「楽天モバイル」実際どう?現役ユーザーが口コミや評判を検証する(2021年)

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国内第4の通信キャリアとして2020年に本サービスを開始した「楽天モバイル」。まだまだ新参キャリアとあり、ネット上を見渡すと嘘か本当かわからぬ口コミが出回っている。

そこでこの記事では現役の楽天モバイルユーザーである筆者が、巷でよく言及される口コミが嘘か本当かの検証を行った。料金プランのこと、通信品質のこと、その他もろもろチェックしている。

なまじ口コミを見てしまい、楽天モバイルの購入にあと一歩踏み込めない人がいたら、ぜひこの記事を参考にしてみてほしい。

楽天モバイルの口コミ検証(料金プラン編)

口コミ「月額0円で使える」

【検証結果】条件さえ揃えば正しい

楽天モバイルはデータ通信量が月1GB未満であれば月額0円で利用できる。

楽天モバイルの料金プラン概略

月々のデータ利用量 月額料金(税込)
1GB以内 0円
3GB以内 1,078円
20GB以内 2,178円
20GB〜(上限なし) 3,278円

また、2021年5月時点で契約後3ヶ月間はプラン料金を無料にするキャンペーンを展開している。楽天モバイルを初めて申し込む人であれば無条件で3ヶ月は月額0円で使える。

なお、上記2つとは別に2021年4月までは300万回線限定のプラン料金1年無料キャンペーンを展開していた。現在は終了しているが、同キャンペーンを適用したことによる月額0円を口コミとして言及している人も多そうだ。

 

口コミ「通話料は無料」

【検証結果】正しい、専用通話アプリを使えば国内通話は完全無料

楽天モバイルは契約者専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うことで国内通話料が完全無料となる。固定電話にも発信でき、なおかつ無料が適用される。

着信通話に関してはもとより楽天モバイルは無料だ。

Rakuten Linkアプリ(iOS、Android双方に配信済み)

海外通話に関しては日本国内から海外に向けて発信する場合のみ現地の通話料がかかる。なお、「国際通話かけ放題オプション」(月額1,078円)に加入すれば海外通話も完全無料になる。

 

口コミ「Rakuten Linkの通話品質は悪い」

【検証結果】半分正しい、通信環境に左右される

楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」はIP電話ではなく、SMSを拡張したRCS仕様の通話アプリとなる。

ただ、通話それ自体には4GやWiFiといったデータ通信を利用しているので、IP電話のように通信品質が音声品質を左右する。

もっぱら自宅でWiFi環境下で使っているときには不満なく通話できるが、出先で通信環境が悪い場所だと通話音声が聞き取りにくかったり、ノイズが入りがちだ。

 

口コミ「データ通信が無制限で使える」

【検証結果】半分正しい、楽天回線エリアなら理論上月300GBまで使える

楽天モバイルは、楽天回線エリアであれば月無制限で通信できる。

ただ、1日あたりの通信上限が10GBと規定されており、10GB以降は最大3Mbpsを上限とした制限通信になる。そのため、高速通信に限れば実質月300GBまでしか通信できない(月30日で計算)。

なお、楽天モバイルは当面の間、KDDIとの協業サービスとして提供される。楽天回線が繋がらない地域、繋がりにくい地域ではau回線で通信代替できる。ただ、同au回線は月5GBしか通信できず、データ無制限の対象外となる(※厳密には月5GB以降も最大1Mbpsで通信できる)。

 

口コミ「無料でテザリングが利用できる」

【検証結果】正しい、申し込みも不要

楽天モバイルは標準サービスとしてテザリングを提供。追加料金なし、別途の申し込みなしでテザリングできる。

 

口コミ「手数料が無料、いつでも解約できる」

【検証結果】正しい、最低利用期間と違約金の設定なし

楽天モバイルは最低利用期間が設定されておらず、いつでも解約(MNP)できる。

そのほかの各種手数料も設定されておらず、大手3キャリアのようにあれやこれやと手数料が取られることはない。

初期手数料(新規手数料) 0円
最低利用期間 なし
契約解除料金(違約金) 0円
MNP転出料 0円

 

楽天モバイルの口コミ検証(通信品質・速度編)

口コミ「50Mbpsを超える速度で通信できる」

【検証結果】正しいが、調子のいいときに限る

通信する場所、時間帯にもよるが、楽天モバイルの実測は平均して20Mbps〜30Mbpsといったところだ(2021年5月時点)。

ここ最近だと調子がいいときでも40Mbps前後。50Mbps超は”本当に”調子がいいとき、調子のいい時間帯を選べば可能かと思う。

たとえば、以下は平日の朝10時台に測定した数値だが、ダウンロード速度が72Mbps、アップロード速度も39Mbpsとかなり優秀だった。

朝10時台に楽天回線下で計測(2021年6月時点)

