【月額2,980円】ドコモ・au・ソフトバンクの新料金プラン(格安ブランド)を徹底比較

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携帯電話業界に2,980円の波が訪れている。

昨年12月に発表されたドコモの新料金プラン「ahamo」(アハモ)を皮切りに、au、ソフトバンクが相次ぎ同様プランを発表。ドコモは月額2,980円auとソフトバンクは月額2,480円で月20GBのデータ通信が使える破格コスパの料金プランとあり、一躍業界に格安ムーブメントが巻き起こった。

この記事ではドコモ、au、ソフトバンクの新料金プランの内容を比較するとともに、それぞれどういった強みを持つのか、どういった人におすすめなのかを解説していく。

携帯電話料金を本気で安くしたい人、格安SIMからの乗り換えを検討している人は記事を参考に実践してみてほしい。

3社の料金プラン&サービス内容を比較

サービス概要

ドコモ「ahamo」(アハモ)

基本料金 月額2,980円(税抜)
公式サイト】【詳しい解説記事
サービス概要
ドコモの新料金プラン「ahamo」。昨年12月に発表、格安競争の先手を打った。実質的にドコモとは別のブランドサービスであり、ドコモのキャリアメールが使えない。

au「povo」(ポヴォ)

基本料金 月額2,480円(税抜)
公式サイト】【詳しい解説記事
サービス概要
au(KDDI)の新ブランド「povo」。「au」「UQmobile」に続く3つ目のサービスブランドとなる。無料通話を別途オプションにすることで3社の中では最安値となる2,480円から提供する。

ソフトバンク「LINEMO」

基本料金 月額2,480円(税抜)
公式サイト】【詳しい解説記事
サービス概要
ソフトバンク子会社「LINEモバイル」をアップグレードした新ブランド。「ソフトバンク」「Y!mobile」に続く3つ目のソフトバンク通信サービスとなる。LINEカウントフリーに対応している。

 

基本料金プラン比較

3社ともに基本料金プランはほぼ同じ内容だ。

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
月額料金(税抜) 2,980円 2,480円
回線ネットワーク ドコモ(4G/5G) au(4G/5G) ソフトバンク(4G/5G)
月間データ容量 20GB
容量超過時の制限速度 最大1Mbps
データ容量追加料金 1GB=500円(税抜)
国際ローミング 対応  対応予定 対応(別途の通信料金発生)
無料通話 1回5分以内の国内通話が無料 なし(別途オプション)
最低利用期間 なし
解約金 なし
MNP転出料 なし ? ?
初期手数料 なし
そのほか テザリング利用料金込み、5G利用料金込み

基本料金プランに関しては3社ともほぼほぼ同じ内容だ。

ただ、国際ローミングの扱いに関しては微妙にスタンスが異なる。ドコモが月20GBのデータ通信分をそのまま国際ローミングに転用できるのに対して、ソフトバンクは月20GBのデータ通信分とは別枠での通信となるのでローミング分の別途通信料金が発生する。

 

無料通話オプション

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
1回5分以内の国内通話し放題(税抜) 標準提供 500円
国内通話し放題(税抜) 1,000円 1,500円

auとソフトバンクは無料通話がオプション扱い。その分、基本料金が500円安くなっているので、オプションを追加してもドコモよりも割高にならず横並びで収まる。

 

データ容量の追加オプション

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
データ容量追加料金(税抜) 1GB=500円
24時間データ使い放題(税抜) なし 24時間=200円 なし

au「povo」は、24時間データ使い放題に対応。申し込みから24時間の間、データ使用量がカウントされなくなる。出先ワークが多い人だったり、スマホ回線を在宅回線として使っている人だったり活用しがいがありそうだ。

 

キャリアメール

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
キャリアメール なし
キャリアメールの有料オプション なし

3社ともにキャリアメールの提供なし。有料オプションによる追加もできない。

今やフリーメール主流の時代だが、それでもキャリアメールでないと登録できないサービスがあったり、ガラケーユーザーにメールが送れなかったりする。そのため、キャリアメールが使えないのは人によっては避けられぬネックとなるだろう。

 

割引など

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
家族割 △(カウントのみ) なし
光回線割 △(ペア設定のみ) なし
そのほか割引など なし

