【2021年4月リニュアル】楽天モバイルの新料金プランを徹底解説|大手キャリア3社との比較も

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ドコモ、au、ソフトバンクに続く国内4番目の通信キャリアとしてサービス開始された「楽天モバイル」。

2021年4月より新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」にリニュアルされ、月額0円から利用できるようになった。

この記事では楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」について解説。また、大手3社と比較して料金面、サービス面で優れているのか検証していく。

新料金プランを機に楽天モバイルへの乗り換えを検討している人は記事を参考にしてほしい。

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楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」概要

料金プラン

楽天モバイルが提供する料金プランは、「Rakuten UN-LIMIT」の一つのみ。同プランが2021年4月より「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」にリニュアルされる。

料金プランの詳細は以下のとおり。

料金プラン名 Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
月額料金(税抜) 0円〜2,980円


データ利用量が月1GBまで:0円
データ利用量が月3GBまで:980円
データ利用量が月20GBまで:1,980円
データ利用量が月20GB以上:2,980円
月間データ容量上限 楽天回線:無制限
au回線:月5GB(以降は上限速度1Mbpsに)
国内通話料 無料
最低利用期間 なし
解約金 なし
MNP転出料 なし
そのほか 5G利用料金込み、テザリング利用料金込み

従来プランから一転、段階定額プランに変更となり、月々のデータ利用量が1GB以下の場合は月額0円となる。

段階定額プランの上限は月額2,980円。以降は料金が上がらず月無制限のデータ通信が利用できる。

ただ、月無制限のデータ通信は楽天回線エリアに限られる

2021年4月時点で楽天モバイルはKDDIとの協業サービスとなり、楽天回線が不通の地域ではau回線で通信代替される。同au回線は月5GBまでしか使えない。

最初から月無制限ないし月5GB以上のデータ通信を使おうと考えている人であれば、楽天回線が使えることが絶対条件となる。楽天回線エリアは公式サイトからマップで確認できる。

 

国内通話料は無料

楽天モバイルは専用通話アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話料が完全無料となる。

同通話アプリはIP電話(050電話)ではなく、SMSを拡張したRCS電話となる。IP電話と違って固定電話に発信できるほか、固定電話への発信でも通話料無料が適用される。

非常に使い勝手がよく、楽天モバイルユーザーであれば使って損はない。

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楽天モバイルを大手3社の料金プランと比較する

ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社と比較。

3社とも2021年春より月無制限プランの提供を開始。月額2,000円台で使える格安プラン、格安ブランドを展開するなど変革期にある。

以下では次の3つの区分に分けて楽天モバイルと料金やサービス内容を比較していく。

  • 月無制限プラン
  • 中容量プラン(月20GB前後)
  • 小容量プラン(月3GB前後)

 

月無制限プランとして比較した場合

2021年春よりドコモ、au、ソフトバンクともに月無制限プランを提供開始。料金やサービス内容を楽天モバイルと比較すると次のようになる。

  楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」 ドコモ「5Gギガホプレミア au「使い放題MAX ソフトバンク「メリハリ無制限
月額基本料金 2,980円
6,650円 6,580円 6,580円
各種割引適用後 最安4,480円
データ容量 無制限(5G/4G) 無制限(5G/4G)
テザリング上限 なし なし 月30GB
通信制限 1日で10GB あり
 
無料通話 国内通話が無料 家族間通話のみ無料(ほか30秒/20円)
そのほか テザリング利用料金込み、5G利用料金込み

※すべて税抜表記

月無制限プランとして比較した場合、料金だけ見ると楽天モバイルが突出している

ただ、サービスの使い勝手の面でまだまだ劣る部分が多く、料金だけで単純比較できない。主に以下のような点が楽天モバイルの弱点となる。

  • 月無制限は楽天回線エリアのみ、au回線エリアだと月5GBまで
  • 楽天回線エリアは限定的
  • 屋内だと楽天回線エリアでも楽天回線をつかまないことも
  • 月無制限だが、1日あたりの通信上限は10GBまで

2021年時点で楽天モバイルはKDDIとの協業サービスで展開され、楽天回線が繋がらない地域ではau回線を使って通信代替される。同au回線は月5GBまでしか使えず、使い放題にはならない

そのため、あくまで楽天モバイルの月無制限が享受できるのは都市部住みの人など楽天回線を安定的に受信できる環境にある人だけだ。このハードルを乗り越えたうえで料金比較すれば、楽天モバイルは大手3社よりも魅力的かと思う。

