格安SIM

auのサブブランド「UQmobile」実際どう?メリット・デメリットを現役ユーザーが徹底解説

2021年6月6日

「au」サービスを展開するKDDIが手がける格安通信サービス「UQmobile」(ユーキュー・モバイル)。

月3GBプランが月額1,628円で利用できる。「au」の同等プランに比べて月額3,000円ほど安くなる。これが1年だと36,000円、2年で72,000円と節約効果はんぱない。

そのうえ、「au」と同じくauショップでの実店舗サポートも受けられるので、これまで大手キャリアを使ってきた人でも安心。なにかあったら近くのauショップに駆ければ対応してもらえる。

この記事ではUQmobileを契約するにあたって知っておきたいメリット・デメリットを現役ユーザーの目線でまとめている。

UQmobileへの乗り換えを検討している人は記事を参考にしてほしい。

UQmobile(ユーキュー・モバイル)サービス概要

UQmobileは、KDDIが手がける格安通信サービス。

「au」と並ぶ同社の2枚看板の1つであり、KDDIの通信基地をそのまま使ってサービス提供している。サービス形態としてはMVNO(格安SIM)ではなくMNO(キャリアサービス)に該当する。

 

UQmobileの料金プラン

UQmobileは月額1,628円からサービス提供。

料金プラン詳細

※以下すべて税込

くりこしプランSくりこしプランMくりこしプランL
月額料金1,628円2,728円3,828円
月間データ容量3GB15GB25GB
余ったデータ容量の翌月繰り越し対応
制限時速度300kbps1Mbps
データ容量追加100MB=220円
通話料30秒/22円
無料通話なし(別途オプション)
最低利用期間なし
解約金(違約金)なし
事務手数料3,300円

 

無料通話オプション(プラン共通オプション)

※以下すべて税込

オプション名月額料金内容
国内通話定額550円月合計60分まで国内通話が無料
10分かけ放題770円1回10分以内の国内通話が完全無料
かけ放題1,870円国内通話が完全無料

 

自宅セット割(プラン共通オプション)

※以下すべて税込、割引はどちらか片方のみ適用可能

割引内容
インターネットコース「auひかり」契約者であれば月額料金から638円〜858円の割引
でんきコース「auでんき」「UQでんき」契約者であれば月額料金から638円〜858円の割引

インターネットコースは2021年11月以降に提供開始予定。

でんきコースは、「auでんき」「UQでんき」契約者が対象。くりこしプランS、くりこしプランM契約者は638円の割引。くりこしプランL契約者は858円の割引が受けられる。

家族回線を登録しておけば、家族回線分も含めて回線ごとに割引される

 

auと比べてどれだけ安くなる?

※以下すべて税込

月額料金月間データ容量無料通話
UQmobile(くりこしプランS)1,628円3GB(+前月繰り越し)なし
UQmobile(くりこしプランM)2,728円15GB(+前月繰り越し)
UQmobile(くりこしプランL)3,828円25GB(+前月繰り越し)
au(ピタットプラン 5G)3,278円〜6,578円1GB〜7GB
家族間通話のみ無料
【割引フル適用時】2,178円〜4,928円
au(使い放題MAX)7,238円無制限(テザリングは月30GBまで)
【割引フル適用時】4,928円

月3GBプランで比較するとUQmobileが月額1,628円。auは「ピタットプラン5G」が月額4,928円(割引フル適用で3,278円)。もとより小容量しかデータ通信を使わない人だとUQmobileの方が断然コスパよい

ヘビーユーザーであればau「使い放題MAX」の検討余地あり。「家族割」や「光回線割」が適用できれば最安月額4,928円で使えるので、UQmobileの上位プランと比べてもまだ競争力がある。

総じてUQmobileは小容量しかデータ通信を使わない人、あるいは、1人で契約する予定のヘビーユーザーであれば検討余地あり。

UQmobileを公式サイトでチェックする

 

通信回線はau、「au 5G」も利用可能

アンテナピクトは「UQmobile」だが、中身はau

UQmobileは「au」と同じくKDDIの通信基地を使ったサービスとなるため、通信回線もauとなる。

また、2021年9月より5G通信も解禁。auの5GエリアであればUQmobileでも「au 5G」を使った”超"高速通信が可能に。

 

UQmobileのメリット

UQmobileのメリットはおおよそ以下のとおり。

  • au同等の高品質回線が格安SIMの料金で使える
  • auショップでの実店舗サポートが受けられる
  • キャリアスマホをセット購入できる
  • 「節約モード」を使えばデータ消費量がゼロに

 

au同等の高品質回線が格安SIMの料金で使える

100Mbps超もザラ

UQmobileはKDDIの通信基地を使ったキャリアサービス(MNO)。

大手キャリアの通信基地をレンタル利用している「格安SIM」ことMVNOとはサービスの土台からして異なる。

昼間の時間帯を含めて24時間安定した通信速度で使えるので、昼間の時間帯の通信速度の遅さで割りを食ってきた格安SIMユーザーにもおすすめだ。

 

auショップでの実店舗サポートが受けられる

UQmobileは全国のauショップで実店舗サポートが受けられる。

アフターサポートもちろん契約申し込みも店頭で可能だ。

auユーザーもちろん、これまで大手キャリアを使ってきた人でも勝手が変わらず。わからないことはすべてキャリアショップの店員さんに投げてきたような人でも安心だ。

 