従来の複雑化した割引への自戒を込めてか3社ともに割引は用意せず。翻って月額2,980円(auは2,480円)均一のシンプルな料金プランとなる。

なお、ドコモ「ahamo」のみ既存プランを契約しているドコモユーザーとの間で家族割を組むことができる。ただ、あくまで家族回線としてカウントされるだけであり、割引は適用されない

光回線割もドコモ「ahamo」のみ用意されるが、ペア設定元の名義回線として登録できるだけであり、ドコモ「ahamo」ユーザーへの割引はない。基本的に既存プランを契約している家族ユーザー向けの救済措置となる。

 

通信品質

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
サービス形態 MNO(キャリア・サービス)
回線ネットワーク ドコモ(4G/5G) au(4G/5G) ソフトバンク(4G/5G)
速度制限の可能性 不明 あり

3社ともにメインブランドと同じくMNO(キャリア・サービス)として展開される。

格安SIM(MVNO)とは根本的に異なる。格安SIMはあくまで通信基地の間借りサービスであり、昼間や夕方など通信混雑する時間帯だと通信速度が遅くなる傾向がある。

対してMNO(キャリア・サービス)の場合、自社通信通信と優先的に通信できるので回線品質は高品質だ。24時間いつ何時でも安定した速度で通信できる。

なお、詳細は不明だが、ソフトバンクは時間帯により速度制限(速度制御)を行う旨を公表している。ドコモ、auは非公表。

 

サポート体制

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
サポート体制 専用アプリ(ネット)
実店舗サポート なし

3社とも実店舗サポートを行わず、オンライン専用サービスとして提供される。

 

eSIM対応

  ドコモ「ahamo」 au「povo」 ソフトバンク「LINEMO」
eSIM発行 なし 対応

auとソフトバンクのみeSIM発行に対応。ドコモは「対応を検討中」とのコメントを出している。

eSIMは現行nanoSIMに続く次世代のSIMカード規格。物理的なSIMカードを必要とせず、スマホ上に直接SIMカード情報をインストールしてSIMサービスが利用できる。

まだまだ玄人向けの機能だが、すでにiPhoneやGoogle PixelがeSIM対応しているので、ガチ勢を中心に注目集めること間違いなしだ。

 

ドコモ「ahamo」の独自メリット・デメリット

ドコモ「ahamo」の独自メリット

ドコモ「ahamo」の独自メリットは以下2つ。

  1. 既存ドコモユーザーとの間で「家族割」が組める
  2. 月20GBのデータ通信分を使った海外データローミングに対応

1. 既存ドコモユーザーとの間で「家族割」が組める

ドコモ「ahamo」は既存ドコモユーザーとの間で家族割が組める。家族回線としてカウントされるだけで割引は適用されないが、家族回線が減って既存ドコモユーザーの割引額が減ってしまうことを防げる。

家族間の無料通話に関しても、家族ユーザーから「ahamo」ユーザーに発信する場合のみ通話料が無料になる。「ahamo」ユーザーから家族ユーザーに発信した場合は無料にならないので注意。

いずれも既存ドコモユーザー、家族ユーザーのための救済措置だ。ファミリー世帯から1人2人くらい「ahamo」に抜け駆けしてもトータルコストで損しないようカバーされていて好感が持てる。

2. 月20GB分のデータ通信分を使った海外データローミングに対応

ドコモ「ahamo」に限り、月20GBのデータ通信枠をそのまま使って海外データローミングできる。

ソフトバンクも同様の海外データローミングを提供するが、月20GBのデータ通信枠とは別となるため、別途ローミング料金が発生する。これに比べるとドコモの海外データローミングは非常にお得だ。

 

ドコモ「ahamo」の独自デメリット

ドコモ「ahamo」の独自デメリットは以下1つ。

  1. ドコモユーザーはドコモ契約年数がリセットされる → (改定)契約年数は引き継ぎ

1. ドコモユーザーは契約年数がリセットされる

→ サービス内容改定により契約年数が引き継がれるように

ドコモ「ahamo」はドコモの新料金プランなのだが、事実上の別ブランドとあり、ドコモユーザーが乗り換えた場合にはドコモの契約年数がリセットされる。ドコモの長期割引など適用している人は要注意だ。

 

au「povo」の独自メリット・デメリット

au「povo」の独自メリット

au「povo」の独自メリットは以下3つ。

  1. 3社の中で最も安い月額2,480円から提供
  2. auユーザー、UQmobileユーザーは乗り換え手数料が無料
  3. 24時間のデータ使い放題オプションあり

