【2021年版】IIJmioの新料金プラン「ギガプラン」の通信速度は遅い?速い?実際の速度を一挙公開

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2021年4月より新プラン「ギガプラン」にアップデートされたIIJmioの格安SIM。料金値下げに加え、eSIMプランや5Gサービス(予定)の提供を開始するなどここ数年来で最大級のメジャーアップデートとなった。

他方、あくまで格安SIM(MVNO)のままであり、キャリアサービスに転向したUQmobileや楽天モバイルに比べると通信速度や通信品質の面で不安が残る。

そこでこの記事では新プラン「ギガプラン」の実際の通信速度をレビュー。どれくらいの通信速度が出るのか、使い勝手はどうなのか検証していきたい。

 

IIJmioの通信速度、通信品質の実際のところ

IIJmioは「速い」と「遅い」が混在する典型的な格安SIM

まず前提として、IIJmioは格安SIM、MVNOサービスとなるため、他の格安SIM同様に昼間の時間帯など混み合う時間帯だと通信速度は下がってしまう。

他方、朝方や夜分であればそこそこ速度が出る。2021年4月時点でダウンロード速度で20〜30Mbpsくらいは確保しているので、動画を見たり、dマガジンを読んだり、テザリングも十分に可能だ。

これが昼間の時間帯だと数Mbpsまで落ちる。これまで格安SIMを使ったことがある人なら馴染みの光景かと思うが、YouTubeの高画質再生だったりdマガジンのダウンロードは難しい。

キャリアサービス(MNO)への転向を果たしたUQmobileや楽天モバイルと異なり、あくまでIIJmioは格安SIM(MVNO)のままであり、今日なお昼間の時間帯が辛いのは否定できない。

そのうえで、どの程度まで通信速度が下がるのか、実用性はどうなのかという点を検証するのが当記事の目的だ。

以下、朝、昼、夜の3つの時間帯に分け実測レビューとその使用感をまとめたので参考にしてほしい。

 

IIJmio「ギガプラン」を実測レビュー

以下実測レビューを掲載。1日の中で最も混み合う朝8時、昼13時、夜19時にそれぞれ3回づつ計測した。

データはすべて2021年4月時点、ドコモ回線プランで計測している。

平日の通信速度

朝8時台

  ダウンロード アップロード PING
1回目計測 29.8Mbps 10.5Mbps 50
2回目計測 22.3Mbps 7.67Mbps 50
3回目計測 40.0Mbps 7.58Mbps 50

朝の時間帯は安定した通信品質。通信速度、PING値(サーバーからの応答速度)ともに実用十分な数値をキープしていて、動画やdマガジン、テザリングも問題ないレベルで使える。

以前は平日の7時〜8時くらいは通勤ラッシュの時間帯とあってか通信速度が極めて遅くなりがちだった。ここ最近は在宅勤務など増えたせいか幾分快適になった雰囲気がある。

 

昼13時台

  ダウンロード アップロード PING
1回目計測 4.01Mbps 6.66Mbps 122
2回目計測 3.51Mbps 5.24Mbps 117
3回目計測 3.83Mbps 2.24Mbps 140

昼13時台は通信速度が一気に落ちる。そして、それ以上にPING値(サーバーからの応答速度)が100オーバーと絶望的な数値になる。

PING値はウェブサイトを開いたり、再生する動画を読み込んだり、サーバーから情報を取得するための目安速度となる。ダウンロード速度、アップロード速度は取得した情報をスマホとやり取りする際の速度であり、そもそものPING値が悪いと情報を取得する段階で時間がかかってしまう。

PING値が小さいほど優秀で理想は30ms以下、実用は60ms以下くらいが相場となる。さすがに100オーバーは接続タイムアウトを思わす延滞が発生する。

実際にIIJmioで通信するとSNSやニュースアプリ程度なら違和感ないギリギリの範疇で使えたが、動画再生、dマガジン、テザリングなどは目に見える延滞が発生するのであまり使い物にならなかった。

 

夜19時台

  ダウンロード アップロード PING
1回目計測 28.8Mbps 8.37Mbps 47
2回目計測 18.4Mbps 8.33Mbps 49
3回目計測 21.8Mbps 8.01Mbps 56

夜は快適な通信環境で利用できる。通信速度だけ見ると朝方と同じくらいだが、夜の方がPING値が気持ち優秀でサクサクとデータを読み込んで使っていける。

 

休日の通信速度

朝8時台

  ダウンロード アップロード PING
1回目計測 20.7Mbps 8.58Mbps 59
2回目計測 21.1Mbps 5.90Mbps 63
3回目計測 23.1Mbps 6.41Mbps 57

休日の朝の時間帯はほぼ平日と変わらない。SNSやニュースアプリはもちろんYouTubeを観たり、dマガジンのダウンロードもスムーズに行える。

平日よりもPING値(サーバーからの応答速度)が少し遅めだが、まだ相場平均値(60ms以下)に収まっているので極度にあげつらう必要もないかと思う。

 

昼13時台

  ダウンロード アップロード PING
1回目計測 7.07Mbps 4.86Mbps 124
2回目計測 6.72Mbps 7.24Mbps 110
3回目計測 6.68Mbps 3.95Mbps 114

