格安SIM

auから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリット・注意点まとめ

2021年5月15日

月額0円から使える新料金プランで注目を集める「楽天モバイル」。

楽天モバイルは2026年までの間、KDDIとの協業サービスとして展開される。パートナー回線としてau回線が利用できるのでauスマホとの相性はいい。現役auユーザーがauスマホままで楽天モバイルに乗り換えるのも十分に現実的だ。

以下楽天モバイルへの乗り換えを検討しているauユーザーに向けた記事だ。auから楽天モバイルに乗り換えるにあたってのメリット、デメリット、注意点などまとめている。乗り換え検討するのに記事を活用してほしい。

楽天モバイルを公式サイトで確認する
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auから楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリット

メリット

携帯料金が圧倒的に安くなる

楽天モバイルは最安月額0円から利用できる。

月々のデータ利用量が月1GB未満の場合は月額0円、月20GB使っても月額2,178円止まり。ライトユーザーもちろんヘビーユーザーでも携帯料金を極めて安くできる。

▼ 楽天モバイルの料金プラン概略

月々のデータ利用量月額料金(税込)
1GB以内0円
3GB以内1,078円
20GB以内2,178円
20GB〜(以降上限なし)3,278円

また、国内通話料は契約者専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うことで完全無料になる。同通話アプリは固定電話にも発信でき、なおかつ通話料無料も適用される大盤振る舞いだ。

auスマホなら楽天モバイルのパートナー回線(au回線)がそのまま利用できる

楽天モバイルは2026年までの間、KDDIとの協業サービスとして展開される。パートナー回線としてau回線が使えるので、auスマホであれば、そのままパートナー回線(au回線)が利用できる。

現役auユーザーでauスマホを持っている人なら楽天モバイル乗り換えに際して新しいスマホを購入する必要がない。

iPhoneでも「6s」以上のモデルなら問題なし

(大方の)auスマホなら楽天モバイルの自社回線にも対応できる

楽天モバイルの自社回線こと楽天回線は、バンド3を使っている。auから発売されるiPhone、XPERIA、AQUOS、Galaxyなどメジャーな機種であれば大方バンド3に対応しているので、いざ楽天回線エリアで使えば楽天回線がつかめる。

バンド3の対応有無は以下のau公式サイトで確認できる。LTE項目のバンド3が「○」になってる機種ならばSIMロック解除でバンド3が解禁される。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/compatible_network/

口座振替に対応

楽天モバイルは口座振替に標準対応している。クレジットカードを持っておらず(あるいは使っておらず)、口座振替している人でも安心して乗り換えられる。

 

デメリット

個別の機種との相性がアットランダム

楽天モバイルはまだまだ発展途上の部分が多いせいか、個別の機種との相性が悪かったりする。通話とデータ通信とSMSは大方利用できるが、緊急地震速報の受信やAPNの自動設定機能に対応していないことが多い。

メジャーな機種に限れば楽天モバイルとして公式の動作確認を行っているので先に公式サイトで確認あれ。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/byod/

iPhoneシリーズに関してはSIMロック解除さえすれば通信できる。なお、楽天モバイルとして公式に動作保証しているのはiPhone 6s以降の機種のみ

https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/iphone/

古い機種だと通話料が無料になる専用アプリが使えない

楽天モバイルは専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使うことで国内通話料が完全無料になる。ただ、AndroidスマホだとAndroid 9.0以上の機種でしかアプリが起動できない(2021年5月時点)。

通話アプリが使えないと楽天モバイルの通話料無料の恩恵が受けられないので、通話メインの人だと楽天モバイルを契約するメリットが薄れる。

キャリアメールの提供なし

楽天モバイルはキャリアメールを提供せず。2021年夏ころより提供予定としている。

 

auから楽天モバイルに乗り換える前に確認しておきたいこと

auスマホを楽天モバイルで使う場合にはSIMロック解除必須

au版iPhone含めたauスマホは初期状態ではSIMロックされており、他社のSIMカードが利用できない。そのため、楽天モバイルでau時代のスマホを使う場合、事前にSIMロック解除しておく必要がある。

