) 月額1,298円(1GB) 月額770円(1GB) 月額1,078円(1GB)
月額1,078円(4GB) 月額1,518円(5GB) 月額990円(3GB) 月額1,320円(3GB)
月額1,518円(8GB) 月額1,958円(10GB) 月額1,320円(6GB) 月額1,870円(6GB)
月額1,848円(15GB) 月額2,178円(20GB) 月額1,760円(10GB) 月額3,740円(12GB)
月額2,068円(20GB)     月額5,720円(20GB)

データ通信専用プラン(SMS付き)の比較

※すべて税込、( )の数値は月間データ容量

IIjmio mineo OCNモバイルONE BIGLOBEモバイル
月額825円(2GB) 月額880円(1GB) 月額990円(3GB) 月額1,122円(3GB)
月額1,045円(4GB) 月額1,265円(5GB) 月額1,320円(6GB) 月額1,720円(6GB)
月額1,485円(8GB) 月額1,705円(10GB) 月額1,760円(10GB) 月額3,102円(12GB)
月額1,815円(15GB) 月額1,925円(20GB)   月額5,082円(20GB)
月額2,035円(20GB)      

なお、IIJmioは全プランとも余ったデータ容量の翌月繰越に対応している。

 

eSIMプランはさらにお得

出典:IIJmio

2021年4月よりIIJmioは格安SIM事業者では初となるeSIMサービスの本提供を開始した。

最安月額440円から利用できる。物理的なSIMカードを必要としない分、通常のSIMカードプランよりも400円ほど安い名実ともに業界最安の料金設定を実現した。

音声通話やSMSは利用できないが、iPadなどeSIMに対応しているタブレットのデータ通信回線として、DSDSスマホのサブ回線として運用するには安くて丁度いい。

eSIM版と通常版のデータ通信専用プランの料金比較

※すべて税込

  eSIMプラン(SMSなし) 通常SIMカードプラン(SMSあり)
月2GBプラン 440円 825円
月4GBプラン 660円 1,045円
月8GBプラン 1,100円 1,485円
月15GBプラン 1,430円 1,815円
月20GBプラン 1,650円 2,035円
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IIJmioの実際のところ(通信品質編)

昼間は遅い、空いてる時間は速い

IIJmioは現在「フルMVNO」と呼ばれる格安SIM事業者の中では比較的優遇されたポジションにあるが、あくまで通信品質は格安SIMのままだ。

他の格安SIM同様に大手キャリアの通信基地をレンタル利用しているだけなので昼間など回線接続数が増えて混み合う時間帯だと通信速度は遅くなる

ここ最近でも昼間の時間帯は速度が数Mbps程度だ。PING値が100ms超なので体感的な遅さもある。この速度だとニュースアプリやSNSを見るのが限度といったところだ。

昼12時台はこんな感じ

そこまで混んでない時間帯なら30Mbps〜の通信速度で利用できる。最新の通信速度は以下記事で実測レビューしているので参考にしてほしい。

 

UQmobile、Y!mobileと比較すると通信品質は劣る

常々格安SIMと比較されるUQmobile、Y!mobileだが、同2つは格安SIM(MVNO)ではなく、あくまでキャリア・サービス(MNO)だ。IIJmioと比較すれば通信品質が優れているのは否定しようがない。

特に差が出るのは昼間の時間帯だ。IIJmioだとダウンロード速度が数Mbps、PING値が100ms超まで落ち込むが、UQmobileはダウンロード速度が100Mbps前後、PING値も20ms台と爆速。Y!mobileもダウンロード速度が10Mbps台、PING値が20ms台と悪くない。

ここ最近のUQmobileはマジで速い

空いてる時間帯であれば、IIJmioでもそこそこ実用的な速度が出るので文句ないが、どうしても昼間の時間帯の延滞、格安SIMならではの昼間の遅さを避けたい人だとUQmobile、Y!mobileを検討した方がいいだろう。