そのため、50Mbps以上が出ないというと嘘になる。「実測で20〜30Mbps、調子のいいときなら50Mbps以上も出る」くらいに認識が妥当なところだろう。

楽天モバイルの最新の通信速度は以下記事で継続ウォッチしているので、こちらも参考にしてほしい。

 

口コミ「格安SIM(MVNO)よりも遅い」

【検証結果】半分正しい、時間帯によっては格安SIMの方が速い

楽天モバイルはよくも悪くも実測20〜30Mbpsなので時間帯によっては格安SIMの方が速いシチュエーションがあるのは事実だ。

それこそ朝方などの空いてる時間帯なら格安SIMの方が速い。筆者は楽天モバイルとIIJmioをDSDS運用しているが、朝の時間帯、夜の時間帯だとIIJmioと楽天モバイルの速度はほぼほぼ変わらないのを確認している。

IIJmio、調子のいい時間帯なら40Mbps前後まで上がる

楽天モバイルは格安SIMだと通信速度が遅くなる昼間の時間帯も含めて20〜30Mbpsで通信できる。この点が格安SIMに比べた優位点となる。

 

口コミ「圏外が多い」

【検証結果】シチュエーションによっては正しい

以下3つのシチュエーションに該当する人だと圏外に遭遇しやすいかもしれない。

【シチュエーション1】パートナー回線の提供が終了した地域に住んでいる

2021年5月時点において東京23区や大阪市ではパートナー回線ことau回線の提供が終了(部分終了)しており、基本的に楽天回線オンリーの通信地域となる。

ただ、思いのほか楽天回線でカバーできない穴があって、パートナー回線が使えずにそのまま圏外になってしまったり、電波が1本、2本しか立たないことがある。これによって圏外が多発しているのは否めない。

パートナー回線(au回線)が使える地域かは以下KDDIサイトで確認できる。

【シチュエーション2】au回線をつかめないスマホを使っている

楽天モバイルは、楽天回線が使えない地域、楽天回線の通信が不安定な地域ではau回線で通信代替している。

とはいえ、楽天モバイル向けのau回線はバンド18(26)しか提供されない。ドコモ、ソフトバンクなどau以外のキャリアスマホだと一部スマホを除けばバンド18(26)に対応しておらず、パートナー回線がつかめない。

【シチュエーション3】au回線が不通の地域で使っている

極論だが、楽天回線にもau回線にも引っかからない地域に住んでいる人だとどうしようもない。auとはいえドコモに比べれば通信エリアは限られている。

 

口コミ「エリアマップ内なのに楽天回線が使えない」

【検証結果】わりと正しい、都市部でも盛ってる感あり

楽天モバイル公式のエリアマップを見ると劇的に楽天回線エリアが広がっているように見える。ただ、すでにカバー率100%であるはずの都内23区でも圏外の穴に落ちることがある。多少なりにエリアマップを盛っている感は否めない。地方だともっと穴があるかもしれない。

なお、楽天モバイルのエリアマップはパートナー回線エリア(au回線エリア)も含めて表示しており、パートナー回線エリアを楽天回線エリアと誤認している可能性もある。

 

口コミ「楽天回線エリアなのにパートナー回線をつかんでしまう」

【検証結果】わりと正しい、エリアマップ盛ってる

先の口コミ「エリアマップ内なのに楽天回線が使えない」と同様のケースと考えられる。

まだパートナー回線を提供している地域なら御の字だが、すでにパートナー回線の提供が終了した地域だと「パートナー回線に繋がる状況=圏外」なのでハードモードだ。

 

口コミ「田舎だと使えない」

【検証結果】間違い、au回線が使える地域&スマホなら大方問題なし

楽天モバイルは、楽天回線が繋がらない地域、楽天回線の通信が不安定な地域の場合、パートナー回線ことau回線を使って通信代替している。

楽天回線が普及していない田舎ないし地方だと、もっぱらau回線での通信が基本となる。そのため、au回線(バンド18か26)がつかめるスマホを使い、なおかつau回線が受信できる地域に住んでいる人ならau回線で楽天モバイルが利用できる。

 

口コミ「UQmobileの方が速い」

【検証結果】正しい、UQmobileは速すぎて勝負にならない

楽天モバイルとUQmobileはどちらもau回線を使っていることもあり、なにかと比較されがちだ。ーーーとはいえ、単純比較したところでUQmobileが圧勝なのは否定しようがない。

UQmobileは2020年10月より格安SIM(MVNO)からKDDIが直々に手がけるサービスブランド(MNO)に格上げされた。2021年5月時点で常時100Mbps前後の爆速仕様を実現している。とても楽天モバイルでは勝ち目はない。

UQmobileは昼12時台でも100Mbps(2021年5月時点)