 

昼の時間帯は平日よりも通信速度が出ているが、PING値(サーバーからの応答速度)が100オーバーと悪いのは変わらず、体感的に感じる遅さはある。

twitterのタイムラインを流したり、ニュースアプリを見る程度なら問題ないが、より大きな通信が必要になる動画、dマガジン、ソシャゲなどは辛いだろう。

 

夜19時台

  ダウンロード アップロード PING
1回目計測 23.3Mbps 6.42Mbps 32
2回目計測 16.3Mbps 5.09Mbps 29
3回目計測 18.5Mbps 6.13Mbps 29

夜の通信は快適そのものだ。通信速度、PING値ともに安定していて、Y!mobileや楽天モバイルなど格安MNO(キャリアサービス)を思わすストレスフリーな使い勝手だった。

 

所感

2021年4月時点のデータとなるが、昼間の時間帯を除けば実用に問題ない。動画再生やdマガジンなど大容量のデータ通信が発生する作業もこなせる。

肝心の昼間の通信環境だが、通信速度の遅さ以上にPING値(サーバーから応答速度)が致命的な遅さだ。ゆうに100msオーバーなので体感的な遅さを感じるのは否めない。昼間の時間帯はLINEやSNS、ニュースアプリを使う程度にしてやり過ごすのが得策だと思う。

どうしても平日の昼間の時間帯にがっつり通信したい、安定した通信環境で使いたい人だとIIJmioないし格安SIMだと辛い。以下で挙げるUQmobileやY!mobileなどのキャリアサービスを検討すべきだろう。

 

IIJmioの代替手段となりうるサービスまとめ

IIJmioの代替本命は「UQmobile」「Y!mobile」

どうしても昼間の時間帯の通信速度低下、PING値悪化が我慢できない人であれば、KDDIが展開する「UQmobile」、ソフトバンクが展開する「Y!mobile」を選んだ方がいい。

双方ともに格安SIM(MVNO)と思われがちだが、格安SIMではない。あくまでキャリアサービス(MNO)であり、自社通信基地と直で優先的に通信できる。立ち位置的には「au」や「ソフトバンク」と同じポジションにある。

IIJmioはじめとした格安SIMよりも割高だが、その分、昼間の時間帯でも安定した速度で通信できるメリットがある。特にUQmobileは昼間の時間帯でも100Mbps前後、PING値が10〜20ms台で通信できるバケモン仕様だ。

UQmobileで昼12時台(平日)に測定

Y!mobileはダウンロード速度が理論値最大75Mbps止まりなのでUQmobileに比べると幾分地味だが、それでも昼間の時間帯で10Mbpsは安定キープしている。

また、なによりPING値が10ms台と高速なので昼間100ms台となってしまう格安SIMとは別次元の使い勝手だ。

Y!mobileで昼12時台(平日)に測定

UQmobileは月額1,628円(税込)から、Y!mobileは月額2,178円(税込)から利用できる。昼間の時間帯の通信品質を買うという意味ではUQmobileとY!mobileは非常にコスパよいのでおすすめだ。

 

楽天モバイルも現実的な代替手段

2020年にキャリアサービスに転向した「楽天モバイル」。楽天回線エリアであれば月無制限のデータ通信が利用できるハイコスパプランで注目集める。

いざ使うと通信速度は地味だが、PING値は平均して20〜30msをキープしている。なにより昼間の時間帯が乗り切れるのでIIJmioの代替手段として丁度いい。

楽天モバイルで昼13時台に計測(楽天回線エリア)

楽天モバイルはKDDIとの協業サービスとして提供され、楽天回線が使えない地域ではau回線で通信代替される。なんならau回線の方が通信環境が安定していたりするので、地方住みでau回線メインとなる人にもおすすめだ。

楽天モバイルで昼12時台に計測(au回線エリア)

ただ、au回線だと月5GBまでしか通信できないので、もとより月5GB以上使う予定の人なら楽天回線が使えることが絶対条件だ。

楽天モバイルは2021年4月より料金プランがアップデートされ、データ通信量が月1GB以内なら月額0円、月3GB以内なら月額980円で利用できるようになった。ほぼほぼ格安SIMのような料金なのでIIJmioを検討している人なら一度チェックしてみては。

楽天モバイルを公式サイトで確認する
[楽天モバイル公式サイトを開きます] 

 

この記事のまとめ

IIjmioの新プラン「ギガプラン」を使って実測レビューした。

昼間の時間帯を除けば使い勝手に支障は感じない。朝方や夜分ならテザリング回線としても実用十分な速度で使えると思う。

他方、昼間の時間帯は格安SIMとあってか100%快適な通信環境は保証できない。昼間の時間帯の快適さを絶対的に求めるのであれば、やはりUQmobile、Y!mobile、楽天モバイルあたりを検討した方がいいだろう。

昼間の時間帯に遅くても問題ない、WiFiなどで通信代替できる、そこまで昼間は通信しない人ならIIJmioで十分だ。下手な格安SIMよりも安くて大手で通信品質も安定しているのでおすすめできる。ぜひ試してみてほしい。

 

 

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