なお、料金プランを比較すると以下のようになる。料金だけで見れば当然ながらIIJmioが安い。

IIJmio(音声通話プラン) UQmobile Y!mobile
月額858円(2GB) 月額1,628円(3GB) 月額2,178円(3GB)
月額1,078円(4GB) 月額2,728円(15GB) 月額3,278円(15GB)
月額1,518円(8GB) 月額3,828円(25GB) 月額4,158円(25GB)
月額1,848円(15GB)    
月額2,068円(20GB)    

 

低速通信での使い勝手は格安SIM随一

IIJmioは専用アプリ(みおぽん)を使って任意のタイミングで低速通信と高速通信を切り替えられる。低速通信にしておけば高速通信分のデータ容量を消費せず、ギガが節約できる。

低速通信時の上限速度は300kbps。「バースト機能」にも対応しているのでデータ読み込み時に瞬間的に1Mbpsを超えた速度で通信できる。おかげで低速通信時でもニュースアプリやSNSなど軽い読み込み程度なら意外や意外にサクサク読み進められる。

スピードテストで測定すると初速のみ300kbps超

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そのほかIIJmioを使うにあたっての細かな注意点(&デメリット)

低速通信時は「3日で366MB」制限あり

IIJmioで昔からある3日あたりの通信制限だが、今なお「3日で366MB」の制限が残る。あくまで低速通信分のみカウントされ、高速通信分はノーカンだ。

 

SIMカードが追加できない

2021年4月より新プラン「ギガプラン」にアップデートされたが、これに伴いSIMカードの追加オプションが廃止された。現在は1回線につき1枚のSIMカードしか使えない

別途SIMカードを追加したい場合、複数回線を契約して、容量シェアオプション(月額無料)を適用させる必要がある。

※容量シェアオプションは2021年6月ころより提供予定

なお、最大10枚までSIMカードが追加できたファミリーシェアプランだが、2021年夏で提供終了となる。今後は新プラン「ギガプラン」で一本化して提供される。

 

eSIMプランだと5G通信が使えない

格安SIM事業者で唯一となるeSIMプランを提供するIIJmioだが、eSIMプランのみ5Gオプション(月額無料)に加入できない制限がある。どうしても5G通信が使いたい人だと通常のSIMカードプランを契約せざるを得ないので注意が必要だ。

なお、IIJmioの5Gオプションは2021年6月ころより提供予定。mineoなど5Gオプションを提供している他社格安SIMの状況を見るに、5Gだからといって通信速度が爆速になるわけではないと思われる。

 

【まとめ】結局のところ、どういう人にIIJmioがおすすめ?

昔ながらの月額1,000円前後の格安SIMとして使いたい人

まずはこれ。昔ながら月額1,000円前後の格安SIMを探している人であれば、まず真っ先にIIJmioを検討すべきだ。

格安SIMとしては業界最安級の料金プラン、そして格安SIMとしては高品質な通信回線を持ち合わせる。音声通話プランにしろ、データ通信専用プランにしろ、格安SIMとして使うのであれば選ばない理由がない。

 

DSDSスマホのサブ回線(データ通信回線)として安く活用したい人

筆者の現在の運用方法はこれ。2枚のSIMカードが使えるDSDSスマホのデータ通信回線としてIIJmioをセット。音声通話回線は楽天モバイルにして運用している。

楽天モバイルはデータ通信量が月1GB以内であれば月額0円で運用できる。データ通信の一切をIIJmioに委ね、楽天モバイルは音声通話だけの回線として運用することで一切の費用がかからない(※楽天モバイルは専用アプリを使えば通話料も無料)。

iPhoneやGoogle PixelであればすでにDSDSスマホだし、うち1枚はeSIMがセットできるので、IIJmioのeSIMプランを活用すればさらに節約になる。少し上級者向けのテクニックだが、節約重視の人は試してみてほしい。

 

まとめ

ここまでIIJmioを現役ユーザーの目線からレビューしてきた。

よくも悪くも変わらずの格安SIMだ。昼間の時間帯の通信延滞を除けば文句らしい文句はない。2021年4月より料金も値下げされたのでコスパの観点からも評価できる。格安SIMとしての運用を考えている人など試してみてほしい。

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