USB PD充電で使えるAnkerの充電ケーブル「Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル」を購入したのでレビューしたい。
▼ Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
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Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル レビュー
Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル は、ケーブル両端がUSB Type-C端子で統一された、USB PD充電で使える充電ケーブルだ。最大3A通電できるので、USB PD充電時には最大60Wまでの出力がサポートされる。
60Wと言うとスマホ、タブレット、ノートPCが充電できる出力値であり、大方事足りるスペックだ。実際に最大60W充電となるMacBook Pro 13(2016)を充電してみたが、Apple純正ケーブルと変わらぬ出力で充電できた。

約46W(写真クリックで拡大)
MacBook Pro 15など61W以上で充電するデバイスだと最大60Wに制限されてしまうため相性が悪い。ただ、60W以内の充電であれば Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル で問題なく充電できるので安心してほしい。
仮にMacBook Pro 15などを使っていて、充電に60W以上の出力が求められるのであれば、上位版の5A通電に対応したUSB PDケーブルを購入すべきだ。筆者は以下のエレコム充電ケーブルをおすすめしている。
データ転送ケーブルとしても利用できる
ここまで Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル をUSB PD充電ケーブルとして紹介してきたが、もちろんデータ転送ケーブルとしても利用できる。規格はUSB 2.0、理論値最大480Mbps。外部ディスプレイへの映像出力などは到底無理なスペックだが、スマホ、PC間の写真転送、音楽転送程度であれば問題なく可能だ。
ケーブル素材や耐久性について
ケーブル素材はAnkerならではの2重巻ナイロン。編み込みが鱗のように見える。断面が気持ち太く、色合いと相まってか自転車ロープのような印象を受けた。
針金のような硬くてぐにゃぐにゃした触り心地なので、良くも悪くもケーブル癖が付きやすい。ビニールタイプのケーブルだと巻き癖が付きがちだが、Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル だと折り曲がったような癖が付く。とはいえ、よくある安物ケーブルと比べて非常にしっかりした作りであり、断線などの恐れはなさそうだ。
コネクタの硬い部分は3cmほど。充電器に突き刺した状態でも邪魔にならない長さだろう。
ケーブル収納ケースについて
ケーブル収納ケースが付属している。見た目シンプルなフェルトケースなのでモノとしての満足度は高い。特に粗のようなものはなく、とりあえずお洒落だ。
この記事のまとめ
Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル をレビューした。
MacBook Pro 15など一部の高出力ノートPCとは合わないが、スマホやタブレットはじめ、MacBook Air、MacBook Pro 13など大方のデバイスのUSB PD充電で問題なく使えるので、これ1本で十分という人の方が多いと思う。価格も1,200円ほどと手頃なので、外出用途のサブ充電ケーブルを探している人には丁度よいのではないだろうか。
▼ Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
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