月無制限プラン比較 → 楽天回線エリアで楽天回線をフル活用できる人なら大手3社よりも楽天モバイルの方が魅力的

 

中容量プラン(月20GB前後)として比較した場合

ドコモ、au、ソフトバンクともに月額2,480円から使える格安プラン、格安ブランドを発表。特にドコモ「ahamo」は事前エントリーだけで250万件に到達するなど圧倒的な注目度だ。

これらと楽天モバイルを比較すると以下のようになる。

  楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」 ドコモ「ahamo au「povo ソフトバンク「LINEMO
月額基本料金 1,980円
2,700円
2,480円
各種割引適用後
データ容量 20GB(5G/4G) 20GB(5G/4G)
テザリング上限 なし なし
通信制限 1日で10GB 不明 あり
 
無料通話 国内通話が無料 1回5分以内の国内通話が無料 なし(別途オプション)
そのほか テザリング利用料金込み、5G利用料金込み

※すべて税抜表記

楽天モバイルは、月々のデータ利用量が20GB以内であれば月額1,980円で利用できる。

通話料が無料になる「Rakuten Link」アプリなどそのまま使えるので、月無制限プランと並んで楽天モバイルのコスパが際立つ

他方、料金だけでは比較できる楽天モバイルのデメリットもある。主に以下のような内容だ。

  • au回線エリアでは月5GBまでしか通信できない
  • au回線エリアで月5GB使うと最大1Mbpsの制限通信に
  • 制限通信の状態でもデータ利用量としてカウントされる
  • データ利用量を定額ストップさせるオプションなど提供なし

楽天回線が使える地域に住んでいる人なら問題ないが、au回線が主となる地域に住んでいる人だと月5GBしか高速通信が使えない

月5GBを超えてしまうと最大1Mbpsの制限通信になるほか、月額1,980円に跳ね上がるので割高感すらある。

また、楽天モバイルはデータ利用量を定額ストップさせるオプションが提供されない。上手く調整して月20GB以内に抑える必要がある。仮に月20GBを超えてしまうと月額2,980円に跳ね上がり、さらに割高になる。

楽天モバイルの月々のデータ利用量は専用アプリ上で確認できる。

中容量プラン比較 → 楽天回線エリアに住んでいて、データ利用量を調整して月20GB以内に抑えられる人なら大手3社よりも安くてよい

 

小容量プラン(月3GB前後)として比較した場合

月3GB程度の小容量プランで比較。

auはUQmobile、ソフトバンクはY!mobileを自社の小容量プランに位置づけ。どちらもブランド間の乗り換えに際して契約解除料金やMNP転出料を免除している。

UQmobileとY!mobileを前提に楽天モバイルと比較した内容が以下のとおりだ。

  楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」 au「UQmobile」(くりこしプランS) ソフトバンク「Y!mobile」(シンプルS)
月額基本料金 980円
1,480円
1,980円
各種割引適用後 実質1,440円※1
データ容量 3GB(5G/4G) 3GB(5G/4G)※2
テザリング上限 なし なし
通信制限 1日で10GB なし
 
無料通話 国内通話が無料 なし(別途オプション)
そのほか テザリング利用料金込み、5G利用料金込み

※すべて税抜表記
※ドコモは該当プランがなかったため除外

※1「家族割引」適用後の実質1人料金
※2 UQmobileは2021年夏頃より5Gサービスを提供予定

いずれも同じような料金帯だが、楽天モバイルは専用通話アプリ「Rakuten Link」が使えるので国内通話料が無料となる。この点を踏まえると楽天モバイルが一歩抜きん出る。

楽天回線が使えない地域に住んでいる人でも月5GBまではau回線が使えるので、月3GB程度しか使わない人であれば楽天回線が使えなくても問題ない。また、au回線下でも専用通話アプリ「Rakuten Link」は利用できるので通話料が節約できる。

そのうえで、せめてもの楽天モバイルの注意点として以下3点が挙げられる。

  • データ利用量を定額ストップさせるオプションなど提供なし
  • 制限通信に切り替えた状態でもデータ利用量としてカウントされる
  • 月3GBを超えると月額980円から月額1,980円に跳ね上がる

楽天モバイルは手動で制限通信(最大1Mbps通信)に切り替えることができる。ただ、制限通信分も月々のデータ利用量としてカウントされるので、データ利用量をケチることにはならない。