SIMロック解除はau公式サイト(My au)から行えば手数料0円、auショップで行うと手数料3,300円が発生する。そこまで難しい作業ではないのでできる限りはweb上で行いたい。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

 

au回線(パートナー回線)を使った高速通信は月5GBまで

楽天モバイルはパートナー回線のau回線が利用できるが、au回線で高速通信できるのは月5GBまで。以降は最大1Mbpsの制限通信になる。

最初から月5GB以上使いたい人だと楽天回線エリアに住んでいることが半ば絶対条件となる。楽天回線エリアは楽天モバイルの公式サイトからマップ確認できる。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/

 

au回線(パートナー回線)での通信分もデータ利用量にカウントされる

2021年4月より楽天モバイルは月々のデータ利用量に応じた従量制プランにアップデートされた。

月5GBまで使えるパートナー回線ことau回線だが、同5GB分も月々のデータ利用量にカウントされる。また、5GB以降の最大1Mbpsの制限通信分も同様にカウント対象だ。

▼ 楽天モバイルの新料金プラン概略

月々のデータ利用量月額料金(税込)
1GB以内0円
3GB以内1,078円
20GB以内2,178円
20GB〜(以降上限なし)3,278円

地方住みの人などau回線だけで通信する場合、月5GBフルで使うと月額2,178円と少しばかり割高になる。そのくせデータ通信は月5GB(+制限通信)しか使えないのでコスパの魅力に欠ける。

楽天回線が使える地域に住んでいる人なら問題ないが、au回線がメインとなる地域に住んでいる人は月3GB以内に抑えた方がよさそうだ。データ利用量は公式アプリ「my 楽天モバイル」のトップ画面から確認できる。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/my-rakuten-mobile/

 

都市部だとau回線(パートナー回線)の提供が終了しつつある

楽天モバイルのパートナー回線ことau回線は、楽天回線が普及した地域から提供が終了となる。2021年5月時点で東京23区などはau回線の提供が終了しており、au回線ではなく楽天回線がつかめるスマホが必要となる。

楽天モバイルのパートナー回線(au回線)が使える地域は以下のau公式サイトで確認できる。

https://www.kddi.com/corporate/kddi/public/roaming/area/

 

MNP転出料は無料だが、契約解除料金が発生する可能性

auはこれまで他社へのMNP転出料として3,300円を徴収していたが、2021年4月よりMNP転出料が撤廃された。

ただ、料金プランの契約解除料金の規定は残っており、更新期間と関係ない時期にMNP転出すると以下の契約解除料金が発生する。

加入プラン契約解除料金(税込)
2年契約N1,100円
2年契約10,450円
1年契約3.300円

 

楽天モバイルの初期費用は無料

ドコモ、au、ソフトバンクでは乗り換え先で3,000円ほどの初期費用(新規契約事務手数料)が発生するのが一般的だ。一方、楽天モバイルは初期費用を完全撤廃しており、一切の初期費用が発生しない

▼ 楽天モバイルの手数料一覧

新規事務手数料0円
最低利用期間なし
違約金(契約解除料金)0円
他社へのMNP転出料金0円

これにくわえて、楽天モバイルは新規契約者のプラン料金を3ヶ月無料にするキャンペーンを展開している。契約月を含めて3ヶ月は無料で使える。キャンペーン期間中の解約による違約金もかからない。

いざ楽天モバイルを試してみて、使い物にならない、調子が悪い場合でも一切の費用がかからず即日で無料で解約できる。お試しには丁度いい。

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auから楽天モバイルに乗り換える手順

手順としてはおおよそ以下のとおり。

  1. auスマホをSIMロック解除する
  2. auでMNP予約番号を発行する
  3. 楽天モバイルに申し込む
  4. 楽天モバイルのSIMカードの到着を待つ
  5. 楽天モバイルのSIMカードで開通手続きを行う
  6. 乗り換え完了でauが自動解約される
 

1. auスマホをSIMロック解除する

先述とおり、auスマホを他社のSIMカードで使う場合にはSIMロック解除が必要だ。SIMロック解除は公式サイト(My au)から行えば無料、auショップ店頭だと3,300円の手数料が発生する。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