キャリアスマホをセット購入できる

iPhoneの取り扱いもあり

UQmobileは、あくまでKDDIが手がけるキャリアサービス。「au」同様に自社用のキャリアスマホを用意している。

最近だとiPhone 12シリーズ、iPhone SE(2020)も取り扱い。

大手キャリア同様に24ヶ月の割賦契約(分割契約)も可能なので、UQmobile乗り換えに際してなにか新しいスマホがほしい人なら活用あれ。

 

「節約モード」を使えばデータ消費量がゼロに

UQmobileは専用アプリ(iOS、Android)を使えば任意のタイミングで「高速通信←→制限通信」が切り替えられる。

制限通信にしておけばデータ容量を消費しないので節約になる。

くりこしプランM、くりこしプランLであれば制限通信時でも最大1Mbpsで通信できるので、制限通信でもストレスなく普通に使いまわせる。音楽サブスクの垂れ流しにも丁度いい。

UQmobileを公式サイトでチェックする

 

UQmobileのデメリット

デメリットは以下のとおり。

  • キャリアメール、留守番電話は別途の有料オプション
  • 「auかんたん決済」できるサイトが限られる
  • 3日で6GBの通信制限あり
  • 短期解約だとブラックリスト入りするおそれ

 

キャリアメール、留守番電話は別途の有料オプション

UQmobileはキャリアサービスとあり、キャリアメールと留守番電話サービスが利用できる。

ただ、いずれも有料オプションとして提供。キャリアメールが月額216円、留守番電話サービスが月額418円かかる

留守番電話はスマホ本体に搭載される留守電機能を使えばまかなえるが、スマホの電源がOFFのとき、スマホが圏外のときなどは留守電が機能しないので注意あれ。

 

「auかんたん決済」できるサイトが限られる

UQmobileユーザーも「auかんたん決済」が利用できる。

ただ、「auかんたん決済」に対応しているサイトは極めて限られる。以下5サイトだけだ。

  • Google Play
  • App Store
  • Apple Music
  • iTunes Store
  • Apple Books

au本家の「auかんたん決済」であればAmazonやネット通販でも利用できるので、これに比べると勝手の悪さ際立つ。

 

3日で6GBの通信制限あり

UQmobileは、全プランとも「3日で6GB」の通信制限あり。

前日までの3日間の通信量の合計が6GBを超えている場合、翌日まで通信制限がかかる。

下位プランであればそこまで関係ないが、月25GB使える「くりこしプランL」ユーザーだと少し気になってくるところ。

 

短期解約だとブラックリスト入りするおそれ

UQmobileは最低利用期間と違約金が設定されておらず、いつでも解約(MNP)できる。

ただ、UQmobileはKDDIが手がけるキャリアサービス(MNO)であり、もっぱら契約から半年以内に解約するとKDDIのブラックリスト(要注意契約者リスト)入りする可能性がある

からなずしも即ブラックリスト入りするわけではないが、仮にブラックリスト入りすると今後KDDIグループの通信サービスが契約しにくくなる。

格安SIM(MVNO)であれば関係ない話なのだが、よくも悪くもUQmobileは格安SIMではない。キャリアサービス(MNO)ならではのデメリットとなる。

 

UQmobileへの乗り換え方法(MNP方法)

auショップ(実店舗)で手続きする場合

  1. MNP予約番号を取得(auユーザーは必要なし)
  2. auショップへGo

UQmobileはauショップ店頭で契約できる(一部店舗はUQmobileの取り扱いなし)。

これまで大手キャリアを使ってきた人であれば、これまで同様に携帯ショップで乗り換えられるので安心だし、何よりラクだ。

ただ、公式サイトから申し込んだ場合に適用されるキャッシュバックが受けられない。この点は注意あれ。

 

公式サイト(ネット)から手続きする場合

  1. MNP予約番号を取得(auユーザーは必要なし)
  2. 公式サイトから申し込む
  3. SIMカードの到着を待つ(契約後2日〜3日ほどで到着)
  4. 公式サイトから転入手続きをする
  5. SIMカードをスマホに挿れてAPN設定する

UQmobileは公式サイトから申し込めば最大1万円のキャッシュバックが受けられる。もっぱらキャッシュバック狙いで公式サイトから申し込む人が多い。

ちなみに、公式サイトから申し込み、SIMカードの設定はauショップ(実店舗)で対応してもらうことも可能。この場合でもキャッシュバックが適用できるのでお得だ。とりあえず申し込みだけ公式サイトで済ませておけばいい。

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この記事のまとめ

ここまでUQmobileのメリット&デメリットをまとめてきた。

ほぼほぼ「au」同等の通信サービスなので普段使っていて不満らしい不満を感じない

昼間の時間帯でもゆうに50Mbps〜の通信速度が出るので、これまで昼間の時間帯の遅さで割りを食ってきた格安SIMユーザーにもおすすめだ。

また、なにより実店舗サポートなど「au」同等のサービスが受けられる。これまで「なんかよくわからん」と格安SIMをスルーしてきた人でも大手キャリアを使うくらいの感覚でUQmobileが使える。

既存の格安SIMユーザーはもちろん、スマホ料金を節約したい大手キャリアユーザーなどUQmobileとの相性は抜群。格安SIMよりも安定した通信回線が使いたい人は、ぜひ試してみてほしい。

UQmobileを公式サイトでチェックする

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