制限通信だからといって考えなしに月3GB使ってしまうと月額1,980円と割高になるので注意が必要だ。データ利用量は専用アプリにて確認できる。

小容量プラン比較 → 地方住み楽天モバイルユーザーでもコスパ享受できるシチュエーション。ただ、月3GB以上使うと割高になるので注意
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そのほか覚えておきたい楽天モバイルならではのデメリット等々

楽天モバイルはまだまだ新参キャリアとあり、使い勝手の面では大手3社に劣る。これは否定できない。その中でも特に以下のような点は明確なデメリットとして理解しておくべきだろう。

  • iPhoneとの相性が少し悪い
  • キャリアショップでの実店舗サポートは都市部中心
  • キャリアメールの提供なし(2021年夏に提供開始予定)
  • 5G通信はまだまだ実験段階

iPhoneとの相性が少し悪い

iPhoneとの相性の悪さは先にレビュー記事を書いたとおりだ。楽天回線とau回線の自動切り替えが機能しない。

最初からau回線しか使えない地方ユーザーまだしも、楽天回線とau回線が混在している都市部ユーザーだと回線が切り替わらず、急な圏外に陥ったりするので不満を感じるシチュエーションがあるかもしれない。

キャリアショップでの実店舗サポートは都市部中心

楽天モバイルは大手3社のようにキャリアショップでの実店舗サポートを打ち出しているものの、現状では都市部の店舗に限られる。地方の楽天モバイル名義店だと契約代行だけで契約後のサポートなど行わない店舗が多い。

キャリアメールの提供なし(2021年夏に提供開始予定)

楽天モバイルはキャリアメールの提供なし。ただ、2021年夏にも提供を開始すると公式アナウンスしており、近いうちにデメリットから外れるかと思う。

5G通信はまだまだ実験段階

楽天モバイルは「5G対応!追加料金0円!」をアピールしてはいるものの、大手3社に比べて圧倒的に利用できるエリアが少ない。

現状では楽天本社のある二子玉川駅(東京都)周辺くらいでしか使えないので、地方ユーザーもちろん都市部ユーザーでも5Gの恩恵に預かれる機会はまだまだなさそうだ。

 

大手3社に比べた楽天モバイルならではのメリットは

ここまで楽天モバイルのデメリットばかり挙げてきたが、もちろんメリットもある。主に以下のような内容だ。

  • 国内通話料が完全無料
  • 最低利用期間、解約金(違約金)、MNP転出料の設定なし
  • 楽天回線さえ使えればコスパよい

国内通話料が完全無料

楽天モバイルは専用通話アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話料が完全無料となる。

同アプリはIP電話(インターネット電話)ではなく、SMSと同じく電話回線網を使ったRCS仕様の通話アプリとなる。通話先に電話番号がそのまま通知されるほか、固定電話にも発信できる。IP電話よりも使える幅がはるかに広いので、いざ使うとコスパと便利さに感動するだろう。

最低利用期間、解約金(違約金)、MNP転出料の設定なし

楽天モバイルは「ZERO宣言」とするセールスポイントを打ち出しており、解約金やMNP転出料はじめとした諸所手数料がすべて無料だ。いざ楽天モバイルが合わなかった場合、即日で費用かからず他社に転出できる。

楽天回線さえ使えればコスパよい

楽天回線は実用十分なレベル

現状の楽天モバイルの最大のメリットはこれに尽きる。楽天回線さえ使えればコスパよいのである。特に月無制限のデータ通信が(楽天回線さえ使えれば)月額2,980円で使えるのは魅力的だ。

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この記事のまとめ

楽天モバイルの新料金プランについて解説、および大手3社との比較を行った。

コスパが良いのは言うまでもない。反面、楽天回線エリアでないと中途半端に割高で使い勝手の悪いサービスになりがちなので注意が必要だ。

基本的に以下3点のルールさえ守れば、楽天モバイルならではのコスパのよさが享受できると思う。

  • 月無制限プランとして使いたいなら【楽天回線】必須
  • 中容量プラン(月20GB前後)として使いたいなら【楽天回線】必須
  • 小容量プラン(月3GB前後)として使うだけなら【au回線】だけでも問題なし

楽天モバイルは初回の契約であれば契約後3ヶ月間の通信料金が無料になるキャンペーンないしバラマキを行っている。いざ合わなければ無料でMNP転出できるので気になっている人であれば試してみてはどうだろうか。

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