なお、楽天モバイルはキャリアサービスとあり、専用のキャリアスマホも取り扱う。すでにiPhoneの取り扱いもあるので、別途スマホを用意するのがめんどうくさい、よくわからない人であれば、楽天モバイル契約時にセット購入してしまってもよさそうだ。

▼ iPhone購入者に2万円分のポイント還元するキャンペーン展開中(2021年5月時点)

楽天モバイルのセット販売スマホを確認する
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2. auでMNP予約番号を発行する

MNP予約番号はauの公式サイト(My au)上から無料で発行できる。電話やauショップでも発行できるが、手間暇を考えると公式サイトから発行した方が早いと思う。

MNP予約番号を発行しただけでは解約されないので安心あれ。auのMNP予約番号の有効期限は15日。有効期限を過ぎると番号が無効になる。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/contract/cancel/

 

3. 楽天モバイルを申し込む

楽天モバイル公式サイトから申し込み。楽天モバイルの開通作業を行うまではau契約が使えるので乗り換えに際しての無契約期間は発生しない。開通作業は任意のタイミングで行える。

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あるいは、楽天モバイルのキャリアショップ(実店舗)でも申し込める。大方のショップであれば即日開通も可能だ。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/shop/

https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/verify/?l-id=support_category_guide

 

4. 楽天モバイルのSIMカードの到着を待つ

入力エラーや繁忙期でもなければ申し込みから数日で届く。いざというときは公式アプリ「my 楽天モバイル」のチャットから問い合わせられるので問題ない。

楽天モバイルの公式アプリ「my 楽天モバイル」は、チャットだけでなく契約情報や申し込み状況の進捗具合がアプリ上で確認できる。楽天モバイルを申し込んだ楽天IDでログインできるので、申し込んだらアプリも準備しておきたい。アプリはiOS、Androidどちらでも利用できる。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/my-rakuten-mobile/

 

5. 楽天モバイルのSIMカードで開通手続きを行う

楽天モバイルのSIMカードが到着したら同梱のスタートガイドを見ながら開通作業を行う。開通作業が完了するとau契約が自動解約となる。

Androidスマホであれば大方SIMカードを入れれば自動でAPN設定が行われる。格安SIMに比べて呆気にとられるまでに簡単な開通作業なので心配する必要はない。

iPhoneに関してもほぼ設定は必要ない。以前はAPN設定なり手動で行う部分があったが、2021年4月の楽天モバイルのiPhone公式対応に伴い、ほぼほぼ設定らしい設定を行う必要がなくなった。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/

 

6. 乗り換え完了でauが自動解約される

楽天モバイルの開通手続きが完了すればauは自動解約となる。別途auショップで手続きする必要はない。

 

もしも楽天モバイルが合わなかったら

楽天モバイルはドコモ、au、ソフトバンクに比べると契約に関する縛りが緩い。もしも楽天モバイルが合わなかったらauに出戻りするくらいの認識でいいと思う

ーーーというのも、楽天モバイルは、最低利用期間、違約金、MNP転出料金が設定されておらず、いざとなれば即日で無料でMNP転出できる。

また、2021年5月時点で契約後3ヶ月間のプラン料金が無料になるキャンペーンが展開しているので、キャンペーン期間中にMNP転出すればコストゼロだ。キャンペーン中のMNPでなんらかの違約金が発生することもない。

つまり、いざauに出戻りしても契約3ヶ月以内なら一切の費用がかからない。auが徴収している初期費用(3,300円)は発生するが、楽天モバイル関連の費用はゼロだ。

auに出戻りする場合、そのままauスマホの持ち込みで契約できるし、なんなら楽天モバイルからのMNP扱いになるのでMNP価格で最新スマホが契約できたりもする。とりあえずで試してみるには、まさにうってつけの環境が揃っている。

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この記事のまとめ

ここまでひととおりまとめてきた。

現役auユーザーであればauスマホそのままで楽天モバイルに乗り換えてしまってもいいと思う。ドコモスマホ、ソフトバンクスマホと異なり、auスマホならパートナー回線のau回線はもちろん楽天回線ともそこまで相性は悪くない。

もしも楽天モバイルと合わなくても即日で無料でauに出戻りできる。携帯料金の節約など考えている人であれば、ぜひ一度楽天モバイルをお試しあれ。

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