格安SIM

【2021年版】IIJmioの新料金プラン「ギガプラン」の通信速度は遅い?速い?実際の速度を一挙公開

2021年4月8日

2021年4月より新プラン「ギガプラン」にアップデートされたIIJmioの格安SIM。

料金値下げに加え、eSIMプランや5Gサービスの提供を開始するなどここ数年来で最大級のメジャーアップデートとなった。

他方、あくまでサービス形態は格安SIM(MVNO)のままであり、キャリアサービスに転向したUQmobileや楽天モバイルに比べると通信速度や通信品質の面で不安が残る。

そこでこの記事では新プラン「ギガプラン」の実際の通信速度をレビュー。どれくらいの通信速度が出るのか、使い勝手はどうなのか検証していきたい。

先に確認しておきたいIIJmioの基本

IIJmioは今日なお「遅い」と「速い」が混在する格安SIM(MVNO)

まず前提として、IIJmioは格安SIM、MVNOサービスだ

UQmobile、楽天モバイル、LINEモバイルなどいずれもMNOに転向してしまったが、IIJmioは格安SIMのまま。

大手キャリアから通信回線をレンタルしているだけなので、昼間など混み合う時間帯だと数Mbpsまで通信速度が下がってしまう。一方で朝方や夜分は数十Mbpsの高速回線が利用できる。

「遅い」と「速い」が混在しているのはIIJmioのみならず格安SIMの宿命のようなもの。もっぱら昼間の時間帯の通信速度低下が我慢できない人ならIIJmioを選ばない方がいい。

 

5G通信も使えるが、そこまで速くない

2021年6月よりIIJmioでも5G通信が解禁された。

(ドコモかauの)5Gエリアであれば追加料金なしで5G通信が利用できる。

とはいえ、通信速度はダウンロード速度で70Mbps〜80Mbpsほど

格安SIMとして考えれば十分に優秀な通信速度だが、大手キャリアのような数百Mbpsの通信速度が出せるわけではない。

 

IIJmio「ギガプラン」を実測レビュー

以下の条件で通信速度を測定した。

測定日2021年7月2日(金)
測定時間朝8時、昼13時、夜19時
測定回線ドコモ(ギガプランeSIM)
測定端末iPhone 12 mini

【朝7時台】の通信速度

ダウンロード速度アップロード速度PING
1回目計測46.9Mbps2.76Mbps38
2回目計測57.2Mbps2.06Mbps38
3回目計測44.8Mbps4.19Mbps32

朝の時間帯は非常に快適。

ニュースやSNSを見たり、YouTube動画を見るにも問題ない。dマガジンもほぼほぼ数秒で読み込める。

 

【昼13時台】の通信速度

ダウンロード速度アップロード速度PING
1回目計測3.50Mbps7.90Mbps107
2回目計測4.10Mbps8.05Mbps102
3回目計測4.22Mbps8.12Mbps110

昼間はやはり通信速度が落ちる。

ニュースやSNS程度であればなんとか処理できるが、動画視聴だと読み込みが遅くてストレスになる。

また、PING値(サーバーからの応答速度)が100msオーバーなのでレスポンスが悪い。

PING値は小さいほど優秀で理想は30ms以下、実用は60ms以下くらいが相場となる。さすがに100オーバーだとパケ詰まりのような通信延滞が発生する。ここらは格安SIM(MVNO)だ。

 

【夜19時台】の通信速度

ダウンロード速度アップロード速度PING
1回目計測14.0Mbps1.99Mbps77
2回目計測8.36Mbps4.36Mbps108
3回目計測7.71Mbps2.42Mbps82

夜は悪くはない。いかんせん地味な通信速度だが、実用レベルには落ち着いている。

動画も見れるし、dマガジンも気持ち5秒前後で閲覧開始できる。

 

1日を通しての所感

2021年7月時点のデータとなるが、昼間の時間帯を除けば実用に問題ない。

動画再生やdマガジンなど重めの作業もこなせる。

ただ、肝心の昼間の通信速度だが、やはり遅い。特にPING値(サーバーからの応答速度)が致命的な遅さ。ゆうに100msオーバーなので体感的な遅さを感じるのは否めない。

どうしても昼間の時間帯にがっつり通信したいだとIIJmioないし格安SIMはおすすめできない。代わりに以下で挙げるUQmobileやY!mobileなどのMNO準拠のサービスを検討すべきだろう。

