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UQmobileをiPhoneで使うための基本まとめ

2020年7月19日

auのサブブランド「UQmobile」。au回線を使った通信サービスとあり、au回線に丸々対応している国内版iPhoneとの相性はよい。

この記事では実際にUQmobileをiPhoneで使ってみて、どこまで使えるのか、なにか使えない機能はあるのはひととおりレビューしていく。

iPhoneでのUQmobile運用を考えている人は記事を参考にしてほしい。

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UQmobileはiPhoneで使える?

おおよそ「iPhone 6」以降の国内版iPhoneであればUQmobileで利用できる

国内版iPhoneであればau回線の4Gバンドにフル対応しているので、au回線を使ったUQmobileが特に相性の問題もなくそのまま利用できる。

UQmobileだが、アンテナピクトは「au 4G」表記

ドコモ、au、ソフトバンクが取り扱うキャリア版iPhoneでも問題ない。ただ、ドコモ、ソフトバンクのiPhoneに関しては事前のSIMロック解除が必要となる。au版はSIMロック解除する必要はない。

そのほか、UQmobileが公式販売しているiPhone、Apple Storeやヨドバシカメラで販売されるSIMフリー版iPhoneでもUQmobileが利用できる。

UQmobileとして公式に動作確認しているiPhoneは公式ページから確認できる。

 

UQmobileをiPhoneで使うための初期設定について

iPhoneの種類によって初期設定すべき内容が異なる。とはいえ、大きく分けて以下2つのどちらかだ。

  1. iPhone SE(2020)以外のiPhoneの場合
  2. iPhone SE(2020)の場合

 

1. iPhone SE(2020)以外のiPhoneの場合

iPhone SE(2020)以外のiPhoneだと事前のプロファイルインストールが必要となる。

プロファイルは以下UQmobile公式サイトからインストールできる。なお、iPhoneのSafariブラウザでアクセスしないとインストールできないので注意。

関連リンク:UQmobileプロファイルインストールページ(Safariブラウザからアクセス必要)

なお、これとは別に、ドコモ版iPhone、ソフトバンク版iPhoneを使う場合はSIMロック解除が必要。au版iPhoneを使う場合はSIMロック解除せずそのまま使える。

 

2. iPhone SE(2020)の場合

iPhone SE(2020)のみ優遇仕様。事前のプロファイルインストールが必要ない。SIMカードさえ挿れれば通信が始められる。

なお、他社のプロファイルがiPhoneにインストールされた状態だと通信できないので注意。プロファイルを空にしておく必要がある。

また、ドコモ版、ソフトバンク版iPhone SE(2020)に関してはSIMロック解除が必要となる。au版はSIMロックがかかった状態でも問題ない。

 

実際にiPhoneでUQmobileを使ってみた

筆者所有のiPhone 12 miniを使ってレビューしていく。

 

初期設定

まずはSIMカードを挿れる。

次にプロファイルのインストール。

iPhone SE(2020)以外のすべてのiPhoneで事前のプロファイルインストールが必要となる。プロファイルはUQmobileの公式サイトからインストールできる(Safariからのアクセス必須)。

プロファイルがインストールされたら、「設定」アプリを開く。アカウントIDの下に「プロファイルがダウンロード済み」と表示されるので、これをタッチ。

画面右上にある「インストール」を選択。iPhone本体のパスコードを入力して、そのままプロファイルがインストールできる。

これでプロファイルのインストールは完了。数秒もすればUQmobile回線(au回線)が掴める。なお、アンテナピクトは以前は「UQmobile 4G」だったが、現在は「au 4G」表記になる(2021年6月時点)。

回線を掴まない場合、機内モードを一度ON/OFFして通信リセットすると掴みやすい。これでも駄目なら端末の電源をON/OFFあれ。

機内モード

 

音声通話&SMS

どちらも問題なく行える。なお、SMSはオプションではなく標準提供サービスなので追加料金なしで利用できる(※SMS送受信料は発生する)。

 

留守番電話は別途オプション

UQmobileは留守番電話サービスが月額418円(税込)の有料オプション扱い。

iPhoneは留守番電話機能を内蔵しているので、いざオプション契約せずとも端末内部に留守番電話が保存できる。ただ、iPhoneの電源がOFFの状態、圏外の状態だと留守番電話が保存できないので注意。

ちなみに、少し前までIP電話サービス「SMARTalk」を活用することでオプション契約せずにキャリア同等の留守番電話が利用できる節約ライフハックが存在した。

ただ、2021年6月現在、「SMARTalk」は新規契約の受け付けを停止しており、同ライフハックは利用できない。

 

データ通信

データ通信も問題なし。日本国内で流通しているiPhoneであれば、au回線にフル対応できるので通信速度も悪くない。

ちなみに、ここ最近のUQmobileは通信速度が非常に速い。昼間の時間帯でも100Mbps前後で通信できる。

 

テザリング(インターネット共有)

問題なくテザリングできる。APN設定の書き換えなども必要ない。

 

専用アプリ

契約者専用アプリ「UQ mobile ポータル」が利用できる。使ったデータ容量の確認、高速通信のON/OFF、追加データチャージなどが可能だ。

iOSウィジェットの提供もあり、ウィジェットのタッチで高速通信のON/OFFが行える。データ残量も確認できる。

 

この記事のまとめ

ここまでUQmobileをiPhoneで使うための基本情報をまとめてきた。

iPhone 6以降のモデルであれば難なくUQmobileが利用できる。初期設定らしい初期設定もなく、プロファイルをインストールするだけで通信できるので楽々だ。

UQmobileはSIMカードだけの契約が可能なので、すでにiPhoneを持っている人であれば別途UQmobile契約時にスマホを購入する必要はない。通信料金、端末代金ともに節約したいiPhoneユーザーであれば丁度いいだろう。

UQmobileを公式サイトでチェックする

 

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