なお、料金プランで比較すると以下のような感じ。ライトユーザーであれば楽天モバイルの方が安く感じるかもしれない。

楽天モバイルとUQmobileの料金プラン比較

  楽天モバイル UQmobile
月額料金 0円(月1GB)  
1,078円(月3GB) 1,628円(月3GB)
2,178円(月20GB) 2,728円(月15GB)
3,278円(月無制限) 3,828円(月25GB)
通話料金(国内) 無料 30秒/22円 or オプション

※すべて税込、( )の数値はデータ容量、楽天モバイルは従量制プラン

 

口コミ「5Gエリアがほとんどない」

【検証結果】正しい、雀の涙(2021年5月時点)

楽天モバイルはすでに5Gサービスの提供を開始しており、追加料金なしで5G通信できる。

ただ、楽天モバイルの5Gエリアは極めて限られる。都市部であってもポツポツ展開だ。大手3キャリアに比べると5G時代の到来はまだまだ先だろう。

楽天モバイルの5Gエリアは都市部でもまばら。出典:通信・エリア|楽天モバイル

 

楽天モバイルの口コミ検証(そのほか使い勝手など)

口コミ「iPhoneだと使えない、動作が不安定」

【検証結果】古い情報、2021年4月時点より公式対応済み

楽天モバイルは2021年4月よりiPhone 12シリーズの取り扱いを開始。これに伴いiPhone 6s以降のiPhoneであれば公式に動作保証が明言された。現在は通話やデータ通信はもちろん、緊急地震速報も含めて利用できる。

ただ、楽天回線とパートナー回線(au回線)の自動切り替え機能に関してはiPhone 12シリーズでしか利用できない。他のiPhoneだと自動切り替えできないので、機内モードのON/OFFなどで手動で回線を切り替える必要がある。

もっぱら楽天回線とパートナー回線が混在する地域に住んでいる人だと楽天回線がパートナー回線に切り替わらず圏外になってしまったり、逆にパートナー回線が楽天回線に戻らず月5GBしか使えないパートナー回線を消費してしまう可能性がある。

 

口コミ「オンラインサポートの対応が悪い(遅い)」

【検証結果】大方正しい、対応が遅いのは事実

楽天モバイルのオンラインサポートの勝手の悪さは否定できない。近くに楽天モバイルのキャリアショップがある人なら素直に店舗に行った方が早いと思う。

楽天モバイルのサポートは基本的にはチャット対応だ。公式アプリからLINEのようにしてトークメッセージを送れる。

要件だけ伝えて、あとはサポートセンターから返信が来るまで放置できるのは評価に値する。ただ、返信速度が異様に遅い。調子のいいときでも数時間かかるのがザラだ(筆者経験談)。

電話サポートに関しても繋がるまでに(よくて)数十分かかるので覚悟しておいた方がいいだろう。

 

口コミ「Rakuten Handが使いやすい」

【検証結果】正しい、0円スマホとは思えぬ安定感ある

Rakuten Handは2020年12月に発売開始した楽天モバイルのオリジナルスマホ。ポイント還元含めた0円スマホとして販売される。各種メディアサイトでレビューされ、上々の評価を獲得。2021年5月なお売り切れが続く人気っぷりを見せている。

0円スマホながら3万〜4万円くらいのスマホのような安定感があって、ソシャゲもカメラもおサイフケータイも使えてしまう。また、楽天モバイル回線に特化したスマホなので、楽天モバイルで使えるスマホを持ってない人にもおすすめだ。

Rakuten Handを公式ページで確認する
[楽天モバイルを開きます]

 

口コミ「楽天ポイントがたまりやすい」

【検証結果】人による、端末購入した人だと実感しやすいかも

楽天モバイルは月々の支払い料金の1%が楽天ポイントとして還元される。月1,000円なら10ポイント(10円分)が戻ってくる。

ただ、楽天モバイルは安さが取り柄なので、そこまで楽天ポイントがザクザクたまるイメージはない。

これとは別に楽天モバイルで端末購入した場合に最大2万円分の楽天ポイントが還元される。端末代金からポイント分を差し引くわけではなく、端末代金分を一度支払ったうえで、別途ポイントとして最大2万円分が還元されるので、結果としてポイントがものすごくたまっているように見えるかもしれない。

 

この記事のまとめ

巷の楽天モバイルの口コミについてひととおり検証してきた。

料金の安さは大方の共通意見として、やはり賛否分かれるのは通信品質だろうか。筆者個人の見解で言うと、パートナー回線のau回線さえ使えればとりあえずの実用性はあると思っている。

ただ、都市部など中途半端にパートナー回線の提供が終了している地域があり、圏外ないし電波が1本、2本しか立たない状況は確かに存在する。

そのため、2021年5月時点において、まだまだ楽天モバイルを使うには創意工夫が求められることは否定できない。これまで格安SIMを使っていた人ならまだしも、大手3キャリアに一切の身を任せてきた人だと乗り換えるのは待った方がいいかもしれない。

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