1. 3社の中で最も安い月額2,480円から提供

au「povo」に限り、無料通話が標準プランに内含されない。もとより通話しない、LINEなどで代替できている人であればデメリットでもなんでもなく、基本料金が安くできて丁度いいだろう。

仮に他社同等の「1回5分以内の国内通話無料」オプションを付けたとしても月額2,980円、「国内通話し放題」オプションを付けても月額3,980円と他社と横並びなので損はない。

2. auユーザー、UQmobileユーザーは乗り換え手数料が無料

auグループ(KDDIグループ)が運営する「au」「UQmobile」から乗り換える場合、違約金やMNP転出料を含めた各種手数料が免除される。なお、逆もしかりなので、将来的に出戻りする場合でも費用負担はない。

3. 24時間のデータ使い放題オプションあり

1回200円(税抜)で申し込み可能。申し込みから24時間の間、データ使用量がカウントされなくなる。出先ワークでがっつり5Gなり4Gなりデータ通信を使いたい、テザリングしたいときに使えば非常にコスパよく活用できる。

 

au「povo」の独自デメリット

au「povo」の独自デメリットは以下3つ。

  1. auユーザーは契約年数がリセットされる
  2. auユーザーとの間で「家族割」が組めず
  3. 5G解禁は2021年夏頃からと少し遅め

1. auユーザーは契約年数がリセットされる

au「povo」は、あくまで「au」とは別のサービスブランドとなる。auユーザーが乗り換えた場合、auでの契約年数がリセットされるのでauの長期優待など活用している人は注意すべきだ。

2. auユーザーとの間で「家族割」が組めず

au「povo」は家族割を提供しておらず、既存のauプランを契約しているauユーザーとの間で家族割が組めない。au「povo」は基本的にシングルユーザー向けであり、ファミリー世帯だと「au」の家族割を活用した方がコスパがよかったりする。

3. 5G解禁は2021年夏頃からと少し遅め

au「povo」は5G通信も利用できるが、5Gへの対応時期は2021年夏頃としており、しばらくお預けだ。

 

ソフトバンク「LINEMO」の独自メリット・デメリット

ソフトバンク「LINEMO」の独自メリット

ソフトバンク「LINEMO」の独自メリットは以下3つ。

  1. LINEカウントフリー
  2. LINEスタンプが使い放題
  3. ソフトバンクユーザー、Y!mobileユーザーは乗り換え手数料が無料

1. LINEカウントフリー

LINEアプリを使った通信量の一切がデータ使用量から除外される特典あり。LINE通話やビデオ通話も無料になるので見せかけではない、意外と実用性があるカウントフリーだ。

2. LINEスタンプが使い放題

2021年夏頃より提供予定。LINEスタンプが使い放題になる「LINEスタンダードプレミアム」アカウントを追加料金なしで利用できる。

3. ソフトバンクユーザー、Y!mobileユーザーは乗り換え手数料が無料

ソフトバンクの通信サービスである「ソフトバンク」「Y!mobile」から乗り換える場合は、契約解除料やMNP転出料など各種手数料が免除される

 

ソフトバンク「LINEMO」の独自デメリット

ソフトバンク「LINEMO」の独自デメリットは以下2つ。

  1. ソフトバンクとは完全に別ブランド扱い
  2. 「家族割」の提供なし

1. ソフトバンクとは完全に別ブランド扱い

LINEMOは、「ソフトバンク」「Y!mobile」に続く3つ目のサービスブランドとして展開される。それぞれ別のサービスブランドとなるため、ブランド間を超えて「家族割」を適用したり、契約年数を累積することはできない。

2. 「家族割」の提供なし

LINEMOは家族割を提供しておらず、家族で乗り換えてもあまり旨味がない。家族で乗り換えるのであれば、家族割を提供している「Y!mobile」の方がお得に使える。

 

それぞれおすすめする人、乗り換えるべき人の特徴は

3社に共通する前提条件

  • トラブルの際に実店舗サポートを必要とせず、ネットサポートで対処できる人

まず前提として、3社とも実店舗サポートを行わないオンライン専用サービスとなるため、ネット上での各種手続きに慣れた人が乗り換えるべきだ。

従来から格安SIMを使ってきた人なら問題ないと思うが、キャリアショップに頼りきりだったドコモ、au、ソフトバンクユーザーだと、いざネットサポートだけでは辛いかもしれない。