IIJmioを公式サイトでチェックする

 

IIJmioの代替手段となりうるサービスまとめ

IIJmioの代替本命は「UQmobile」「Y!mobile」

どうしても昼間の時間帯の通信延滞が我慢できない人であれば、KDDIが展開する「UQmobile」、ソフトバンクが展開する「Y!mobile」を選んだ方がいい。

双方ともにMNO(キャリアサービス)に該当。MVNOこと格安SIMとは比べ物にならぬ高品質回線が利用できる

IIJmioはじめとした格安SIMよりも割高だが、その分、昼間の時間帯でも安定した速度で通信できる。特にUQmobileは昼間の時間帯でも100Mbps前後、PING値が10〜20ms台で通信できるバケモン仕様だ。

UQmobileで昼12時台(平日)に測定

IIJmioはじめとしたMVNOだとドコモ、au、ソフトバンクの通信基地をレンタル利用しているに過ぎない。昼間などユーザーが大挙して混み合う時間だとどうしても通信速度が低下してしまう。

対してUQmobileはauの、Y!mobileはソフトバンクの通信基地をそのまま優先的に使っていて昼間の時間帯でも快適に通信できる。

そのため、どうしても昼間の時間帯の通信速度低下、通信延滞が我慢できない人であれば、UQmobile、Y!mobileを検討した方がいいだろう。

UQmobileを公式サイトでチェックする

Y!mobileを公式サイトでチェックする

 

SIMカードに詳しい人であればLINEMOの990円プランも検討余地あり

ソフトバンクが手がけるオンライン専用ブランド「LINEMO」(ラインモ)。

もともと「LINEモバイル」だったが、LINE社がソフトバンク傘下に入ったことでMNOサービス「LINEMO」として新装開店した。

LINEMOなら月額990円で月3GBのデータ通信と音声通話が利用できる(あるいは月額2,728円で月20GB)。

そのうえでソフトバンクの通信基地をそのまま使ったキャリアサービス(MNO)とあり、昼間の時間帯でも安定した通信速度。もう最強クラスにコスパよい。

ただ、オンライン専用ブランドとあり、ソフトバンクショップでの実店舗サポートが受けられない。この点がデメリットとなる。

とはいえ、格安SIMが使えるような人であれば、もとより実店舗サポートなど必要ないかもしれないが。

LINEMOを公式サイトでチェックする

 

楽天モバイルも(楽天回線エリアに住んでいれば)現実的な代替手段

2020年にキャリアサービスに転向した「楽天モバイル」。

データ通信量に応じた段階性プランを採用。月1GB以内なら月額0円、最大でも月額3,278円止まりとコスパよい。

また、楽天モバイルは、あくまでMNO(キャリアサービス)であり、MVNO(格安SIM)ではない。

昼間の時間帯でも30Mbps〜の通信速度をキープしているので格安SIMに比べて快適だ。

楽天モバイルで計測

ただ、楽天モバイルは楽天回線エリアでないとまともな通信速度が出ない

現状、楽天回線が使えない地域ではパートナー回線ことau回線で通信代替されるが、通信速度はよくて30Mbps止まり。昼間だとわりと10Mbpsを切っていて通信環境が不安定だ。

そのため、楽天回線エリアに住んでいて、楽天回線できちんと通信できる人に楽天モバイルはおすすめ。契約後3ヶ月は無料で使えるのでお試しには丁度いいだろう。

楽天モバイルを公式サイトでチェックする

 

この記事のまとめ

IIjmioの新プラン「ギガプラン」を実測レビューしてきた。

昼間の時間帯を除けば特に問題らしい問題はない。朝方や夜分ならテザリング回線としても実用十分だ。

昼間の時間帯はやはり格安SIMだ。昼間の時間帯の快適さを絶対的に求めるのであれば、UQmobile、Y!mobile、楽天モバイルあたりを検討した方がいい。

昼間の時間帯に遅くても問題ない、WiFiなどで通信代替できる、そこまで昼間は通信しない人ならIIJmioで十分。下手な格安SIMよりも安くて大手で通信品質も安定しているのでおすすめできる。ぜひ試してみてほしい。

IIJmioを公式サイトでチェックする

 

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