 

ドコモ「ahamo」をおすすめする人

  • ファミリー世帯の回線として安く使いたい人
  • ドコモ回線の格安SIMを使ってきた人

ファミリー世帯の回線として安く使いたい人

ドコモ「ahamo」は限定的だが家族割が適用できるので、ファミリー世帯から1人2人だけ抜け駆けして使うのも十分に現実的だ。奥さんだけ、子供だけ「ahamo」にすれば節約できる。

既存ドコモユーザーが「ahamo」に乗り換えても家族回線としてカウントされるので、既存ドコモユーザーの家族割引額をキープしつつ、トータルコストで安くできる。

ドコモ回線の格安SIMを使ってきた人

ドコモ「ahamo」は、ドコモ回線を使った格安SIM(ドコモ系格安SIM)の実質的な上位互換と言えるサービスであり、従来からの格安SIMユーザーにおすすめだ。

MNOポジションで運用される自称”格安SIM”に、これまでau回線ならUQmobile、ソフトバンク回線ならY!mobileが存在したが、ドコモ回線に限れば不在だった。そのため、高品質なドコモ回線の格安SIMを探していた人には丁度いいサービスだと思う。

ドコモ「ahamo」を公式サイトで確認する
[ドコモ「ahamo」の公式サイトを開きます]

 

au「povo」をおすすめする人

  • そこまで通話しない人
  • 月20GB〜30GB程度のデータ容量を安く使いたい人

そこまで通話しない人

au「povo」は無料通話なしで月額2,480円と3社の中では最も安く提供される。

そこまで通話しない人、LINEなど通話アプリで代替できている人であれば、無料通話なしがデメリットになることはないだろう。むしろ無料通話分の基本料金を安くできてよい。

月20GB〜30GB程度のデータ容量を安く使いたい人

au「povo」のみが提供している「24時間データ使い放題」オプションも魅力の一つだ。

1回200円で申し込めるので、月10日使っても2,000円で済む。基本料金2,480円と合わせても4,480円とほぼ格安SIMの料金ままだ。月20GBのデータ容量では足りなさそうだが、一方で大手キャリアの月30GB〜プランは高いと感じている人に丁度いい

au「povo」を公式サイトで確認する
[au「povo」の公式サイトを開きます]

 

ソフトバンク「LINEMO」をおすすめする人

  • LINEカウントフリーをフル活用できる人
  • 実店舗サポートが必要ないY!mobileユーザー

LINEカウントフリーをフル活用できる人

「LINEMO」の最たる魅力がLINEカウントフリーだ。トーク程度ではさして旨味がないが、ビデオ通話などヘビーユースしている人であれば重々にLINEカウントフリーがセールスポイントとなる。

実店舗サポートが必要ないY!mobileユーザー

これまで高品質な格安SIMとしてY!mobileを使ってきた人であれば「LINEMO」に乗り換えてもよさそうだ。

「LINEMO」は実店舗サポートがない代わりにY!mobile以上のコスパを実現している。Y!mobileと同じくMNO(キャリア)サービスとなるため、通信品質も変わらない。ーーーとなると、実店舗サポートが必要ない人なら、あえてY!mobileを契約し続ける理由が特にないと言うのが正直なところだ。

LINEMOを公式サイトで確認する
[LINEMOの公式サイトを開きます]

 

この記事のまとめ

ドコモ、au、ソフトバンクが手がける新料金プラン(格安ブランド)を比較した。

いずれも実店舗サポートがなく、従来の格安SIMユーザーを狙い撃ちしたようなサービス内容だ。UQmobileやY!mobileなどサブブランドに比べてコスパよく、格安SIMに比べて高品質な回線が利用できるので文句らしい文句はない。

大手キャリアからの乗り換えだとサポート体制に不安を覚えそうだが、格安SIMと違って大手キャリアが直々に運営しているサービスなので、そこらの信用担保を鑑みて挑戦してみてもいいかもしれない。

すっかり高止まりした携帯電話料金だが、こうした格安ブランドを上手く活用して携帯電話料金の節約に役立てたいところだ。

3社の公式サイトまとめ(いずれもサービス開始は2021年3月より)

 

3社の新料金プランについて詳しく

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